JPS6229450Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6229450Y2
JPS6229450Y2 JP1982110150U JP11015082U JPS6229450Y2 JP S6229450 Y2 JPS6229450 Y2 JP S6229450Y2 JP 1982110150 U JP1982110150 U JP 1982110150U JP 11015082 U JP11015082 U JP 11015082U JP S6229450 Y2 JPS6229450 Y2 JP S6229450Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal coating
optical fiber
insertion hole
coating material
wire insertion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982110150U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5912832U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11015082U priority Critical patent/JPS5912832U/ja
Publication of JPS5912832U publication Critical patent/JPS5912832U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6229450Y2 publication Critical patent/JPS6229450Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は光伝送用フアイバの外周に補強用の金
属被覆を制御性よく施すことができる金属被覆装
置の改良に関するものである。
(b) 従来技術と問題点 光伝送用のガラス材料からなる光フアイバは、
その表面に傷が入り易く、かつ大気中の水分,塵
埃等による欠陥の発生を防止して機械的強度の補
強と取扱いを容易にするために、前記光フアイバ
の外周面を金属層によつて被覆し保護する事が知
られている。
上述した光フアイバの紡糸工程及びそれに引続
いて金属被覆を施す従来の方法としては、第1図
に示すように、例えば周知の気相化学堆積法
(CVD法)等によつてあらかじめ成形された光フ
アイバ母材1を加熱炉2によつて加熱溶融し、細
径の光フアイバ素線3に伸延する。そしてかかる
光フアイバ素線3は、引続いてその光フアイバ引
出経路に配置された例えば、図示の如く側部に被
覆材導出管5が突設され、かつその先端部に該導
出管5の管軸と交差する方向に該管を縦貫する線
材挿通孔7を有し、内部に収容した例えばアルミ
ニウム(Al)、または錫(Sn)等からなる金属被
覆材8を加熱炉9によつて加熱溶融した状態の金
属被覆用ルツボ4の前記線材挿通孔7内に挿通さ
れ、引き出すことによつて当該光フアイバ素線3
の外周に連続して金属層が被覆され該金属被覆光
フアイバ3′は巻き取りドラム10に巻き取つて
いる。
ところで上述の如き金属被覆に用いられる従来
のルツボ4の構造にあつては、該ルツボ4の側部
に突設された被覆材導出管5に、溶融金属被覆材
8の流出量を調節する手段が特に設けられていな
いため、溶融温度制御のみでは前記ルツボ4内に
収容された溶融金属被覆材8の液面の高さ
(h)、あるいは温度が変動すると、前記金属被覆
材8が前記被覆材導出管5内の流通路6を流通し
て線材挿通孔7より流出する量が増減して、光フ
アイバ素線3に対する金属被覆の厚さが変化する
欠点があつた。またさらに上記温度変が高温側へ
顕著な場合には溶融金属被覆材の粘性が著しく小
さくなることと、自重により不可避的に勝手にし
ずく状になつて流出する不都合が生ずることもあ
つた。
(c) 考案の目的 本考案は上記従来の欠点を除去するためになさ
れたもので、その目的は金属被覆用ルツボ内より
被覆材導出管の線材挿通孔への、溶融金属被覆材
の流出量を簡単に制御し得るようにし、長尺の光
フアイバ素線の外周に連続して金属被覆を均一な
厚さに安定して施すことができる新規な光フアイ
バ用金属被覆装置を提供するにある。
(d) 考案の構成 そしてこの目的は本考案によれば、側部に突設
した被覆材導出管を有し、かつ先端部に該導出管
の管軸と交差する方向に該管を縦貫する線材挿通
孔をそなえ、内部に金属被覆材を収容した金属被
覆用ルツボを加熱炉にて加熱して前記金属被覆材
を溶融すると共に、前記挿通孔に光フアイバを挿
通通過させて該光フアイバの外周面に金属被覆を
施す装置構成において、前記被覆材導出管に、線
材挿通孔への溶融金属被覆材の流出量を制御する
電動開閉式調節バルブを設けると共に、該線材挿
通孔より引出される金属被覆光フアイバの引出し
経路に金属被覆の厚さ変動を検出し、かつその信
号出力により前記調節バルブの開閉を制御する検
出器を設けたことを特徴とする光フアイバ用金属
被覆装置を提供することによつて達成される。
(e) 考案の実施例 以下図面を用いて本考案の実施例について詳細
に説明する。
第2図は本考案に係る光フアイバ用金属被覆装
置の一実施例を示す断面図であり、第1図と同等
部分には同一符号を付した。本考案においては、
光フアイバ用金属被覆装置の主体をなす金属被覆
用ルツボ4の側部に突設した被覆材導出管5に、
図示のように該導出管5の管軸と交差する方向
に、該管5内の溶融金属被覆材7の流通路6を開
閉制御する溶融金属被覆材8の流出量制御手段、
即ち、流通量調節バルブ21がもうけられてい
る。そして前記金属被覆用ルツボ4から被覆材導
出管5内を流通して線材挿通孔7より流出する溶
融金属被覆材8の流出量は、前記流出量調節バル
ブ21を開閉調節することによつて簡単に制御さ
れる構成がとられている。よつて前記ルツボ4内
に収容された溶融金属被覆材8の液面の高さ、あ
るいは温度が変動することがあつても、従来の如
き不都合が防止されると共に光フアイバ素線3の
外周に連続して金属被覆を均一に施すことが可能
となる。また前記流出量調節バルブ21による溶
融金属被覆材8の流出量の制御は、図中の鎖線ブ
ロツクによつて略示するように該調節バルブ2に
は電動制御装置22を連結して電動開閉式にし、
前記線材挿通孔7より引出された金属被覆光フア
イバ3′の引出経路に該金属被覆光フアイバ3′の
線径変動を検出する検出器23を配置して、該線
径検出器23からの出力信号を線径測定(金属被
覆層の厚さ測定)装置24を通して前記電動制御
装置22にフイードバツクし、これによつて前記
調節バルブ21を開閉して金属被覆材8の流出量
を自動的に調節する構成とすることにより、金属
被覆層の厚さ変動の小さい良品質の金属被覆光フ
アイバ3′を安定して得ることができる。
なお上述した実施例ではプリフオーム法によつ
て紡糸されてきた光フアイバの外周表面に金属被
覆を施す場合の例で説明したが、本発明はそのよ
うな特定の紡糸法によつて得られた光フアイバに
限定されるものではなく、例えばるつぼ法によつ
て紡糸された光フアイバにも適用可能なことは云
うまでもない。
(f) 考案の効果 以上の説明から明らかなように本考案に係る光
フアイバ用金属被覆装置によれば、装置の主体を
なす金属被覆用ルツボの側部に突設してなる被覆
材導出管に、被覆すべき光フアイバを挿通する線
材挿通孔に対する溶融金属被覆材の流出量を制御
する流出量調節バルブを配備した構成がとられて
いるので、前記ルツボ内に収容された溶融金属被
覆材の液面の高さ、あるいは溶融温度が変動して
も、該溶融金属被覆材が線材挿通孔より不可避的
に異常流出するといつたことが容易に抑制できる
と共に、長尺の光フアイバの外周に連続して均一
な厚さに金属被覆を安定して施すことが可能とな
り、高品質の金属被覆光フアイバを得ることがで
きる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光フアイバ用金属被覆装置を説
明するための概略縦断面図、第2図は本考案に係
る光フアイバ用金属被覆装置の一実施例を示す縦
断面図である。 図面において、3は光フアイバ、4は金属被覆
用ルツボ、5は被覆材導出管、7は線材挿通孔、
8は金属被覆材、21は流出量調節バルブ、22
は電動制御装置、23は線径検出器、24は線径
測定装置を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 側部に突設した被覆材導出管を有し、かつ先端
    部に該導出管の管軸と交差する方向に該管を縦貫
    する線材挿通孔をそなえ、内部に金属被覆材を収
    容した金属被覆用ルツボを加熱炉にて加熱して前
    記金属被覆材を溶融すると共に、前記挿通孔に光
    フアイバを挿通通過させて該光フアイバの外周面
    に金属被覆を施す装置構成において、 上記被覆材導出管に、線材挿通孔への溶融金属
    被覆材の流出量を制御する電動開閉式調節バルブ
    を設けると共に、該線材挿通孔より引出される金
    属被覆光フアイバの引出し経路に金属被覆の厚さ
    変動を検出し、かつその信号出力により前記調節
    バルブの開閉を制御する検出器を設けたことを特
    徴とする光フアイバ用金属被覆装置。
JP11015082U 1982-07-19 1982-07-19 光フアイバ用金属被覆装置 Granted JPS5912832U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11015082U JPS5912832U (ja) 1982-07-19 1982-07-19 光フアイバ用金属被覆装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11015082U JPS5912832U (ja) 1982-07-19 1982-07-19 光フアイバ用金属被覆装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5912832U JPS5912832U (ja) 1984-01-26
JPS6229450Y2 true JPS6229450Y2 (ja) 1987-07-29

Family

ID=30256305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11015082U Granted JPS5912832U (ja) 1982-07-19 1982-07-19 光フアイバ用金属被覆装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5912832U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51109397A (en) * 1975-03-24 1976-09-28 Sumitomo Electric Industries Garasusenino hifukuhoho
JPS5329742A (en) * 1976-08-30 1978-03-20 Hughes Aircraft Co Metallclad fiber optical waveguide for simultaneously transmitting optical and electric signals

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51109397A (en) * 1975-03-24 1976-09-28 Sumitomo Electric Industries Garasusenino hifukuhoho
JPS5329742A (en) * 1976-08-30 1978-03-20 Hughes Aircraft Co Metallclad fiber optical waveguide for simultaneously transmitting optical and electric signals

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5912832U (ja) 1984-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4704307A (en) Method of and arrangement for coating a fibre
US4217123A (en) Double crucible method of optical fiber manufacture
US6010741A (en) Apparatus and method for controlling the coating thickness of an optical glass fiber
US5207992A (en) Silicon single crystal pulling-up apparatus
US5961681A (en) Method of drawing optical fiber preform to manufacture optical fiber
JPS6229450Y2 (ja)
US5382456A (en) Production of ceramic filaments
JPS6229377B2 (ja)
JPS597655B2 (ja) 光フアイバの製造方法
JPS5820749A (ja) 光フアイバの金属被覆方法
JPS6332741B2 (ja)
JPH064493B2 (ja) 光学ガラス繊維の製造方法
EP0188614B1 (en) Shaped crystal fiber growth method
US4675039A (en) Method and apparatus for forming glass fibers
CN113387557B (zh) 一种光纤加工装置
JPS60112638A (ja) 光ファイバの製造方法
JPS6236981B2 (ja)
JPH0251439A (ja) 光ファイバの製造方法
JPH08188438A (ja) 光ファイバの紡糸方法
JPH01305829A (ja) 光ファイバの線引方法
JPS5941936B2 (ja) 光フアイバの被覆方法
JPH0137342B2 (ja)
JPH0629149B2 (ja) 光フアイバ用多孔質母材焼結装置
JPS6250419B2 (ja)
JP2571796Y2 (ja) 光ファイバ線引き用コーティングダイス