JPS6230108A - 架橋共重合体及びそれを母体とするイオン交換樹脂の製造方法 - Google Patents

架橋共重合体及びそれを母体とするイオン交換樹脂の製造方法

Info

Publication number
JPS6230108A
JPS6230108A JP60169543A JP16954385A JPS6230108A JP S6230108 A JPS6230108 A JP S6230108A JP 60169543 A JP60169543 A JP 60169543A JP 16954385 A JP16954385 A JP 16954385A JP S6230108 A JPS6230108 A JP S6230108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monomer
ion exchange
copolymer
aromatic monomer
monovinyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60169543A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0667990B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kanbara
蒲原 弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Organic Chemical Industries Inc
Original Assignee
Tokyo Organic Chemical Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Organic Chemical Industries Inc filed Critical Tokyo Organic Chemical Industries Inc
Priority to JP60169543A priority Critical patent/JPH0667990B2/ja
Publication of JPS6230108A publication Critical patent/JPS6230108A/ja
Publication of JPH0667990B2 publication Critical patent/JPH0667990B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はイオン交換樹脂の母体、吸着剤等として用いら
れる架橋共重合体及びこれを母体とするイオン交換樹脂
の製造方法に関するものである。
[従来の技術1 ポリビニル芳香族モノマ−1例えばジビニルベンゼンに
より架橋されたモノビニル芳香族モノマーの重合体、例
えばポリスチレンからなる架橋共重合体はイオン交換樹
脂の母体や、吸着剤等として広く利用されている。
最も一般的なスチレンとジビニルベンゼンとの共重合体
の製造方法としては、これら七ツマ−を重合開始剤等と
の存在下で、水性媒質中で懸濁重合すれば、粒状の架橋
共重合体か得られる。これらは均質な無色透明な粒状体
で必り、はぼ均71な高分子相からなっていることから
、一般にゲル型と称せられる。この共重合体は、三次元
網目構造を持ら、ジビニルベンゼンの含量を変えること
によりその網目の大きさを変えることかできるだけでお
り、孔は存在しないと言われている。
これら共重合体に、イオン交換樹脂としての官能基を導
入してイオン交換樹脂とする場合、これらの反応は著し
く苛酷な条件で行なうために共重合体の強度等の物理性
が問われることか多い。その改善のために、これら七ツ
マー中に、例えばアク1ノロニトリル、メタク1ノル酸
エステル等を加えて共重合体ビーズを製造している。
これらゲル型共重合体と異なった物性を有する多孔性共
重合体を製造する方法が種々知られている。
例えばスチレンとジビニルベンゼンの単量体混合物に、
これらの七ツマ−とは共重合しない各種有機液体を、そ
の重合系中に添加し、重合中又は後に、その系よりこれ
ら液体を除去し、架橋共重合体を生成するもので、一般
に外観は白濁した粒子状で、粒子内部に細孔を有し、前
記ゲル型とは極めて異なった物理的特性を持っている。
その典型的な例として、スチレン−ジビニルベンゼン系
に、沈澱剤と称せられる相分離作用を示す有機液体を加
えて重合する方法、特公昭37−13792号公報か知
られている。
この沈澱剤とは、水に対して実質的に不溶又は難溶性で
必り、モノマーに対して溶解するが、生成共重合体に対
して膨潤しない有機溶媒で必る。
この方法により製造される共重合体は、前)ボのゲル型
共重合体にはみられない気孔、大きな表面積等を持って
いて、これは、マクロレテイキュラ−(Macrore
t i cu I ar)又はMR型型土重合体称せら
れている。
このMR溝構造有する共重合体は、ゲルポロシテーを有
するがミクロボアー(Hicropore)を持たない
部分と非ゲル多孔度即ち真のポロシテー(Macro 
porocity)を持っている部分からなるもので、
これは微細なゲル粒子の集塊の間に生ずる孔(Hacr
opore)によって非ゲル多孔度が生じたものと言わ
れている。参考までに、この共重合過程を述べると、 1)微小球の生成(ゲル構造の微小球体の形成)2)微
小球の凝集(微小球か凝集し、真の孔の形成) 3)ビーズ内の集1511の固体化(重合系より希釈剤
か除去され、均一なMR@造を持つ共重合体の形成) の三段階を経て生成すると一般に説明されている。
この場合に、微小球中にはミクロポアー(Micr。
pore)がないために、この共重合体を母体とするイ
オン交換樹脂は、特に陰イオン交換樹脂等とした時に、
イオンの拡散が遅いためにイオン交換速度か遅かったり
、物理的強度に難点を示す。
これに対しMRR造体において、ゲル化部がミクロポア
ー(Hicro pore)を有する共重合体の製造方
法が知られている。この方法は、特開昭46−5610
号公報に開示され、’1%体七ツマーに前述のごとき沈
澱剤及び水に不溶又は難溶性て、モノマーに溶解し、且
つ生成共重合体に膨潤する性質を有する有機溶媒(膨潤
剤)を共存せしめ、懸濁重合し重合後、これら希釈剤を
除去して生成する。
この場合、希釈剤としての沈澱剤及び膨潤剤の有機溶媒
の使用量は七ツマー吊に対し、1〜3倍量の多量の使用
になり回収上の問題点が生じる。
[発明が解決しようとする問題点コ 従って、スチレンの如きモノビニル芳香族モノマーとジ
ビニルベンゼンの如きポリビニル芳@族モノマーからな
るMR溝構造有する共重合体に必って、ゲル化部がミク
ロボアーを持つ効率的な共重合法の開発が望まれている
[問題点を解決するための手段] 本発明は、MR溝構造共重合体を製造するに当って、ス
チレンの如きモノビニル芳@族モノマーとジビニルベン
ゼンの如きポリビニル芳@族モノマーの混合モノマー中
に、極性モノマーとしてのモノビニル脂肪族モノマーを
加え、これにいわゆる沈澱剤と称する実質的に水に不溶
又は難溶性て、モノマー混合液に溶媒として作用し、且
つ生成共重合体を膨潤しない性質を有する有機液体の共
存下に懸濁重合し架橋共重合体及びこれを母体とするイ
オン交換樹脂を製造する方法に係るものである。
生成せる架橋共重合体は、従来のスチレン−ジビニルベ
ンゼンのMR型@造の共重合体にはないミクロポアーを
有するものでおる。従って物理的強度か改善されている
ものが作られる。
また製造上添加する有機溶媒が軽減され、回収操作も単
一な溶媒の回収ができるので容易にその操作か出来る。
次に本発明の実施態様を詳細に説明する。
本発明の方法を実施するにあたり、原料として使用され
るモノビニル芳香成モノマーは、スチレン、メチルスチ
レン、クロロスチレン、クロロメチルスチレン、エチル
スチレン等が挙げられ適宜選択される。
次に本発明で述べられる極性モノマーとしては、七ノビ
ニル脂肪族モノマーか用いられ具体的1こは、アクリロ
ニ1ヘリル、メタアクリロニ1〜リル、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル駿ブチル、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、
アクリル酸、メタクリル酸等が挙げられ適宜選択できる
。このモノビニル脂肪族モノマーは、全七ツマー成分に
対して、0.5%〜20%、最適には1%〜15%程度
でおる。
次に架橋剤としてのポリビニル芳香族モノマーは、その
代表例としては、ジビニルベンゼンか挙げられ、他にジ
ビニルトルエン、ジビニルナフタレン、ジヒニルキシレ
ン、トリヒニルベンゼン等が使用でき、これらはジビニ
ルベンゼンと同様のの作用を示すもので好ましいもので
おる。この架橋剤の所望される使用量は、全モノマー、
即ちモノビニル芳香成モノマー、モノビニル脂肪族モノ
マー及び架橋剤に対して0.5〜50%であり、所望の
共重合体の性質に応じてその量を変化せしめることがで
きる。特にイオン交換樹脂の母体とする場合には、1〜
30%の範囲で用いるのが好ましい。
更には合成吸着剤として、この共重合体を使用する場合
におっては50〜80%程度使用してもよい。 本発明
の共重合体に最も著しく性質を与える添加剤でおる沈澱
剤としては、脂肪族炭化水素、シクロ脂肪族炭化水素又
はこれらのアルコールでおり、具体的には、ブタン、ヘ
キサン、ヘプタン、ドデカン、イソオクタン、シクロヘ
キサン、シクロペンタン、アミルアルコール、ヘキサノ
ール、デカノール、ドデカノール、シクロヘキサノール
等が選択できる。
これらの沈澱剤の使用量は共重合体に相分離作用を与え
るに充分たる量存在させることが重要である。一般に沈
澱剤の使用量は全モノマー及び沈澱剤の総最に対して2
5〜60%であり、最も好ましい沈澱剤であるメチルイ
ソブチルカルビノールの場合には25〜50%の使用で
、その目的を達成することができる。
本発明は上記の七ツマー混合物を沈澱剤の共存下に公知
の懸濁重合によって成し遂げられる。
即ち七ツマー混合物を沈澱剤の他に任意の添加剤及び分
散剤又は懸濁剤等に添加することによって行なわれる。
例えば水性媒質の場合にも、スチレン−無水マレイン酸
共重合体のアンモニウム塩、カルホキジメチルセルロー
ス、ベントナイト、ポリビニルイミダシリン、ポリ(ジ
アリルメチルアンモニウムクロライド)等を含有する懸
濁媒質中に添加することにより行なわれ、この分散剤等
はO,QC)1〜5%、好ましくは0.01〜1%使用
される。
また重合工程中には、特定の作用を示す添加剤等が使用
され、例えば懸濁安定剤としてゼラチンや珪酸マグネシ
ウム等がその使用目的に応じて添加される。
本発明の重合を促進するに当っては、反応開始剤として
作用する遊離基を与える適当な触媒としては過酸化ベン
ゾイル、第3@ブチルヒドロキシパーオキサイド、過酸
化クメン、過酸化ラウロイル、過酸化メチルエチルケト
ン、第3級−ブチルパーフタレイト、シーtel゛t−
ブチルパーオキサイド、カブロイルパーオギナイト等や
更にアゾイソブチロニ1〜リル、アゾイソブチルアミド
、2.2′−アゾビス(2,4−ジメチルマレロニ1〜
リル)、アゾビス(α−ジメチルバレロニトリル)、ア
ゾビス(α−メチルブチロニトリル)等のアゾ触媒も使
用可能で必り、これらの二種以上の組合せからなるもの
を触媒として使用することも可nヒで必る。
その触媒量は、七ツマー混合物に対して0.01〜10
%て必る。この重合反応は、開始剤の分散温度以上でお
ればよく、通常、常圧下では60〜90℃で行なわれる
かくて得られる共重合体は、各種の吸着剤やイオン交換
(嗣脂の母体として特に有用でおる。イオン交換樹脂を
製造するには、公知の方法に従って官能基を導入すれば
、目的とするイオン交換樹脂を得ることができる。
例えば硫酸、クロルスルホン酸、三酸化硫黄等てスルホ
ン化すれば陽イオン交換樹脂とすることかてき、またク
ロロメチルエーテル、又は塩酸、メタノール及びホルマ
リン等てこの共重合体をハロアルキル化し、次いてアミ
ン化すれば陰イオン交換樹脂を得る。このアミン化の際
、トリメチルアミン、ジメチルエタノールアミン等の如
き第3級アミンを使用すれば、強塩基性陰イオン交換樹
脂を、ジメチルアミン、モノメチルエタノールアミン、
モノメチルアミン、ポリアルキレンポリアミン、等を使
用すれば弱塩基性陰イオン交換樹脂を得ることができる
[実施例] 実施例1 スチレン 248.6!7、工業用ジビニルペン巴ン(
純度58.7%>  27.49、メチルメタクリレー
ト 243、沈澱剤としてのメチルイソブチルカルビノ
ール ドロパーオキサイド 3.87からなる均一混合溶液を
水 800d中にポリ(ジアリルジメチルアンモニウム
クロライド)分散剤 20g、ホウ酸 39、ゼラチン
 27及び10%水酸化ナトリウム 213が添加され
、充分に撹拌された水性相に添加した。この混合液を撹
拌し80’Cて約7、5時間重合した。次いで不活性溶
媒は水蒸気蒸溜によって回収した。得られたビーズは水
洗後、約110°Cで送風乾燥器で乾燥し、それは白色
不透明な共重合体でおった。
生成したビーズの収量は2713で必った。この共重合
体の細孔容積は0.625CC/gでおった。
比較例 スチレン 272.6!l?、工業用ジビニルベンゼン
(純度58.7%)  27.4s、メチルイソブチル
カルビノール 2567及び過酸化ベンジノ゛, 27
1ら1;り・屹−9ぎ合名iぐを実胃めビと下様の操作
で重合した。この共重合体の細孔d偵は1、781cc
/yであった。
実施例2 スチレン 259. ]9、工業用ジビニルベンゼン(
糸Φ度58.7%)  27.1;メチルメタクリレー
ト 13.5G、)沈澱剤としてのメチルイソブチルカ
ルビノール ドロパーオキサイド 1.53及び過酸化ベンゾイル 
2Jからなる均一混合溶液を、水800/nl中にポリ
(ジアリルジメチルアンモニウムクロライド)分散剤 
20s、ホウM  3y、ゼラチン2J、及び10%水
酸化ナトリウム 21gか添加され、充分に撹拌された
水性相に添加した。
この混合液を撹拌し、70〜75°Cで6時間、82°
Cで2時間重合した。反応終了後、不活性溶媒は水蒸気
蒸溜によって回収した。得られたビーズは水洗後、約1
10°Cで送風乾燥器て乾燥し、これは白色不透明な共
重合体であった。
生成したビーズの収量は2709で必った。こ二#重合
/i二組孔谷櫃,;ニー−+EHH  3でyっだ。
実施例3 スチレン 268.1σ、工業用ジヒニルベンゼン(糸
中度58.7%>  27.4SJ、アクリロニトリル
 4.59、メチルイソブチルカルビノール 2559
とt−プチルヒドロバーオキサイド1.59からなる均
一混合溶液を、水550彪中にポリ(ジアリルジメチル
アンモニウムクロライド) 23J、ホウ酸 3g、ゼ
ラチン 1.73及び10%水酸化ナトリウム 17.
59が添加され、充分に撹拌された水性相に添加した。
この混合液を撹拌し、60’Cて2時間、70°Cで4
時間次いで80’Cで約2時間重合した。
反応終了後、不活性溶媒は水蒸気蒸溜によって回収した
。得られたビーズは水洗後約100〜110°Cて送風
乾燥器で乾燥すると、これは白色不透明な共重合体が得
られた。生成ビーズは2677でめった。この共重合体
の細孔容積は0.732  CC/9でおった。
実施例4 スチレン 24.3.8y、工業用ジビニルベンゼン(
純度58.7%>32.2g、エチルアクリレート 2
49、イソオクタン 2909及び過酸化ベンゾイル 
2.59からなる均一混合溶液を、水800d中にポリ
(ジアルキルジメチルアンモニウムクロライド)分散剤
 209、ホウ酸 33、ゼラチン 33及び10%水
酸化ナトリウム 223か添加され、充分に撹拌された
水性相に添加した。
この混合液を撹拌し、80°Cて約8時間重合反応を行
なった。次いで反応終了後不活性溶媒を回収し、得られ
たビーズは水洗後、約100〜110′Gで乾燥した。
これは白色不透明でおり、収量は2699で必った。細
孔容積は1.067CC/ gで市った。
実施例5 実施例1〜4で製造した共重合体の孔径分布を調査した
。ポロシメーター(アミンコ・モデル2000型)を使
用して測定し、これより次表の結果を(qだ。
□ □□□□く ■ □□畷 ※ カッコ内はパーセントく%)を示す。
実施例6 実施例1〜4で得られた共重合体1069に、クロロメ
チルエーテル3209とエチレンジクロライド240!
?を加えて室温で1時間撹拌し、無水塩化アルミニウム
1283を25°C以下で1時間かけて加え、30’C
で6時間反応させた。クロロメチル化反応終了後反応混
合物を冷却して水を加え、クロロメチル化ビーズを水洗
した。
次いで水中で水酸化ナトリウムで水和し、水蒸気蒸溜を
行なった。生成したクロロメチル化ビーズに水を加え、
冷却下50%水酸化ナトリウム水溶液2563及び50
%ジメチルアミン水溶液160rd!を徐々に滴下し、
終了後1時間撹拌し、その後4時間50〜60’Cに保
ち反応を行なった。
反応終了後、充分に水洗して弱塩基性交換樹脂を得た。
なお実施例1は出発共重合体85yを使用し、同様の操
作を行なった。比較例の共重合体も同様の操作を行なっ
た。
その性状は次表の通りでおる。
(A>次に上記の弱塩基陰イオン交換樹脂について物理
的性状を調べた。
各サンプル!M!を300dのフラスコ中に入れ、10
%酢酸を加え横型(辰盪器に15分間かけ次いで水洗扱
水した後4%苛性ソーダを加え同様に振盪器に15分間
かけ水洗扱水した。
この操作を1サイクルとし、4サイクルの試験を行なっ
た。そして完全球と不完全球の割合を即ち完全球含有率
(whole bead content)を調査した
結果を下表に示す。
この様な苛酷な条件で試験を行なっても、本発明の共重
合体から製造されるイオン交換樹脂は極めて物理性に冨
んでいることが判明した。
測定はJohn chati l Ion & 5on
s製のchat i l l on’resterによ
った。20〜30メツシユの水膨潤樹脂1個をガラス板
上に置き上方よりピストンがモーターにより一定速度で
下がることによって潰す方法でおる。本発明の押し潰し
強度は20個の平均とした。
[弁明の効果] 本発明の製造方法で冑られる共重合体は、通常の沈澱剤
を使用したスチレン−ジビニルベンゼンのMR型構造の
共重合体に比較して孔径が小さい方に分布するために物
理的強度が改善され、イオン交換樹脂として使用した時
に物理的強度が増し、またイオンの拡散が速くなるので
、イオン交換速度が改善される等の効果を示り。
また沈澱剤と膨■剤を希釈剤として使用するMR溝構造
共重合体の製造方法に比較してその溶媒使用量か軽減さ
れるし、また単溶媒の使用でその回収作業が容易に行な
えるものである。
また本発明で得られるイオン交換樹脂は種々の応用分野
で使用され、従来のイオン交換樹脂に比べてすぐれた効
果を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリビニル芳香族モノマーにより架橋されたモノビ
    ニル芳香族モノマーの重合体を製造するに当って、モノ
    ビニル芳香族モノマー及びポリビニル芳香族モノマーと
    の単量体混合物に、極性モノマーとしてのモノビニル脂
    肪族モノマーを添加し、更に単量体混合物の溶剤として
    作用し、実質的に水に不溶又は難溶性であって、且つ生
    成共重合体を膨潤させない有機液体の共存下で懸濁重合
    することを特徴とする架橋共重合体の製造方法。 2、ポリビニル芳香族モノマーにより架橋されたモノビ
    ニル芳香族モノマーの重合体を製造し、次いでこれにイ
    オン交換基を導入してイオン交換樹脂を製造するに当つ
    て、モノビニル芳香族モノマー及びポリビニル芳香族モ
    ノマーとの単量体混合物に、極性モノマーとしてのモノ
    ビニル脂肪族モノマーを添加し、更に単量体混合物の溶
    剤として作用し、実質的に水に不溶又は難溶性であって
    、且つ生成共重合体を膨潤させない有機液体の共存下で
    懸濁重合し生成せる架橋共重合体にイオン交換基を導入
    することを特徴とするイオン交換樹脂の製造方法。
JP60169543A 1985-07-31 1985-07-31 架橋共重合体及びそれを母体とするイオン交換樹脂の製造方法 Expired - Lifetime JPH0667990B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60169543A JPH0667990B2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31 架橋共重合体及びそれを母体とするイオン交換樹脂の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60169543A JPH0667990B2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31 架橋共重合体及びそれを母体とするイオン交換樹脂の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6230108A true JPS6230108A (ja) 1987-02-09
JPH0667990B2 JPH0667990B2 (ja) 1994-08-31

Family

ID=15888429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60169543A Expired - Lifetime JPH0667990B2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31 架橋共重合体及びそれを母体とするイオン交換樹脂の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0667990B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04314704A (ja) * 1991-02-01 1992-11-05 Kao Corp 架橋重合体微粒子の製造方法
JP2010138344A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Kao Corp 多孔性ポリマー粒子の製造方法
CN102662163A (zh) * 2012-05-28 2012-09-12 中国电子科技集团公司第二十二研究所 一种基于微处理器arm的数字控制装置及雷达有源校准器
CN112142898A (zh) * 2020-09-11 2020-12-29 河北利江生物科技有限公司 一种高强度和大吸附量苯乙烯系离子交换树脂的合成方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04314704A (ja) * 1991-02-01 1992-11-05 Kao Corp 架橋重合体微粒子の製造方法
JP2010138344A (ja) * 2008-12-15 2010-06-24 Kao Corp 多孔性ポリマー粒子の製造方法
CN102662163A (zh) * 2012-05-28 2012-09-12 中国电子科技集团公司第二十二研究所 一种基于微处理器arm的数字控制装置及雷达有源校准器
CN112142898A (zh) * 2020-09-11 2020-12-29 河北利江生物科技有限公司 一种高强度和大吸附量苯乙烯系离子交换树脂的合成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0667990B2 (ja) 1994-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0646142B1 (en) An adiabatic process for the preparation of ion exchange and adsorbent copolymers
US3637535A (en) Anion exchanger with sponge structure
US4256840A (en) Macroreticular cation exchange beads and preparation of same
US4382124A (en) Process for preparing macroreticular resins, copolymers and products of said process
US6323249B1 (en) Macroporous resins having large pores but with high crush strength
US3418262A (en) Preparation of macroporous ion exchange resins
US4221871A (en) Reticular crosslinked monovinylidene N-heterocyclic copolymer
KR100286528B1 (ko) 교차 결합된 메타크릴산 무수물 공중합체들
JP4799831B2 (ja) 多孔質樹脂の製造方法
JP3158186B2 (ja) アルキル基含有多孔質樹脂、その製造方法及びその用途
MXPA02006466A (es) Metodo para preparar resinas de intercambio de anion.
US3716482A (en) Anion exchanger with sponge structure and process of using same
JP2001213920A (ja) 不飽和脂肪族ニトリルに基づく架橋したイオン交換体の製造方法
JPS6230108A (ja) 架橋共重合体及びそれを母体とするイオン交換樹脂の製造方法
Liu et al. Research progress in macroporous styrene-divinylbenzene co-polymer microspheres
US3791999A (en) Process for preparing a cross-linked porous copolymer
US2678306A (en) Carboxtsulfonic cation-exchange
EP0135292A1 (en) A method of preparing a highly porous resin
US7238762B2 (en) Weakly acidic cation exchangers
Luz et al. The influence of the diluent system on the porous structure formation of copolymers based on 2-vinylpyridine and divinylbenzene-diluent system: I. n-Heptane/diethylphthalate
JPH11179218A (ja) イオン交換樹脂
JPH1028879A (ja) 水洗性の改良されたイオン交換樹脂ならびにその製造方法
JPH04292602A (ja) 表面多孔型の架橋共重合体ビーズの製造方法
EP0045824A1 (en) Ion exchange material, its preparation and use
JPS588701A (ja) 多孔性イオン交換樹脂の製造方法