JPS62293028A - 空気調和機用ドレンパン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は空気調和機のドレンパンに関するものである。

〔従来の技術〕

従来の空気調和機に使用されているドレンパンは第２図
に示すように、吸込グリル７を通して吸込んだ室内空気
は送風機４によって蒸発器１に向けて送風される。該蒸
発器１において空気が冷却されると空気中に含まれてい
た水分がＭｌｍして水滴として落下し蒸発器１の下方に
設けられているドレンパン３内に溜る。一方、冷却され
た空気は吹出グリル８を通って再び室内に吹出され冷房
に供される。該ドレンパン３は従来第３図に示すように
プラスチックシートにより成形した型枠３１内に発泡ス
チロール材３２を一体成形したものを下カバー３３へ装
着して下カバー３３への露付を防止する手段がとられて
いたが、特殊な製造工程を必要としコスト高となってい
た。これらのことから実開昭５９−９２１３号明細書に
記載のように２個の同形のドレンパンを積重ねて上下の
ドレンパンの間に空気層を設は露付防止するようにした
ものである。

しかし、運転条件が過酷な場合における露付き防止の点
については充分な配慮がされていなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は過酷な運転条件での使用における対応は
充分な配慮がされておらず、露付き防止の効果あるいは
低コスト化が計れないという問題があった。

本発明の目的は簡単な手段で、断熱性に優れ、かつ低コ
スト化が計れるドレンパンを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的はドレンパンを空胴形にするように空気調和機
のキャビネットの下カバーと上部ドレンパン板材とによ
り形成し、該空胴を上下空間部に区画するように隔壁を
設けるように形成することにより達成される。

〔作用〕

ドレンパンの空胴部は挿入した隔壁によって区画される
ので、空気層も分断される。これにより熱流も分割する
ことになり、対流あるいは伝導による伝熱量を少なくす
ることができる。これによりキャビネットの下カバー等
での結露を防止することができる。

〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。５０
は露受可能な凹部を有する上部ドレンパン板材でプラス
チックシートを直空成形により成形したものである。５
１は隔壁で、前記上部ドレンパン板材５０とキャビネッ
トの下カバー３３との間に周囲を前記上部ドレンパン板
材５０および下カバー３３と一体に固定している。５２
は前記隔壁５１と下カバー３３との間に形成される空間
である。前記隔壁５１はプラスチック製の厚さ約ＩＩＩ
ＩＩ１１程度のシートである。また、該隔壁５１の厚さ
を０．１８ｍｍ程度に薄いアルミニュームのシートで形
成すると前記プラスチック製のものより更に優れた断熱
効果があることを確認した。これにより、ドレンパン５
０と下カバー３３との間の空間の空気層は隔壁５１によ
って分断され、熱流も分割される。熱流が分割されると
熱の対流あるいは伝導による伝熱量も少なくなり、キャ
ビネットの下カバー３３表面での結露を防止することが
できる。また、隔壁５１は一枚の平板でよいから周囲を
前記上部ドレンパン板材５０と下カバー３３の周囲では
さむようにして固定すればよいから加工も極めて容易で
あり、低コスト化が計れる。

〔発明の効果〕

本発明によれば特別な断熱材を用いることなく優れた結
露防止を低コストで行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のドレンパンの一実施例の斜視図、第２
図は従来の空気調和機の断面図、第３図は従来のドレン
パンの斜視図である。 ５０・・・トレンパン、５１・・・隔壁、５２．５３・
・・空間。 代理人　弁理士　　秋　本　正　実 第　　　ブ　　　図 の ｔＩ２図 ＠３ｆｌＡ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、蒸発器下端と空気調和機のキャビネットを形成する
   下カバーとの間に、該蒸発器表面に結露した露を回収す
   るために設けた空気調和機用ドレンパンにおいて、露受
   可能な凹部を有する上部ドレンパン板材と前記下カバー
   との間に、上下に区画した空間を形成する隔壁を設け、
   前記上部ドレンパン板材の周囲と前記下カバーの周囲で
   前記隔壁をはさんで一体に固定したことを特徴とする空
   気調和機用ドレンパン。