JPS62293851A - 通信制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明はパケット交換方式に用いられるパケット手順
を制御する通信制御装置に関するものである。

〔従来の技術〕

パケット交換方式は蓄積交換方式の一種であり、発信端
末から送出された情報を交換機がいったん受信してメモ
リに蓄積し、網内な高速で転送して着信端末【＝送り届
ける方式である。この発明に関する通信制御装置は各発
信端末から受けた通信文をパケットに編成し、かつ複数
のパケットによりフレームを構成し、このフレームを通
信回線を介して交換機に送出し、また交換機から通信回
線を介して送出されたフレームを受信して、これをパケ
ットに分解した後、各着信端末（二送り届ける場合のパ
ケット手順を制御する。

第２図はこの種の従来の通信制御装置の構成を示すブロ
ック図で、図において（１）はパケットレベル制御モジ
ュール、（２１はフレームレベル制御モジュール、（３
）は回線制御モジュール、（４）はチャネル制御モジュ
ール、（１１）はパケットレベル送信キュー、（２１）
はフレームレベル送信キュー、（４１）は送信キュー、
（１２）はパケットレベルアウトスタンディングキュー
、（２２）はフレームレベルアウトスタンディングキュ
ー、（１４）はパケットレベル受１−ｔ−ニー、（２４
）はフレームレベル受信キュー、（４４）は受信キュー
である。第２図に示す実施例の場合１１１　、　＋２１
　、　＋３１　、　（４）で示すモジュールは計算機を
用いたプログラム制御によって構成される。

図に示す通信制御装置には複数又は単数の端末装ｆｉｔ
（図示せず）が付属されており、チャネル制御モジュー
ル（４）は各発信端末から受けた通信文を送信キュー（
４１）にキューしく待合せ行列として登録する〕、パケ
ットレベル制御モジュール（１）は送信キュー（４１）
にキューされている順序（−従って順次データバッファ
を読出して（送信キュー（４１）が空になっている場合
を除き）パケットを構成する。一つのパケットはヘッダ
、メツセージ、トレーラの部分からなり、ヘッダにはパ
ケット区切符号を先頭に宛先アドレス、発信者アドレス
が入れられ、メツセージには通信文が入れられ、（メツ
セージの最大長は規定されていて、これより長い通信文
は分割して複数のパケットに入れられる）、トレーラに
は誤りチェック符号及びトレーラの末尾にパケット区切
符号が入れられる。このようにして作成したパケットを
仮に第１のパケットと言う。この第１のパケットはフレ
ームレベル制御モジュール（２）に渡されるのであるが
、再送要求があった場合に備えて、この第１のパケット
の写しを保管しておく。すなわち、パケットレベル制御
モジュール（１）は必要なバッファメモリの領域を確保
した後置１のパケットを被写して第２のパケットを作成
し、この第２のパケットをパケットレベルアウトスタン
ディングキュー（１２）　ｌニキューする。

その後、第１のパケットをパケットレベル送信キュー（
１１）にキューする。

キューは一般に主記憶装置上に、溝底され処理を待って
いるデータそのものを６己憶するデータバッファと、そ
のデータバッファの所在を示すリストから構成される。

従って一つのキューの内容を他のキューにキューする場
合、データバッファの内容が変らなければ、データバッ
ファの物理的な記憶位置を変更することなく、上記一つ
のキューのリストによって示されるデータバッファを上
記他のキューのりスト【：よって示せばよい。

フレームレベル制御モジュール（２）はパケットレベル
送信キュー（１１）を介しパケットを受けとると、複数
のパケットにフレーム制御情報を付加してフレームを構
成する。このようにして構成したフレームを仮に第１の
フレームという。この第１のフレームは回線制御モジュ
ール（３）により回線（図示せず）上に送出されるので
あるが、フレームレベル制御モジュールに）はフレーム
レベルのエラー発生時の再送に備え、必要なバッファメ
モリの領域を確保した後置１のフレームを複孝して第２
のフレームラ作成し、これをフレームレベルアウトスタ
ンディングキュー（２２）にキューする。その後、第１
のフレームをフレームレベル送信キュ−（２１）にキュ
ーし、回線への送信を要求する。

回線制御モジュール（３）はこの送信要求を受け、フレ
ームレベル送信キュー（２１）にキューされているフレ
ームを順次回線へ送出する。送出済みのフレームに対す
るデータバッファは開放する。

回線を経て伝送されたフレームを受信する場合は、回線
制御モジュール（３）は受信したフレームをフレームレ
ベル受信キュー（２４）　ｌ”−キューし、フレームレ
ベル制御モジュール（２）はフレームレベル受信キュー
（２４）にキューされているフレームを順次読出して各
パケットに分解し、分解したパケットをパケットレベル
受信キュー（１４）にキューする。パケットレベル制御
モジュール（１）はパケットレベル受信キュー（１４）
から各パケットを順次読出して誤り符号訂正等の処理を
行った後、通信文を受信キュー（４４）にキューする。

チャネル制御モジュール（４）は受信キュー（４４）に
キューされている順序に従って順次読出した通信文を宛
先アドレスで示される着信端末へ伝送する。

ところで、回線から回線制御モジュール（３）に入力さ
れるフレームの中には、回線制御モジュール（３）から
送出されたフレームが宛先の通信制御装置で正常に受信
されたというフレームレベルの確認、フレームを分解し
て得た各パケットが正常に受信されたというパケットレ
ベルの確認が入っている。

フレームレベルの確認が得られたら、当該フレームに対
応する第２フレームの必要はなくなったことを意味する
のでその第２フレームを記憶するデータバッファを解放
する。すなわち、フレームレベルアウトスタンディング
キュー（２２）の当該第２フレームを記憶するデータバ
ッファ部分へは必要に応じ他の情報を書込むことができ
るように制御する。同様に、パケットレベルの確認が得
られたら、パケット制御モジュール（１）は、当該パケ
ットに対応する第２のパケットを解放する。すなわち、
パケットレベルアウトスタンディングキュー（１２〕の
当該第２のパケットを記憶するデータバッファの部分へ
は必要に応じ他の情報を畳込むことができるように制御
する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上のように従来の通信制御装置では、エラー発生（二
より再送要求がある場合に備えて送出するデータを複写
し、パケットレベル制御モジュールではパケットレベル
アウトスタンディングキューに、フレームレベル制御モ
ジュールではフレームレベルアウトスタンディングキュ
ーにそれぞれ記憶して置かねばならず、このデータ複写
が、通信制御装置の主記憶装置の有効利用上問題となり
、かつ通信制御装置の処理性能を向上する上でも問題と
なった。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、第１のパケットの写しである第２のパケット
及び８１４１のフレームの写しである第２のフレームを
作成しないで再送要求に対応することができる通信制御
装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明では、回線制御モジュールからフレームを送出
した後、当該フレームのデータバッファを開放すること
なくこれをフレームレベル送信完了キューにキューする
。フレームレベル制御モジュールはフレームレベル送信
完了キューからのデータバッファをフレームレベルでの
再送要求に備えてフレームレベルアウトスタンディング
キューニキュースル。当該フレームがフレームレベルで
の伝送が正常に終了したことの確認がとれたならば、そ
のデータバッファをパケットレベル送信完了キューにキ
ューし、パケットレベル制御モジュールはパケットレベ
ルでの再送要求にそなえてパケットレベル送信完了キュ
ーのデータバッファをパケットレベルアウトスタンディ
ングキューにキューする。

〔作用〕

パケットレベルでの再送要求があるのは、当該パケット
が含まれるフレームに対し正常な伝送がなされたことが
確認された時点の後であるので、上記時点まではパケッ
トレベルアウトスタンディングキューに当該パケットを
キューしておく必要はない。また、フレームレベルで正
常な伝送が行われなかったならば、フレームレベルでの
再送要求が発生するのでパケットレベルアウトスタンデ
ィングキューは空になっていてもよい。

〔実施例〕

以下この発明の実施例を図面について説明する。

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図で、第２
図と同一符号は同−又は相描部分を示し、（１０）は第
２図の（１）に対応するパケットレベル制御モジュール
％　　（２０）は第２図の（２）に対応するフレームレ
ベル制御モジュール、（３０）は第２図の（３）に対応
する回線制御モジュール、（１３）はパケットレベル送
Ｍ　完了キュー、（２３）はフレームレベル送信完了キ
ューである。

次に第１図に示す装置の動作について説明する。

パケットレベル制御モジュール（ｉｏ　）が８ｇ１のパ
ケットを生成しパケットレベル送信キュー（１１）にキ
ューする動作、フレームレベル制御モジュール（２）が
第１のフレームを構成しフレームレベル送信キュー（２
１〕にキューする動作は第２図の装置と同様であるが、
この発明の装置では第２のパケットも第２のフレームも
作成しない。したがって従来の装置と異なりこの発明の
装置ではフレームレベル送信キュー（２１）に送出すべ
きフレームがキューされる段階までは第２のパケット、
第２のフレームを格納するデータバッファを必要としな
い。

回線ｆＭ　御モジュール（３０）はフレームレベル送信
キュー、（２１）を介しフレームを受けとると、それを
回線へ送信する。送信が完了してもそのデータバッファ
を解放せずにフレームレベル送信完了キュー（２３）に
キューする。

フレームレベル制御モジュール（２０）はフレームレベ
ル送信完了キュー（２３）からのデータバッファをエラ
ー発生時の再送要求に備えフレームレベルアウトスタン
ディングキュー（２２）にキューする。次に、受信フレ
ームによって、フレームレベルアウトスタンディングキ
ュー（２２）にキューされているフレームがフレームレ
ベルでは正常に伝送されたことの確認がとれると、その
データバッファをパケットレベル送信完了キュー（１３
〕にキューする。

パケットレベル　制御モジュール（１０）はパケットレ
ベル送信完了キュー（１３）のデータバッファをパケッ
トの単位でパケットレベルアウトスタ・ンディングキュ
ー（１２）にキューしてエラー発生時の再送に備える。

受信フレーム（二よって、パケットレベルアウトスタン
ディングキュー（１２）にキューされているパケットが
パケットレベルで正常に伝送されたことの確認がとれた
時点で、そのパケットが格納されているデータバッファ
を解放する。

以上は、パケット交換方式に用いられるパケット手順を
制御する通信制御装置として説明したが、この発明がパ
ケット手順に類似した階層構造をもつネットワークを制
御する通信制御装置に適用できることは明かである。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、通信制御装置の主記憶
装置の有効利用と処理の高速化に対して効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は従来の装置を示すブロック図。 （１０）はパケットレベル制御モジュール、（１１）は
パケットレベル送信キュー、（１２）はパケットレベル
アウトスタンディングキュー、（１３）ハパケットレベ
ル送信完了キュー、（２０）はフレームレベル制御モジ
ュール、（２１）はフレームレベル送信キュー、（２２
）はフレームレベルアウトスタンプインクキュー、（２
３）はフレームレベル送信完了キュー。 尚、各図中同一符号は同−又は和尚部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 発信端末からの通信文をパケット化し、かつフレームを
   構成して回線を経てパケット交換機へ送信し、また、パ
   ケット交換機から回線を経て受信したフレームを各パケ
   ットに分解して当該パケットの宛先アドレスで示される
   着信端末へ送信する通信制御装置において、 送信すべき通信文をパケットの形に構成し、パケットレ
   ベル送信キューに待合せ行列として登録するパケットレ
   ベル制御モジュール、 上記パケットレベル送信キューに登録された内容に従い
   送信すべきパケットによりフレームを構成し、この構成
   したフレームをフレームレベル送信キューに待合せ行列
   として登録するフレームレベル制御モジュール、 上記フレームレベル送信キューに登録された内容に従い
   上記回線にフレームを送信し、この送信したフレームを
   記憶するデータバッファを開放することなく、フレーム
   レベル送信完了キューに待合せ行列として登録する回線
   制御モジュール、上記フレームレベル制御モジュールが
   フレームレベルでの再送要求に備え、上記フレームレベ
   ル送信完了キューに登録されているデータバッファを待
   合せ行列として登録するフレームレベルアウトスタンデ
   ィングキュー、 上記フレームレベル制御モジュールが、フレームレベル
   での正常伝送を確認したフレームに対応するデータバッ
   ファを開放することなく、これを待合せ行列として登録
   するパケットレベル送信完了キュー、 上記パケットレベル制御モジュールがパケットレベルで
   の再送要求に備え、上記パケットレベル送信完了キュー
   に登録されているデータバッファをパケット単位の待合
   せ行列として登録するパケットレベルアウトスタンディ
   ングキュー、 パケットレベルでの正常伝送を確認したパケットに対応
   するデータバッファを開放する手段、を備えたことを特
   徴とする通信制御装置。