JPS6230039Y2 - - Google Patents
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- JPS6230039Y2 JPS6230039Y2 JP1980130080U JP13008080U JPS6230039Y2 JP S6230039 Y2 JPS6230039 Y2 JP S6230039Y2 JP 1980130080 U JP1980130080 U JP 1980130080U JP 13008080 U JP13008080 U JP 13008080U JP S6230039 Y2 JPS6230039 Y2 JP S6230039Y2
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- Japan
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- plate
- anisotropy
- magnet
- magnets
- permanent magnets
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- Expired
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば算数、数学の学習に際して図
形の性質等を説明するために使用して好適な吸着
板体の改良に関する。
形の性質等を説明するために使用して好適な吸着
板体の改良に関する。
従来算数等の学習において、数量や図形の説明
を行なう際、スチール黒板上で一定形状の板体を
吸着せしめることは知られている。しかしこの板
体は木製であつたため重くて吸着力に耐えられず
に壊れてしまう問題があつたため、硬質合成樹脂
スポンジ体に代替改良したものがあるが、吸着片
が板体の裏面にのみ設けられているため、板体の
辺同士の吸着には困難を来たしている。
を行なう際、スチール黒板上で一定形状の板体を
吸着せしめることは知られている。しかしこの板
体は木製であつたため重くて吸着力に耐えられず
に壊れてしまう問題があつたため、硬質合成樹脂
スポンジ体に代替改良したものがあるが、吸着片
が板体の裏面にのみ設けられているため、板体の
辺同士の吸着には困難を来たしている。
また図形の学習においては、平面図形から立体
図形へと高度化するに従い、立体図形と展開平面
との関係の理解は特に学習児童にとつて極めて重
要である。しかし従来は、展開平面から直ちに立
体を形成する適当な教具がなく、教師は手製の粗
雑な器具で我慢している現状である。一方、図形
表現による学習が増加しているため、適切な学習
指導をする立場から簡便な教具が待たれていた。
図形へと高度化するに従い、立体図形と展開平面
との関係の理解は特に学習児童にとつて極めて重
要である。しかし従来は、展開平面から直ちに立
体を形成する適当な教具がなく、教師は手製の粗
雑な器具で我慢している現状である。一方、図形
表現による学習が増加しているため、適切な学習
指導をする立場から簡便な教具が待たれていた。
本考案はかかる点に鑑み、多角形板体の各辺に
少なくとも２個の永久磁石を設け、更に相隣れる
磁石が互に極性が反対となるように構成すること
により、上記板体を複数枚用意して各辺を吸着せ
しめ、展開平面から立体へと連続的変形を介して
視覚的に学習せしめ得、従来の欠点を一挙に解決
することを主たる目的とする。
少なくとも２個の永久磁石を設け、更に相隣れる
磁石が互に極性が反対となるように構成すること
により、上記板体を複数枚用意して各辺を吸着せ
しめ、展開平面から立体へと連続的変形を介して
視覚的に学習せしめ得、従来の欠点を一挙に解決
することを主たる目的とする。
以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
がら詳細に説明する。
第１図は本案の一例を示す吸着板体の平面図で
ある。１は一定厚さの正方形板体であり、この四
辺に一定間隔ａを保持して永久磁石２が設けられ
ている。具体的には第２図に示す如く、板体１の
一部を削取つて凹部３を形成し、その凹部３に同
じ大きさの永久磁石２を固着したものである。磁
石２は板体１の厚さと同じ厚さを有し、板体１の
辺の一部を磁石２の辺に代替している。板体１と
磁石２との接着は三面で行なわれるため、強固に
固着される。そして各磁石２の異方性は板体１の
平面と直角方向に働くようにする。つまり第２図
において、主として矢印Ａ方向の異方性を有し、
従的に矢印Ｂ方向の異方性を有し、矢印Ｃ方向へ
は磁性を示さないように構成する。尤もＣ方向へ
の磁性が働いても実際問題はない。従つて磁石２
は完全な単磁区構造を有する必要がなく、主とし
てＡ方向に、従的にＢ方向に磁化された２軸異方
性型磁石が好適である。勿論、材質は限定するも
のではなく、アルニコ系磁石、希土類コバルト磁
石等現在存在する全ての磁石が適用される。
ある。１は一定厚さの正方形板体であり、この四
辺に一定間隔ａを保持して永久磁石２が設けられ
ている。具体的には第２図に示す如く、板体１の
一部を削取つて凹部３を形成し、その凹部３に同
じ大きさの永久磁石２を固着したものである。磁
石２は板体１の厚さと同じ厚さを有し、板体１の
辺の一部を磁石２の辺に代替している。板体１と
磁石２との接着は三面で行なわれるため、強固に
固着される。そして各磁石２の異方性は板体１の
平面と直角方向に働くようにする。つまり第２図
において、主として矢印Ａ方向の異方性を有し、
従的に矢印Ｂ方向の異方性を有し、矢印Ｃ方向へ
は磁性を示さないように構成する。尤もＣ方向へ
の磁性が働いても実際問題はない。従つて磁石２
は完全な単磁区構造を有する必要がなく、主とし
てＡ方向に、従的にＢ方向に磁化された２軸異方
性型磁石が好適である。勿論、材質は限定するも
のではなく、アルニコ系磁石、希土類コバルト磁
石等現在存在する全ての磁石が適用される。
磁石２の配列は第１図に示す如く、正方形板体
１の各辺１ａ，１ｂ，１ｃ，１ｄに一定間隔ａを
保持して２個の磁石２が固着されている。尚、２
個以上設けることも可能である。この場合、各磁
石は相隣れる磁石と極性を反対にする。すなわち
Ｎ極の磁石２ａとＳ極の磁石２ｂとが交互に配設
されるようにする。
１の各辺１ａ，１ｂ，１ｃ，１ｄに一定間隔ａを
保持して２個の磁石２が固着されている。尚、２
個以上設けることも可能である。この場合、各磁
石は相隣れる磁石と極性を反対にする。すなわち
Ｎ極の磁石２ａとＳ極の磁石２ｂとが交互に配設
されるようにする。
従つて以上のように構成した第１板体Ａと、同
じように構成した第２板体Ｂとは、対応する辺１
ａと辺１ｃとが吸着し、かつ第１板体Ａ及び第２
板体Ｂが360゜回動して蝶番の機能を有し、更に
各板体を反対にして重ねれば板体同士を重畳吸着
せしめることができる。
じように構成した第２板体Ｂとは、対応する辺１
ａと辺１ｃとが吸着し、かつ第１板体Ａ及び第２
板体Ｂが360゜回動して蝶番の機能を有し、更に
各板体を反対にして重ねれば板体同士を重畳吸着
せしめることができる。
尚、板体の形状は正方形に限るものではなく、
その他三角形、二等辺三角形、五角形等々種々な
る形状にも適用し得ることは勿論である。
その他三角形、二等辺三角形、五角形等々種々な
る形状にも適用し得ることは勿論である。
第３図は正四面体（三角錐）の展開平面から立
体に形成する過程を示す図である。まず同図Ａに
示す如く、四枚の正三角形板体５を吸着せしめ
る。この場合、各板体５に設けた磁石６の異方性
は従的に矢印Ｂ方向に働いているために、板体同
士は容易に吸着し合つている。またスチール黒板
等で行なうときは、各板体は磁石６の異方性が矢
印Ａ方向に働いているので強力に黒板等に吸着す
るため、教師の説明に際して体力上の負担はな
い。そして各板体５を折畳んで、同図Ｂに示す如
く、他の二辺同士を吸着せしめて立体図形を完成
することになる。この場合は各辺に対応する磁石
は互に相吸引する関係にあり、かつ各磁力の合成
力が働らくので、立体の形態がくずれることはな
い。
体に形成する過程を示す図である。まず同図Ａに
示す如く、四枚の正三角形板体５を吸着せしめ
る。この場合、各板体５に設けた磁石６の異方性
は従的に矢印Ｂ方向に働いているために、板体同
士は容易に吸着し合つている。またスチール黒板
等で行なうときは、各板体は磁石６の異方性が矢
印Ａ方向に働いているので強力に黒板等に吸着す
るため、教師の説明に際して体力上の負担はな
い。そして各板体５を折畳んで、同図Ｂに示す如
く、他の二辺同士を吸着せしめて立体図形を完成
することになる。この場合は各辺に対応する磁石
は互に相吸引する関係にあり、かつ各磁力の合成
力が働らくので、立体の形態がくずれることはな
い。
尚、本考案は主として教室内で学習に供する説
明を行なつたが、未就学児童の積木遊び用具に適
用することにより、平面と立体との関係について
の観念を養わせることは固より可能である。
明を行なつたが、未就学児童の積木遊び用具に適
用することにより、平面と立体との関係について
の観念を養わせることは固より可能である。
以上述べた如く本考案によれば、多角形板体の
各辺に少なくとも２個の永久磁石を設け、相隣れ
る上記永久磁石は互に極性が反対となるようにし
た吸着板体において、上記永久磁石は上記多角形
板体の厚さと同一厚さとし、かつ上記多角形板体
の端面同士を吸着する従たる異方性と面同士を吸
着する主たる異方性とを有する２軸異方性型とし
たので、 平面板における展開平面から立体への変形説明
は勿論、立て掛けた金属板での展開平面から立体
への変形説明においても、上記主たる異方性軸の
磁力により立て掛けた金属板に確実に吸着され、
更に各板体が上記磁石の従たる異方性軸の磁力に
よつて互いに吸着し合つているので、上記板体を
用いて例えば展開平面状態から立体への変形説明
が容易に行なうことができ、教師等指導者の負担
を可及的に軽減して効果的な学習を行ない得る。
各辺に少なくとも２個の永久磁石を設け、相隣れ
る上記永久磁石は互に極性が反対となるようにし
た吸着板体において、上記永久磁石は上記多角形
板体の厚さと同一厚さとし、かつ上記多角形板体
の端面同士を吸着する従たる異方性と面同士を吸
着する主たる異方性とを有する２軸異方性型とし
たので、 平面板における展開平面から立体への変形説明
は勿論、立て掛けた金属板での展開平面から立体
への変形説明においても、上記主たる異方性軸の
磁力により立て掛けた金属板に確実に吸着され、
更に各板体が上記磁石の従たる異方性軸の磁力に
よつて互いに吸着し合つているので、上記板体を
用いて例えば展開平面状態から立体への変形説明
が容易に行なうことができ、教師等指導者の負担
を可及的に軽減して効果的な学習を行ない得る。
すなわち、従来知られている例えば積み木セツ
トの各構成単位本体の面に、単に磁石を配設した
ものでは、各構成単位本体自体が独自の立体を有
しているため、積層させることができても、展開
平面から立体への連続的変形は困難であるが、本
案によれば、極めて容易に行ない得るため、図形
教材に適用して便宜である。
トの各構成単位本体の面に、単に磁石を配設した
ものでは、各構成単位本体自体が独自の立体を有
しているため、積層させることができても、展開
平面から立体への連続的変形は困難であるが、本
案によれば、極めて容易に行ない得るため、図形
教材に適用して便宜である。
また板体同士の吸着が可能であるため、収納に
際して同一形状の板体毎にまとめて収納し得、上
記板体を用いて整理整頓を体得せしめ得る。更に
展開図形から立体への変形に際しては、連続的に
変形移動し得るため、学習者に対する興味を誘う
効果がある。
際して同一形状の板体毎にまとめて収納し得、上
記板体を用いて整理整頓を体得せしめ得る。更に
展開図形から立体への変形に際しては、連続的に
変形移動し得るため、学習者に対する興味を誘う
効果がある。
第１図は本考案の一例を示す吸着板体を示す平
面図、第２図は永久磁石の固着状態等の説明に供
する要部斜視図、第３図Ａ，Ｂは本考案の使用法
の例を示す図である。 １……板体、２……永久磁石、Ａ……第１板
体、Ｂ……第２板体。
面図、第２図は永久磁石の固着状態等の説明に供
する要部斜視図、第３図Ａ，Ｂは本考案の使用法
の例を示す図である。 １……板体、２……永久磁石、Ａ……第１板
体、Ｂ……第２板体。
Claims (1)
- 多角形板体の各辺に少なくとも２個の永久磁石
を設け、相隣れる上記永久磁石は互いに極性を反
対となるようにし、上記永久磁石は、上記多角形
板体の厚さと同一厚さとし、かつ上記多角形板体
の端面同士を吸着する従たる異方性と面同士を吸
着する主たる異方性とを有する２軸異方性型とし
たことを特徴とする吸着板体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980130080U JPS6230039Y2 (ja) | 1980-09-11 | 1980-09-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980130080U JPS6230039Y2 (ja) | 1980-09-11 | 1980-09-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5754170U JPS5754170U (ja) | 1982-03-30 |
| JPS6230039Y2 true JPS6230039Y2 (ja) | 1987-08-01 |
Family
ID=29490409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980130080U Expired JPS6230039Y2 (ja) | 1980-09-11 | 1980-09-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6230039Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6095638B2 (ja) * | 2014-12-19 | 2017-03-15 | 英彦 福島 | ホワイトボード、及びこのホワイトボードに用いられるボード部材 |
| JP6936542B1 (ja) * | 2019-10-28 | 2021-09-15 | バタフライボード株式会社 | 連結構造体およびファイル並びに板体 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4830000U (ja) * | 1971-08-12 | 1973-04-12 | ||
| JPS569517Y2 (ja) * | 1973-11-26 | 1981-03-03 | ||
| JPS5151096U (ja) * | 1974-10-08 | 1976-04-17 |
-
1980
- 1980-09-11 JP JP1980130080U patent/JPS6230039Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5754170U (ja) | 1982-03-30 |
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