JPS62298479A - 枚葉紙加工処理機械のための枚葉紙グリツパ、枚葉紙グリツパ当てまたは類似のグリツパ機構の成形構造を有する保持面を製作する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、耐食性の材料から成る点状の模様構造を硬質
の基体に塗布し、塗布されて、いない面を引続き酸性ま
たはアルカリ性の腐食剤を用いて腐食することによって
、枚葉紙加工処理機械のための枚葉紙グリッパ、枚葉紙
グリッパ当てまたは類似のグリッパ機構の、成形構造を
有する保持面を製作するための方′法に関する。

従来技術 枚葉紙加工処理機械特に多色輪転印刷機では印刷の品質
は、枚葉紙を確実に保持するための連続して配置された
グリッパ機構、すなわち枚葉紙のスリップを回避し、か
つ枚葉紙が機械を通過する間当初の見当合わせ位置を維
持するための連続するグリッパ機構の能力に著しく左右
される。光沢紙および粘稠なインキの使用によって見当
合わせを保持する装置に対する要求は厳しくなった。保
持力（これは任意には高めることができない）を増大さ
せる方法の他にグリッパ機構表面のパターン化によって
付着摩擦を増大させる方法がある。

米国特許第２９５５０４０号明細書から枚葉紙をグリッ
パ面全体によってではなく、特定のフィンガによって把
持することが知られておシ、該フィンガは耐食性の材料
から成る点状の模様構造を焼入れされた材料製のグリッ
パ当ての基体上に塗布し、かつ塗布されない面を引続き
酸で腐食することによって製作される。

この技術では、点状の模様構造が光化学的な方法で、す
なわちその前の写真技術作業工程と組合わされた腐食技
術作業工程によって製作されるのが欠点である。このよ
うに製作された成形構造は１ｄ当り約３００〜４０００
ドツトを有し、比較的密集している。かかる表面によっ
て得られる形状接続は不十分である。更に刻み目の多い
、引っかかる構造は紙のダストで早期に目詰ｔｂが起る
危険がある。その結果紙を支持する成形部ドツトが多数
存在するにもかかわらずこれらが被印刷材料面に押圧さ
れた場合の効果は著しく損われ、したがって枚葉紙グリ
ッパと所属の枚葉紙グリッパ当てとの間の保持力の低下
をもたらす。

発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、平滑な、成形された表面を有する、成
形構造を持った保持面を製作する方法を見出すことであ
る。

問題点を解決するための手段 上記の課題を解決するための本発明の手段は、冒頭に記
載の形式の方法において点状の模様構造をスクリーン印
刷法により製作し、画像のない面の腐食に引続いてこう
して成形構造を付与された保持面に硬質の、平滑にする
被覆を設けることである。

実施例 第１図には枚葉紙６をつかんで送るための枚葉紙グリッ
パ装置が示されている。グリッパ軸１には枚葉紙グリッ
パ２が固定されていて、しかも有利には交換可能なグリ
ッパフィンガ３を有している。グリッパフィンガは本発
明によって成形構造を付与された、硬質の保持面４を有
している。グリッパフィンガ３に対向して同様に本発明
によって成形構造を付与された、硬質の保持面４を有す
る枚葉紙グリッパ当て５が配置されている。選択的にグ
リッパフィンガ３および枚葉紙グリッパ当５の保持面の
いずれか一方が平滑な、硬質の、または弾性的な材料、
例えばプラスチックから製作されていてもよい。

グリッパフィンが３と枚葉紙グリッパ当て５との間に枚
葉紙６がはさまれている。

枚葉紙グリッパ機構の他の構造は公知であシ、詳しくは
述べない。

第２図には保持面４の斜めの格子の実施例が平面図で示
されている。格子の配置は任意に行なうことができ、例
えば成形部７から形成された保持線が方形、弓状に、ま
たはランダム格子で構成されていてもよい。保持面４の
１ｄにつきドツト直径０．３ｍの成形部ドツトが約１０
０、最高１０チの面積被覆率で設けられていることが重
要である。

第６図から第５図には本発明による成形構造を有する保
持面４０３つの連続する製造工程が成形部の側面図で略
示されている。保持面４には平−滑なフランクを有する
成形部ドツト８の所で角度α約９０°を有し、次いで比
較酌量いて湾曲した凹設された成形部底部９を有する成
形部７が形成されている。

保持面４を製作するためには次の方法工程が配慮されて
おシ、その際多数のグリッパフィンガ３および（または
）枚葉紙グリッパ当て５が１つの締付は装置に一緒に収
容されると有利である。

１．グリッパフィンガ３および（または）枚葉紙グリッ
パ当て５の保持面４とされる面の例えば研磨および引続
く脱脂による予備処理。

２、本発明による点状の模様構造の、修正スクリーン印
刷法による基体への印刷。金属、例えば電解によって製
造されたニッケル板製または比較可能なプラスチック織
物製のフレームのないスクリーンおよび耐食性の材料と
して耐食性の塗料または相当するインキの印刷が特に好
適であると証明された。そのために第３図には印刷され
た点状の塗料またはインキ１０の側面図が略示されてい
る。

修正スクリーン印刷法の代わシに例えばタンポン印刷（
Ｔａｍｐｏｎｄｒｕｃｋ　）も使用することができる。

３、点状の塗料またはインキ１０間の非塗布面１１の、
公知の酸性またはアルカリ性の腐食剤を用いての腐食（
第４図）。腐食剤は基材に対して調整されている。例え
ば腐食は約６０℃、時間約２０分でＦｅＣｌ３を噴霧す
ることによって行なうことができる。処理済みの材料を
よシ除去し易くするためには、腐食剤を噴霧することが
できる。次いで水ですすぐ、場合により表面全体の清掃
過程を改善するためにブラシと組合わせる。

４、平滑で硬質の被覆１２による点状の成形構造の被覆
。被覆は有利にクロム製であシ、例えば公知の方法で電
着により行なわれる。

クロムメッキの代わシに他の平滑で、硬質な層、例えば
ファインセラミック層での被覆も可能である（第５図）
。

この方法の利点は、塗布されない面を腐食した際に得ら
れるドツト′のフランクを平滑に、すなわちギブギブな
しに、小さなあらさ深さを有して形成することができる
点である。この種の腐食処理面を例えば硬質クロムメッ
キによる平滑化処理で仕上げることと組合わせると最終
的に本発明による表面構造が得られ、これは枚葉紙に対
して成形作用を及ぼすが、破断作用は行なわない。同時
に紙の繊維による目詰シは防止される。この成形構造は
侵食性の清浄剤に対し年 て安定であシ、かつ高い耐用テ限を有する。

全体としては枚葉紙６の弾性的な性質もしくは選択され
た保持面対の弾性的な性質とは無関係に枚葉紙６の常に
確実な把持と損傷を与えない搬送とが可能である。保持
面対としては例えば次のものが可能である。

１、　硬質材料製の成形構造を有するグリッパフィンガ
と硬質材料、特に印刷ボール紙製の成形構造を有する枚
葉紙グリッパ当て、 ２、硬質材料製の成形構造を有するグリッパフィンがと
硬質材料製の平滑な枚葉紙グリッパ当て、または逆の組
合せ、特に薄い紙用、３、硬質材料製の成形構造を有す
るグリッパフィンがと弾性的な枚葉紙グリッパ当て面ま
たは逆の組合せ。

【図面の簡単な説明】

第１図は枚葉紙グリッパ機構を示した図、第２図は本発
明による成形構造を有する保持面の格子模様の例の拡大
平面図、第６図、第４図、第５図は本発明による保持面
の製作方法の３つの連続的な工程を成形部の側面図で示
した図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、耐食性の材料から成る点状の模様構造を硬質の基体
   に塗布し、塗布されていない面を引続き酸性またはアル
   カリ性の腐食剤を用いて腐食することによつて、枚葉紙
   加工処理機械のための枚葉紙グリッパ、枚葉紙グリッパ
   当てまたは類似のグリッパ機構の成形構造を有する保持
   面を製作するための方法において、点状の模様構造をス
   クリーン印刷法により製作し、画像のない面（１１）の
   腐食に引続いてこうして成形構造を付与された保持面（
   ４）に硬質の、平滑にする被覆（１２）を設けることを
   特徴とする、枚葉紙加工処理機械のための枚葉紙グリッ
   パ、枚葉紙グリッパ当てまたは類似のグリッパ機構の、
   成形構造を有する保持面を製作する方法。 ２、点状の模様構造をタンポン印刷によつて製作する、
   特許請求の範囲第１項記載の方法。 ３、斜めの、または弓状の、または方形の格子またはラ
   ンダム格子を有していて、しかも １０％を下回る面積被覆率と約０．３ｍｍの成形部ドッ
   ト直径とを有する点状の模様構造を付与する、特許請求
   の範囲第１項または第２項記載の方法。