JPS6230040Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6230040Y2
JPS6230040Y2 JP19706882U JP19706882U JPS6230040Y2 JP S6230040 Y2 JPS6230040 Y2 JP S6230040Y2 JP 19706882 U JP19706882 U JP 19706882U JP 19706882 U JP19706882 U JP 19706882U JP S6230040 Y2 JPS6230040 Y2 JP S6230040Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
data
musical
music
musical score
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19706882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59106159U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19706882U priority Critical patent/JPS59106159U/ja
Publication of JPS59106159U publication Critical patent/JPS59106159U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6230040Y2 publication Critical patent/JPS6230040Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、一部に自動演奏用データが記録さ
れる自動演奏用楽譜に関し、楽譜本体を折り曲げ
可能なシートで構成したことにより見やすい譜面
が得られるようにしたものである。
従来提案されている自動演奏用楽譜としては、
第1図に示すように楽譜本体10を折り曲げ不能
なシートで構成し、このシートの表面に、音楽記
号法にしたがつて楽曲を記載すると共にデータ記
録用の磁気テープ12を貼付したものがあるが、
これには、次のような欠点があつた。
(1) 持ち運びの便を考慮すると、シートの大きさ
に限度があり、長い楽曲を印刷できないか又は
印刷できても細かい印刷になり見にくい。
(2) シートの大きさに限度があるので、シートに
貼付可能な磁気テープの長さにも限度があり、
記録可能なデータ量が制限される。この場合、
記録可能なデータ量を増大させるために磁気テ
ープの本数を増加することも考えられるが、こ
のようにすると、各磁気テープの貼付にあたつ
て楽曲印刷部の面積を減らさない工夫が必要で
あり、また各磁気テープ毎にデータ書込・読取
操作をするのは煩雑である。
この考案の目的は、上記のような欠点を解消し
た新規な自動演奏用楽譜を提供することにある。
この考案の1つの特徴は、所定の折り曲げ線に
沿つて折り曲げ可能なシートで楽譜本体を構成し
たことである。このようにすると、シートを大き
くしても折り曲げれば簡単に持ち運びができる。
また、シートサイズを大きくできるので、長い楽
曲であつても印刷等で見やすく記載できると共
に、磁気テープ等の記録媒体を長くして記録可能
なデータ量を増大させることができる。
以下、添付図面に示す実施例についてこの考案
を詳述する。
第2図は、この考案の一実施例による自動演奏
用楽譜20Aを示すもので、楽譜本体20は第3
図に示すように折り曲げ線A−A′に沿つて折り
曲げ可能な紙又はプラスチツクのシートからなつ
ている。
楽譜本体20を構成するシートの表面には、音
楽記号法にしたがつて楽曲が記載された楽曲記載
部が設けられており、この楽曲記載部は折り曲げ
線A−A′の右と左に分かれている。
折り曲げ線A−A′の右側のシート表面には、
楽曲演奏上のアドバイスや注意事項を記載したコ
メント記載部22が設けられている。
シートの下端近傍の余白部には、折り曲げ線A
−A′を横切るように細長いデータ記録部24が
設けられ、このデータ記録部24は、一例とし
て、シート表面に貼付された磁気テープによつて
構成されている。データ記録部24を構成する磁
気テープには、シート表面の楽曲の自動演奏を可
能にする演奏データが磁気的に記録される。
データ記録部24が折り曲げ線A−A′と交差
する部分には、第4図及び第5図に詳細に示すよ
うに読取ヘツド28が落ち込まない程度の大きさ
の透孔26が線A−A′に沿つて細長くのびるよ
うな形状で設けられている。この透孔26を形成
するには、シートに磁気テープを貼付してから所
定の形状に打抜く方法を採用することができる。
透孔26を設けないと、シートの折り曲げに伴
つてデータ記録部の一部が若干突出して読取ヘツ
ドとシートとの相対的移動を妨げ、データ読取時
に読取エラーを生ずることがあるが、透孔26を
設けると、このような不都合を解消することがで
き、データの書込・読取操作を円滑に行なえる。
上記実施例の自動演奏用楽譜は2つに折りたた
むことができるので、開いたときに従来と同一サ
イズのものでも閉じたときは半分の大きさにな
り、持ち運びや格納に非常に便利なものである。
また、閉じたときの楽譜サイズを従来と同一にす
るものとすれば、楽曲記載部の面積及びデータ記
録量をいずれも従来の約2倍に増大させることが
できる。
第6図は、この考案の他の実施例を示すもの
で、透孔26を菱形に形成したことを特徴とする
ものである。このようにすると、読取ヘツドと磁
気テープとの相対移動の際、ヘツドはテープの切
り口と常に斜めにあたるため、ヘツドのシヨツク
が少なくなると共にテープの破損も少なくなる効
果がある。
第7図は、この考案の更に他の実施例を示すも
ので、前述の透孔26の代りに切欠部30を設け
たことを特徴とするものである。切欠部30はシ
ートに磁気テープを貼付した後形成することがで
き、それによつて前述の透孔26と同様な読取エ
ラー防止効果が得られる。
第8図及び第9図は、この考案の更に他の実施
例を示すもので、前述の透孔26を設ける代りに
シート裏面を部分的にへこませて薄肉部32を形
成したことを特徴とするものである。シート裏面
を部分的にへこませる作業はシートを楽譜サイズ
に合わせて打抜くのと同時、あるいはその前又は
後のいずれでもよく、このようにして薄肉部32
を形成した後シート表面に磁気テープを貼付す
る。薄肉部32を設けた場合にもシートの折り曲
げに伴うデータ記録部24の部分的突出を抑制す
ることができ、前述したと同様の読取エラー防止
効果が得られる。
第10図は、上記したこの考案の自動演奏用楽
譜を利用して自動演奏を行なうことのできる電子
楽器を示すもので、楽器本体40には鍵盤42、
スピーカ44、音色セレクトスイツチ46、モー
ドセレクトスイツチ48及び後述の電気回路部な
どが設けられている。
また、楽器本体40の上部には、前述したよう
な折り曲げ可能な自動演奏用楽譜20Aを矢印S
のように側方から差込むための溝50a及び50
bが鍵盤42の長手方向にほぼ平行に一線に並ぶ
ように連続的に形成されており、溝50aの近傍
には演奏データ読取用の読取装置52が設けられ
ている。
上記した構成によれば、演奏前の楽譜セツト作
業を連続的に簡単に行なうことができる。すなわ
ち、楽譜20Aを立てたまま第10図の矢印Sに
示すように楽器本体側部から読取溝50aに挿入
し、読取溝50aを介して楽譜立て溝50bに移
動させると、その移動の過程で読取装置52がデ
ータ記録部24から演奏データを読取る。そし
て、楽譜20Aが最終的に楽譜立て溝50bに到
着した時点で楽譜20Aから手を離すと、楽譜2
0Aは第10図の一点鎖線で示すように後方に傾
斜して見やすく保持される。
第11図は、上記電子楽器の回路構成を示すも
のである。上記のようにして楽譜20Aのデータ
記録部24から読取装置52によつて読取られた
演奏データは書込制御回路54を介してRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)からなるデータ
メモリ56に転送され、記憶される。データメモ
リ56に記憶された演奏データは音高データ及び
符長データを含んでおり、、読出制御回路58は
符長データに基づいて音高データを順次に読出
す。読出された音高データは自動演奏用楽音形成
回路60に供給される。
楽音形成回路60は読出制御回路58からの音
高データに基づいて楽音信号を電子的に合成する
もので、楽音形成回路60から送出される楽音信
号はパワーアンプ62を介してスピーカ64に導
かれ、音響に変換される。
一方、鍵盤42から検出されるマニアル演奏デ
ータはマニアル演奏用楽音形成回路66に供給さ
れる。楽音形成回路66は鍵盤42からのマニア
ル演奏データに基づいて楽音信号を電子的に合成
するもので、楽音形成回路66から送出される楽
音信号もパワーアンプ62を介してスピーカ64
に導かれ、音響に変換される。
データメモリ56から読出された音高データは
押鍵表示制御回路68にも供給される。押鍵表示
制御回路68は供給される音高データに基づいて
鍵盤42の各鍵毎に設けた表示ランプを選択的に
点灯駆動することにより押すべき鍵を表示させる
ようになつている。
従つて、上記電子楽器によれば、データメモリ
56から読出した音高データに基づいて楽音形成
回路60により自動的に楽音を奏出させると共に
鍵盤42において押すべき鍵を表示させることが
できるから、鍵盤42の操作者としては自動奏出
音及び押鍵表示を参考にしながら効率的に演奏練
習を行なうことができる。
以上のように、この考案によれば、折り曲げ可
能なシートで楽譜本体を構成したので、シートサ
イズを大きくしても持ち運びに便利であり、長い
楽曲でも見やすく記載できる。
また、折り曲げ線に交差するように細長くデー
タ記録部を配置したので、実質的に1本の長い磁
気テープを用いることができ、記録可能なデータ
量を大幅に増大させうると共にデータの書込・読
取操作を簡単且つ円滑に行なえる。
その上、データ記録部が折り曲げ線と交差する
部分に透孔、切欠部及び薄肉部のうちのいずれか
1つのものを設けるようにしたので、シートの折
り曲げに伴つてデータ記録部の一部が突出するこ
とがなく、データ読取時に読取エラーが生ずるの
を効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の自動演奏用楽譜を示す斜視
図、第2図及び第3図は、この考案の一実施例に
よる自動演奏用楽譜を示すそれぞ正面図及び斜視
図、第4図は、第2図の楽譜の一部拡大正面図、
第5図は、第4図のV−V線に沿う断面図、第6
図、第7図及び第8図は、いずれもこの考案の他
の実施例を示す一部拡大正面図、第9図は、第8
図の−線に沿う断面図、第10図は、この考
案の楽譜を利用する電子楽器の斜視図、第11図
は、第10図の電子楽器のブロツク図である。 20A……自動演奏用楽譜、20……楽譜本
体、22……コメント記載部、24……データ記
録部、26……透孔、30……切欠部、32……
薄肉部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 所定の折り曲げ線に沿つて折り曲げ可能なシ
    ートからなる楽譜本体と、前記シートの表面又
    は裏面に設けられ、音楽記号法にしたがつて所
    定の楽曲が記載された楽曲記載部と、前記シー
    トの前記楽曲記載部以外の部分に前記折り曲げ
    線を横切るように設けられ、前記楽曲の自動演
    奏のための演奏データが記録されるデータ記録
    部とをそなえ、前記データ記録部が前記折り曲
    げ線と交差する部分に透孔、切欠部及び薄肉部
    のうちのいずれか1つのものを設けたことを特
    徴とする自動演奏用楽譜。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の自動
    演奏用楽譜において、前記データ記録部は前記
    シートに貼付された磁気テープからなつている
    ことを特徴とする自動演奏用楽譜。
JP19706882U 1982-12-30 1982-12-30 自動演奏用楽譜 Granted JPS59106159U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19706882U JPS59106159U (ja) 1982-12-30 1982-12-30 自動演奏用楽譜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19706882U JPS59106159U (ja) 1982-12-30 1982-12-30 自動演奏用楽譜

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59106159U JPS59106159U (ja) 1984-07-17
JPS6230040Y2 true JPS6230040Y2 (ja) 1987-08-01

Family

ID=30422398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19706882U Granted JPS59106159U (ja) 1982-12-30 1982-12-30 自動演奏用楽譜

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59106159U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59106159U (ja) 1984-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1096468A3 (en) Music playing game apparatus
JPS6230040Y2 (ja)
JPS647517Y2 (ja)
JPH0413825Y2 (ja)
JPS6032680Y2 (ja) 楽譜シ−ト
JPH0414794Y2 (ja)
JPS6032678Y2 (ja) 楽譜シ−ト
JPS6032681Y2 (ja) 楽譜シ−ト
JP3818718B2 (ja) 巻尺
JPH0413828Y2 (ja)
JPH0121325Y2 (ja)
JPS6032679Y2 (ja) 楽譜帳
JPS603890U (ja) 電子楽器
JPS6215918Y2 (ja)
JPS6144320Y2 (ja)
JPS6014294Y2 (ja) 演奏情報記録媒体
JPS5874275U (ja) 楽譜シ−ト
JPS5829517B2 (ja) 音譜用連続シ−トを用いた音楽録音再生方式
JPH01123898U (ja)
JPS5829504Y2 (ja) 音楽再生用連続音譜シ−ト
JPH03185499A (ja) 演奏システム
JPS649297U (ja)
JPS58109771U (ja) 楽譜シ−ト
JPS58109775U (ja) 楽譜シ−ト
JPS6424396U (ja)