JPS6229330Y2 - - Google Patents

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JPS6229330Y2
JPS6229330Y2 JP14024080U JP14024080U JPS6229330Y2 JP S6229330 Y2 JPS6229330 Y2 JP S6229330Y2 JP 14024080 U JP14024080 U JP 14024080U JP 14024080 U JP14024080 U JP 14024080U JP S6229330 Y2 JPS6229330 Y2 JP S6229330Y2
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locking
temporary fixing
support plate
plate
fixing plate
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用ワイパーのピボツト装置に
関するもので、構造簡単にして組付作業性を向上
せしめることを目的とする。
自動車のワイパーはワイパーモータからの動力
を押引ロツド及びピボツト装置を介してワイパー
アームに伝達させてフレードをウインドガラスに
沿つて摺動させる様に構成されている。そして前
記ピボツト装置1は第1図に示す様に、カウルト
ツプアウタ2、カウルトツプインナ3及びダツシ
ユパネル4にて構成される車体のボツクス断面5
内に配され、且つカウルトツプアウタ2とカウル
トツプインナとで挟み固定された支持ブラケツト
6に取付けられている。尚図中7はダツシユパネ
ル4に形成された作業穴、8はエンジンルームを
覆うフードパネルである。
そして上記支持ブラケツト6に取付けられるピ
ボツト装置1の構造を第2図及び第3図に示す
と、図に於いて、9はワイパーモータからの動力
を受ける揺動アーム、10は揺動アーム9の端部
に一体に起立固定されたピボツト軸、11はピボ
ツト軸10を回転自在に支承する套管で、ピボツ
ト軸10を貫通突出させ、その突出部の下部にス
ナツプリング12を装着して抜脱を防止してい
る。13は套管11を支持する支持プレートで、
套管11の外周に形成した螺子部13′に螺装
し、ナツト14にて固定してある。15は支持プ
レート13とナツト14との間に挟在固定した仮
止プレートで、両端部を湾曲させて支持プレート
13より上方へ立ち上らせ、夫々の先端部に係止
爪16′,16′を有する仮止め用係止片16,1
6を一体に形成してある。また前記支持プレート
13には上面両端に係止片16,16と対応して
突起17,17を一体に形成し、仮止プレート1
5には取付時の案内をなすガイドプレートを一体
に起立させて形成してある。一方車体側に固定さ
れた支持ブラケツト6には套管11を挿通させる
挿通孔19を形成し、且つ挿通孔19の両側に支
持プレート13の突起17,17及び仮止プレー
ト15の係止片16,16が嵌り込む略弾頭状の
係止孔20,20を形成してある。この係止孔2
0,20には、平坦部側に係止片16,16が嵌
り込んでピボツト装置1が仮止めされるとともに
頂部に嵌り込む突起17,17とともに支持ブラ
ケツト6に対する支持プレート13と仮止めプレ
ート15の位置決めを確実にする。
そして、上記ピボツト装置1の組付けは、套管
11の外周に支持プレート13及び仮止プレート
15を装着し、ナツト14を締付けて固定した
後、揺動アーム9と一体のピボツト軸10を套管
11の下方から貫通させ、突出部にスナツプリン
グ12を装着してピボツト軸10の抜脱を防止し
てピボツト装置1を構成する。この後車体のフー
ドパネル8を第1図に一点鎖線で示す様に、開放
させてダツシユパネル4に形成された作業穴7か
らピボツト装置1をボツクス断面5内に挿入し、
套管11を支持ブラケツト6の挿通孔19に挿通
させると同時に仮止プレート15に形成したガイ
ドプレート18を支持ブラケツト6の端面に当接
させて、これにガイドさせ乍ら、支持プレート1
3を支持ブラケツト6の下面に密着させる。する
と仮止プレート15の係止片16,16が支持ブ
ラケツト6の係止孔20,20に嵌り込み、その
係止爪16′,16′が係止孔20,20に係合し
てピボツト装置1を支持ブラケツト6に仮止め
し、支持プレート13の突起17,17が夫々係
止孔20,20の頂部に嵌り込んで支持プレート
13及び套管11の位置決めを確実にする。この
様に仮止めが完了すると、フードパネル8を閉じ
てカウルトツプアウタ2に形成した開口孔21を
開放させ、この開口孔21から固定ナツト22を
挿入し、ピボツト装置1の套管11に上部から締
付けてピボツト装置1を強固に固定し、ピボツト
軸10の上端にワイパーアーム23を取付けてい
る。
上記の如く従来のピボツト装置は、揺動アーム
9と一体のピボツト軸10、ピボツト軸10を支
承する套管11、套管11を支持する支持プレー
ト13、ピボツト装置1を車体側へ仮止めする仮
止プレート15及び仮止プレート15を固定する
ナツト14の五部品から構成されており、組付手
数を多く必要とし、しかもその組付けも、套管1
1に支持プレート13及びナツト14等を締付け
ねばならず、組付作業が煩雑で、作業性が悪かつ
た。
この考案は、上記従来の欠点に鑑み、これを改
良除去したもので、套管に支持プレートを一体に
成形し、且つ支持プレートに仮止プレートを係止
爪手段によりワンタツチ式に一体に組付けられる
様になしたものである。
以下この考案の構成を図面に示す実施例に従つ
て説明する。
第4図及び第5図に於いて、25は車体側に取
付けられピボツト装置26を支持する支持ブラケ
ツト、27はピボツト装置26を構成するピボツ
ト軸、28はピボツト軸27の下端に一体に結合
された揺動アーム、30はピボツト軸27を回転
自在に支承する套管で、これの下部には一体に形
成された支持プレート31が設けられる。套管3
0の支持プレート31より上部の周面には螺子3
2を刻設してある。支持プレート31は套管30
を中心に対称となる形状に形成され、且つ長手方
向両端部に夫々切欠溝33R,33Lおよび両端
部と套管30との中間部に夫々係止孔35R,3
5Lを形成し、後述の仮止めプレートを係止する
ための係合部を構成する。前記の切欠溝33R,
33Lの基部近くには突起34R,34Lを形成
している。また支持プレート31の上面には、下
記に述べる仮止めプレートが装着されたとき、支
持プレート31と仮止めプレートとを同一面とな
すべく凹部36を形成してある。37は套管30
の支持プレート31上に装着される合成樹脂製の
仮止プレートで、第7図にも示す様に、支持プレ
ート31と略相似形で且つ支持プレート31の凹
部36に嵌り込む形状に形成されている。そして
その長手方向に直交する向きにはL字形状に屈曲
させたガイドプレート38を一体に形成するとと
もに、中央部に套管30を挿入させる挿入孔39
を形成している。40R,40Lは第1の係止片
で、支持プレート31の係止孔35R,35Lと
の対応位置において、且つ互に内向きに対向する
係止爪40R′,40L′を形成する。41R,4
1Lは第2の係止片で支持プレート31の切欠溝
33R,33Lに嵌め込まれる位置で且つ二股状
に形成され、その幅寸法は切欠溝33R,33L
の幅寸法に設定され、係止爪41R′,41L′を
外方に向けて形成してある。また前記仮止プレー
ト37の両端部には支持プレート31の突起34
R,34Lを突出させる貫通孔42R,42Lを
形成するとともに、支持ブラケツト25にピボツ
ト装置26を仮止めするための断面逆Uの字形状
で、且つ外方の斜め下方に向つて伸びる仮止爪4
3R′,43L′を有する係止片43R,43Lを
形成してある。そしてこの仮止プレート37の挿
入孔39に套管30を挿入させ、第1の係止片4
0R,40L及び第2の係止片41R,41Lを
支持プレート31の係止孔35R,35L及び切
欠溝33R,33Lに夫々嵌込み、係止瓜40
R′,40L′,41R′,41L′により仮止プレー
ト37と支持プレート31を一体係止する。套管
30内に貫通させたピボツト27の上部にはスナ
ツプリング44を装着して抜脱を防止する。一方
支持ブラケツト25には套管30を挿通させる挿
通孔45を形成し、且つ挿通孔45の両側に支持
プレート31の突起34R,34L及び仮止プレ
ート37の係止片43R,43Lが嵌り込む弾頭
状の係止孔46R,46Lを形成する。この係止
孔46R,46Lは前記の係止片43R,43L
が係止する係合部をなし、ピボツト装置26の仮
止めを果たし、前記の突起34R,34Lにより
支持プレート37の位置決めを確実にする。
上記構成に於いて、その組付け要領を説明する
と、上記のようにピボツト軸27を挿通支持する
支持プレート31と仮止めプレート37とが一体
係止されたピボツト装置26を車体前部のボツク
ス断面内に挿入し、車体側支持ブラケツト25の
挿通孔45に套管30を挿通させ、仮止プレート
37に一体に形成したガイドプレート38を支持
ブラケツト25の端面に当接させ、これにガイド
させ乍ら、仮止プレート37に形成した係止片4
3R,43L及び支持プレート31に形成した突
起34R,34Lを支持ブラケツト25に形成し
た係止孔46R,46Lに嵌め込み、係止片43
R,43Lの仮止爪43R′,43L′を支持ブラ
ケツト25に係止させてピボツト装置26を支持
ブラケツト25に仮止めする。仮止めが完了する
と、上方から固定ナツト47を套管30の螺子部
32に締付けてピボツト装置26を支持ブラケツ
ト25に固定する。そして揺動アームをワイパー
モータに連結し、ピボツト軸27の上端にワイパ
ーアームを取付ける。
上記構成のピボツト装置26では套管30に支
持プレート31が一体に形成されており、仮止プ
レート37と支持プレート31との結合も、夫々
に形成した第1の係止片40R,40L及び第2
の係止片41R,41Lと係止孔35R,35L
及び切欠溝33R,33Lとの係止によりワンタ
ツチ式に取付けることができ、部品数が少なくな
ると共に組付けも容易で作業性が向上する。
以上説明した様に、この考案はピボツト軸を挿
通支持し、かつ外周面にネジを刻設した套管に一
体形成した支持プレートと、前記套管を挿入する
挿入孔を中央部に形成し、かつ車体部材の係止部
に係止する係止片を備えた仮止めプレートとから
なり、前記支持プレートに仮止めプレートを係止
する係合部を形成し、一方仮止めプレートには前
記係合部に対応位置させて係止片を形成し、前記
支持プレートに仮止めプレートを一体係止してな
るから、ピボツト装置が套管、仮止プレート及び
揺動アームと一体のピボツト軸の三部品で構成さ
れ、部品数が減少し、組付手数が少なくなると共
に支持プレートと仮止プレートとの組付けもワン
タツチで行なえ、作業が簡単となり、組付作業性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なピボツト装置の取付構造を示
す概略側面図、第2図は従来のピボツト装置の構
造を示す拡大側面図、第3図は取付状態の平面
図、第4図は本考案に係るピボツト装置を示す半
断面図、第5図は取付状態での平面図、第6図は
ピボツト装置の支持体の斜視図、第7図は仮止プ
レートの斜視図である。 26……ピボツト装置、27……ピボツト軸、
28……揺動アーム、25……車体部材、30…
…套管、31……支持プレート、33R,33
L,35R,35L……支持プレートの係合部、
37……仮止プレート、39……仮止プレートの
挿入孔、40R,40L,41R,41L……仮
止めプレートの係止片、43R,43L……車体
部材の係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピボツト軸を挿通支持しかつ外周面にネジを刻
    設した套管に一体形成した支持プレートと、前記
    套管を挿入する挿入孔を中央部に形成しかつ車体
    部材の係止部に係止する係止片を備えた仮止めプ
    レートからなり、前記支持プレートに仮止めプレ
    ートを係止する係合部を形成し、一方仮止めプレ
    ートには前記係合部に対応位置させて係止片を形
    成し、前記プレートに仮止めプレートを一体係止
    してなることを特徴とする自動車用ワイパーのピ
    ボツト装置。
JP14024080U 1980-09-30 1980-09-30 Expired JPS6229330Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14024080U JPS6229330Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

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JP14024080U JPS6229330Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

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Publication Number Publication Date
JPS5762155U JPS5762155U (ja) 1982-04-13
JPS6229330Y2 true JPS6229330Y2 (ja) 1987-07-28

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