JPS6229875B2 - - Google Patents
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- JPS6229875B2 JPS6229875B2 JP17159582A JP17159582A JPS6229875B2 JP S6229875 B2 JPS6229875 B2 JP S6229875B2 JP 17159582 A JP17159582 A JP 17159582A JP 17159582 A JP17159582 A JP 17159582A JP S6229875 B2 JPS6229875 B2 JP S6229875B2
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- Japan
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- cooling
- induction heating
- end plates
- electrically insulating
- iron core
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
Description
本発明は積層鉄心を有する誘導加熱装置、特に
その冷却に関するものである。 ワークを加熱するに当つて、従来は第１図及び
第２図に示す誘導加熱装置から使用されていた。
第１図、第２図において、ソレノイド形に巻回さ
れたコイル１に交流電流を流すことにより発生す
る交番磁束は、被加熱金属体即ちワーク２に流入
し、ワーク２が誘導加熱されるが、外部への磁束
の洩れを僅少化させる目的で、Ｅ字形状の磁素鋼
板を積層して形成された積層鉄心３が使用されて
いる。この積層鉄心３は、Ａ方向の磁束、及びＢ
方向の磁束により、ヒステリシス損、及び渦流損
により自己発熱する。この発熱量が少ない場合は
冷却の必要もないがワーク２の発熱密度を上げる
ために、積層鉄心３における磁束密度を10000〜
20000ガウスといつた高磁束密度にする必要のあ
る誘導加熱装置の場合、積層鉄心内での発熱量が
大きく、冷却は不可決となる。その冷却を行なう
に当つて、従来は冷却板４ａ，４ｂ，４ｃ，４
ｄ，４ｅを使用することが案出されていた。これ
ら冷却板４ａ〜４ｅは第２図に示すように、銅板
５の周囲を囲むように銅管６をろう付して構成さ
れていた。なお、第２図において、７は、冷却水
を通ずるための口出管、８は、積層鉄心３と共締
めするためのボルト孔である。 この従来の冷却板の場合、磁束Ｂにより、両側
の冷却板４ａ，４ｅは、誘導加熱され、多大の損
失を発生する。 この発明は上記従来案出されていた誘導加熱装
置の冷却板における損失をなくすことを目的とす
るものであり、その一実施例を第３図に示す。 第３図において、両外側の冷却板４ａ〜４ｅは
厚みが１mm以下の薄い２枚の電気絶縁端板４１，
４２と、これら両端板４１，４２間に形成された
冷却流体（例えば水）の通路４３と、第１図にお
ける積層鉄心３との共締め時の補強メンバーとな
るように両端板４１，４２間に配設された補強板
４４と、外周部からの冷却流体の漏れをなくすよ
うに両端板４１，４２間にその全周に亘つて介在
したシール材４５と、冷却流体の出入口となる口
出管４６とで構成されている。上記各構造物のう
ち口出管４６は金属体でもよいが、その他は総て
電気絶縁体である。また、上記補強板４４及びシ
ール材４５は何れも両端板４１，４２に接着等の
固着手段によつて強固に固着されている。４７は
冷却板と積層鉄心とを共締めするためのボルト孔
であり、両端板４１，４２及び補強板４４を貫通
して設けられている。 この第３図の冷却板を少なくとも、第１図の両
側の冷却板４ａ，４ｅとして適用することによ
り、冷却板での誘導加熱損を殆んど無くすること
ができ、該誘導加熱コイルの効率向上がなされ
る。なお、第１図の中間部の冷却板４ｂ，４ｃ，
４ｄは、第２図の金属による冷却板であつても、
その損失は、僅少である。次に本発明による実積
結果の一例を第１表に示す。
その冷却に関するものである。 ワークを加熱するに当つて、従来は第１図及び
第２図に示す誘導加熱装置から使用されていた。
第１図、第２図において、ソレノイド形に巻回さ
れたコイル１に交流電流を流すことにより発生す
る交番磁束は、被加熱金属体即ちワーク２に流入
し、ワーク２が誘導加熱されるが、外部への磁束
の洩れを僅少化させる目的で、Ｅ字形状の磁素鋼
板を積層して形成された積層鉄心３が使用されて
いる。この積層鉄心３は、Ａ方向の磁束、及びＢ
方向の磁束により、ヒステリシス損、及び渦流損
により自己発熱する。この発熱量が少ない場合は
冷却の必要もないがワーク２の発熱密度を上げる
ために、積層鉄心３における磁束密度を10000〜
20000ガウスといつた高磁束密度にする必要のあ
る誘導加熱装置の場合、積層鉄心内での発熱量が
大きく、冷却は不可決となる。その冷却を行なう
に当つて、従来は冷却板４ａ，４ｂ，４ｃ，４
ｄ，４ｅを使用することが案出されていた。これ
ら冷却板４ａ〜４ｅは第２図に示すように、銅板
５の周囲を囲むように銅管６をろう付して構成さ
れていた。なお、第２図において、７は、冷却水
を通ずるための口出管、８は、積層鉄心３と共締
めするためのボルト孔である。 この従来の冷却板の場合、磁束Ｂにより、両側
の冷却板４ａ，４ｅは、誘導加熱され、多大の損
失を発生する。 この発明は上記従来案出されていた誘導加熱装
置の冷却板における損失をなくすことを目的とす
るものであり、その一実施例を第３図に示す。 第３図において、両外側の冷却板４ａ〜４ｅは
厚みが１mm以下の薄い２枚の電気絶縁端板４１，
４２と、これら両端板４１，４２間に形成された
冷却流体（例えば水）の通路４３と、第１図にお
ける積層鉄心３との共締め時の補強メンバーとな
るように両端板４１，４２間に配設された補強板
４４と、外周部からの冷却流体の漏れをなくすよ
うに両端板４１，４２間にその全周に亘つて介在
したシール材４５と、冷却流体の出入口となる口
出管４６とで構成されている。上記各構造物のう
ち口出管４６は金属体でもよいが、その他は総て
電気絶縁体である。また、上記補強板４４及びシ
ール材４５は何れも両端板４１，４２に接着等の
固着手段によつて強固に固着されている。４７は
冷却板と積層鉄心とを共締めするためのボルト孔
であり、両端板４１，４２及び補強板４４を貫通
して設けられている。 この第３図の冷却板を少なくとも、第１図の両
側の冷却板４ａ，４ｅとして適用することによ
り、冷却板での誘導加熱損を殆んど無くすること
ができ、該誘導加熱コイルの効率向上がなされ
る。なお、第１図の中間部の冷却板４ｂ，４ｃ，
４ｄは、第２図の金属による冷却板であつても、
その損失は、僅少である。次に本発明による実積
結果の一例を第１表に示す。
【表】
以上の説明及び上記第１表から明白なように、
本発明による誘導加熱装置によれば、損失が少な
く省エネルギー効果大である。
本発明による誘導加熱装置によれば、損失が少な
く省エネルギー効果大である。
第１図は、誘導加熱装置の構造を示し、そのａ
は正面図とｂは継断側面図、第２図は、従来の冷
却板の構造を示し、そのａは正面図、ｂは側面
図、第３図は、本発明の一実施例における冷却板
を示し、そのａは正面図、ｂは側面図である。 図において、２はワーク、１は誘導加熱コイ
ル、３は積層鉄心、４３は冷却流体通路、４ａ，
４ｅは冷却板である。なお図中同一符号は同一又
は相当部分を示す。
は正面図とｂは継断側面図、第２図は、従来の冷
却板の構造を示し、そのａは正面図、ｂは側面
図、第３図は、本発明の一実施例における冷却板
を示し、そのａは正面図、ｂは側面図である。 図において、２はワーク、１は誘導加熱コイ
ル、３は積層鉄心、４３は冷却流体通路、４ａ，
４ｅは冷却板である。なお図中同一符号は同一又
は相当部分を示す。
Claims (1)
- １ ワークを加熱する誘導加熱コイルにより発生
する磁路の一部に配設された積層鉄心を有するも
のにおいて、２枚の電気絶縁端板と、この両電気
絶縁端板間に配設された補強板と、上記両電気絶
縁端板の外周に亘つて介在されたシール材とから
なり、上記両電気絶縁端子間に形成された通路に
冷却流体を流す冷却板を上記積層鉄心の少なくと
も積層方向の端部に接触して重ね合わせたことを
特徴とする誘導加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17159582A JPS5960983A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17159582A JPS5960983A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 誘導加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5960983A JPS5960983A (ja) | 1984-04-07 |
| JPS6229875B2 true JPS6229875B2 (ja) | 1987-06-29 |
Family
ID=15926072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17159582A Granted JPS5960983A (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 誘導加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5960983A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6248797U (ja) * | 1985-04-30 | 1987-03-26 | ||
| JP2007254001A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Unitech Medical Kk | 容器形ホルダ |
| JP2009094088A (ja) * | 2009-02-02 | 2009-04-30 | Hitachi Appliances Inc | 誘導加熱調理器 |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP17159582A patent/JPS5960983A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5960983A (ja) | 1984-04-07 |
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