JPS62298700A - 扇風機の羽根取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、主として一般家庭および事務所等で使用され
る扇風機の羽根取付装置に関するものである。

従来の技術 従来、この種の扇風機の羽根取付装置は第４図に示すよ
うに、電動機の回転軸１０１の先端外周に雄ねじ部１０
３を設け、この回転軸１０１の外周を貫通するピン１０
２を雄ねじ部１０３に近接して固定している。そして羽
根１０７は中心部のボス１０８に前記回転軸１０１の挿
入される軸孔１０７ａを有し、この軸孔１０７　ａは回
転軸１０１の雄ねじ部１０３とピン１０２の間の長さに
ほぼ等しい長さとし、ピン１０２側にはピン１０２の回
転方向の係止用のリプ１０４を設けているので、回転軸
１０１にボス１０８を装着するとピン１０２に当ってボ
ス１０８の前端から回転軸１０１の雄ねじ部１０３がの
ぞくから、これに中央に雌ねじ部１０５を有するナンド
状のスピンナー１０６をねじ込み羽根１０７を固定する
ものであった。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、回転軸１０１の先端に雄ね
じ部１０３およびスピンナー１０６の中心に雌ねじ部１
０５を形成するため製作工程が繁雑となる問題があった
。

本発明はこのような問題点に鑑み、製作が容易な扇風機
の羽根取付装置を提供することを目的とするものである
。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するだめ、本発明は羽根口シ止めビン
をもつ回転軸と、この回転軸にボス部の軸孔を嵌め合せ
た羽根と、前記回転軸の先端に嵌め合せる筒状部をもつ
スピンナーよりなり、前記回転軸の先端部には周溝を形
成し、スピンナーの筒状部には軸方向の切欠きを形成す
るとともに周溝に＠まり合う突起を設け、前記スピンナ
ーの筒状部に筒状部を締めつけるコイルばねを嵌め合わ
せた扇風機の羽根取付装置の構成としたものである。

作　　用 上記本発明の羽根取付装置は、回転軸に嵌入するスピン
ナーと回り止めピンとではさみ込まれ、スピンナーの筒
状部はコイルばねで締めつけられ、かつ突部が回転軸の
周溝に嵌まり合うので、ねじなしでスピンナーを固定で
きることとなる。

実施例 以下本発明の一実施例について、第１図から第３図にも
とづいて説明する。

図において２は基台３に支持された電動機であり、その
回転軸１は回り止めピン６を有すとともに先端に近い部
分の外周に周溝８を有している。

羽根４は、中心部のボス１１に前記回転軸１が挿入され
る軸孔１２を有し、前記軸孔１２の長さは、前記回転軸
１に設けた回り止めビン５と周溝８間より短かく、また
回り止めピンＳ側には軸孔１２と直角に回り止めビン６
と係合する溝１５を有している。スピンナー〇は、中心
部に軸孔１４をもつ筒状部１３を有し、この筒状部１３
の先端に軸方向の切欠き７を形成している。また、この
筒状部１３の内側には回転軸１の周溝８に沃り合う突起
９が設けられている。そして前記筒状部１３の外周には
筒状部１３を締めつけるコイルばね１゜が圧嵌されてい
る。

以上のように構成された本実施例について以下その組立
を説明する。まず回転軸１に挿入される羽根４の軸孔１
２を有するボス１１は、一端に軸孔１２と直角に溝１５
が設けられておシ、この溝１５と回り止めどン５が係合
することによって電動機２の回転軸１の回転が羽根４に
伝えられることとなる。さらＫこの状態で回転軸１は羽
根４の軸孔１２より突出しており、この突出した軸に、
スピンナー６の軸孔１４を差し込む。スピンナー６の軸
孔１４を有する筒状部１３の外周にはコイルばね１０が
圧嵌されているため、軸孔１４は回転軸１を締めつけ、
羽根４のボス１１を回り止めどン６に押しっけた状態で
保持される。スピンナ＝６の筒状部１３には、切欠き７
が設けてあシ、コイルばね１ｏによる締めっけをより効
果的にする働きをしている。またこのとき、回転軸１の
先　。

端近くに設けた周溝８と、スピンナー６の軸孔１４の内
周上に設けられた突起９が係合し、スピンナー８の回転
軸１への保持をより強いものとしている。

以上のように本実施例によれば、スピンナー６により羽
根４を回り止めピン５に押しっけ、さらにスピンナー６
が回転軸１にコイルばね１ｏの締めつけと周溝８と突起
９の係合により保持されるようにしたことにより、回転
軸１の回転を確実に羽根４に伝達することが可能となる
。

発明の効果 以上の実施例の説明よシ明らかなように本発明はスピン
ナーの筒状部外周に設けたコイルバネにより筒状部を回
転軸に締め付け、また、突起を回転軸の周溝に係止する
ので、スピンナーの雌ねじおよび、回転軸先端の雄ねじ
が不要となり、製作工程が簡単になり、製作が容易にな
るという効果を得ることのできる優れた扇風機の羽根取
付装置を実現するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の扇風機の羽根取付装置の要
部断面図、第２図は同要部分解斜視図、第３図は同側面
図、第４図は従来の羽根取付装置の要部断面図である。 １・・・・・回転軸、２・・・・・・電動機、４・・・
・・羽根、５、・・・・ビン、６・・・・・スピンナー
、７・・・・・・切欠キ、８・・・・周溝、９・・・突
起、１Ｑ・・・・・・コイルばね、１１・・・・・・ボ
ス、１２・・・・軸孔、１３・・・・・筒状部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回り止めピンをもつ回転軸と、この回転軸にボス部の軸
   孔を嵌め合せた羽根と、前記回転軸の先端に嵌め合せる
   筒状部をもつスピンナーよりなり、前記回転軸の先端部
   には周溝を形成し、スピンナーの筒状部には軸方向の切
   欠きを形成するとともに周溝に嵌まり合う突起を設け、
   前記スピンナーの筒状部に筒状部を締めつけるコイルば
   ねを嵌め合わせた扇風機の羽根取付装置。