JPS6230010A - 反応射出成形装置 - Google Patents
反応射出成形装置Info
- Publication number
- JPS6230010A JPS6230010A JP60169506A JP16950685A JPS6230010A JP S6230010 A JPS6230010 A JP S6230010A JP 60169506 A JP60169506 A JP 60169506A JP 16950685 A JP16950685 A JP 16950685A JP S6230010 A JPS6230010 A JP S6230010A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- pressure
- gas
- passage
- foaming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、樹脂原液を成形型のキャビティ内に射出して
発泡硬化させる反応射出成形装置に関するものである。
発泡硬化させる反応射出成形装置に関するものである。
(従来技術)
一般に、例えば発泡ウレタン成形品を成形するための反
応射出成形装置においては、混合ヘッドで混合した樹脂
原液を成形型のキャビティ内に射出し、発泡硬化させる
ものであるが、上記成形型にはキャビティに連通ずるガ
ス扱き通路を設ける必要がある(実開昭59−1318
13号参照)。
応射出成形装置においては、混合ヘッドで混合した樹脂
原液を成形型のキャビティ内に射出し、発泡硬化させる
ものであるが、上記成形型にはキャビティに連通ずるガ
ス扱き通路を設ける必要がある(実開昭59−1318
13号参照)。
このガス抜き通路は、樹脂原液がキャビティ内を流動性
よく流れるように、射出に伴うガス抜きを行って成形品
への気泡(エアボイド)の巻込みを防止するものである
。
よく流れるように、射出に伴うガス抜きを行って成形品
への気泡(エアボイド)の巻込みを防止するものである
。
しかして、上記ガス抜き通路は、射出時に充分な樹脂原
液の流動性を1qるとともに均一発泡させて均一密度の
成形品を成形するためには、速やかなガス扱きが行える
ように大きな通路に形成する必要がある。しかるに、ガ
ス抜き通路が大きいと、発泡硬化時に樹脂材料がガス抜
き通路から流出し、成形品密度が低下し所望の材料物性
を確保できないとともに、材料歩留りが低くなるという
問題がある。一方、上記ガス扱き通路を小さくすると、
発泡硬化時のキャビティ内圧力が上昇し、密度の高い所
望の成形品を得ることができるが、前記のようにガス抜
き不足により気泡が発生して成形品に表面欠陥、欠肉等
の成形不良が生じる恐れがある。
液の流動性を1qるとともに均一発泡させて均一密度の
成形品を成形するためには、速やかなガス扱きが行える
ように大きな通路に形成する必要がある。しかるに、ガ
ス抜き通路が大きいと、発泡硬化時に樹脂材料がガス抜
き通路から流出し、成形品密度が低下し所望の材料物性
を確保できないとともに、材料歩留りが低くなるという
問題がある。一方、上記ガス扱き通路を小さくすると、
発泡硬化時のキャビティ内圧力が上昇し、密度の高い所
望の成形品を得ることができるが、前記のようにガス抜
き不足により気泡が発生して成形品に表面欠陥、欠肉等
の成形不良が生じる恐れがある。
(発明の目的)
本発明は上記事情に鑑み、ガス抜きの必要があるのはキ
ャビティに射出された樹脂原液がキャビティに充填され
る流動状態の時であることに着目し、このガス抜き通路
を開閉じて良好な成形品を得るようにした反応射出成形
装置を提供することを目的とするものである。
ャビティに射出された樹脂原液がキャビティに充填され
る流動状態の時であることに着目し、このガス抜き通路
を開閉じて良好な成形品を得るようにした反応射出成形
装置を提供することを目的とするものである。
(発明の構成)
本発明の反応射出成形装置は、ガス抜き通路を開閉する
開閉弁と、圧力センサもしくはタイマ等により樹脂材料
の発泡に伴う圧力上昇に応じて上記開閉弁を開状態に作
動する駆動手段とを備えたことを特徴するものである。
開閉弁と、圧力センサもしくはタイマ等により樹脂材料
の発泡に伴う圧力上昇に応じて上記開閉弁を開状態に作
動する駆動手段とを備えたことを特徴するものである。
(発明の効果〉
本発明によれば、キャビティ内に射出された樹脂材料が
発泡してキャビティ全体に樹脂材料が充填されるまでは
、ガス抜き通路を開放することにより、ガス抜きを十分
に行って樹脂材料の良好な流動性を確保し、気泡の混入
も防止できる。また、発泡が進行してガス抜き通路に樹
脂材料が流入し、圧力が上昇するのに応じて開閉弁を作
動してこのガス抜き通路を閉じるようにしたことにより
、キャビティ内圧)〕が上昇し、成形品密度が低下せず
に所定密度で硬化し、品質の優れた成形品を得ることが
できる。さらに、ガス抜き通路から流出する樹脂材料の
量が少なくなって材料の歩留りが上昇し、成形品のパリ
取り作業も簡単となって製品コストの低減が図れるもの
である。
発泡してキャビティ全体に樹脂材料が充填されるまでは
、ガス抜き通路を開放することにより、ガス抜きを十分
に行って樹脂材料の良好な流動性を確保し、気泡の混入
も防止できる。また、発泡が進行してガス抜き通路に樹
脂材料が流入し、圧力が上昇するのに応じて開閉弁を作
動してこのガス抜き通路を閉じるようにしたことにより
、キャビティ内圧)〕が上昇し、成形品密度が低下せず
に所定密度で硬化し、品質の優れた成形品を得ることが
できる。さらに、ガス抜き通路から流出する樹脂材料の
量が少なくなって材料の歩留りが上昇し、成形品のパリ
取り作業も簡単となって製品コストの低減が図れるもの
である。
(実施例)
以下、図面により本発明の詳細な説明する。
実施例1
第1図は反応射出成形装置の成形型の要部構造を示し、
成形型1は上型1Aと下型1Bとによる開閉型に構成さ
れ、両型1A、1Bの間にキャビティ2が設(jられて
いる。このキャビティ2には、樹脂原液として例えばウ
レタン原液(ポリオール系原液とイソシアネート系原液
との混合液)が射出注入される。該キャごティ2内に射
出された樹脂原液は発泡して、このキャビティ2内に充
満し、硬化する。
成形型1は上型1Aと下型1Bとによる開閉型に構成さ
れ、両型1A、1Bの間にキャビティ2が設(jられて
いる。このキャビティ2には、樹脂原液として例えばウ
レタン原液(ポリオール系原液とイソシアネート系原液
との混合液)が射出注入される。該キャごティ2内に射
出された樹脂原液は発泡して、このキャビティ2内に充
満し、硬化する。
そして、上記成形型1にはキャビティ2と型外部とを連
通づるガス抜き通路4がその型合せ面に設けられている
。上記ガス抜き通路4の間口部分には、このガス扱ぎ通
路4を開閉する開閉弁6が設置され、該開閉弁6に対し
てその開閉作動を制御づる駆動手段7が設けられている
。
通づるガス抜き通路4がその型合せ面に設けられている
。上記ガス抜き通路4の間口部分には、このガス扱ぎ通
路4を開閉する開閉弁6が設置され、該開閉弁6に対し
てその開閉作動を制御づる駆動手段7が設けられている
。
上記駆動手段7は、ガス扱き通路4に配設された圧力セ
ンサ8と、この圧力センサ8の検出信号を受(プ検出圧
力が所定圧力に達した時に開閉弁6に開作動信号を出力
する1lil制御回路つとで構成されている。
ンサ8と、この圧力センサ8の検出信号を受(プ検出圧
力が所定圧力に達した時に開閉弁6に開作動信号を出力
する1lil制御回路つとで構成されている。
一方、上記開閉弁6は、ガス抜き通路4の開口部を開閉
するボール体12aを有するスライド部材12と、この
スライド部材12を移動操作する駆動シリンダ13とを
備え、この駆動シリンダ13に導入する圧力源15から
の流体圧がソレノイドバルブ14で切換えられるもので
ある。上記ソレノイドバルブ14に対して前記駆動手段
7の制御回路9からの信号が出力される。この開閉弁6
は、キャビティ2への樹脂原液の射出時にはガス抜き通
路4を開放し、樹脂材料Mの発泡の進行に伴ってこの樹
脂材料Mがガス抜き通路4に流入し、圧力センサ8の検
出圧力が設定値に上昇した時にガス扱き通路4を閉じる
ように作動するものである。なお、上記開閉弁6の開閉
作動状態を検出して制御回路9に入力して、駆動信号と
照合するようにしてもよい。
するボール体12aを有するスライド部材12と、この
スライド部材12を移動操作する駆動シリンダ13とを
備え、この駆動シリンダ13に導入する圧力源15から
の流体圧がソレノイドバルブ14で切換えられるもので
ある。上記ソレノイドバルブ14に対して前記駆動手段
7の制御回路9からの信号が出力される。この開閉弁6
は、キャビティ2への樹脂原液の射出時にはガス抜き通
路4を開放し、樹脂材料Mの発泡の進行に伴ってこの樹
脂材料Mがガス抜き通路4に流入し、圧力センサ8の検
出圧力が設定値に上昇した時にガス扱き通路4を閉じる
ように作動するものである。なお、上記開閉弁6の開閉
作動状態を検出して制御回路9に入力して、駆動信号と
照合するようにしてもよい。
第2図には反応射出成形に伴う上記駆動手段7の圧力セ
ンサ8による検出圧力の変化を示し、キャビティ2内に
樹脂原液が所定の射出時間射出注入され、発泡に伴って
樹脂材料Mがガス抜き通路4の圧力センサ8に至る時間
t1までは、検出圧力は略大気圧である。これから発泡
が進行するのに応じて圧力は急激に上界し、検出圧力が
所定値P1に達した時t2に制御回路9から開作動信号
が開閉弁6に出力されて、ガス抜き通路4を閉じるもの
であり、この閉作動に伴って圧力はさらに上昇するもの
である。
ンサ8による検出圧力の変化を示し、キャビティ2内に
樹脂原液が所定の射出時間射出注入され、発泡に伴って
樹脂材料Mがガス抜き通路4の圧力センサ8に至る時間
t1までは、検出圧力は略大気圧である。これから発泡
が進行するのに応じて圧力は急激に上界し、検出圧力が
所定値P1に達した時t2に制御回路9から開作動信号
が開閉弁6に出力されて、ガス抜き通路4を閉じるもの
であり、この閉作動に伴って圧力はさらに上昇するもの
である。
上記構成により、キャごティ2内に射出され発泡した樹
脂材料Mが、このキャビティ2に充填された後にガス抜
き通路4に流れるが、該樹脂材料Mの発泡に伴う圧力変
動に応じて駆動手段7によって開閉弁6を作動してガス
抜き通路4を閉じるものである。これにより、射出充填
時の充分なガス扱きによる樹脂材料Mの流動性を確保す
る一方、発泡硬化時の圧力上昇による成形品密度、歩留
りを向上するものである。
脂材料Mが、このキャビティ2に充填された後にガス抜
き通路4に流れるが、該樹脂材料Mの発泡に伴う圧力変
動に応じて駆動手段7によって開閉弁6を作動してガス
抜き通路4を閉じるものである。これにより、射出充填
時の充分なガス扱きによる樹脂材料Mの流動性を確保す
る一方、発泡硬化時の圧力上昇による成形品密度、歩留
りを向上するものである。
実施例2
この実施例は第3図および第4図に示し、この例の駆動
手段7′の圧力センサ8′は、キャビティ2に対して配
設されたちのであり、その他の開閉弁6等は前例と同じ
であり、同一構造には同一符号を付してその説明を省略
する。
手段7′の圧力センサ8′は、キャビティ2に対して配
設されたちのであり、その他の開閉弁6等は前例と同じ
であり、同一構造には同一符号を付してその説明を省略
する。
反応射出成形に伴う上記圧力センサ8′による検出圧力
の変化を第4図に示し、キャビティ2内に樹脂原液が所
定の射出時間射出注入され、この射出に伴ってキャビテ
ィ2の圧力センサ8′に樹脂原液が達する時間t1まで
は、検出圧力は略大気圧である。樹脂原液が達した後は
、射出圧を受けて検出圧力が若干上昇し、発泡の開始に
伴って圧力は急激に上昇し、検出圧力が所定値P1に達
した時t2に制御回路9から閉作動信号が開閉弁6に出
力されて、ガス抜き通路4を閉じるものであり、この閉
作動に伴って圧力はさらに上昇するものである。
の変化を第4図に示し、キャビティ2内に樹脂原液が所
定の射出時間射出注入され、この射出に伴ってキャビテ
ィ2の圧力センサ8′に樹脂原液が達する時間t1まで
は、検出圧力は略大気圧である。樹脂原液が達した後は
、射出圧を受けて検出圧力が若干上昇し、発泡の開始に
伴って圧力は急激に上昇し、検出圧力が所定値P1に達
した時t2に制御回路9から閉作動信号が開閉弁6に出
力されて、ガス抜き通路4を閉じるものであり、この閉
作動に伴って圧力はさらに上昇するものである。
上記両実流側では駆動手段7,7′は圧力センサ8,8
′を備え、ガス扱き通路4もしくはキャビティ2の圧力
変化を検出し、樹脂材料Mの発泡 ゛に伴う圧力上昇を
検出し、樹脂材料Mがキャビティ2からガス扱き通路4
に流入した時点で開閉弁6を閉じるようにしているが、
この開閉弁6の閉じる時点は、成形型1への樹脂原液の
射出時点からタイマで設定するようにした駆動手段を採
用するようにしてもよい。すなわち、同一成形型1によ
る反応射出成形においては、樹脂原液の射出開始から発
泡によって樹脂材料Mがガス扱き通路4に流入する時間
は略一定であり、この時間を求めて発泡に伴う圧力が前
記設定値P1に達する時点に開閉弁6を閉作動するよう
にタイマの設定時間を設定すればよいものである。
′を備え、ガス扱き通路4もしくはキャビティ2の圧力
変化を検出し、樹脂材料Mの発泡 ゛に伴う圧力上昇を
検出し、樹脂材料Mがキャビティ2からガス扱き通路4
に流入した時点で開閉弁6を閉じるようにしているが、
この開閉弁6の閉じる時点は、成形型1への樹脂原液の
射出時点からタイマで設定するようにした駆動手段を採
用するようにしてもよい。すなわち、同一成形型1によ
る反応射出成形においては、樹脂原液の射出開始から発
泡によって樹脂材料Mがガス扱き通路4に流入する時間
は略一定であり、この時間を求めて発泡に伴う圧力が前
記設定値P1に達する時点に開閉弁6を閉作動するよう
にタイマの設定時間を設定すればよいものである。
上記本発明成形装置の効果を確認したテスト結果を示す
。このテストにおける比較例として、比較例1は、射出
■すなわち樹脂注入月が標準(キャビティ容積の90%
程度の樹脂原液の注入)で、ガス扱ぎ通路が小さく、射
出充填時のガス扱きωが不足するものである。比較例2
は、射出量が標準で、ガス1友き通路は大きく射出充填
時に十分なガス抜き量が得られるものである。さらに、
比較例3は、割出量が標準より多く、ガス抜き通路は比
較例2と同様に大きいものである。一方、本発明実施例
のものでは、射出量は標準で、ガス抜き通路4は大きく
、しかもこのガス扱き通路4を開閉弁6によって開閉す
るようにしたものである。
。このテストにおける比較例として、比較例1は、射出
■すなわち樹脂注入月が標準(キャビティ容積の90%
程度の樹脂原液の注入)で、ガス扱ぎ通路が小さく、射
出充填時のガス扱きωが不足するものである。比較例2
は、射出量が標準で、ガス1友き通路は大きく射出充填
時に十分なガス抜き量が得られるものである。さらに、
比較例3は、割出量が標準より多く、ガス抜き通路は比
較例2と同様に大きいものである。一方、本発明実施例
のものでは、射出量は標準で、ガス抜き通路4は大きく
、しかもこのガス扱き通路4を開閉弁6によって開閉す
るようにしたものである。
上記各個によって成形した成形品の平均密度、密度分布
および材料歩留りは下記の通りであり、さらに、成形品
の表面性状は、比較例1による製品で表面に気泡発生等
の欠陥が生じているものがあり、その他の製品では欠陥
はなかった。
および材料歩留りは下記の通りであり、さらに、成形品
の表面性状は、比較例1による製品で表面に気泡発生等
の欠陥が生じているものがあり、その他の製品では欠陥
はなかった。
■本発明(ガス抜き遣:大、)1出四:標準)平均密度
1,05 Cl/Cm3密度分布
1.03〜1.07 g/cm3祠料歩留り 9
9 % ■比較例1(ガス抜き量:小、射出量:標準)平均密度
1.07g/cm3密度分布 0.98
〜1.15 g/cm”材料歩留り 99
% ■比較例2(ガス抜き債:大、射出量:標準)平均密度
1.02g/cm3密度分布 1.0
0〜1.040/Cl113月料歩留り 90
% ■比較例3(ガス抜き量二大、射出m二大〉平均密度
1.03g/cm3密度分布 1.01
〜1.05g/Cl113材料歩留り 85
% 上記結果から分るように、比較例1のものでは、ガス抜
き量が小さいことから、内圧が大きくなって平均密度が
高く、かつ歩留りの高い成形品が得られているが、密度
分布が広く均一性に欠けるとともに、表面性状に欠陥の
あるものが成形されている。比較例2のものは、ガス抜
き量が大きく、表面性状は良好であるが、ガス抜き通路
からの樹脂材料の流出によって、密度および材料歩留り
が低下している。さらに、比較例3では、ガス抜き量が
大きくて表面性状は良好であり、射出量が大きくて密度
も高い値となって(くるが、ガス抜き通路から流出する
樹脂量が増大して材料歩留りが大幅に低下している。
1,05 Cl/Cm3密度分布
1.03〜1.07 g/cm3祠料歩留り 9
9 % ■比較例1(ガス抜き量:小、射出量:標準)平均密度
1.07g/cm3密度分布 0.98
〜1.15 g/cm”材料歩留り 99
% ■比較例2(ガス抜き債:大、射出量:標準)平均密度
1.02g/cm3密度分布 1.0
0〜1.040/Cl113月料歩留り 90
% ■比較例3(ガス抜き量二大、射出m二大〉平均密度
1.03g/cm3密度分布 1.01
〜1.05g/Cl113材料歩留り 85
% 上記結果から分るように、比較例1のものでは、ガス抜
き量が小さいことから、内圧が大きくなって平均密度が
高く、かつ歩留りの高い成形品が得られているが、密度
分布が広く均一性に欠けるとともに、表面性状に欠陥の
あるものが成形されている。比較例2のものは、ガス抜
き量が大きく、表面性状は良好であるが、ガス抜き通路
からの樹脂材料の流出によって、密度および材料歩留り
が低下している。さらに、比較例3では、ガス抜き量が
大きくて表面性状は良好であり、射出量が大きくて密度
も高い値となって(くるが、ガス抜き通路から流出する
樹脂量が増大して材料歩留りが大幅に低下している。
これに対し、本発明実施例によるものは、射出充填時の
ガス扱き同は大きくて表面性状は良好で、しかも、発泡
硬化時にはガス抜き通路4を閉じてキャビティ2内圧力
が上昇することから、射出口が標準であっても平均密度
が高く均質な成形品を得るとともに、材料歩留りも良好
であり、コストの低減、パリ取り作業の簡素化が実現で
きるものである。
ガス扱き同は大きくて表面性状は良好で、しかも、発泡
硬化時にはガス抜き通路4を閉じてキャビティ2内圧力
が上昇することから、射出口が標準であっても平均密度
が高く均質な成形品を得るとともに、材料歩留りも良好
であり、コストの低減、パリ取り作業の簡素化が実現で
きるものである。
なお、ガス抜き通路4を開閉する開閉弁6は、上記実施
例の如きガス抜き通路の開口部を直接開閉する弁体を有
するものの他、ガス抜き通路に連通ずる通路に介在した
バルブ部材を作動してこの通路を開閉するものなど、従
来公知のエア通路開閉機構が採用可能である。また、ガ
ス抜き通路が複数配設されて場合には、各通路を開閉す
る開閉弁を設ける必要がある。
例の如きガス抜き通路の開口部を直接開閉する弁体を有
するものの他、ガス抜き通路に連通ずる通路に介在した
バルブ部材を作動してこの通路を開閉するものなど、従
来公知のエア通路開閉機構が採用可能である。また、ガ
ス抜き通路が複数配設されて場合には、各通路を開閉す
る開閉弁を設ける必要がある。
第1図は本発明の第1の実施例における反応射出成形装
置の成形型を一部断面にして示す概略構成図、 第2図は第1図における駆動手段の圧力センサ 。 による検出圧力の変化を示すグラフ、 第3図は本発明の第2の実施例における反応射出成形装
置の成形型を一部断面にして示す概略構成図、 第4図は第3図における駆動手段の圧力センサによる検
出圧力の変化を示すグラフである。 1・・・・・・成形型 1A・・・・・・上
型1B・・・・・・下型 2・・・・・・キ
ャビティ4・・・・・・ガス抜き通路 6・・・・
・・開閉弁7.7′・・・・・・駆動手段 8.8′・・・・・・圧力センサ 第 2’l’3i
置の成形型を一部断面にして示す概略構成図、 第2図は第1図における駆動手段の圧力センサ 。 による検出圧力の変化を示すグラフ、 第3図は本発明の第2の実施例における反応射出成形装
置の成形型を一部断面にして示す概略構成図、 第4図は第3図における駆動手段の圧力センサによる検
出圧力の変化を示すグラフである。 1・・・・・・成形型 1A・・・・・・上
型1B・・・・・・下型 2・・・・・・キ
ャビティ4・・・・・・ガス抜き通路 6・・・・
・・開閉弁7.7′・・・・・・駆動手段 8.8′・・・・・・圧力センサ 第 2’l’3i
Claims (2)
- (1)ガス抜き通路を設けた成形型のキャビティ内に樹
脂原液を射出して発泡硬化させる反応射出成形装置にお
いて、上記ガス抜き通路を開閉する開閉弁と、樹脂材料
の発泡に伴う圧力上昇に応じて上記開閉弁を閉状態に作
動する駆動手段とを備えたことを特徴する反応射出成形
装置。 - (2)前記駆動手段が、圧力センサの検出圧力に基づい
て開閉弁に駆動信号を出力することを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の反応射出成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60169506A JPS6230010A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | 反応射出成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60169506A JPS6230010A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | 反応射出成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6230010A true JPS6230010A (ja) | 1987-02-09 |
Family
ID=15887773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60169506A Pending JPS6230010A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | 反応射出成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6230010A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100800990B1 (ko) | 2007-02-23 | 2008-02-04 | 주식회사 대미 | 발포성형금형의 공기압 조절방법 |
JP2012111186A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Koito Mfg Co Ltd | 成形装置と成形方法 |
KR102428686B1 (ko) * | 2022-03-07 | 2022-08-05 | 광건티앤씨 주식회사 | 개폐형 에어벤트 구조를 이용한 폴리우레탄 패널 제조방법 |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP60169506A patent/JPS6230010A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100800990B1 (ko) | 2007-02-23 | 2008-02-04 | 주식회사 대미 | 발포성형금형의 공기압 조절방법 |
JP2012111186A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-06-14 | Koito Mfg Co Ltd | 成形装置と成形方法 |
KR102428686B1 (ko) * | 2022-03-07 | 2022-08-05 | 광건티앤씨 주식회사 | 개폐형 에어벤트 구조를 이용한 폴리우레탄 패널 제조방법 |
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