JPS6229867Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6229867Y2 JPS6229867Y2 JP1981090180U JP9018081U JPS6229867Y2 JP S6229867 Y2 JPS6229867 Y2 JP S6229867Y2 JP 1981090180 U JP1981090180 U JP 1981090180U JP 9018081 U JP9018081 U JP 9018081U JP S6229867 Y2 JPS6229867 Y2 JP S6229867Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- grill
- side duct
- wind direction
- direction control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 8
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
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- 229920005830 Polyurethane Foam Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、床下あるいは天井裏に収納した空気
調和機の室内ユニツトの吹出し口と室内に開口し
た吹出しグリルを連通する連通ダクト構造に関す
るものである。
調和機の室内ユニツトの吹出し口と室内に開口し
た吹出しグリルを連通する連通ダクト構造に関す
るものである。
従来、この種の埋込形空気調和機における連通
ダクトは板金で構成し、断熱材を内貼りした構
造、あるいはグラスウール等の断熱材に樹脂を含
侵させ硬化させた構造を使用しているが、前者は
断熱材貼り付けが煩雑で作業が大変であり、また
後者は空気調和機本体やグリルとの結合に難点が
あつた。
ダクトは板金で構成し、断熱材を内貼りした構
造、あるいはグラスウール等の断熱材に樹脂を含
侵させ硬化させた構造を使用しているが、前者は
断熱材貼り付けが煩雑で作業が大変であり、また
後者は空気調和機本体やグリルとの結合に難点が
あつた。
さらに、かかる構造の連通ダクトが接続される
室内の吹出しグリルにおいて、コアンダ効果によ
り、吹出す気流の風向制御を行う構成を具備した
空気調和機においては、据付け時の意匠感を考慮
して吹出しグリルの内部に風向制御機構を設けな
ければならない。
室内の吹出しグリルにおいて、コアンダ効果によ
り、吹出す気流の風向制御を行う構成を具備した
空気調和機においては、据付け時の意匠感を考慮
して吹出しグリルの内部に風向制御機構を設けな
ければならない。
その場合、組立作業性を考慮してダクトの内部
に奥深く設けることができないため、ダクトを分
割して風向制御機構を組込むことになるが、前述
の如くダクト内を流れる気流をコアンダ効果によ
つて制御するには、吹出しグリル側へ徐々に広が
りながら延びる曲面壁と風向制御板の位置関係の
精度を保たなければならない問題がある。
に奥深く設けることができないため、ダクトを分
割して風向制御機構を組込むことになるが、前述
の如くダクト内を流れる気流をコアンダ効果によ
つて制御するには、吹出しグリル側へ徐々に広が
りながら延びる曲面壁と風向制御板の位置関係の
精度を保たなければならない問題がある。
また、ダクトが比較的軟質な断熱材で形成され
ている場合は、上記問題点に加えて、確実に風向
制御板の取付けが行なえ、さらに接合部からの空
気の漏れによるダクト周辺への露付きも防止しな
ければらない。
ている場合は、上記問題点に加えて、確実に風向
制御板の取付けが行なえ、さらに接合部からの空
気の漏れによるダクト周辺への露付きも防止しな
ければらない。
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、連通ダク
トを、断熱性発泡材等からなる複数部品より形成
して煩雑な断熱処理を省略するとともに、比較的
軟質の断熱材であつても確実に風向制御板の取付
けが行なえ、さらに接合部からの空気の漏れによ
るダクト周辺への露付きを防止し、また吹出しグ
リル側へ徐々に広がりながら延びる曲面壁と風向
制御板の位置関係の精度が組立作業性を損うこと
なく行なえるようにすることを目的とするもので
ある。
トを、断熱性発泡材等からなる複数部品より形成
して煩雑な断熱処理を省略するとともに、比較的
軟質の断熱材であつても確実に風向制御板の取付
けが行なえ、さらに接合部からの空気の漏れによ
るダクト周辺への露付きを防止し、また吹出しグ
リル側へ徐々に広がりながら延びる曲面壁と風向
制御板の位置関係の精度が組立作業性を損うこと
なく行なえるようにすることを目的とするもので
ある。
以下、図面を参考に本考案の一実施例を説明す
る。ここで、空気調和機の据付けは第1図に示す
如く居住空間の占有を極力少なくし、また、和室
の雰囲気を考慮して床下部に空気調和機の室内ユ
ニツトを設置した場合とする。
る。ここで、空気調和機の据付けは第1図に示す
如く居住空間の占有を極力少なくし、また、和室
の雰囲気を考慮して床下部に空気調和機の室内ユ
ニツトを設置した場合とする。
同図において、1は室内ユニツトと連通した吹
出しグリル、2は吸入グリルである。ここで、空
気調和機の構造は、周知の如く冷凍サイクルを構
成するものでよく、また本考案の要旨としないの
てその詳細についての説明ならびに図示を省略す
る。
出しグリル、2は吸入グリルである。ここで、空
気調和機の構造は、周知の如く冷凍サイクルを構
成するものでよく、また本考案の要旨としないの
てその詳細についての説明ならびに図示を省略す
る。
次に第2図により吹出グリル1部について説明
する。
する。
同図において、4は空気調和機の室内ユニツト
本体3の吹出し口と吹出しグリル1とを連通する
連通ダクトで、畳5、化粧板6、畳寄せ7および
土台8等からなる床下部に配置されている。9は
空気調和機の室内ユニツトを収納するチヤンバー
室である。また前記吹出しグリル1には、冷風が
直接人体に当たるのを防止するために、連通ダク
ト4と吹出グリル1とによりコアンダ効果を生ぜ
しめるように徐々に広がつた曲面状の側壁10,
12が設けられ、ソレノイド等によつて矢印方向
に回動する風向制御板11により上下方向の風向
きを調節する。ここで、コアンダ効果による風向
制御技術は周知であるため、説明を省略する。1
6は連通ダクト4を室内ユニツト本体3に固定す
る固定具でネジ等により締結されている。
本体3の吹出し口と吹出しグリル1とを連通する
連通ダクトで、畳5、化粧板6、畳寄せ7および
土台8等からなる床下部に配置されている。9は
空気調和機の室内ユニツトを収納するチヤンバー
室である。また前記吹出しグリル1には、冷風が
直接人体に当たるのを防止するために、連通ダク
ト4と吹出グリル1とによりコアンダ効果を生ぜ
しめるように徐々に広がつた曲面状の側壁10,
12が設けられ、ソレノイド等によつて矢印方向
に回動する風向制御板11により上下方向の風向
きを調節する。ここで、コアンダ効果による風向
制御技術は周知であるため、説明を省略する。1
6は連通ダクト4を室内ユニツト本体3に固定す
る固定具でネジ等により締結されている。
次に、第4図により連通ダクト4の構造につい
て説明する。
て説明する。
同図において、連通ダクト4は吹出しグリル1
側に接続するグリル側ダクト4aと室内ユニツト
本体3側に接続する本体側ダクト4bにより構成
され、風向制御板11を固定するダクト内側の軸
受板13および支柱14とダクト外側に設けられ
た固定部材15とにより両ダクト4a,4bが接
続されている。この両ダクト4a,4bは発泡ポ
リウレタンフオーム等の断熱材によつて形成され
ている。
側に接続するグリル側ダクト4aと室内ユニツト
本体3側に接続する本体側ダクト4bにより構成
され、風向制御板11を固定するダクト内側の軸
受板13および支柱14とダクト外側に設けられ
た固定部材15とにより両ダクト4a,4bが接
続されている。この両ダクト4a,4bは発泡ポ
リウレタンフオーム等の断熱材によつて形成され
ている。
したがつて、室内ユニツト本体3と吹出しグリ
ル1との接合部が容易に形成でき、しかも連結後
の断熱作業が不要となる。また比較的軟質な断熱
材からなる複数のダクトを結合して連通ダクト4
を形成するため、結合部の気密性が十分得られ、
接合部からの空気の漏れによるダクト4周辺への
露付きが防止できる。さらに、固定部材15と軸
受板13によつてダクトの内外面から断熱材を挟
持するため、軸受板13が固定部材を兼ねること
になり、部品点数の削減化がはかれる。また風向
制御板11は、グリル側ダクト4aにおいて、本
体側ダクト4bとの接続部に設けられているた
め、組込み作業性が良好となり、保守・点検作業
も容易となる。さらにグリル側ダクト4aには、
気流にコアンダ効果を生じさせる曲面状の側壁1
0が設けられているため、風向制御板11の組込
み状態において風向制御板11と側壁10との位
置関係を精度よく保つことができ、安定したコア
ンダ効果による気流制御が行える。
ル1との接合部が容易に形成でき、しかも連結後
の断熱作業が不要となる。また比較的軟質な断熱
材からなる複数のダクトを結合して連通ダクト4
を形成するため、結合部の気密性が十分得られ、
接合部からの空気の漏れによるダクト4周辺への
露付きが防止できる。さらに、固定部材15と軸
受板13によつてダクトの内外面から断熱材を挟
持するため、軸受板13が固定部材を兼ねること
になり、部品点数の削減化がはかれる。また風向
制御板11は、グリル側ダクト4aにおいて、本
体側ダクト4bとの接続部に設けられているた
め、組込み作業性が良好となり、保守・点検作業
も容易となる。さらにグリル側ダクト4aには、
気流にコアンダ効果を生じさせる曲面状の側壁1
0が設けられているため、風向制御板11の組込
み状態において風向制御板11と側壁10との位
置関係を精度よく保つことができ、安定したコア
ンダ効果による気流制御が行える。
上記実施例より明らかなように本考案は、比較
的軟質な断熱材からなる複数のダクトの結合によ
り連通ダクトを形成するため、結合部の十分な気
密性が得られ、接続部からの空気の漏れによるダ
クト周辺への露付きが防止できる。しかもダクト
連結後の断熱作業が不要となり、作業の簡略化が
はかれる。さらに風向制御板の取付けに際し、固
定部材と軸受板によつてダクトの外面とダクトの
内面から断熱材を挟持し、軸受板をしつかりと固
定した状態で風向制御板を取付けるため、比較的
軟質な断熱材への堅固な取付けが可能となり、長
期使用に耐え得る構造となる。また前記軸受板が
固定部材をも兼ねているため、部品点数の削減化
がはかれる。さらに風向制御板は、グリル側ダク
トにおいて、本体側ダクトとの接続部に設けられ
ているため、組込み作業性が良好となり、保守・
点検作業も容易となる。またグリル側ダクトに
は、気流にコアンダ効果を生じさせる曲面状の側
壁と風向制御板が設けられることになるため、風
向制御板の組込み状態において風向制御板と側壁
との位置関係を精度よく保つことができ、安定し
た風向制御作用が得られるものである。
的軟質な断熱材からなる複数のダクトの結合によ
り連通ダクトを形成するため、結合部の十分な気
密性が得られ、接続部からの空気の漏れによるダ
クト周辺への露付きが防止できる。しかもダクト
連結後の断熱作業が不要となり、作業の簡略化が
はかれる。さらに風向制御板の取付けに際し、固
定部材と軸受板によつてダクトの外面とダクトの
内面から断熱材を挟持し、軸受板をしつかりと固
定した状態で風向制御板を取付けるため、比較的
軟質な断熱材への堅固な取付けが可能となり、長
期使用に耐え得る構造となる。また前記軸受板が
固定部材をも兼ねているため、部品点数の削減化
がはかれる。さらに風向制御板は、グリル側ダク
トにおいて、本体側ダクトとの接続部に設けられ
ているため、組込み作業性が良好となり、保守・
点検作業も容易となる。またグリル側ダクトに
は、気流にコアンダ効果を生じさせる曲面状の側
壁と風向制御板が設けられることになるため、風
向制御板の組込み状態において風向制御板と側壁
との位置関係を精度よく保つことができ、安定し
た風向制御作用が得られるものである。
第1図は本考案の一実施例におけるダクト構造
の据付け状態を示す和室内の斜視図、第2図は同
ダクトの据付け状態を示す要部断面図、第3図は
同ダクト構造における吹出グリルの斜視図、第4
図は同連通ダクトの背面斜視図である。 1……吹出しグリル、2……吸入グリル、3…
…室内ユニツト本体、4……連通ダクト、4a…
…グリル側ダクト、4b……本体側ダクト、11
……風向制御板、13……軸受板、14……支
柱、15……固定部材、16……固定具。
の据付け状態を示す和室内の斜視図、第2図は同
ダクトの据付け状態を示す要部断面図、第3図は
同ダクト構造における吹出グリルの斜視図、第4
図は同連通ダクトの背面斜視図である。 1……吹出しグリル、2……吸入グリル、3…
…室内ユニツト本体、4……連通ダクト、4a…
…グリル側ダクト、4b……本体側ダクト、11
……風向制御板、13……軸受板、14……支
柱、15……固定部材、16……固定具。
Claims (1)
- 床下あるいは、天井裏に収納した空気調和機の
室内ユニツトの吹出しグリルに連通したダクト
を、前記吹出しグリルに接続するグリル側ダクト
と、前記室内ユニツト側に接続する本体側ダクト
より構成し、さらに前記グリル側ダクト、本体側
ダクトを断熱材で形成して連結する構成とし、前
記グリル側ダクトのグリル側端部に、前記本体側
ダクトとの連結部から徐々に広がる曲面壁を設
け、さらに前記グリル側ダクト、本体側ダクトの
連結部外面に、それぞれのダクトにまたがる固定
部材を設け、前記各固定部材に対向するダクト内
面に、前記固定部材とでダクト壁部を挟持する軸
受板を設け、さらに前記軸受板に、前記曲面壁に
コアンダ効果を生じさせる風向制御板を回動可能
に取付けた空気調和機の連通ダクト構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981090180U JPS6229867Y2 (ja) | 1981-06-18 | 1981-06-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981090180U JPS6229867Y2 (ja) | 1981-06-18 | 1981-06-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57200838U JPS57200838U (ja) | 1982-12-21 |
JPS6229867Y2 true JPS6229867Y2 (ja) | 1987-07-31 |
Family
ID=29885300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981090180U Expired JPS6229867Y2 (ja) | 1981-06-18 | 1981-06-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6229867Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS556534B2 (ja) * | 1975-09-11 | 1980-02-18 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS556534U (ja) * | 1978-06-24 | 1980-01-17 |
-
1981
- 1981-06-18 JP JP1981090180U patent/JPS6229867Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS556534B2 (ja) * | 1975-09-11 | 1980-02-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57200838U (ja) | 1982-12-21 |
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