JPS62292950A - Vベルト式無段変速機のベルトスリツプ検出方法 - Google Patents
Vベルト式無段変速機のベルトスリツプ検出方法Info
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- JPS62292950A JPS62292950A JP13701286A JP13701286A JPS62292950A JP S62292950 A JPS62292950 A JP S62292950A JP 13701286 A JP13701286 A JP 13701286A JP 13701286 A JP13701286 A JP 13701286A JP S62292950 A JPS62292950 A JP S62292950A
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- JP
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- belt
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- slip
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 10
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
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- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
産業上の利用分野
本発明はVベルト式無段変速機のベルトスリップ検出方
法に関するものである。
法に関するものである。
従来技術とその問題点
一般にVベルト式無段変速機において、Vベルトとプー
リとの間には幾分かのスリップは避けられないが、その
スリップ速度が一定値を越えると伝達効率に著しく影響
するだけでなく、Vベルトが破断する前兆である可能性
もあるため、運転を続行するか否かを判断する上でも重
大である。
リとの間には幾分かのスリップは避けられないが、その
スリップ速度が一定値を越えると伝達効率に著しく影響
するだけでなく、Vベルトが破断する前兆である可能性
もあるため、運転を続行するか否かを判断する上でも重
大である。
Vベルトのスリップ速度を検出する方法としては種々の
方法が考えられるが、少なくとも駆動側プーリと従動側
プーリの回転数と、Vベルトのプーリに対する巻き掛け
径とをセンサなどで検出する必要がある。この場合、プ
ーリの回転数は既存の変速機に設けられている回転検出
器で簡単に検出できるが、ベルト巻き掛け径はベルトの
位置が時々刻々変化するため、直接的に検出器で検出す
るのは困難である。一方、プーリの■溝幅の変化によっ
てベルト巻き掛け径を間接的に検出する方法も考えられ
るが、これではVベルトの画面の摩耗や寸法バラツキな
どのために誤差が大きい。
方法が考えられるが、少なくとも駆動側プーリと従動側
プーリの回転数と、Vベルトのプーリに対する巻き掛け
径とをセンサなどで検出する必要がある。この場合、プ
ーリの回転数は既存の変速機に設けられている回転検出
器で簡単に検出できるが、ベルト巻き掛け径はベルトの
位置が時々刻々変化するため、直接的に検出器で検出す
るのは困難である。一方、プーリの■溝幅の変化によっ
てベルト巻き掛け径を間接的に検出する方法も考えられ
るが、これではVベルトの画面の摩耗や寸法バラツキな
どのために誤差が大きい。
発明の目的
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目
的は、少ない検出器で的確なベルトスリップ速度の検出
が行え、しかも装置を安価に構成できるVベルト式無段
変速機のベルトスリップ検出方法を提供することにある
。
的は、少ない検出器で的確なベルトスリップ速度の検出
が行え、しかも装置を安価に構成できるVベルト式無段
変速機のベルトスリップ検出方法を提供することにある
。
発明の構成
上記目的を達成するために、本発明は、駆動側プーリと
従動側プーリの回転数N1 、N2とVベルトの速度■
とを検出器にて検出し、該回転数N7.N2とベルト速
度■とからヘルトスリソプがないと仮定したときの駆動
側プーリと従動側プーリの仮のベルト巻き掛け径り、’
、D2”を計算し、上記板のベルト巻き掛け径D+
’ 、D2”及び回転数N1、N2から仮のベルト速度
V′を計算し、上記板のベルト速度V゛ と真のベルト
速度■との差で与えられる計算上のベルトスリップ速度
と予め実験的に求められた真のベルトスリップ速度との
関係データを検索し、真のベルトスリップ速度を推定す
るものである。
従動側プーリの回転数N1 、N2とVベルトの速度■
とを検出器にて検出し、該回転数N7.N2とベルト速
度■とからヘルトスリソプがないと仮定したときの駆動
側プーリと従動側プーリの仮のベルト巻き掛け径り、’
、D2”を計算し、上記板のベルト巻き掛け径D+
’ 、D2”及び回転数N1、N2から仮のベルト速度
V′を計算し、上記板のベルト速度V゛ と真のベルト
速度■との差で与えられる計算上のベルトスリップ速度
と予め実験的に求められた真のベルトスリップ速度との
関係データを検索し、真のベルトスリップ速度を推定す
るものである。
実施例の説明
第1図は本発明を実施するためのVベルト式無段変速機
の概略構成を示し、駆動側プーリ1と、従動側プーリ2
と、両プーリ間に巻き掛けられたVベルト3とで構成さ
れている。上記各プーリ1.2の■溝幅はトルクカム装
置や遠心作動装置などの機械的手段、又は油圧サーボ装
置などによって制御される。
の概略構成を示し、駆動側プーリ1と、従動側プーリ2
と、両プーリ間に巻き掛けられたVベルト3とで構成さ
れている。上記各プーリ1.2の■溝幅はトルクカム装
置や遠心作動装置などの機械的手段、又は油圧サーボ装
置などによって制御される。
駆動側プーリ1及び従動側プーリ2の外周RI(にはそ
れぞれ回転検出器4,5が配置されており、各プーリ1
,2の回転数を検出している。また、駆動側プーリ1と
従動側プーリ4の中間位置には、第2図に示すようにV
ベルト3の速度を検出する非接触型の速度検出器6が配
置されている。この速度検出器6はVベルト3が金属製
Vベルトの場合には電磁ピノクアフブを使用でき、樹脂
基又はゴム製Vベルトの場合には光電スイッチを使用で
きる。特に、Vベルト3としてブロック式Vベルトを使
用した場合には、第3図に示すように張力体3aに支持
されたブロック3bが1個ずつ分離しているので、単位
時間当りのブロック3bの通過個数を検出すればVベル
ト3に特別な手段を講じなくても容易に速度検出ができ
る。なお、上記各検出器の信号は図示しないベルトスリ
ップ検出装置に随時入力されている。
れぞれ回転検出器4,5が配置されており、各プーリ1
,2の回転数を検出している。また、駆動側プーリ1と
従動側プーリ4の中間位置には、第2図に示すようにV
ベルト3の速度を検出する非接触型の速度検出器6が配
置されている。この速度検出器6はVベルト3が金属製
Vベルトの場合には電磁ピノクアフブを使用でき、樹脂
基又はゴム製Vベルトの場合には光電スイッチを使用で
きる。特に、Vベルト3としてブロック式Vベルトを使
用した場合には、第3図に示すように張力体3aに支持
されたブロック3bが1個ずつ分離しているので、単位
時間当りのブロック3bの通過個数を検出すればVベル
ト3に特別な手段を講じなくても容易に速度検出ができ
る。なお、上記各検出器の信号は図示しないベルトスリ
ップ検出装置に随時入力されている。
ここで、ベルト速度を検出する上記速度検出器6の設置
位置について説明する。まず、第2図のように駆動側プ
ーリlの軸心を中心としてx、 y座標を取り、駆動
側プーリ1と従動側プーリ2の軸間距離をC,駆動側プ
ーリ1のベルト巻き掛け径をDl、従動側プーリ2のベ
ルト巻き掛け径をD2とすると、ベルトの1′!lL″
itf、は点A (x、y)を必ず通る。
位置について説明する。まず、第2図のように駆動側プ
ーリlの軸心を中心としてx、 y座標を取り、駆動
側プーリ1と従動側プーリ2の軸間距離をC,駆動側プ
ーリ1のベルト巻き掛け径をDl、従動側プーリ2のベ
ルト巻き掛け径をD2とすると、ベルトの1′!lL″
itf、は点A (x、y)を必ず通る。
ここで、点Aのy座標はり1、D2の変化、つまりプー
リ比に変化につれて変化するが、実際のVベルト式無段
変速機に適用した場合、例えばベルト長を740mm
、軸間距離C=180mmとしたとき、y座標の変化は
最大プーリ比(・2.51)と最小プーリ比(・0.5
4) との間で約0.16mm程度であり、はぼ一定点
ということができる。そこで、中間プーリ比(=1.0
)における点への位置を求めると次のようになる。
リ比に変化につれて変化するが、実際のVベルト式無段
変速機に適用した場合、例えばベルト長を740mm
、軸間距離C=180mmとしたとき、y座標の変化は
最大プーリ比(・2.51)と最小プーリ比(・0.5
4) との間で約0.16mm程度であり、はぼ一定点
ということができる。そこで、中間プーリ比(=1.0
)における点への位置を求めると次のようになる。
すなわち、Vベルトの全長をSとすると、中間プーリ比
では であるから、 Dl ”D2 = (S−2c)π となり、これを上記点Aのy座標に代入し、かつり、=
D2として整理すると、結局点への座標は次のようにな
る。
では であるから、 Dl ”D2 = (S−2c)π となり、これを上記点Aのy座標に代入し、かつり、=
D2として整理すると、結局点への座標は次のようにな
る。
2 2π
したがって、点(a、b)の近傍に速度検出器6を配置
すれば1、検出器とへシト間の距離がプーリ比が変化し
ても殆ど変動せず、精度の良い速度検出が可能である。
すれば1、検出器とへシト間の距離がプーリ比が変化し
ても殆ど変動せず、精度の良い速度検出が可能である。
なお、速度検出器6の設置位置は第2図実線の位置の伯
、磯線の位置も含めて合計4箇所考え得る。
、磯線の位置も含めて合計4箇所考え得る。
つぎに、上記各検出器4,5.6の検出信号を用いてV
ベルト3のスリップ速度を検出する方法を説明する。な
お、説明の都合上、第4図のように駆動側プーリ1の回
転数をN7、ベルト巻き掛け径をDI、従動側プーリ2
の回転数をN2、ベルト巻き掛け径をD2、真のベルト
速度をVとする。
ベルト3のスリップ速度を検出する方法を説明する。な
お、説明の都合上、第4図のように駆動側プーリ1の回
転数をN7、ベルト巻き掛け径をDI、従動側プーリ2
の回転数をN2、ベルト巻き掛け径をD2、真のベルト
速度をVとする。
まず、駆動側プーリ1のベルト巻き掛け部分の周速度を
V H(m/5ec)、従動側プーリ2のベルト巻き掛
け部分の周速度をV 2 (m/5ec)とするとま
た、駆動側ブー91のベルト巻き掛け部分でのベルトス
リップ速度をΔV + −(m/5ec)、従動側プ
ーリ2のベルト巻き掛け部分でのベルトスリップ速度を
ΔV 2 (m/5ec)とすると、ΔV、=V、−
V ・・・(3)ΔV2 =
V−V2 ・・・(4)上記
各式が理論式であるが、(1)式及び(2)式中のり1
、D2を運転中に計測するのは殆ど不可能であるため、
下記のようにスリップ速度を推定する。
V H(m/5ec)、従動側プーリ2のベルト巻き掛
け部分の周速度をV 2 (m/5ec)とするとま
た、駆動側ブー91のベルト巻き掛け部分でのベルトス
リップ速度をΔV + −(m/5ec)、従動側プ
ーリ2のベルト巻き掛け部分でのベルトスリップ速度を
ΔV 2 (m/5ec)とすると、ΔV、=V、−
V ・・・(3)ΔV2 =
V−V2 ・・・(4)上記
各式が理論式であるが、(1)式及び(2)式中のり1
、D2を運転中に計測するのは殆ど不可能であるため、
下記のようにスリップ速度を推定する。
まず、プーリ1,2とVベルト3との間のスリップが零
と仮定して、入出力回転数の比から駆動側プーリ1及び
従動側プーリ2の仮の巻き掛け径DI ’ + D1
′、D2′を算出する。
と仮定して、入出力回転数の比から駆動側プーリ1及び
従動側プーリ2の仮の巻き掛け径DI ’ + D1
′、D2′を算出する。
まずV、=V2であるから
Vベルトの全長Sは一定であるため、
+2CXcosθ ・+61また、角
度θは、 上記(5)〜(7)式を未知数θ、D+ ’ 、D2′
に関して連立して解くと、D、’、D2’ が決定され
る。D、’、D2’ の厳密解は例えば数値代入法にて
求められる。
度θは、 上記(5)〜(7)式を未知数θ、D+ ’ 、D2′
に関して連立して解くと、D、’、D2’ が決定され
る。D、’、D2’ の厳密解は例えば数値代入法にて
求められる。
つぎに、上記仮の巻き掛け径り、’、D2’ から、仮
のベルト巻き掛け部分の周速度v、’、v1′、D2′
を次式にて算出する。
のベルト巻き掛け部分の周速度v、’、v1′、D2′
を次式にて算出する。
60 X 1000
上記周速度■1゛又は■2゛はベルトスリ・7プがない
と仮定した場合のベルト速度であり、このベルト速度と
実際のベルト速度Vとの差によって、計算上のへルトス
リノプ速度ΔV′が求まる。
と仮定した場合のベルト速度であり、このベルト速度と
実際のベルト速度Vとの差によって、計算上のへルトス
リノプ速度ΔV′が求まる。
Δv’ =v−v、’ ・・・(9)一
方、記憶装置にはプーリ比i、各プーリでのスリップ速
度Δ■5.Δ■2、入力回転数N、などをパラメータに
して、予め実験的に求められた只のベルトスリップ速度
のデータが蓄積されており、各条件に応じて真のベルト
スリップ速度と(9)式で求められた計算上のベルトス
リップ速度Δ■° とを検索することによって、真のベ
ルトスリップ速度を推定する。
方、記憶装置にはプーリ比i、各プーリでのスリップ速
度Δ■5.Δ■2、入力回転数N、などをパラメータに
して、予め実験的に求められた只のベルトスリップ速度
のデータが蓄積されており、各条件に応じて真のベルト
スリップ速度と(9)式で求められた計算上のベルトス
リップ速度Δ■° とを検索することによって、真のベ
ルトスリップ速度を推定する。
第5図は駆動側プーリ1と従動側プーリ2とにおけるベ
ルトスリップ速度が同一で、かつ人力回転数を3000
rpmに維持した条件の下、プーリ比iをパラメータに
して計算上のへルトスリノプ速度Δ■” と真のベルト
スリップ速度との関係の一例を図示したものである。例
えば計算上のベルトスリップ速度ΔV’ −0,1m
/secでプーリ比i =1.96の時には、真のベル
トスリップ速度は0.42m/secとなる。
ルトスリップ速度が同一で、かつ人力回転数を3000
rpmに維持した条件の下、プーリ比iをパラメータに
して計算上のへルトスリノプ速度Δ■” と真のベルト
スリップ速度との関係の一例を図示したものである。例
えば計算上のベルトスリップ速度ΔV’ −0,1m
/secでプーリ比i =1.96の時には、真のベル
トスリップ速度は0.42m/secとなる。
第6図は上記のベルトスリップ検出方法を用いてVベル
ト式無段変速機が異常であるか否かを判別する制御方法
の一例を示す。
ト式無段変速機が異常であるか否かを判別する制御方法
の一例を示す。
まず、制御がスタートすると、検出器4.5゜6で検出
された駆動側プーリ1及び従動側プーリ2の回転数N1
.N2とベルト速度Vとを入力しく10)、(5)〜(
7)式から仮のベルト巻き掛け径D1゛、D2゛ とを
計算する(1))。つぎに、上記仮のべルト巻き掛け径
り、’ 、D2” から(8)式より仮のベルト速度■
1゛又はV1′、D2′を計算しく12)、さらに(9
)式から計算上のへルトスリソプ速度Δ■″を計算する
(13)。一方、記憶装置(!4)には予め実験的に各
種条件下でのデータが蓄積されており、この記憶装置内
のデータと上記計算上のベルトスリップ速度ΔV′ と
を比較検索しく15)、真のへルトスリップ速度を推定
する(16)。上記のようにして推定された真のベルト
スリップ速度が許容レベル内であるか否かを判別しく1
7)、もし許容レベル内であればそのままリターンさせ
、許容レベルを越えている時には異常処理を行い(18
)、リターンさせる。
された駆動側プーリ1及び従動側プーリ2の回転数N1
.N2とベルト速度Vとを入力しく10)、(5)〜(
7)式から仮のベルト巻き掛け径D1゛、D2゛ とを
計算する(1))。つぎに、上記仮のべルト巻き掛け径
り、’ 、D2” から(8)式より仮のベルト速度■
1゛又はV1′、D2′を計算しく12)、さらに(9
)式から計算上のへルトスリソプ速度Δ■″を計算する
(13)。一方、記憶装置(!4)には予め実験的に各
種条件下でのデータが蓄積されており、この記憶装置内
のデータと上記計算上のベルトスリップ速度ΔV′ と
を比較検索しく15)、真のへルトスリップ速度を推定
する(16)。上記のようにして推定された真のベルト
スリップ速度が許容レベル内であるか否かを判別しく1
7)、もし許容レベル内であればそのままリターンさせ
、許容レベルを越えている時には異常処理を行い(18
)、リターンさせる。
上記制御における異常処理としては、例えば警報手段に
よって運転者にベルト異常を報知したり、または駆動側
プーリ1及び従動側プーリ2の推力制御にフィードバッ
クさせて最適な推力設定を行うように制御する方法が考
えられる。
よって運転者にベルト異常を報知したり、または駆動側
プーリ1及び従動側プーリ2の推力制御にフィードバッ
クさせて最適な推力設定を行うように制御する方法が考
えられる。
発明の効果
以上の説明で明らかなように、本発明によれば入出力回
転数とベルト速度とから計算上のベルトスリップ速度を
計算し、このスリップ速度と予め実験的に求められた真
のベルトスリップ速度とを比較検索し、真のへルトスリ
ップ速度を推定するようにしたので、ベルトの巻き掛け
径を検出しなくてもベルトスリップを検出でき、検出が
容易となるとともに、Vベルトの摩耗や寸法バラツキの
影響を受けず、正確なベルトスリップ検出が可能である
。また、検出されたベルトスリップによってVベルト式
無段変速機の適正推力の設定やベルト異常の発見に利用
できるので、安全で効率的なベルト駆動を実現できる。
転数とベルト速度とから計算上のベルトスリップ速度を
計算し、このスリップ速度と予め実験的に求められた真
のベルトスリップ速度とを比較検索し、真のへルトスリ
ップ速度を推定するようにしたので、ベルトの巻き掛け
径を検出しなくてもベルトスリップを検出でき、検出が
容易となるとともに、Vベルトの摩耗や寸法バラツキの
影響を受けず、正確なベルトスリップ検出が可能である
。また、検出されたベルトスリップによってVベルト式
無段変速機の適正推力の設定やベルト異常の発見に利用
できるので、安全で効率的なベルト駆動を実現できる。
第1図は本発明方法を実施するためのVベルト式無段変
速機の概略構成図、第2図はVベルト式無段変速機の側
面図、第3図はブロック式Vベルトの部分斜視図、第4
図はベルト巻き掛け状態を示す概略図、第5図は計算上
のへルトスリソブ速度と真のベルトスリップ速度との関
係を示すグラフ、第6図は本発明方法の一例のフローチ
ャート図である。 ■・・・駆動側プーリ、2・・・従動側プーリ、3・・
・Vベルト、4,5・・・回転検出器、6・・・速度検
出器。 出 願 人 ダイハツ工業株式会社 代 理 人 弁理士 筒井 秀隆 第1図 第5図 第6I21
速機の概略構成図、第2図はVベルト式無段変速機の側
面図、第3図はブロック式Vベルトの部分斜視図、第4
図はベルト巻き掛け状態を示す概略図、第5図は計算上
のへルトスリソブ速度と真のベルトスリップ速度との関
係を示すグラフ、第6図は本発明方法の一例のフローチ
ャート図である。 ■・・・駆動側プーリ、2・・・従動側プーリ、3・・
・Vベルト、4,5・・・回転検出器、6・・・速度検
出器。 出 願 人 ダイハツ工業株式会社 代 理 人 弁理士 筒井 秀隆 第1図 第5図 第6I21
Claims (1)
- (1)駆動側プーリと従動側プーリの回転数N_2、N
_2とVベルトの速度Vとを検出器にて検出し、該回転
数N_1、N_2とベルト速度Vとからベルトスリップ
がないと仮定したときの駆動側プーリと従動側プーリの
仮のベルト巻き掛け径D_1′、D_2′を計算し、上
記仮のベルト巻き掛け径D_1′、D_2′及び回転数
N_1、N_2から仮のベルト速度V′を計算し、上記
仮のベルト速度V′と真のベルト速度Vとの差で与えら
れる計算上のベルトスリップ速度と予め実験的に求めら
れた真のベルトスリップ速度との関係データを検索し、
真のベルトスリップ速度を推定することを特徴とするV
ベルト式無段変速機のベルトスリップ検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13701286A JPS62292950A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | Vベルト式無段変速機のベルトスリツプ検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13701286A JPS62292950A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | Vベルト式無段変速機のベルトスリツプ検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62292950A true JPS62292950A (ja) | 1987-12-19 |
Family
ID=15188751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13701286A Pending JPS62292950A (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | Vベルト式無段変速機のベルトスリツプ検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62292950A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0712003A3 (de) * | 1994-11-11 | 1997-10-29 | Telefunken Microelectron | Vorrichtung zur Bestimmung der Umlaufgeschwindigkeit des Übertragungsmittels eines stufenlosen Umschlingungsgetriebes |
WO1998012457A1 (de) * | 1996-09-19 | 1998-03-26 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung und verfahren zum betrieb eines umschlingungsgetriebes |
EP1777441A1 (de) * | 2005-10-24 | 2007-04-25 | Getrag Ford Transmissions GmbH | Stufenloses Getriebe und Verfahren zum Steuern desselben |
DE10357169B4 (de) * | 2002-12-10 | 2015-01-29 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zum Erfassen der Geschwindigkeit des Umschlingungsmittels eines Kegelscheibenumschlingunggetriebes |
-
1986
- 1986-06-12 JP JP13701286A patent/JPS62292950A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0712003A3 (de) * | 1994-11-11 | 1997-10-29 | Telefunken Microelectron | Vorrichtung zur Bestimmung der Umlaufgeschwindigkeit des Übertragungsmittels eines stufenlosen Umschlingungsgetriebes |
WO1998012457A1 (de) * | 1996-09-19 | 1998-03-26 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung und verfahren zum betrieb eines umschlingungsgetriebes |
DE10357169B4 (de) * | 2002-12-10 | 2015-01-29 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zum Erfassen der Geschwindigkeit des Umschlingungsmittels eines Kegelscheibenumschlingunggetriebes |
EP1777441A1 (de) * | 2005-10-24 | 2007-04-25 | Getrag Ford Transmissions GmbH | Stufenloses Getriebe und Verfahren zum Steuern desselben |
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