JPS6229922A - 人工水苔 - Google Patents
人工水苔Info
- Publication number
- JPS6229922A JPS6229922A JP60170188A JP17018885A JPS6229922A JP S6229922 A JPS6229922 A JP S6229922A JP 60170188 A JP60170188 A JP 60170188A JP 17018885 A JP17018885 A JP 17018885A JP S6229922 A JPS6229922 A JP S6229922A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sphagnum moss
- multifilament yarn
- denier
- moss
- artificial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は花き栽培に用いられる人工水苔に関するもので
ある。
ある。
(従来の技術)
従来、鉢物など花き栽培用の培地として、土、水苔、ピ
ートモスなど天然の培地が用いられた。
ートモスなど天然の培地が用いられた。
しかしながら、これらの天然の培地は、水分をよく保持
し、花き栽培の培地としては良好なものであったが、水
分とともに、不純な有機物を多く含み、病害虫の巣とな
ったり、分解し悪臭を放ったり、変色したりする欠点が
あった。
し、花き栽培の培地としては良好なものであったが、水
分とともに、不純な有機物を多く含み、病害虫の巣とな
ったり、分解し悪臭を放ったり、変色したりする欠点が
あった。
一方、最近、住生活環境が向上し、鉢物孔き類を家庭の
中は勿論、レストラン、事務所、病院などに置くように
なった。しかし、これらの場所は、清潔にすることが第
1条件であり、従来の天然の培地を入れた鉢物を室内に
入れることは嫌われるようになった。
中は勿論、レストラン、事務所、病院などに置くように
なった。しかし、これらの場所は、清潔にすることが第
1条件であり、従来の天然の培地を入れた鉢物を室内に
入れることは嫌われるようになった。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、保水性、透水性、通気性などの花き類栽培の
培地としての要求特性を満足させながら、衛生的で病害
虫の巣になることがなく、かつ、取扱い性にすぐれ、分
解、変色が起らず、悪臭を放つことがなく、耐久性、安
定性にすぐれ、また、外観の見栄えがよ<、装飾性にも
すぐれている人工水苔を得ることを目的とする。
培地としての要求特性を満足させながら、衛生的で病害
虫の巣になることがなく、かつ、取扱い性にすぐれ、分
解、変色が起らず、悪臭を放つことがなく、耐久性、安
定性にすぐれ、また、外観の見栄えがよ<、装飾性にも
すぐれている人工水苔を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、形成されたループが突出し、からみ、もつれ
合って嵩高状になっているマルチフィラメント糸のカッ
ト体である人工水苔である。
合って嵩高状になっているマルチフィラメント糸のカッ
ト体である人工水苔である。
本発明でフィラメントを構成する機維索材は、人工水苔
の耐久性、経済性が良好な点で、ポリエステル、ポリア
ミド、ポリプロピレンなどの合成繊維、レーヨンなどの
再生繊維あるいは半合成繊維か望ましい。また、その形
態は、容易に、フィラメントに形成されたループが突出
し、からみ、もつれ合って嵩高軟融となるように、マル
チフィラメント糸で構成されていることが必要である。
の耐久性、経済性が良好な点で、ポリエステル、ポリア
ミド、ポリプロピレンなどの合成繊維、レーヨンなどの
再生繊維あるいは半合成繊維か望ましい。また、その形
態は、容易に、フィラメントに形成されたループが突出
し、からみ、もつれ合って嵩高軟融となるように、マル
チフィラメント糸で構成されていることが必要である。
水苔を構成しているマルチフィラメント糸は、−J二記
した繊維素材が単独で用いられてもよいし、二種以F組
み合わせて用いられてもよい。また、水苔を構成するマ
ルチフィラメント糸は1本でもよいし、複数本でもよい
。水苔を構成している糸の総デニールは、200−20
000デニールが好□ましく、花き類の根の張り方、形
状などにより適宜選択される。マルチフィラメント糸を
構成するフィラメントのデニールは0.3〜100デニ
ールが好ましく、各フィラメントは、同一デニールであ
ってもよいし、異デニールが混在されていてもよい。総
デニールが0.3デニ一ル未満で100デニールを超え
た場合、水苔としての風合いや感触を失なうのみならず
、保水性、透水性、通気性などの基本的要求性能のバラ
ンスかくずれ、花き栽培の培地として好ましくない。ま
た、フィラメント数は50本以上が好ましい。該マルチ
フィラメント糸は、形成されたループが突出し、からみ
、もつれ合って、嵩高状になっていることか必要である
。上記した嵩高状のマルチフィラメント糸は、いかなる
方法で得られてもよいが、例えば、マルチフィラメント
糸に流体撹乱処理(4¥公昭34 8969号公報、特
公昭35−6684号公報、特公昭3513038号公
報に開示されるいわゆるタスラン加工)を施すことによ
り得られる。流体撹乱処理が施されたマルチフィラメン
ト糸は、カットしても嵩高性を保形し、保水性が良好に
なるので好ましい。流体撹乱処理が行われるマルチフィ
ラメント糸は、1本でもよいし、複数本同時に行われて
もよい。ループは不均斉で乱雑なものではなく、均斉で
揃っている方が好ましい。ループが不均斉で乱雑な場合
、植物の根がループの中にからみ、水苔を再使用する場
合、植物の根がループの中にからみ、水苔を再使用する
場合、不都合が生じる。ループの形状、大きさ、数はオ
ーバーフィード量と空気圧によって調整される。」−記
したマルチフィラメント糸は、線条め(カット−染色−
後加工)されてもよいし、糸染め(染色−後加工−カッ
ト)されてもよい。線条めの場合、綿を染色釜へ押込み
、染色セットするため、#JAIIlの座屈あるいは屈
曲による付量によってクリンプが現われ、嵩高になり、
保水性がよく望ましい。カット長は、ICIIから30
cmまで、水苔を用いる花き栽培の種類に応じて適宜決
定される。上記範囲内であれば、同一長さカットであっ
てもよいし、ランダムカットであってもよい。カット長
が11未満であると、花きの根を支えることが出来ず、
長ずざると塊吠となって取扱い性が悪くなる。染色は趣
味、嗜好、装飾性などを考慮して任意な色彩を選択して
もよい。また、親水加工、樹脂加工、抗菌加工、防虫加
工などの後加工が必要に応じてなされてもよい。
した繊維素材が単独で用いられてもよいし、二種以F組
み合わせて用いられてもよい。また、水苔を構成するマ
ルチフィラメント糸は1本でもよいし、複数本でもよい
。水苔を構成している糸の総デニールは、200−20
000デニールが好□ましく、花き類の根の張り方、形
状などにより適宜選択される。マルチフィラメント糸を
構成するフィラメントのデニールは0.3〜100デニ
ールが好ましく、各フィラメントは、同一デニールであ
ってもよいし、異デニールが混在されていてもよい。総
デニールが0.3デニ一ル未満で100デニールを超え
た場合、水苔としての風合いや感触を失なうのみならず
、保水性、透水性、通気性などの基本的要求性能のバラ
ンスかくずれ、花き栽培の培地として好ましくない。ま
た、フィラメント数は50本以上が好ましい。該マルチ
フィラメント糸は、形成されたループが突出し、からみ
、もつれ合って、嵩高状になっていることか必要である
。上記した嵩高状のマルチフィラメント糸は、いかなる
方法で得られてもよいが、例えば、マルチフィラメント
糸に流体撹乱処理(4¥公昭34 8969号公報、特
公昭35−6684号公報、特公昭3513038号公
報に開示されるいわゆるタスラン加工)を施すことによ
り得られる。流体撹乱処理が施されたマルチフィラメン
ト糸は、カットしても嵩高性を保形し、保水性が良好に
なるので好ましい。流体撹乱処理が行われるマルチフィ
ラメント糸は、1本でもよいし、複数本同時に行われて
もよい。ループは不均斉で乱雑なものではなく、均斉で
揃っている方が好ましい。ループが不均斉で乱雑な場合
、植物の根がループの中にからみ、水苔を再使用する場
合、植物の根がループの中にからみ、水苔を再使用する
場合、不都合が生じる。ループの形状、大きさ、数はオ
ーバーフィード量と空気圧によって調整される。」−記
したマルチフィラメント糸は、線条め(カット−染色−
後加工)されてもよいし、糸染め(染色−後加工−カッ
ト)されてもよい。線条めの場合、綿を染色釜へ押込み
、染色セットするため、#JAIIlの座屈あるいは屈
曲による付量によってクリンプが現われ、嵩高になり、
保水性がよく望ましい。カット長は、ICIIから30
cmまで、水苔を用いる花き栽培の種類に応じて適宜決
定される。上記範囲内であれば、同一長さカットであっ
てもよいし、ランダムカットであってもよい。カット長
が11未満であると、花きの根を支えることが出来ず、
長ずざると塊吠となって取扱い性が悪くなる。染色は趣
味、嗜好、装飾性などを考慮して任意な色彩を選択して
もよい。また、親水加工、樹脂加工、抗菌加工、防虫加
工などの後加工が必要に応じてなされてもよい。
(作 用)
本発明の人工水苔を構成するマルチフィラメント糸は、
そのループがからみ、もつれ、突出し、極めて嵩高な構
造であり、該構造が毛細管現象によって水を吸収し、長
期間保水する。また、本発明の水苔を集合体として花き
栽培に用いた場合、透水性、通気性にもすぐれており、
花き類の根ぐされを防止し、水苔自身の分解腐敗などが
なく、取扱い性が容易で、耐久性、安定性にもすぐれる
。
そのループがからみ、もつれ、突出し、極めて嵩高な構
造であり、該構造が毛細管現象によって水を吸収し、長
期間保水する。また、本発明の水苔を集合体として花き
栽培に用いた場合、透水性、通気性にもすぐれており、
花き類の根ぐされを防止し、水苔自身の分解腐敗などが
なく、取扱い性が容易で、耐久性、安定性にもすぐれる
。
(実施例)
ポリエステルマルチフィラメント糸500デニール96
フイラメントを芯糸に配し、ポリエステルマルチフィラ
メント糸500デニール96フイラメント5本を引揃え
て花糸として配して、米国プレシジョン社製デュポンタ
スランノズルXIV型を用いて、芯糸のオーバーフィー
ド0%、花糸のオーバーフィード180%、空気圧B
kg / cJで流体撹乱処理を行なって、嵩高加工糸
を得た。該嵩高加工糸を161長にカットし、線条を行
なったのち、ラン鉢物の培養土として従来の水苔と同様
にして植え、通常の潅水を行ないながら、栽培したとこ
ろ、根腐れも起らず、害虫も発生せず、しかも、成長は
天然水苔の場合と特に差は見られなかった。
フイラメントを芯糸に配し、ポリエステルマルチフィラ
メント糸500デニール96フイラメント5本を引揃え
て花糸として配して、米国プレシジョン社製デュポンタ
スランノズルXIV型を用いて、芯糸のオーバーフィー
ド0%、花糸のオーバーフィード180%、空気圧B
kg / cJで流体撹乱処理を行なって、嵩高加工糸
を得た。該嵩高加工糸を161長にカットし、線条を行
なったのち、ラン鉢物の培養土として従来の水苔と同様
にして植え、通常の潅水を行ないながら、栽培したとこ
ろ、根腐れも起らず、害虫も発生せず、しかも、成長は
天然水苔の場合と特に差は見られなかった。
(発明の効果)
本発明の水苔は、集合体として花き栽培の培地として用
いた場合、衛生的で取り扱いやすく、保水性にすぐれる
とともに、透水性、通気性にもすぐれているため、潅水
が多ずぎても根くされを起さず、また、分解、腐敗など
は全くなく、耐久性にすぐれるものである。また、水苔
を構成するマルチフィラメント糸の素材、デニール数、
ループ形態を適宜選択することにより、透水性、保水性
、通気性を適宜設訂変更するととかできるので、花き栽
培の種類に適した水苔を得ることができる。また、本発
明の水苔は色彩にすぐれ、装飾効果か大きい。
いた場合、衛生的で取り扱いやすく、保水性にすぐれる
とともに、透水性、通気性にもすぐれているため、潅水
が多ずぎても根くされを起さず、また、分解、腐敗など
は全くなく、耐久性にすぐれるものである。また、水苔
を構成するマルチフィラメント糸の素材、デニール数、
ループ形態を適宜選択することにより、透水性、保水性
、通気性を適宜設訂変更するととかできるので、花き栽
培の種類に適した水苔を得ることができる。また、本発
明の水苔は色彩にすぐれ、装飾効果か大きい。
Claims (1)
- 形成されたループが突出し、からみ、もつれ合って嵩高
状になっているマルチフィラメント糸のカット体である
ことを特徴とする人工水苔。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60170188A JPS6229922A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | 人工水苔 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60170188A JPS6229922A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | 人工水苔 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6229922A true JPS6229922A (ja) | 1987-02-07 |
Family
ID=15900312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60170188A Pending JPS6229922A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | 人工水苔 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6229922A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4918843U (ja) * | 1972-05-20 | 1974-02-18 | ||
JPS5113412U (ja) * | 1974-07-18 | 1976-01-31 | ||
JPS52102126A (en) * | 1976-02-20 | 1977-08-26 | Chisso Corp | Waterrkeeping material for transfering of plant |
JPS5828213A (ja) * | 1981-08-07 | 1983-02-19 | 東レ株式会社 | 人工育成床 |
JPS61170327A (ja) * | 1985-01-22 | 1986-08-01 | 株式会社 高木化学研究所 | 水耕栽培法 |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP60170188A patent/JPS6229922A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4918843U (ja) * | 1972-05-20 | 1974-02-18 | ||
JPS5113412U (ja) * | 1974-07-18 | 1976-01-31 | ||
JPS52102126A (en) * | 1976-02-20 | 1977-08-26 | Chisso Corp | Waterrkeeping material for transfering of plant |
JPS5828213A (ja) * | 1981-08-07 | 1983-02-19 | 東レ株式会社 | 人工育成床 |
JPS61170327A (ja) * | 1985-01-22 | 1986-08-01 | 株式会社 高木化学研究所 | 水耕栽培法 |
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