JP3136402U - 芝生ユニットマット - Google Patents

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孔志 松本
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安行造園株式会社
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Abstract

【課題】
本考案のマットを利用すると、土をほとんど使用できない場所でも、即ち、屋上、ベランダ、エントランス、店舗などでも、容易に、はやく、簡単に、きれいに、芝生を提供でき、緑化雰囲気を形成でき、緑化ができる。即ち、軽量コンパクトな緑化システムを提供できる。そして、1ピースの一定サイズの芝生ユニットマットを、組合せると、並べるだけで、種々の模様換えが、楽にできる。また、即席の空中芝生を作ることができる。
【解決手段】
不織布フェルトマットを保水性基礎層とし、
その上に、ポリエステル樹脂とSBR樹脂の混合樹脂により、780〜820デニールの太さのプラスチック繊維を、密度0.9〜1.1kg/mで巻き線状で3次元に絡み合っているものであり、その空隙には、ピートモスなどの軽量の土が充填されている根張り層を形成し、その表面に、芝生層を、載置した層状物よりなるものを、プラスチック段ボールの薄い長方形函体に収納したことを特徴とする芝生ユニットマットである。
【選択図】 図1

Description

本考案は、芝生の庭や芝部分を作るために、マンションのベランダの庭を造るために、使用に簡便な芝生ユニットマットに関する。なお、本考案においては、「芝生」の用語には、芝生の他に、芝生と同様に、庭や庭作成において、用いられる、例えば、つた類、トクサ、タマリュウなどの地面を横に這う地被類の植物も含まれる。
芝生の庭を作るために従来、芝生マットを使用してきたが、取り扱い上、不便であり、また、土が一緒であるために、重量もあるものとなり、取り扱い難いものである。また、屋上やベランダ、エントランス、店舗を飾るために、芝生を使用する場合、手軽にできず、また、その模様変えなども気軽に行えないものであった。そのために、誰でも、芝生をたのしむことは、困難であり、限られた人のみが、ガーデイニングを楽しむという状態であった。
本考案の基本的な課題は、手軽に芝生を楽しむことが可能で、軽量で、屋上ガーデンでも利用可能な芝生ユニットマットを提供することである。そして、芝生の根張りを高めることにより、厚さ3〜5cmの薄層にでき、移動や設置が簡単に行えるような芝生ユニットマットが提供され、屋上、ベランダ、玄関先等のような土のないところ、省スペースで、新しい緑化基盤を提供できる芝生ユニットマットも提供することである
緑化のため、芝生植栽のためのマットを提供し、そして、次のような構成の芝生ユニットマットが考案された。
1、不織布フェルトマット(2)を保水性基礎層とし、
その上に、ポリエステル樹脂とSBR樹脂の混合樹脂により、780〜820デニールの太さのプラスチック繊維(5)を、密度0.9〜1.1kg/mで巻き線状で3次元に絡み合っているものであり、その空隙には、ピートモス(6)などの軽量の土が充填されている根張り層(3)を形成し、その表面に、芝生層(4)を、載置した層状物よりなるものを、プラスチック段ボールの薄い長方形函体(1)に収納したことを特徴とする芝生ユニットマット。
2、前記の根張り層(3)は、35mm以上50mm以下の厚さであり、プラスチック繊維の太さは、780〜820デニールである。
3、マットを収納する長方形函体(1)は、正方形である。地面を覆うためには正方形が使い易いからである。そして、好適には、サイズは、50cm×50cmである。
本考案の芝生ユニットマットは、層状マットを成し、不織布フェルトマット(2)を保水性基礎層とし、その上に、ポリエステル樹脂とSBR樹脂の混合樹脂により、780〜820デニールの太さのプラスチック繊維(5)を、密度0.9〜1.1kg/mで巻き線状で3次元に絡み合っているものであり、その空隙には、ピートモス(6)などの軽量の土が充填されている根張り層(3)を形成し、その表面に、芝生層(4)を、載置した層状物よりなるものを、プラスチック段ボールの薄い長方形函体(1)に収納したものである。プラスチック繊維が、密に絡み合った層状物であり、その重さは、土だけの芝生マットに比較して、3分の1程度になり、更に、本考案の芝生ユニットマットでは、常に保水
性が保持され、水遣りも頻度が少なくてすみ、根が伸び過ぎない。そして、僅かなスペースでも可能になる。即ち、土のないような場所、屋上、ベランダ、玄関先のようなところにも、芝生を植栽し、育成できる。また、省スペースでの新しい緑化基盤として、緑化展示、リース用グリーンとしても適用できる。
図1により、本考案の芝生ユニットマットを説明するが、本考案はそれに限定されないものである。図では断面図により芝生ユニットマットの構造を説明してある。マットのスタイル、デザインは、適宜変化を付けることができることは言うまでもない
本考案の芝生ユニットマットは、基本的には、層状であり、底には、不織布フェルトマット(2)の保水性基礎層を設け、その上に、ポリエステル樹脂とSBR樹脂とから作られた混合樹脂を繊維にした、780〜820デニールの太さのプラスチック繊維(5)を、密度0.9〜1.1kg/mで巻き線状で3次元に絡み合っている不織布状のものを層状に載せてある。それは、その絡み合った、へちま状のものの空隙には、ピートモス(6)などの軽量の土が充填してある。これを、芝生のための根張り層(3)とする。即ち、その上に芝生盤(7)を載せ、その上の表面に、芝生層(4)を、載置した層状物である。そのような層状物を、プラスチック段ボールの薄い長方形函体(1)に収納したものが、本考案の芝生ユニットマットである。
図1の芝生ユニットマットは、図示のような構成の断面を有する層状であり、まず、不織布フェルトマット(2)が、水を保持し、マットの乾燥を防止する。その上に、ポリエステル樹脂とSBR樹脂の混合樹脂により、780〜820デニールの太さのプラスチック繊維(5)を、密度0.9〜1.1kg/mで巻き線状で3次元に絡み合っているものを載せる。このポリエステル樹脂とSBR樹脂の混合樹脂は、好適には、ポリエステル樹脂80重量%とSBR樹脂(スチレンブタジエンゴム)20重量%の混合割合の混合樹脂を、太さ780〜820デニールに引いた繊維を、絡み合わせた不織布であり、層状のもので、その厚さは、35〜45mmである。繊維がいわばへちまたわしの状態のように、絡み合ったものである。更に、その繊維が絡み合った隙間に、粒状ピートモスを充填したものを用いる。ピートモスは、更に、湿分を含むことができる。以上の2層からなる層状物を、プラスチック段ボール(1)で作った薄い函体に収納させる。
このように、プラスチック段ボール(1)の函体に収納された層状物(3)の上に芝生盤(7)(根と土の部分)の付いた芝生を載せ、水や栄養分を与えると、函体の上で芝生(4)が育ち、本考案の芝生ユニットマットが出来上がる。
即ち、本考案の芝生ユニットマットでは、適度の湿分と適度の空気を常に含んでいる層状物であるので、芝生の生育に適するものである。プラスチック繊維が絡み合った隙間には、ピートモス(6)が充填され、芝生の根には、常に適度の湿気が供給される。また、絡み合ったプラスチック繊維の層(3)では、プラスチック繊維は、密度が粗く太いもので、即ち、780〜820デニールの太さであり、この範囲が好適な太さであり、できるだけマット重量を軽くするために、その密度は、0.9〜1.1の比重がよい。そのプラスチック繊維は、巻き線状に3次元に絡み合っている繊維がよい。その空隙には、ピートモス(6)などの軽量土が充填される。その底面層は、合繊ニードルフェルトがよく、細い繊維が密に絡み合った層状物である。即ち、細いが密に充填されたプラスチック繊維が好適である。そして、マットの表面近くの根張り層(3)には、適度の空隙と適度の湿分が保持されている。
本考案の芝生ユニットマットの製造方法は、以上に説明したようにようである。先ず、層状の表面に粗いプラスチック繊維で積層され、底面側に細いプラスチック繊維で形成したマットを、所定の大きさ、収納すべき函体のサイズに合わせて切断する。そして、マッ
ト表面層(3)から、ピートモス(6)を充填していきます。ピートモスが落ちないように、底面層(2)のプラスチック繊維密度を配慮する。ピートモスを詰める際には、マット基盤を軽く叩くか、刷り込むようにする。
そして、芝生は、いつでも育成することができる。例えば、芝生盤から土をはずし、不要な根を整理します。それから、表面層(3)の上に載せ、水を与えるだけで、育成が開始され、本考案の芝生ユニットマットが生産される。そして、必要に応じて、日陰で養生します。または、潅水施設で、潅水します。
本考案の芝生ユニットマットの構成は、消費者、育成者の要望から、表面層(3)と底面層(2)の間に他の機能を有する層も使用することができる。
基本的には、軽量化可能のために軽量のプラスチック繊維を用いて、全体として、軽量にできる使用の容易な芝生ユニットマットに作製でき、そして、水遣りや、栄養分の供給に便利なように芝生ユニットマットを提供することができる。
本考案の芝生ユニットマットは、50×50cmの正方形のものが、使用のために好適である。そして、底面層(2)の厚さは、4〜5mmが好適である。表面層(3)の厚さは、35〜50mmが、好適である。
産業上の利用可能性は、上記に記述したが、一般的には、本考案のマットを利用すると、土をほとんど使用できない場所でも、即ち、屋上、ベランダ、エントランス、店舗などでも、容易に、はやく、簡単に、きれいに、芝生を提供でき、緑化雰囲気を形成でき、緑化ができる。即ち、軽量コンパクトな緑化システムを提供できる。そして、1ピースの一定サイズの芝生ユニットマットを、組合せると、並べるだけで、種々の模様換えが、楽にできる。また、即席の空中芝生を作ることができます。
本考案による、芝生ユニットマットの断面図を示す。
符号の説明
1 プラスチック段ボール
2 不織布フェルトマット(底面層)
3 根張り層(表面層)
4 芝生層
5 混合樹脂によるプラスチック繊維
6 ピートモス
7 芝生盤

Claims (3)

  1. 不織布フェルトマット(2)を保水性基礎層とし、
    その上に、ポリエステル樹脂とSBR樹脂の混合樹脂により、780〜820デニールの太さのプラスチック繊維(5)を、密度0.9〜1.1kg/mで巻き線状で3次元に絡み合っているものであり、その空隙には、ピートモス(6)などの軽量の土が充填されている根張り層(3)を形成し、その表面に、芝生層(4)を、載置した層状物よりなるものを、プラスチック段ボールの薄い長方形函体(1)に収納したことを特徴とする芝生ユニットマット。
  2. 前記の根張り層(3)は、35mm以上50mm以下の厚さであり、プラスチック繊維の太さは、780〜820デニールであることを特徴とする請求項1に記載の芝生ユニットマット。
  3. 長方形函体(1)は、正方形であることを特徴とする請求項1又は2に記載の芝生ユニットマット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108307875A (zh) * 2018-02-07 2018-07-24 上海市老教授协会 采用天然生物质作为基质材料的楼顶绿化平台和进行绿化的方法

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