JPS6229602B2 - - Google Patents
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- JPS6229602B2 JPS6229602B2 JP55100995A JP10099580A JPS6229602B2 JP S6229602 B2 JPS6229602 B2 JP S6229602B2 JP 55100995 A JP55100995 A JP 55100995A JP 10099580 A JP10099580 A JP 10099580A JP S6229602 B2 JPS6229602 B2 JP S6229602B2
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- JP
- Japan
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- scroll
- movable scroll
- expansion
- shaft
- movable
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- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 13
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 13
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 6
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 101100434846 Caenorhabditis elegans lap-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 101100216020 Mus musculus Anpep gene Proteins 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/001—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids of similar working principle
- F04C23/003—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids of similar working principle having complementary function
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、いわゆるスクロール形の膨脹機と圧
縮機を一体としたスクロール膨脹圧縮機に関する
ものである。
縮機を一体としたスクロール膨脹圧縮機に関する
ものである。
従来の技術
いわゆるスクロール形の流体装置の原理は古く
から知られていたが、末だこの種の流体装置とし
ては実用化されているものは殆んど無い。その理
由としては、体積効率や圧縮効率といつた性能は
大変高い値を示すが、機械的効率がスクロール流
体装置に摺動部分が多いこと、又軸方向力が過大
になることなどで低い値を示し結局トータルな性
能が他の流体装置と大して変らず顕著な優位性を
持てないからであつた。
から知られていたが、末だこの種の流体装置とし
ては実用化されているものは殆んど無い。その理
由としては、体積効率や圧縮効率といつた性能は
大変高い値を示すが、機械的効率がスクロール流
体装置に摺動部分が多いこと、又軸方向力が過大
になることなどで低い値を示し結局トータルな性
能が他の流体装置と大して変らず顕著な優位性を
持てないからであつた。
従来のスクロール圧縮機の作動原理を第１図ａ
〜第１図ｄで説明する。第１図ａは吸入完了と同
時に圧縮を始める状態の可動スクロールラツプ１
ａと固定スクロールラツプ２ａとの位相関係を示
し、第１図ｂ、第１図ｃ、第１図ｄはそれぞれ第
１図ａ、第１図ｂ、第１図ｃの状態から可動スク
ロールラツプ１ａが反時計方向に90゜回転した状
態を示す。反時計方向への回転と共に両スクロー
ルラツプ１ａ，２ａによつて形成される密閉空間
３が減少し、密閉空間内気体が圧縮され密閉空間
３が吐出孔４と通じることにより圧縮冷媒が吐出
される。
〜第１図ｄで説明する。第１図ａは吸入完了と同
時に圧縮を始める状態の可動スクロールラツプ１
ａと固定スクロールラツプ２ａとの位相関係を示
し、第１図ｂ、第１図ｃ、第１図ｄはそれぞれ第
１図ａ、第１図ｂ、第１図ｃの状態から可動スク
ロールラツプ１ａが反時計方向に90゜回転した状
態を示す。反時計方向への回転と共に両スクロー
ルラツプ１ａ，２ａによつて形成される密閉空間
３が減少し、密閉空間内気体が圧縮され密閉空間
３が吐出孔４と通じることにより圧縮冷媒が吐出
される。
上記作動原理の下で従来のスクロール圧縮機を
第２図により説明する。１は可動スクロールで、
鏡板１ｂ及びこの鏡板１ｂに直立するインボリユ
〓〓〓
ート曲線で形成されたラツプ１ａからなり、この
可動スクロール１のボス部１ｃがフレーム５の軸
受６ａを介して回転自在に支持されたシヤフト７
のクランク部７ａに軸受６ｂを介して取付けられ
ている。２は吐出孔４を設けた鏡板２ｂ及びこの
鏡板２ｂに直立するインボリユート曲線のラツプ
２ａからなる固定スクロールで、フレーム５に固
定されて、可動スクロールラツプ１ａとかみ合う
ように組合されている。８は可動スクロール１が
回転しないように設けた回転防止機構で、フレー
ム５に固着して取付けられている。シヤフト７は
ステータ９、ロータ１０からなるモータにより駆
動されて可動スクロール１を第１図に示すように
動作させ、密閉空間３内の気体を圧縮する。
第２図により説明する。１は可動スクロールで、
鏡板１ｂ及びこの鏡板１ｂに直立するインボリユ
〓〓〓
ート曲線で形成されたラツプ１ａからなり、この
可動スクロール１のボス部１ｃがフレーム５の軸
受６ａを介して回転自在に支持されたシヤフト７
のクランク部７ａに軸受６ｂを介して取付けられ
ている。２は吐出孔４を設けた鏡板２ｂ及びこの
鏡板２ｂに直立するインボリユート曲線のラツプ
２ａからなる固定スクロールで、フレーム５に固
定されて、可動スクロールラツプ１ａとかみ合う
ように組合されている。８は可動スクロール１が
回転しないように設けた回転防止機構で、フレー
ム５に固着して取付けられている。シヤフト７は
ステータ９、ロータ１０からなるモータにより駆
動されて可動スクロール１を第１図に示すように
動作させ、密閉空間３内の気体を圧縮する。
発明が解決しようとする問題点
上述の従来スクロール圧縮機においては、密閉
空間３内の気体の昇圧とともに可動スクロール１
の鏡板１ｂにかかる軸力、即ち固定スクロール２
から可動スクロール１を引き離そうとするスラス
ト力は過大なものとなり、可動スクロール１の軸
方向を支えている回転防止機構８に極端に大きな
負荷がかかり、機械的な摩擦ロスの原因になつて
いた。この為に従来は可動スクロールの鏡板１ｂ
の背面に中間圧力等をかけて、このスラスト力と
釣り合せていた。しかし、一般に密閉空間３内気
体によるスラスト力はシヤフト７の１回転当りに
おいて当然変動するだけではなく、このスラスト
力は可動スクロール１の中心、即ちボス部１ｃの
軸に、即ちシヤフトクランク部７ａの軸心０′に
かかるのではなく、この軸心０′とシヤフトの中
心軸０との中間点に作用するから、スラスト力作
用点はシヤフト７の回転と共に中心軸０の回りを
半径ｒ＝00′／２で回わつていることになる。し
かるに可動スクロール鏡板１ｂ背面にかかる背圧
力は可動スクロール鏡板上の一定点に作用するば
かりでなく背圧力を一定であるから可動スクロー
ル１にゆがみを生じさせ、結局このスラスト力を
適当にバランスさせることは極めて難しく、可動
スクロール１に余分なモーメントやゆがみを生じ
たり、両ラツプ１ｂ，２ｂ間に余分な摩擦力が生
じる等種々の問題点を生じていた。
空間３内の気体の昇圧とともに可動スクロール１
の鏡板１ｂにかかる軸力、即ち固定スクロール２
から可動スクロール１を引き離そうとするスラス
ト力は過大なものとなり、可動スクロール１の軸
方向を支えている回転防止機構８に極端に大きな
負荷がかかり、機械的な摩擦ロスの原因になつて
いた。この為に従来は可動スクロールの鏡板１ｂ
の背面に中間圧力等をかけて、このスラスト力と
釣り合せていた。しかし、一般に密閉空間３内気
体によるスラスト力はシヤフト７の１回転当りに
おいて当然変動するだけではなく、このスラスト
力は可動スクロール１の中心、即ちボス部１ｃの
軸に、即ちシヤフトクランク部７ａの軸心０′に
かかるのではなく、この軸心０′とシヤフトの中
心軸０との中間点に作用するから、スラスト力作
用点はシヤフト７の回転と共に中心軸０の回りを
半径ｒ＝00′／２で回わつていることになる。し
かるに可動スクロール鏡板１ｂ背面にかかる背圧
力は可動スクロール鏡板上の一定点に作用するば
かりでなく背圧力を一定であるから可動スクロー
ル１にゆがみを生じさせ、結局このスラスト力を
適当にバランスさせることは極めて難しく、可動
スクロール１に余分なモーメントやゆがみを生じ
たり、両ラツプ１ｂ，２ｂ間に余分な摩擦力が生
じる等種々の問題点を生じていた。
説明の便宜上、スクロール圧縮機について従来
の問題点を述べたが、スクロール膨脹機、即ち、
圧縮機とは逆に吐出孔４から高圧の気体を導入
し、圧縮機とは逆方向に可動スクロール１を旋回
させてクランク部７ａを回転させることによりシ
ヤフト７に動力伝達する場合においても全く同様
の問題点が存することは明らかであつた。
の問題点を述べたが、スクロール膨脹機、即ち、
圧縮機とは逆に吐出孔４から高圧の気体を導入
し、圧縮機とは逆方向に可動スクロール１を旋回
させてクランク部７ａを回転させることによりシ
ヤフト７に動力伝達する場合においても全く同様
の問題点が存することは明らかであつた。
本発明は、上述の問題点に鑑み、機械的摩擦損
失の低減化をはかることを目的とするものであ
る。
失の低減化をはかることを目的とするものであ
る。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明は、フレー
ムに支持されたシヤフトの両端に、スクロール圧
縮部とスクロール膨脹部を設け、これら両スクロ
ール寸法形状と旋回半径を同一にするとともに、
圧縮部のクランク部軸心と膨脹部のクランク部軸
心とを合わせたものである。
ムに支持されたシヤフトの両端に、スクロール圧
縮部とスクロール膨脹部を設け、これら両スクロ
ール寸法形状と旋回半径を同一にするとともに、
圧縮部のクランク部軸心と膨脹部のクランク部軸
心とを合わせたものである。
作 用
かかる構成とすることにより、スクロール式流
体装置の特有な問題点であるシリンダ内圧力によ
り生じる過大な軸方向力を、膨脹部と圧縮部相方
で生じさせ、かつその作用力点を一致させること
によつて相殺し、軸方向力、即ち機械摩擦の少な
いスクロール膨脹圧縮機が得られる。
体装置の特有な問題点であるシリンダ内圧力によ
り生じる過大な軸方向力を、膨脹部と圧縮部相方
で生じさせ、かつその作用力点を一致させること
によつて相殺し、軸方向力、即ち機械摩擦の少な
いスクロール膨脹圧縮機が得られる。
実施例
以下、本発明の一実施例を添付図面を参考に説
明する。
明する。
第３図に本発明のスクロール膨脹圧縮機の概要
構成図の一例を示し、図面の右側が膨脹部、左側
が圧縮部である。１１はインボリユート曲線から
なるラツプ１１ａを鏡板１１ｂに直立に形成した
固定スクロール、１２は同じくインボリユート曲
線からなるラツプ１２ａを鏡板１２ｂに直立形成
した可動スクロールで、互いにラツプを内側にし
てかみ合せている。可動スクロール１２のボス部
１２ｃが軸受１３を介してシヤフト１４のクラン
ク部１５（クランク半径r0）に取付けられ、そし
て可動スクロール鏡板１２ｂにはフレーム１６に
固着した回転防止機構１７が取付けられ、可動ス
クロール１２は固定スクロール１１に対して旋回
運動可能となしている。１８は固定スクロール１
１の中央に穿つた高圧気体導入孔であり、この導
入孔１８から入つた高圧気体が固定スクロール１
１と可動スクロール１２で密閉された空間１９内
で膨脹することにより、その膨脹動力で可動スク
ロール１２を旋回させ、シヤフト１４を回転させ
膨脹の終つた気体は可動スクロール１２の周囲へ
〓〓〓
流れ、流出管２０より吐き出される。
構成図の一例を示し、図面の右側が膨脹部、左側
が圧縮部である。１１はインボリユート曲線から
なるラツプ１１ａを鏡板１１ｂに直立に形成した
固定スクロール、１２は同じくインボリユート曲
線からなるラツプ１２ａを鏡板１２ｂに直立形成
した可動スクロールで、互いにラツプを内側にし
てかみ合せている。可動スクロール１２のボス部
１２ｃが軸受１３を介してシヤフト１４のクラン
ク部１５（クランク半径r0）に取付けられ、そし
て可動スクロール鏡板１２ｂにはフレーム１６に
固着した回転防止機構１７が取付けられ、可動ス
クロール１２は固定スクロール１１に対して旋回
運動可能となしている。１８は固定スクロール１
１の中央に穿つた高圧気体導入孔であり、この導
入孔１８から入つた高圧気体が固定スクロール１
１と可動スクロール１２で密閉された空間１９内
で膨脹することにより、その膨脹動力で可動スク
ロール１２を旋回させ、シヤフト１４を回転させ
膨脹の終つた気体は可動スクロール１２の周囲へ
〓〓〓
流れ、流出管２０より吐き出される。
シヤフト１４はフレーム１６に固定された軸受
２１により支持され、左側の圧縮部のシヤフトと
同軸一体とし、かつ右側の膨脹部と同じクランク
半径r0を有し、しかもクランク部２２の軸心をク
ランク部１５の軸心と合わせている。２３は固定
スクロール、２４は可動スクロール、膨脹部と同
じインボリユート曲線からなるそれぞれのラツプ
２３ａ，２４ａを直立に形成した鏡板２３ｂ，２
４ｂをそれぞれ有し、両ラツプ２３ａ，２４ａに
より密閉空間が２５形成される。可動スクロール
２４もフレーム１６に固定された回転防止機構２
６を有し、ボス部２４ｃがクランク部２２に固定
された軸受で支持されて取付けられ、膨脹部によ
る動力伝達でシヤフト１４を回転させ、その回転
力で旋回半径r0で固定スクロール２３に対して旋
回運動を行ない、密閉空間２５内の気体を圧縮
し、吐出孔２７より高圧ガスが吐出される。尚、
２８は低圧ガス吸入管である。
２１により支持され、左側の圧縮部のシヤフトと
同軸一体とし、かつ右側の膨脹部と同じクランク
半径r0を有し、しかもクランク部２２の軸心をク
ランク部１５の軸心と合わせている。２３は固定
スクロール、２４は可動スクロール、膨脹部と同
じインボリユート曲線からなるそれぞれのラツプ
２３ａ，２４ａを直立に形成した鏡板２３ｂ，２
４ｂをそれぞれ有し、両ラツプ２３ａ，２４ａに
より密閉空間が２５形成される。可動スクロール
２４もフレーム１６に固定された回転防止機構２
６を有し、ボス部２４ｃがクランク部２２に固定
された軸受で支持されて取付けられ、膨脹部によ
る動力伝達でシヤフト１４を回転させ、その回転
力で旋回半径r0で固定スクロール２３に対して旋
回運動を行ない、密閉空間２５内の気体を圧縮
し、吐出孔２７より高圧ガスが吐出される。尚、
２８は低圧ガス吸入管である。
上記構成において、動作を説明すると、膨脹部
の導入孔１８より高圧気体が流入し、密閉空間１
９内での高圧気体の膨脹仕事により可動スクロー
ル１２を旋回させ、クランク部１５に動力伝達す
ることによりシヤフト１４を回転させる。その回
転により可動スクロール２４を旋回させ、吸入管
２８より吸引された密閉空間２５内の低圧ガスを
圧縮し、吐出孔２７より高温高圧ガスが流出する
ことになる。
の導入孔１８より高圧気体が流入し、密閉空間１
９内での高圧気体の膨脹仕事により可動スクロー
ル１２を旋回させ、クランク部１５に動力伝達す
ることによりシヤフト１４を回転させる。その回
転により可動スクロール２４を旋回させ、吸入管
２８より吸引された密閉空間２５内の低圧ガスを
圧縮し、吐出孔２７より高温高圧ガスが流出する
ことになる。
ここで、膨脹部、圧縮部の両可動スクロール１
２，２４には当然密閉空間１９，２５内のガス圧
により軸方向の力を受け、それぞれの固定スクロ
ール１１，２３から引離そうと働らき、その作用
線はスクロールラツプがインボリユート曲線の場
合には固定スクロールの中心点と可動スクロール
の中心点との中間に働らくから、今の場合クラン
ク半径r0が膨脹部と圧縮部で等しく、かつ軸心を
合わせているから、相方で働らく軸方向力の作用
線が一致し、もし軸方向力の大きさがほぼ等しけ
れば相殺されてしまうことになり、たとえ大きさ
が等しくなくてもその力の差は小さな値になる。
２，２４には当然密閉空間１９，２５内のガス圧
により軸方向の力を受け、それぞれの固定スクロ
ール１１，２３から引離そうと働らき、その作用
線はスクロールラツプがインボリユート曲線の場
合には固定スクロールの中心点と可動スクロール
の中心点との中間に働らくから、今の場合クラン
ク半径r0が膨脹部と圧縮部で等しく、かつ軸心を
合わせているから、相方で働らく軸方向力の作用
線が一致し、もし軸方向力の大きさがほぼ等しけ
れば相殺されてしまうことになり、たとえ大きさ
が等しくなくてもその力の差は小さな値になる。
従つて、回転防止機構１７，２６に余計な摩擦
力がかからず、機械的損失の少ない膨脹圧縮機を
実現出来る。
力がかからず、機械的損失の少ない膨脹圧縮機を
実現出来る。
発明の効果
上述の説明から明らかなように、本発明によれ
ば同一形状のインボリユート曲線のラツプで形成
された固定、可動スクロールからなる膨脹部と圧
縮部のシヤフトを同軸にし、かつ共に可動スクロ
ールの旋回半径を等しく、かつシヤフトのクラン
ク部の軸心を合わせているため、シリンダ内圧に
よるそれぞれのスラスト力の作用線を膨脹部と圧
縮部で一致させることができ、その結果、スラス
ト力が相殺され、相互に及ぼす力が極めて小さく
なり、スクロール膨脹圧縮機として機械的摩擦損
失が少なくなり、新規な構造にして総合性能の良
いスクロール膨脹圧縮機を実現出来る。
ば同一形状のインボリユート曲線のラツプで形成
された固定、可動スクロールからなる膨脹部と圧
縮部のシヤフトを同軸にし、かつ共に可動スクロ
ールの旋回半径を等しく、かつシヤフトのクラン
ク部の軸心を合わせているため、シリンダ内圧に
よるそれぞれのスラスト力の作用線を膨脹部と圧
縮部で一致させることができ、その結果、スラス
ト力が相殺され、相互に及ぼす力が極めて小さく
なり、スクロール膨脹圧縮機として機械的摩擦損
失が少なくなり、新規な構造にして総合性能の良
いスクロール膨脹圧縮機を実現出来る。
第１図ａ，ｂ，ｃ，ｄは従来のスクロール圧縮
機の作動原理を示す説明図、第２図は従来のスク
ロール圧縮機の要部断面図、第３図は本発明のス
クロール膨脹圧縮機の一実施例を示す要部断面図
である。 １１，２３……固定スクロール、１１ａ，１２
ａ，２３ａ，２４ａ……ラツプ、１２，２４……
可動スクロール、１１ｂ，１２ｂ，２３ｂ，２４
ｂ……鏡板、１２ｃ，２４ｃ……ボス部、１４…
…シヤフト、１５，２２……クランク部、１６…
…フレーム、１７，２６……回転防止機構、１
９，２５……密閉空間。 〓〓〓
機の作動原理を示す説明図、第２図は従来のスク
ロール圧縮機の要部断面図、第３図は本発明のス
クロール膨脹圧縮機の一実施例を示す要部断面図
である。 １１，２３……固定スクロール、１１ａ，１２
ａ，２３ａ，２４ａ……ラツプ、１２，２４……
可動スクロール、１１ｂ，１２ｂ，２３ｂ，２４
ｂ……鏡板、１２ｃ，２４ｃ……ボス部、１４…
…シヤフト、１５，２２……クランク部、１６…
…フレーム、１７，２６……回転防止機構、１
９，２５……密閉空間。 〓〓〓
Claims (1)
- １ インボリユート曲線からなるラツプ１１ａを
鏡板１１ｂに直立に形成した固定スクロール１１
および可動スクロール１２を互いにラツプ１１
ａ，１１ｂを内側にしてかみ合せ、可動スクロー
ル１２を固定スクロール１１に対して旋回運動可
能となし、前記両スクロール１１，１２のラツプ
１１ａ，１１ｂで閉じられた密閉空間１９内気体
の膨脹によつて、前記可動スクロール１２のボス
部１２ｃを取付けたクランク部１５に動力伝達し
てシヤフト１４を回転させる膨脹部と、前記可動
スクロール１２と旋回半径を同一とし、かつイン
ボリユート曲線からなるラツプ２３ａを同一寸法
にした固定スクロール２３と可動スクロール２４
を互いにラツプ２３ａ，２４ａをかみ合せ、該可
動スクロール２４を該固定スクロール２３に対し
て前記膨脹部のシヤフトの回転により旋回運動可
能となし、両スクロールラツプ２３ａ，２４ａで
閉じた密閉空間２５内の気体を圧縮する圧縮部
と、この圧縮部のシヤフトを前記膨脹部のシヤフ
トと同一にしてフレームに支持し、前記圧縮部の
可動スクロール２４のボス部２４ｃを取付けるク
ランク部２２の軸心を前記膨脹部のクランク部１
５の軸心と合わせたスクロール膨脹圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10099580A JPS5726205A (en) | 1980-07-22 | 1980-07-22 | Scroll expansion compressor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10099580A JPS5726205A (en) | 1980-07-22 | 1980-07-22 | Scroll expansion compressor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5726205A JPS5726205A (en) | 1982-02-12 |
| JPS6229602B2 true JPS6229602B2 (ja) | 1987-06-26 |
Family
ID=14288877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10099580A Granted JPS5726205A (en) | 1980-07-22 | 1980-07-22 | Scroll expansion compressor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5726205A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6013995A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | スクロ−ル形流体機械 |
| JPS6053601A (ja) * | 1983-09-01 | 1985-03-27 | Mitsubishi Electric Corp | スクロ−ル形流体機械 |
| US5247795A (en) * | 1992-04-01 | 1993-09-28 | Arthur D. Little, Inc. | Scroll expander driven compressor assembly |
| DE4234055C2 (de) * | 1992-10-09 | 1994-09-08 | Danfoss As | Spiralkompressor |
| US6193487B1 (en) * | 1998-10-13 | 2001-02-27 | Mind Tech Corporation | Scroll-type fluid displacement device for vacuum pump application |
| US6658866B2 (en) * | 2002-02-13 | 2003-12-09 | Carrier Corporation | Scroll expressor |
| JP6430429B2 (ja) * | 2016-03-28 | 2018-11-28 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 流体機械 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5634075A (en) * | 1979-08-24 | 1981-04-06 | Hitachi Ltd | Coolerrheater driven by rankine cycle engine |
-
1980
- 1980-07-22 JP JP10099580A patent/JPS5726205A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5634075A (en) * | 1979-08-24 | 1981-04-06 | Hitachi Ltd | Coolerrheater driven by rankine cycle engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5726205A (en) | 1982-02-12 |
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