JPS6229387A - カラ−固体撮像装置 - Google Patents

カラ−固体撮像装置

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JPS6229387A
JPS6229387A JP60168771A JP16877185A JPS6229387A JP S6229387 A JPS6229387 A JP S6229387A JP 60168771 A JP60168771 A JP 60168771A JP 16877185 A JP16877185 A JP 16877185A JP S6229387 A JPS6229387 A JP S6229387A
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color
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horizontal
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Yasumi Miyagawa
宮川 八州美
Tatsuki Ide
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、単一の固体撮像素子とその受光画素に対応さ
せた色フィルタとを用いてカラー信号を得るカラー固体
撮像装置に関するものである。
従来の技術 従来は、被写体像よりの光を映像信号に変換するために
撮像管が用いられてきたが、近年になって固体撮像素子
も用いられるようになった。固体撮像素子としては、受
光部も信号読み出し部も電荷結合素子から成るCCD型
撮像素子、あるいはホトダイオードを多数格子状に配列
し、各接点に読み出しスイッチを設け、これを順次切換
えながら映像信号を得るMO5型撮像素子、あるいは受
光部はホトダイオード、信号読み出し部はCODにより
構成された撮像素子などがある。これらの素子の構造お
よび動作については周知であるので説明は省略する。
上記のような固体撮像素子を1個設け、その受光画素に
対応してカラーフィルタを配置することによりカラーテ
レビ信号を得る方法を第4図を用いて説明する。第4図
において、2次元に配された受光画素1に対応して、a
ラインでは、第1の受光画素には緑(G)フィルタ2、
水平方向の次の受光画素にはマゼンタ(M)フィルタ3
を交互に順次配列した第1の色フイルタ列を、bライン
では、第1の受光画素はシアン(Cy)フィルタ4.水
平方向の次の受光画素には黄(Ye)フィルタ5を交互
に順次配列した色フイルタ列を、奇数番目の各水平ライ
ンはaラインの色フイルタ列と同一の配列とし、偶数番
目の水平ラインについては、bラインの色フィルタ及び
bラインとカラーフィルタの配列を逆に配列した色フイ
ルタ列を交互に配置している。また、第4図において、
n (H)は奇数フィールドを、n+1(11)は偶数
フィールドを各々示している。
上記の構成の色フィルタと固体撮像素子との組み合せに
よる固体撮像素子の出力信号からカラーテレビジョン信
号を得る方法を次に説明する。本カラー化方式に用いる
固体撮像素子は、隣接した2つの水平ラインを同時に水
平走査し、ホトダイオードへの信号蓄積時間と垂直走査
時間とを同一にしてフレーム残像が発生しないような走
査方法としている。固体撮像素子を撮像管と同じ2:1
インターレース走査すれば、ホトダイオードへの信号蓄
積時間は2フイ一ルド期間となるため、フレーム残像が
発生し、このフレーム残像は、動く被写体を撮像した時
や、カメラをパンした時に大きく目立ち、画像がぼけて
見え、画質を著るしく劣化させる。撮像管では、走査ビ
ーム径が有限であるため、実質的に隣接する走査線の信
号を読み出しており、等測的にフィールド読み出しとな
っており、フレーム残像はあまり発生しない。隣接した
2つの水平ラインを同時に水平走査する方法としては、
垂直方向に隣接したホトダイオードの信号電荷を混合し
た後、読み出す方法や、2つの信号読み出し部により各
々の水平ラインの信号を読み出す方法がある。
上記の構成による撮像素子とカラーフィルタとの組み合
せで、垂直方向に隣接した2つの水平ラインのホトダイ
オードの信号電荷を混合した後、水平走査を行なって得
られた信号からカラーテレビジョン信号を得る方法を第
4図及び第5図を用いて説明する。第4図において、第
1フイールドn (H)は、 a、bの水平ラインのホ
トダイオードを混合して読み出す。その信号Snは Sn= ((G+Cy)+(M+Ye)) +((G+
Cy)  (M+Ye))sinωt=(2R+3G+
2B)+(G−2R)sinωt  −■但し Cy=
G+B、M=R+B、Ye=R+Gω=色フィルタの繰
り返し周波数 となり、第1フイールドn + 1 (H)は、c、d
の水平ラインのホトダイオードを混合して読み出す。
その信号Sn+1は Sn+t= (CG+Ye)+(M+Cy)) + (
(G+Ye)−(M+Cy)) 5inc、+t”(2
R+3G+2B)+(G−28)sinωt  −■と
なる。上記第1式及び第2式から明らかなように、Sn
、S、1+1ともにその低域信号成分Syは5Y=2R
+3G+2Bであり、また色信号成分はS、からは(G
 −2R)sinωt、 ST++1からは(G−28
)sinc、+tで表わされる色信号成分が得られる。
第5図は前記固体撮像素子出カイ8号からカラーテレビ
ジョン信号を得るための信号処理部の回路ブロック図で
、6は前記の固体撮像素子、7はローパスフィルタ、8
はバンドパスフィルタ、9は同期検波回路、10は1水
平期間遅延回路、11はスイッチ回路、12は変調回路
、13は加算器、14は出力端子、15はパルス発生器
である。次に動作を説明する。固体撮像素子6から得ら
れた信号は、ローパスフィルタ7に供給され、高調波成
分が除去され、低域成分のみが分離され、前記のSY酸
成分得られる。この低域成分を輝度信号として扱い。
加算器13へ供給する。一方、固体撮像素子6の出力信
号は、カラーフィルタの繰り返し周波数を中心通過周波
数とするバンドパスフィルタ8に供給され、カラーフィ
ルタにより変調された色信号成分が分離される。すなわ
ち、Soの信号からは(G−2R)sinωtの成分が
、またS11+1の信号からは(G −28)sinω
tの成分が分離される。バンドパスフィルタにより分離
された変調色信号(カラーキャリア)は、同期検波回路
9に供給される。同期検波回路9には、パルス発生器1
5から、カラーフィルタの繰り返し周波数に等しいイン
デックス信号が供給されており、変調色信号は同期検波
される。同期検波された信号は、ローパスフィルタ(図
示せず)によりその高調波成分を除去する事により低域
の色差信号となる。すなわち、信号S、。
から(G−2R)、信号S n+−tから(G−2B)
の色差信号を各々得る事ができる。このようにして得ら
れた色差信号を1水平期間遅延回路10により遅延し、
その遅延した信号と遅延しない信号とをスイッチ回路1
1に供給し、パルス発生器15から供給される水平走査
周波数の172のパルスにより水平走査毎に切り換える
事により、スイッチ回路11の出力端から(G −2R
)及び(G−2B)の2種類の色差信号を同時に得る。
この2種類の色差信号を変調回路12により色副搬送波
で変調し、色信号を得る。この色信号を加算器13に供
給し、前記輝度信号と加算する事により、出力端子14
からカラーテレビジョン信号を得る事ができる。ここで
、パルス発生器15からは、固体撮像素子6へ素子駆動
に必要な数種類のパルスが供給されている。この駆動パ
ルスとインデックスパルスとは同期関係にある。
次にパルス発生器15の構成を説明する。パルス発生器
15は、すでに説明したように、信号処理部へ供給する
例えば同期パルス、ブランキングパルス、バースト信号
、色副搬送波等の各種パルスを発生させると同時に、こ
れらと同期関係を有する固体撮像素子6の駆動パルスを
発生させる。第6図に一般的な構成のパルス発生器の概
要を示す6第6図において、16は原発振器、17は1
74分周器、18は1/455分周器、19は172分
周器、20はL1525分周器、21は172分周器、
22は水平部デコーダ、23は垂直部デコーダ、24は
複合部デコーダであり、一般的にはこれらが1チツプの
ICで構成され。
同期信号発生ICとして市販されている。25は172
分周器、26は174分周器、27はm段のシフトレジ
スタ、28はn段のシフトレジスタ、29は水平部デコ
ーダ、30は垂直部デコーダ、31は複合部デコーダで
あり、これらが1チツプのICで構成されている。
次に動作を説明する。ここではカラ一方式をNTSC方
式とし、固体撮像素子の水平方向の有効画素数を384
画素画素色方向の有効画素数を590画素として説明す
る。同期信号発生部は周知であるので説明を簡単にする
。原発振器16の発振周波数は、周知のように色副搬送
波の4倍の周波数であり、その発振周波数は14.31
818M Hzである。この原発振器出力信号を1/4
分周器17に供給し、1/4分周して、3.5795M
 Hzの色副搬送波を得る。また、原発振器出力信号を
1/455分周器18へ供給し、1/455分周した信
号を得る。このl/455分周された信号を172分周
器19へ供給し、172分周する。この172分周され
た信号が1水平周期の信号となる。
また、前記1/455分周された信号は11525分周
器20に供給され、 11525分周される。1152
5分周された信号が1垂直周期の信号(垂直駆動信号)
となる。
11525分周された信号は、172分周器21へ供給
され、172分周される。この172分周された信号が
1フレ一ム周期の信号となる。周知のように、色副搬送
波は、原発振周波数を】/4分周して得、水平周期の信
号(例えば水平駆動信号)は、原発振周波数を1/91
0分周して得るため、水平駆動信号と色副搬送波との相
対位相は、1水平周期毎に180°異なる。
次に撮像素子駆動パルス発生部の動作について説明する
。原発振器出力信号を172分周器25へ供給し、17
2分周して、7.16M Hzの水平転送りロックφ1
1やリセットパルスφRを得る。更に原発振器出力信号
を174分周器26へ供給し、174分周して3.57
95M Hzのインデックスパルスφroを得る。
水平駆動信号をm段のシフトレジスタ27のデータ端子
へ供給し、原発振器出力信号をシフトレジスタ27のク
ロック端子へ供給し、前記水平駆動信号をm段シフトす
る。そして、m段のシフトレジスタ27の任意の出力端
子からの信号を用いて、撮像素子駆動パルス(例えば垂
直転送パルス)を作成する。また垂直駆動信号をn段の
シフトレジスタ28のデータ端子へ供給し、水平駆動信
号をシフトレジスタ28のクロック端子へ供給し、前記
垂直駆動パルスをn水平期間シフトする。そしてn段の
シフトレジスタ28の任意の出力端子からの信号を用い
て、撮像素子駆動パルス(例えばフォトダイオード電荷
読み出しパルス)を作成する。水平駆動信号と水平転送
りロックφHおよびインデックスパルスφTDとの相対
位相を常に正しく保つため、172分周器25および1
/4分周器26にはクリア端子が設けられており、この
クリア端子には、前記m段のシフトレジスタ27の任意
の出力端子の信号を供給して、各水平走査の始めに、1
72分周器25および1/4分周器26をクリアしてい
る。
上記の構成により得られた撮像素子駆動パルスを固体撮
像素子6に供給して被写体像を撮像した時の、変調色信
号(カラーキャリア)とインデックスパルスおよび色副
搬送波との位相関係を第7図を用いて説明する。第7図
において、(a)は固体撮像素子出力信号に含まれる色
信号成分をバンドパスフィルタ8により分離して得た変
調色信号成分(カラーキャリア) 、 (b)は上記の
パルス発生部で得たインデックスパルスφID、(C)
は固体撮像素子6の水平転送りロックφH,(d)は原
発振器出力信号(14,32MHz ) 、 (e)〜
(h)は色副搬送波である。(b)のインデックス信号
は同期検波回路9へ供給され、(e)〜(h)の色副搬
送波は変調回路12へ供給される。
発明が解決しようとする問題点 ところが、第5図および第6図に示した構成の固体カラ
ーカメラを実際に製作し、動作させてみると、色フリッ
カの発生が認められた。またこの色フリッカの大きさは
、第5図に示す固体カラーカメラの電源投入状態により
4種類のレベルが存在することが確認できた。次にその
理由について説明する。一般的に、製作された電気回路
は、その回路に供給する複数の信号間で、電磁的結合、
静電的結合、電源線のインピーダンスが有限である等の
理由から、必ず相互干渉が生じる。前述の色フリッカに
ついても相互干渉が原因である。第7図(b) (c)
に示したφIDt φ■は水平駆動信号HD立上りに対
して常に同一の位相となる。したがって変調色信号も第
7図(a)で示した形となる。但し第7図(a)は(G
 −2R) sinωtのラインの信号とし、被写体像
が赤系の場合であるとする。被写体像が縁糸の場合は第
7図(a)と逆極性の波形となる。第6図に示した構成
により色副搬送波を作成する場合には、固体カラーカメ
ラの電源投入直後の174分周器26のフリップフロッ
プの出力の状態(論理「1」もしくは「0」)により色
副搬送波の位相は第7図(e)〜(h)の状態のいずれ
か1つの状態となる。いま色副搬送波が第7図(e)の
状態とすれば、色副搬送波が変調色信号成分に干渉して
等価的に変調色信号成分が小さくなる。逆に色副搬送波
が第7図(g)の状態にあるとすれば、色副搬送波が変
調色信号成分に干渉して等価的に変調色信号成分が大き
くなる。また色副搬送波が第7図(f)あるいは(h)
の状態にあれば1色副搬送波が変調色信号成分に干渉し
ても基本的には変調色信号成分は変化しない。但し実際
の電気回路では、色副搬送波(f) (h)のパルス比
率がso : soとはならないため、変調色信号成分
は若干の変化を受ける。
このとき(f)の場合と(h)の場合とでは各々異なっ
た変化をする。固体カラーカメラの電源投入により色フ
リッカの発生レベルが異なり、4種類の色フリツカ状態
を呈するのは以上の理由による。この色フリッカは画質
を著しく損ねてしまう。
本発明は上記従来の欠点を解消するもので、色フリッカ
が少なく、しかも固体カラーカメラの電源投入の状態に
よる色フリッカのレベル差の変化も少ないカラー固体撮
像装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため1本発明のカラー固体撮像装
置は、二次元に配された複数の受光画素に対応して水平
方向に2画素の繰り返しを有する色フィルタを備えた固
体撮像素子と、原発振器と。
この原発振器の出力信号を172分周して第1の信号を
得る第1の1ノ2分周器と、この第1の1ノ2分周器か
らの第1の信号を172分周して第2の信号を得る第2
の172分周器と、前記第1の信号を各水平周期で位相
が一致するように172分周して第3の信号を得る第3
の172分周器とを備え、前記第1の信号から水平走査
パルスを得、前記第2の信号を色副搬送波とし、前記第
3の信号を前記固体撮像素子から分離して得た変調色信
号の同期検波用信号として用いる構成としたものである
作用 上記構成によれば、原発振器の出力信号を172分周し
て得た第1の信号を基準として、固体撮像素子の水平転
送りロックパルスφ11を作成し、前記第1の信号を2
個の1/2分周器に順次供給して各々172分周して、
色副搬送波信号と同期検波用インデックス信号φ!Dと
を作成することにより、φI口および変調色信号(カラ
ーキャリア)と色副搬送波との位相関係を一定の関係に
保つことができ、色フリツカレベルを少なくし、固体カ
ラーカメラの電源投入の状態により色フリツカレベルが
大きく異なるのを防止し、良好な画質の固体カラーカメ
ラを得ることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図に基づいて説
明する。
第1図は本発明の一実施例におけるカラー固体撮像装置
の固体撮像素子駆動パルス発生部および信号処理用パル
ス発生部の回路ブロック図で、41は原発振器、42〜
44は172分周器であり、172分周器44はクリア
端子を備えている。45はm段シフトレジスタ、46は
0段シフトレジスタ、47は水平部デコーダ、48は垂
直部デコーダ、49は複合部デコーダ、50は1/45
5分周器、51は172分周器、52は17525分周
器、53は172分周器、54は水平部デコーダ、55
は垂直部デコーダ56は複合部デコーダである。
原発振器41の出力信号は、1/2分周器42と1/4
55分周器50とm段シフトレジスタ45のクロック入
力端子とに供給されている。172分周器42の出力信
号は、172分周器43.44のクロック入力端子およ
び水平部デコーダ47へ供給されている。1/455分
周器50の出力信号は、172分周器51および115
25分周器52へ供給されている。11525分周器5
2の出力信号は。
172分周器53へ供給されている。水平部デコーダ5
4には、1/455分周器50の各段の信号および1/
2分周器51の出力信号が供給され、その出力信号は、
複合部デコーダ56へ供給されていると共に、必要に応
じて水平周器のパルス、例えば水平駆動信号HDとして
出力端子から得られる。垂直部デコーダ55には、 1
1525分周器52の各段の信号および172分周器5
3の出力信号が供給され、その出力信号は、複合部デコ
ーダ56へ供給されるとともに、必要に応じて垂直周期
のパルス、例えば垂直駆動信号VDとして出力端子から
得られる。複合部デコーダ56からは、同期信号C−3
YNCや複合ブランキング信号C−BLKが出力される
。m段シフトレジスタ45のデータ端子には、水平部デ
コーダ54の出力信号である。水平駆動信号HDが供給
されている。水平部デコーダ47には1m段シフトレジ
スタ45の各段の出力信号および172分周器4Zの出
力信号が供給されている。水平部デコーダ47からは、
複数の種類の信号が出力されており、その一部は複合部
デコーダ56へ供給され、また172分周器44のクリ
ア端子へも供給されている。1/2分周器42の出力信
号は、水平部デコーダ47により任意にデコードされて
水平転送りロックパルスφHが得られる。9段シフトレ
ジスタ46のクロック端子には、前記水平駆動信号++
Dが、データ端子には、垂直駆動信号VDが各々供給さ
れており、垂直部デコーダ48の入力端子には、9段シ
フトレジスタ46の各段の出力信号が供給されている。
垂直部デコーダ48の出力信号は、複合部デコーダ49
へ供給されると共に、フォトダイオード電荷読み出しパ
ルスとして出力される。
複合部デコーダ49からは、垂直転送パルスが出力され
ている。
第2図は第1図に示した回路の要部の回路ブロック図で
、57は水平部デコーダ47の一部を構成し、水平転送
グロックパルスφIIを作成するラッチ・ゲート回路で
ある。172分周器42.43は各々人力クロックの立
下りエツジで動作するD型フリップフロップで構成され
、172分周器44は入力クロックの立上りエツジで動
作し、クリア端子を有するD型フリップフロップで構成
されている。
第3図は第2図に示す回路の各部信号波形図で、(a)
は変調色信号、(b)は172分周器44の出力である
同期検波用インデックス信号、(c)は172分周器4
2の出力である水平転送りロックパルス、(d)は原発
振器41の出力である14.32MHzのパルス、(e
)(f)は色副搬送波である。1/2分周器42は入力
クロックパルスの立下りエツジで動作する。172分周
器44のクリア端子には水平部デコーダ47の出力信号
が供給されているが、その理由は、φHの位相とφ10
の位相とを各水平走査毎に一致させるためである。つま
り第7図で説明したように、固体撮像素子6の出力信号
は、その水平転送りロックパルスφHにより転送されて
出力される。ここで第1図および第6図から明らかなよ
うに、φHとHDとは原発振器41の出力信号を各々1
/2.1/910分周して得ているため、φ■の位相と
IIDの立上りの位相との関係は各水平走査毎に同相と
なる。しかし、φIDとHDとは原発振器41の出力信
号を各々1/4.1/910分周して得ているため、φ
Hの位相と110の立上りの位相との関係は1水平走査
毎に逆相となり、同期検波用インデックス信号として不
都合である。このため、φ11の位相とHDの立上りの
位相との関係を各水平走査毎に同相とするために、各水
平走査の始めの部分で172分周器44をクリアしてい
る。このクリア用パルスは、水平部デコーダから供給さ
れるが、クリアパルスのパルス幅は狭くても充分である
。水平転送りロックパルスφ11は、1/2分周器42
の出力信号を水平部デコーダ47で得たパルスで任意に
ゲートして作成しているが、基本的な位相関係は1/2
分周器42の出力信号と同じである。第3図(e)は色
副搬送波で、172分周器43の出力波形であり、この
1/2分周器43は、第3図(c)に示す172分周器
42の出力信号の立上エツジで動作する。色副搬送波は
、連続した信号でなければならないので、172分周器
43にクリア端子を設けて、各水平走査毎に色副搬送波
の位相をHDの立上り位相に合致させることはできない
。そのため、固体カラーカメラの電源投入直後、つまり
172分周器43のクロック入力端子に最初のクロック
が入力されるまでの時間に、172分周器43のQ端子
が論理的に「1」であるかrOJであるかにより、色副
搬送波の位相は第3図(e)あるいは(f)のいずれか
となる。第3図(a)の変調色信号は、従来例の第7図
(a)と同一の変調色信号(カラーキャリア)である。
以上の構成により、φ[0とφHと色副搬送波とを作成
すれば、各々の相対位相関係は第3図に示すようになる
。これは第7図の従来例では変調色信号の位相に対して
色副搬送波の位相が4種類存在したのに対して、2種類
となっている。第3図(e)(f)の色副搬送波が(a
)の変調色信号成分に干渉しても、基本的には変調色信
号成分は変化しない。従来例で説明したように、実際の
電気回路では、色副搬送波(e)(f)のパルス比率が
50 : 50とはならないために、色副搬送波の位相
が(e)の場合と(f)の場合とでは、(a)の変調色
信号成分への干渉が若干具なるために、色フリツカレベ
ルは電源投入時の172分周器43の状態により若干具
なる。
しかしながら、本実施例では、変調色信号成分と色副搬
送波とが同相とはならないため、従来例に比べ大幅な色
フリツカレベルは改善となる。
なお上記実施例においては、色フリッカの発生原因を、
色副搬送波が変調色信号成分に干渉する場合として説明
したが、色副搬送波が固体撮像素子の駆動パルスのうち
信号電荷検出部〔周知のCCD固体撮像素子のフローテ
ィングディフィージョンアンプ(FLowting D
iffusion Amplifier)]のリセット
端子に供給するリセットパルスに干渉した場合も、色フ
リッカが乗じるが、本発明はその場合にも勿論有効に動
作する。
発明の効果 以上述べたごとく本発明によれば、色刷搬送波信号が変
調色信号あるいは固体撮像素子の駆動パルスに干渉して
発生する色フリッカを低減でき、良好な画質のカラー固
体撮像装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるカラー固体撮像装置
の固体撮像素子駆動パルス発生部および信号処理用パル
ス発生部の回路ブロック図、第2図は第1図に示す回路
の要部の回路ブロック図、第3図は第2図に示す回路の
各部信号波形図、第4図は固体撮像素子の画素と色フィ
ルタとの関係の説明図、第5図は固体撮像素子を用いた
信号処理回路の回路ブロック図、第6図は従来のカラー
固体撮像装置における固体撮像素子駆動パルス発生部お
よび信号処理用パルス発生部の回路ブロック図、第7図
は第6図に示す回路の各部信号波形図である。 41・・・原発振器、42.44・・172分周器代理
人   森  本  義  弘 第1図 第2図 第3図 椅閘 第4図 第2図 第7図 門

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、二次元に配された複数の受光画素に対応して水平方
    向に2画素の繰り返しを有する色フィルタを備えた固体
    撮像素子と、原発振器と、この原発振器の出力信号を1
    /2分周して第1の信号を得る第1の1/2分周器と、
    この第1の1/2分周器からの第1の信号を1/2分周
    して第2の信号を得る第2の1/2分周器と、前記第1
    の信号を各水平周期で位相が一致するように1/2分周
    して第3の信号を得る第3の1/2分周器とを備え、前
    記第1の信号から水平走査パルスを得、前記第2の信号
    を色副搬送波とし、前記第3の信号を前記固体撮像素子
    から分離して得た変調色信号の同期検波用信号として用
    いる構成としたカラー固体撮像装置。
JP60168771A 1985-07-30 1985-07-30 カラ−固体撮像装置 Expired - Fee Related JPH0614753B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03102104U (ja) * 1990-01-31 1991-10-24
JP2008195497A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd クレーンおよびクレーンの分解組立方法

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