JPH02220891A - 給湿移送ローラー - Google Patents
給湿移送ローラーInfo
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- JPH02220891A JPH02220891A JP4274189A JP4274189A JPH02220891A JP H02220891 A JPH02220891 A JP H02220891A JP 4274189 A JP4274189 A JP 4274189A JP 4274189 A JP4274189 A JP 4274189A JP H02220891 A JPH02220891 A JP H02220891A
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Landscapes
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は平版オフセット印刷機の給湿移送ローラーに関
するものである。
するものである。
(従来の技術)
平版オフセット印刷または平版印刷の版面は。
画線部と非画線部より構成され、画線部は親油性よりな
り、非画線部は親水性よりなっている。従って画線部に
は親油性である印刷インキが強固に付着し、非画線部に
は親水性である水が均一に付着し1線部と非画線部をは
うきりと区別している。平版の非画線部には水を付着さ
せやすくするための装置として給温装置があり、インキ
と水をそれぞれ別々に着肉ローラーに移送して版面を構
成する方法がある。またインキと水を同一の着肉ローラ
ーに移送する方法として、持分1@42−1寥 434了)報に開示される技術がある。前記した公知技
術は水元ローラーより移送ローラーを通してインキング
ローラーに水を移送する方法である。
り、非画線部は親水性よりなっている。従って画線部に
は親油性である印刷インキが強固に付着し、非画線部に
は親水性である水が均一に付着し1線部と非画線部をは
うきりと区別している。平版の非画線部には水を付着さ
せやすくするための装置として給温装置があり、インキ
と水をそれぞれ別々に着肉ローラーに移送して版面を構
成する方法がある。またインキと水を同一の着肉ローラ
ーに移送する方法として、持分1@42−1寥 434了)報に開示される技術がある。前記した公知技
術は水元ローラーより移送ローラーを通してインキング
ローラーに水を移送する方法である。
また給湿移送ローラーにおいて、ローラーの金属表面処
理はクロムメツキが一般的であり、他の方法による処理
は未だ確立されておらず、クロム金属の表面に化学処理
あるいは研削、研磨を施し。
理はクロムメツキが一般的であり、他の方法による処理
は未だ確立されておらず、クロム金属の表面に化学処理
あるいは研削、研磨を施し。
親水性を向上させているのが現状である。
(本発明が解決しようとする問題点)
しかしながら上記の従来の技術には次のような問題点が
ある。
ある。
一般にクロム金属は親水性の高い性質を有する金属とさ
れているが、マイクロポーラスクロムメツキやマイクロ
クラッククロムメツキといえどもクロム金属は空気と接
することにより、酸化クロムが生成されやすく、その表
面の受水性または親水性を妨げることはよく知られてい
ることであるが、従来の公知の技術では、クロム金属の
酸化を防止するために種々の工夫がなされている1例え
ば、クロム金属の表面を塩酸または硫酸とアラビアゴム
と水を混合した液をその都度塗布する方法があるが、前
記の方法は非常に煩わしく、また−炭酸化被膜を形成さ
せると該被膜を除去するのに長時間を要する欠点がある
。
れているが、マイクロポーラスクロムメツキやマイクロ
クラッククロムメツキといえどもクロム金属は空気と接
することにより、酸化クロムが生成されやすく、その表
面の受水性または親水性を妨げることはよく知られてい
ることであるが、従来の公知の技術では、クロム金属の
酸化を防止するために種々の工夫がなされている1例え
ば、クロム金属の表面を塩酸または硫酸とアラビアゴム
と水を混合した液をその都度塗布する方法があるが、前
記の方法は非常に煩わしく、また−炭酸化被膜を形成さ
せると該被膜を除去するのに長時間を要する欠点がある
。
またクロム金属の場合、砂目が形成されないと時として
、保水性が低くなり、水被膜が切れる場合がある。特に
現在、印刷の生産性を向上させるために高速印刷が要求
され、吸湿移送も高速に対応するものが要求されるよう
になっており親水性が優れていても、保水性が低い場合
、連続的に水被膜を形成することが出来なくなり、良好
なる印刷が出来ない欠点を有する6 従って、水被膜形成される処の給湿移送ローラーの全周
面が親水性金属であっても砂目Sの形成が必要であるが
、砂目Sの深さHlすなわち、金属面に形成される凹凸
のくぼみKの底部から頂上部までの距離Hは0.5μm
から20μmの範囲が有効であり、砂目Sの深さHが、
0.5μm未満の場合、保水性が不完全であり、印刷速
度が止具すればするほど印刷インキが絡み始める欠点を
有し。
、保水性が低くなり、水被膜が切れる場合がある。特に
現在、印刷の生産性を向上させるために高速印刷が要求
され、吸湿移送も高速に対応するものが要求されるよう
になっており親水性が優れていても、保水性が低い場合
、連続的に水被膜を形成することが出来なくなり、良好
なる印刷が出来ない欠点を有する6 従って、水被膜形成される処の給湿移送ローラーの全周
面が親水性金属であっても砂目Sの形成が必要であるが
、砂目Sの深さHlすなわち、金属面に形成される凹凸
のくぼみKの底部から頂上部までの距離Hは0.5μm
から20μmの範囲が有効であり、砂目Sの深さHが、
0.5μm未満の場合、保水性が不完全であり、印刷速
度が止具すればするほど印刷インキが絡み始める欠点を
有し。
20μmを超える範囲では、表面の水は常に消費される
が、くぼみKの底部付近の水は停滞し、印刷インキと水
の乳化が極度に進み印刷インキの絡み現象を発生させる
原因となる。
が、くぼみKの底部付近の水は停滞し、印刷インキと水
の乳化が極度に進み印刷インキの絡み現象を発生させる
原因となる。
さらに、大きさW、すなわち、凹凸の山から山(砂目S
の開口長さ)までの距離は、0.5μmから100μm
の範囲が有効で、0.!5μm未満の場合、水の表面張
力は低下し、親水性は高まるが、逆に感脂性が高まり始
める領域に入り1局所的に乾所が出来ると、印刷インキ
と絡みが発生し、乾所が活性点となり、印刷インキとの
絡み現象を更に拡大される。また、100μmを超える
と、親水性が極度に低下し、前記したような印刷インキ
の絡みが発生するようになる。
の開口長さ)までの距離は、0.5μmから100μm
の範囲が有効で、0.!5μm未満の場合、水の表面張
力は低下し、親水性は高まるが、逆に感脂性が高まり始
める領域に入り1局所的に乾所が出来ると、印刷インキ
と絡みが発生し、乾所が活性点となり、印刷インキとの
絡み現象を更に拡大される。また、100μmを超える
と、親水性が極度に低下し、前記したような印刷インキ
の絡みが発生するようになる。
又給湿移送ローラーの全周面上に形成する砂目Sが全周
面に対して占める面積の割合りは65%以上が好ましく
、この@Ifでは水被膜が連続的に全周面上に形成され
、途切れて不連続となることはない。
面に対して占める面積の割合りは65%以上が好ましく
、この@Ifでは水被膜が連続的に全周面上に形成され
、途切れて不連続となることはない。
而して、本発明は親水性の金属の表面に砂目Sを形成す
ることにより親水性、保水性を高く成し得る給湿移送ロ
ーラーを提供することを目的とすものである。
ることにより親水性、保水性を高く成し得る給湿移送ロ
ーラーを提供することを目的とすものである。
(問題を解決するための手段)
上記した問題点を解決するために本発明では次のように
構成した。
構成した。
第一に、給湿移送ローラー4の全周面4A上に砂目Sを
不規則に配置形成し、該砂目Sの深さHが0.5μm〜
20pm、大きさWが0 、5 p m 〜100p!
T1.該砂目Sが全周面4Aに対して占める面積の割合
りは、前記全周面4A上で水被膜が連続的に形成される
各範囲であり、これにより全周面4A上が親水性、保水
性に優れたものとなる。
不規則に配置形成し、該砂目Sの深さHが0.5μm〜
20pm、大きさWが0 、5 p m 〜100p!
T1.該砂目Sが全周面4Aに対して占める面積の割合
りは、前記全周面4A上で水被膜が連続的に形成される
各範囲であり、これにより全周面4A上が親水性、保水
性に優れたものとなる。
第二に、給湿移送ローラー4の全周面4Aを親水性金属
であるクローム、ステンレス鋼、ニッケル、亜鉛、チタ
ンの金属群より選択されるものを使用する手段を採用し
た。
であるクローム、ステンレス鋼、ニッケル、亜鉛、チタ
ンの金属群より選択されるものを使用する手段を採用し
た。
(作用)
作用について図と共に説明する。
給湿移送ローラー4の全周面4Aに砂目Sを施すことに
より使用する水の表面張力が低下し、より親水性が向上
すると共に、くぼみKによっても保水性が向上し、平版
オフセット印刷中に該全周面4A上の水被膜の連続的形
成を維持し、前記ローラー4が直接着肉ローラー5に接
し、水被膜が切れることなく連続的に形成されるため1
本発明による保水性向上が高速印刷に対して好適に作用
するための良好なる印刷を可能にするものである。
より使用する水の表面張力が低下し、より親水性が向上
すると共に、くぼみKによっても保水性が向上し、平版
オフセット印刷中に該全周面4A上の水被膜の連続的形
成を維持し、前記ローラー4が直接着肉ローラー5に接
し、水被膜が切れることなく連続的に形成されるため1
本発明による保水性向上が高速印刷に対して好適に作用
するための良好なる印刷を可能にするものである。
以下本発明の好適な実施例について添付図面と共に詳述
する。
する。
(実施例1)
本発明による水移送の方法は、第1図に示したように、
水舟2中に設置されたメタリングローラー3により水量
を調節され、給湿移送ローラー4より第1着肉ローラー
5を経て版v41に水が移送される。鉄材よりなる給湿
移送ローラー4の基材11(円筒又は円柱)を一般的な
メツキ手法に従い、鋼メツキ12.ニッケルメッキ13
を施し、クロームメツキ14を電着させた後、クローム
メツキ表面15にプラスト処理にて、平均の深さHが6
.5μm、平均の大きさW50μm、砂目Sが全周面4
Aに占める面積の割合りが80%である処の砂目を不規
則に施し、脱脂、水洗後、アラビアゴムを塗布し、枚棄
型オフセット印刷機に連続ダンプニングシステムとして
装着し、印刷を実施した結果、シャープでフントラスト
のきいた両像で良好なる印刷物が得られ、第1着肉ロー
ラー5からの給湿移送ローラー4へのインキの逆転送現
象による絡みは見られなかった。
水舟2中に設置されたメタリングローラー3により水量
を調節され、給湿移送ローラー4より第1着肉ローラー
5を経て版v41に水が移送される。鉄材よりなる給湿
移送ローラー4の基材11(円筒又は円柱)を一般的な
メツキ手法に従い、鋼メツキ12.ニッケルメッキ13
を施し、クロームメツキ14を電着させた後、クローム
メツキ表面15にプラスト処理にて、平均の深さHが6
.5μm、平均の大きさW50μm、砂目Sが全周面4
Aに占める面積の割合りが80%である処の砂目を不規
則に施し、脱脂、水洗後、アラビアゴムを塗布し、枚棄
型オフセット印刷機に連続ダンプニングシステムとして
装着し、印刷を実施した結果、シャープでフントラスト
のきいた両像で良好なる印刷物が得られ、第1着肉ロー
ラー5からの給湿移送ローラー4へのインキの逆転送現
象による絡みは見られなかった。
尚、@中6は第1インクバイブレータ−ローラー7は第
2着肉ローラーである。
2着肉ローラーである。
(実施例2)
鉄材よりなる給湿移送ローラー4の基材21(円筒又は
円柱)を脱脂、水洗、活性化の後、無電解メツキである
化学ニッケルメッキ22を施し、300℃にて熱処理を
し、プラスト処理にて、平均の深さHが3μm、平均の
大きさWが3,5μm、砂目Sが全周面4Aに対して占
める面積の割合りが70%である処の砂目を不規則に施
し、脱脂。
円柱)を脱脂、水洗、活性化の後、無電解メツキである
化学ニッケルメッキ22を施し、300℃にて熱処理を
し、プラスト処理にて、平均の深さHが3μm、平均の
大きさWが3,5μm、砂目Sが全周面4Aに対して占
める面積の割合りが70%である処の砂目を不規則に施
し、脱脂。
水洗後、アラビアゴムを塗布し1枚葉型オフセット印刷
機に連続ダンプニングシステムとして装着し、印刷を実
施した結果、シャープでコントラストのきいた画像で良
好なる印刷物が得られ、第1着肉ローラー5から給湿移
送ローラー4へのインキの逆転送現象による絡みは見ら
れなかった。
機に連続ダンプニングシステムとして装着し、印刷を実
施した結果、シャープでコントラストのきいた画像で良
好なる印刷物が得られ、第1着肉ローラー5から給湿移
送ローラー4へのインキの逆転送現象による絡みは見ら
れなかった。
尚、28は化学ニッケルメッキ表面である。
砂目Sを施す方法としては、化学エツチング法もある〆
、製造管理の上から、プラスト法のような物理的粗面化
方法が望ましい、又、発明者の実験によれば深さHがお
およそ0.5μmから20μm、大きさWがおおよそ0
.5μmから100μm、砂目Sが全周面4Aに対して
占める面積の割合りが65%以上の数値が有効であった
。特に印刷速度が毎時一方杖以上になると、吸湿速度も
速くなり、保水性のほとんど無い平滑な全翼表面である
と、全周面4A上の水被膜が連続的に形成されなくなる
ために乾所が生じ、インキが絡み良好な印刷が8来なく
なる。
、製造管理の上から、プラスト法のような物理的粗面化
方法が望ましい、又、発明者の実験によれば深さHがお
およそ0.5μmから20μm、大きさWがおおよそ0
.5μmから100μm、砂目Sが全周面4Aに対して
占める面積の割合りが65%以上の数値が有効であった
。特に印刷速度が毎時一方杖以上になると、吸湿速度も
速くなり、保水性のほとんど無い平滑な全翼表面である
と、全周面4A上の水被膜が連続的に形成されなくなる
ために乾所が生じ、インキが絡み良好な印刷が8来なく
なる。
以上本発明の好敵な実施例にpいて種々説明してきたが
、本発明は上述の実施例に限定されるもではな〈発明の
精神を逸脱しない範囲で多くの改善を施し得るのは勿論
のことである。
、本発明は上述の実施例に限定されるもではな〈発明の
精神を逸脱しない範囲で多くの改善を施し得るのは勿論
のことである。
(効果)
本発明に係る給湿移送ローラーは1以上のように構成さ
れているので次のような卓越した効果を奏するものであ
る。
れているので次のような卓越した効果を奏するものであ
る。
(a) 砂目Sの深さHが0.5μm〜20μmであ
るので、保水性が良いのみならず、くぼみに内に水の滞
留がなく該水の移送消費が適正に行われ、第1着肉ロー
ラーへの給温性に優れている。
るので、保水性が良いのみならず、くぼみに内に水の滞
留がなく該水の移送消費が適正に行われ、第1着肉ロー
ラーへの給温性に優れている。
(b) 砂目の大きさが0.5μm〜100μmであ
るので、Ii水性に寄与する水の表面張力を低減させ給
湿移送ローラーの全周面上に乾所を発生させないので、
連続的に一定厚の水被膜を形成できる。
るので、Ii水性に寄与する水の表面張力を低減させ給
湿移送ローラーの全周面上に乾所を発生させないので、
連続的に一定厚の水被膜を形成できる。
(Q) 給湿移送ローラー基材上に付加した金属が親
水性であるので、水の表面張力を低減させ、砂目Sの大
きさWを最大100μmまで採用出来る。
水性であるので、水の表面張力を低減させ、砂目Sの大
きさWを最大100μmまで採用出来る。
(4) 全周面の金属はメツキによる被覆であるのでリ
サイクル使用が可能となり、より安価に本発明品を供給
できる。
サイクル使用が可能となり、より安価に本発明品を供給
できる。
第1図は本発明に係わる連続ダンプニングシステムを示
した概略断面図、第2図は実施例1に於ける給湯移送ロ
ーラーの拡大縦断側面図で基材上にメツキ層を施した状
態を示しである。 第3図は本発明の拡大斜視図、第4図は同じく給湯移送
ローラーの要部の拡大縦断正面図、第5図は砂目の拡大
平面図である。第6図は実施例2に於ける給湯移送ロー
ラーの拡大縦断側面図である。 1・・・版胴、 2・・・水舟、 3・・・メタリ
ングローラー、 4・・・給湯移送ローラー、
4A・・・全周面、 5・・・第1着肉ローラー
6・・・第1インクバイブレータ−ローラー
7・・・第2着肉ローラ11・・・基材、 12
・・・銅メツキ層、 13・・・ニッケルメッキ層
、 14・・・クロムメツキ層、 15・・・ク
ロームメツキ表面、 22・・・化学ニッケルメッキ
層、 23・・・化学ニッケルメッキ表面。 S・・・砂目 K・・・くぼみ。
した概略断面図、第2図は実施例1に於ける給湯移送ロ
ーラーの拡大縦断側面図で基材上にメツキ層を施した状
態を示しである。 第3図は本発明の拡大斜視図、第4図は同じく給湯移送
ローラーの要部の拡大縦断正面図、第5図は砂目の拡大
平面図である。第6図は実施例2に於ける給湯移送ロー
ラーの拡大縦断側面図である。 1・・・版胴、 2・・・水舟、 3・・・メタリ
ングローラー、 4・・・給湯移送ローラー、
4A・・・全周面、 5・・・第1着肉ローラー
6・・・第1インクバイブレータ−ローラー
7・・・第2着肉ローラ11・・・基材、 12
・・・銅メツキ層、 13・・・ニッケルメッキ層
、 14・・・クロムメツキ層、 15・・・ク
ロームメツキ表面、 22・・・化学ニッケルメッキ
層、 23・・・化学ニッケルメッキ表面。 S・・・砂目 K・・・くぼみ。
Claims (4)
- (1)平版オフセット印刷機に於ける給湿移送ローラー
4の全周面4Aに砂目Sを形成し、該砂目Sの深さHが
0.5μm〜20μm、大きさWが0.5μm〜100
μmの各範囲であることを特徴とする給湿移送ローラー
。 - (2)平版オフセット印刷機に於ける給湿移送ローラー
4の全周面4Aに砂目Sを形成し、該砂目Sの深さHが
0.5μm〜20μm、大きさWが0.5μm〜100
μm、該砂目Sが全周面4Aに対し占める面積の割合D
が前記給湿移送ローラー4の全周面4A上で水被膜が連
続的に形成される各範囲であることを特徴とする給湿移
送ローラー。 - (3)給湿移送ローラー4の全周面4A上の砂目Sが不
規則に配置されている特許請求の範囲第1項又は第2項
記載の給湿移送ローラー。 - (4)給湿移送ローラー4の表面がクローム、ステンレ
ス鋼、ニッケル、亜鉛、チタンの金属群より選択される
単独又はこれらの複数の属の組合せから構成される特許
請求の範囲第1項又は第2項記載の給湿移送ローラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4274189A JPH02220891A (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 給湿移送ローラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4274189A JPH02220891A (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 給湿移送ローラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02220891A true JPH02220891A (ja) | 1990-09-04 |
Family
ID=12644446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4274189A Pending JPH02220891A (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 給湿移送ローラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02220891A (ja) |
-
1989
- 1989-02-22 JP JP4274189A patent/JPH02220891A/ja active Pending
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