JPS6229664Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6229664Y2 JPS6229664Y2 JP1981130922U JP13092281U JPS6229664Y2 JP S6229664 Y2 JPS6229664 Y2 JP S6229664Y2 JP 1981130922 U JP1981130922 U JP 1981130922U JP 13092281 U JP13092281 U JP 13092281U JP S6229664 Y2 JPS6229664 Y2 JP S6229664Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- runner
- crown
- balance hole
- hydraulic
- cone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Hydraulic Turbines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ランナのクラウンの上面からラン
ナコーンに向けてバランスホールを設けた水力機
械における水力スラスト低減装置に関するもので
ある。
ナコーンに向けてバランスホールを設けた水力機
械における水力スラスト低減装置に関するもので
ある。
水車やポンプ水車等の水力機械においては、水
力スラストを低減させる目的で、ランナのクラウ
ンの上面からランナコーンに向けてバランスホー
ルを設け、クラウン外周のシール部９から漏れて
クラウン上面に入つた水をランナコーン側に流す
ことが一般に行なわれる。第１図はこれを示すも
ので、１はランナであつて水車軸（主軸）２の下
端に取り付けられている。３はランナ１のクラウ
ン、４はランナコーンである。ランナ１のクラウ
ン３の上面からランナコーン４に向けては、バラ
ンスホール５が複数個、放射状に設けられている
（第２図参図）。
力スラストを低減させる目的で、ランナのクラウ
ンの上面からランナコーンに向けてバランスホー
ルを設け、クラウン外周のシール部９から漏れて
クラウン上面に入つた水をランナコーン側に流す
ことが一般に行なわれる。第１図はこれを示すも
ので、１はランナであつて水車軸（主軸）２の下
端に取り付けられている。３はランナ１のクラウ
ン、４はランナコーンである。ランナ１のクラウ
ン３の上面からランナコーン４に向けては、バラ
ンスホール５が複数個、放射状に設けられている
（第２図参図）。
ところで一般的には、クラウン３と水車軸２と
の接合面は、シヤフトベアリング（図示せず）の
支持剛性を高めるため、このシヤフトベアリング
の位置をできる限りランナ１の重心に近づけ、接
合面を低くしてあるので、バランスホール５の向
きは必然的に斜めになる。このため、バランスホ
ール５の入口部と出口部とでは大きな回転差が生
ずることになつて、ランナ１の回転中はバランス
ホール５内の水に作用する遠心力で、入口部（ク
ラウン３側）の圧力を高めようとする作用、いわ
ゆるポンピング作用を生ずることになる。
の接合面は、シヤフトベアリング（図示せず）の
支持剛性を高めるため、このシヤフトベアリング
の位置をできる限りランナ１の重心に近づけ、接
合面を低くしてあるので、バランスホール５の向
きは必然的に斜めになる。このため、バランスホ
ール５の入口部と出口部とでは大きな回転差が生
ずることになつて、ランナ１の回転中はバランス
ホール５内の水に作用する遠心力で、入口部（ク
ラウン３側）の圧力を高めようとする作用、いわ
ゆるポンピング作用を生ずることになる。
このように従来のバランスホール５では、この
ポンピング作用のために、クラウン３の上面の高
圧水が抜けにくく、これによりスラスト低減効果
が減少し、あるいは全く期待できない場合が多い
問題があつた。
ポンピング作用のために、クラウン３の上面の高
圧水が抜けにくく、これによりスラスト低減効果
が減少し、あるいは全く期待できない場合が多い
問題があつた。
この考案はこのポンピング作用を低減させ、バ
ランスホール本来の水力スラスト低減効果を高め
ようとすることを目的とするものである。
ランスホール本来の水力スラスト低減効果を高め
ようとすることを目的とするものである。
次に、この考案の一実施例を第３図および第４
図について、第１図、第２図と同一の部分には同
一の符号を付して説明すると、６はこの考案に係
るバランスホールである。このバランスホール６
も、ランナ１のクラウン３の上面からランナコー
ン４に向けて設けられている点、およびその中間
部において直径寸法が等しい点においては前述の
従来例と変るところがないが、その入口部と出口
部となる両端に、このバランスホール６の端部を
切欠く面取り部７，８が、ランナ１の周方向に向
けて形成されている。この場合において、第４図
に示すように、面取り部７は面取り部８より若干
大きくするのがよい。
図について、第１図、第２図と同一の部分には同
一の符号を付して説明すると、６はこの考案に係
るバランスホールである。このバランスホール６
も、ランナ１のクラウン３の上面からランナコー
ン４に向けて設けられている点、およびその中間
部において直径寸法が等しい点においては前述の
従来例と変るところがないが、その入口部と出口
部となる両端に、このバランスホール６の端部を
切欠く面取り部７，８が、ランナ１の周方向に向
けて形成されている。この場合において、第４図
に示すように、面取り部７は面取り部８より若干
大きくするのがよい。
このように面取り部７，８を設けることによつ
て、バランスホール６の入口部と出口部における
流路の抵抗がへるので、ランナクラウン外周のシ
ール部９から漏れてクラウン３上面に入つた水が
バランスホール６を流れやすくなつて、クラウン
３からバランスホール６を通つてランナコーン４
へ流れる水の量が増え、ランナクラウン外周のシ
ール部９を挟む内径側と外径側との圧力差（水圧
の圧力降下）が大きくなり、クラウン３上面の圧
力が下がる。従つてランナ１へかかる下向きの水
力スラストは大幅に低減されることになる。
て、バランスホール６の入口部と出口部における
流路の抵抗がへるので、ランナクラウン外周のシ
ール部９から漏れてクラウン３上面に入つた水が
バランスホール６を流れやすくなつて、クラウン
３からバランスホール６を通つてランナコーン４
へ流れる水の量が増え、ランナクラウン外周のシ
ール部９を挟む内径側と外径側との圧力差（水圧
の圧力降下）が大きくなり、クラウン３上面の圧
力が下がる。従つてランナ１へかかる下向きの水
力スラストは大幅に低減されることになる。
第１図は従来における水力機械のバランスホー
ルを示す断面図、第２図は第１図における−
断面図、第３図はこの考案に基づく水力機械の水
力スラスト低減装置の一実施例の断面図、第４図
は第３図における−断面図である。 １……ランナ、３……クラウン、４……ランナ
コーン、６……バランスホール、７，８……面取
り部、９……シール部。
ルを示す断面図、第２図は第１図における−
断面図、第３図はこの考案に基づく水力機械の水
力スラスト低減装置の一実施例の断面図、第４図
は第３図における−断面図である。 １……ランナ、３……クラウン、４……ランナ
コーン、６……バランスホール、７，８……面取
り部、９……シール部。
Claims (1)
- ランナのクラウンの上面からランナコーンに向
けてバランスホールを設けた水力機械において、
前記バランスホールの両端に該バランスホールの
端部をランナの周方向に切欠く面取り部を形成し
たことを特徴とする水力機械の水力スラスト低減
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981130922U JPS5837969U (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 水力機械の水力スラスト低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981130922U JPS5837969U (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 水力機械の水力スラスト低減装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5837969U JPS5837969U (ja) | 1983-03-11 |
| JPS6229664Y2 true JPS6229664Y2 (ja) | 1987-07-30 |
Family
ID=29924525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981130922U Granted JPS5837969U (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 水力機械の水力スラスト低減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5837969U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017075572A (ja) * | 2015-10-15 | 2017-04-20 | 株式会社東芝 | フランシス形ランナ及びそれを備える水力機械 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4420730Y1 (ja) * | 1966-02-28 | 1969-09-04 | ||
| JPS4724198U (ja) * | 1971-04-08 | 1972-11-17 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51110141U (ja) * | 1975-03-05 | 1976-09-06 |
-
1981
- 1981-09-04 JP JP1981130922U patent/JPS5837969U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4420730Y1 (ja) * | 1966-02-28 | 1969-09-04 | ||
| JPS4724198U (ja) * | 1971-04-08 | 1972-11-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5837969U (ja) | 1983-03-11 |
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