JPS6112415Y2 - - Google Patents

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JPS6112415Y2
JPS6112415Y2 JP3456381U JP3456381U JPS6112415Y2 JP S6112415 Y2 JPS6112415 Y2 JP S6112415Y2 JP 3456381 U JP3456381 U JP 3456381U JP 3456381 U JP3456381 U JP 3456381U JP S6112415 Y2 JPS6112415 Y2 JP S6112415Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
hub
locking
holder
groove
outer tube
Prior art date
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Expired
Application number
JP3456381U
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English (en)
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JPS57147415U (ja
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Priority to JP3456381U priority Critical patent/JPS6112415Y2/ja
Publication of JPS57147415U publication Critical patent/JPS57147415U/ja
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Publication of JPS6112415Y2 publication Critical patent/JPS6112415Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、アウタチユーブにインナケーブルを
摺動自由に挿通して押し引き両方向若しくはいず
れか一方向の操作力を伝達するコントロールケー
ブルのアウタチユーブの端未をブラケツト等の取
付部材に固定する装置に関する。
従来のコントロールケーブルの端未固定装置
は、アウタチユーブの端未に固着されたハブをブ
ラケツトの取付孔に挿通し、ハブに螺合された2
個のナツトでブラケツトを締付けて固定するよう
になつていたため、端部側のナツトはハブを取付
孔に通してから螺合しなければならず、また、ナ
ツトを締付ける際にハブが回転してアウタチユー
ブに捩れを生ずることがあり、これを防止するに
は、慎重に締付ける必要があつて、コントロール
ケーブルの取付けに長時間を要する欠点があつ
た。
本考案は、従来の固定装置の有するこのような
欠点を除去し、ブラケツト等の取付部材にコント
ロールケーブルの端未を迅速かつ容易に固定する
ことができる固定装置を提供することを目的とす
るものである。
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。図において、1はアウタチユーブ11
にインナケーブル14を摺動自由に挿通したコン
トロールケーブルであつて、アウタチユーブ11
は平鋼線を螺施巻きした内管12の外周に合成樹
脂製のジヤケツト13が被覆されており、その一
端(第1図の右端)には金属製のハブ2がかしめ
付けにより固着され、その先端部外周に形成され
た溝21をブラケツト3の上端から切り込んで形
成されたU字形溝31に嵌合して固定され、イン
ナケーブル14の端未に固着されたロツド4がハ
ブ2から突出している。
アウタチユーブ11の他端(第1図の左端)
は、ジヤケツト13が切除されて金属製のハブ5
の拡径孔51に嵌入され、その外周をかしめ付け
ることによりハブ5がアウタチユーブ11に固着
されている。ハブ5の先端部には削径部54と鍔
53が形成され、削径部54には、第3図に展開
して示すように、ハブ5の軸方向に配列された数
個の突起56aと56bの列が円周方向に90度間
隔で一列ずつ交互に合計4列形成され、各列の突
起56a,56a間及び56b,56b間に構成
された円周方向の係止溝57a,57bの幅は突
起56a,56bの幅と同一であり、かつ、突起
56aの列と56bの列とは軸方向において突起
56a,56bの幅だけ食い違つており、したが
つて、相隣る係止溝57a,57bも軸方向にお
いてその溝幅分だけ食い違つている。
6は外周に六角鍔61が突成されたホルダであ
つて六角鍔61の一側にはボス62が、他側には
雄ねじ63が夫々形成され、中心には、ハブ5が
緊密に嵌入する大径の取付孔64とインナケーブ
ル14の先端に固着されたロツド7が緊密に挿通
する小径の挿通孔65とが同心に形成されてお
り、さらに、ボス62には取付孔64に達する接
線方向の固定溝66が軸心を隔てて2条形成され
ている。
その他、7はばね鋼等の弾性板からなる略門型
の係止部材であつて、両側に脚片71,71が形
成され、上縁には屈曲片72が形成されており、
脚片71,71は夫々円弧形に少しわん曲してい
る。
次に、取付け順序を説明すると、まず、ホルダ
6の雄ねじ63をブラケツト8の雄ねじ81に螺
合して締付けたのち、ロツド7を挿通孔65に通
してハブ5の先端部を取付孔64に嵌入し、任意
の係止溝57a若しくは57bを固定溝66,6
6に整合して係止部材7の両側の脚片71,71
を固定溝66,66に挿入し、これらの脚片7
1,71を係止溝57a若しくは57bに係合し
てハブ5をホルダ6から脱出しないように固定す
る。係止部材7の脚片71,71は固定溝66,
66に挿入される際に真直にのばされ、弾性復元
力により固定溝66,66に押しつけられて脱出
が阻止され、ハブ5の外周面に軸方向において互
いに食い違う係止溝57a,57bからなる係止
溝列を90度間隔で形成したから、一方の列の係止
溝57aが固定溝66,66に整合しないとき
は、ハブ5を90度回転すれば他の係止溝57bが
固定溝66,66にほぼ一致し、アウタチユーブ
11に弛みを生じさせることなく固定することが
できる。
前記において、ハブ5の外周面の係止溝57
a,57bは、突起56a若しくは56b間に構
成する以外に、ハブ5の外周を円周方向若しくは
接線方向に削つて形成してもよい。また、ホルダ
6の挿通孔65にはインナケーブル14を通して
もよく、さらに、ホルダ6をブラケツト8に対し
て、ハブ5をアウタチユーブ11に対してそれぞ
れ回転自由に装着して固定溝66と係止溝57a
若しくは57bとの整合を容易にすることも可能
である。
上記実施例によつて具体的に説明したように、
本考案の端未固定装置は、アウタチユーブにイン
ナケーブルを摺動自由に挿通したコントロールケ
ーブルの前記アウタチユーブの端未をブラケツト
等の取付部材に固定する装置において、円周方向
若しくは接線方向の係止溝を軸方向に間隔を置い
て複数個配列してなる係止溝列を外周面に2列以
上形成し、該2列の係止溝列の各係止溝が軸方向
において互いに食い違つているハブを前記アウタ
チユーブの端未に装着するとともに、該ハブが嵌
入される取付孔が透設され、かつ、該取付孔に達
する接線方向の固定溝が外周面に形成されたホル
ダを前記取付部材に装着し、該ホルダの前記取付
孔に嵌入した前記ハブの任意の係止溝列の任意の
係止溝を該ホルダの前記固定溝に整合し、該固定
溝に挿入した係止部材を前記係止溝に係合して前
記ハブを該ホルダに固定する構成としたことを要
旨とするものであつて、ハブをホルダの取付孔に
嵌入して回転することにより任意の係止溝列を固
定溝に整合し、係止部材を固定溝に挿入して任意
の係止溝に係合するだけでよいから、取付け作業
を迅速かつ容易に行なうことができるとともに、
コントロールケーブルの取付長さの微調節を自由
になし得る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図は
一部切欠側面図、第2図は第1図A−A線断面
図、第3図はハブの先端部外周の展開図、第4図
は要部の分解斜視図である。 1:コントロールケーブル、11:アウタチユ
ーブ、14:インナケーブル、5:ハブ、57
a,57b:係止溝、6:ハブ、64:取付孔、
66:固定溝、7:係止部材、8:ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アウタチユーブにインナケーブルを摺動自由に
    挿通したコントロールケーブルの前記アウタチユ
    ーブの端未をブラケツト等の取付部材に固定する
    装置において、円周方向若しくは接線方向の係止
    溝を軸方向に間隔を置いて複数個配列してなる係
    止溝列を外周面に2列以上形成し、該2列の係止
    溝列の各係止溝が軸方向において互いに食い違つ
    ているハブを前記アウタチユーブの端未に装着す
    るとともに、該ハブが嵌入される取付孔が透設さ
    れ、かつ、該取付孔に達する接線方向の固定溝が
    外周面に形成されたホルダを前記取付部材に装着
    し、該ホルダの前記取付孔に嵌入した前記ハブの
    任意の係止溝列の任意の係止溝を該ホルダの前記
    固定溝に整合し、該固定溝に挿入した係止部材を
    前記係止溝に係合して前記ハブを該ホルダに固定
    する構成としたことを特徴とするコントロールケ
    ーブルの端未固定装置。
JP3456381U 1981-03-12 1981-03-12 Expired JPS6112415Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3456381U JPS6112415Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12

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JP3456381U JPS6112415Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57147415U JPS57147415U (ja) 1982-09-16
JPS6112415Y2 true JPS6112415Y2 (ja) 1986-04-18

Family

ID=29831890

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JP3456381U Expired JPS6112415Y2 (ja) 1981-03-12 1981-03-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716900Y2 (ja) * 1988-03-02 1995-04-19 中央発條株式会社 コントロールケーブルの端末固定装置

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JPS57147415U (ja) 1982-09-16

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