JPS62291684A - 電子写真用定着ロ−ラ−の生産方法 - Google Patents

電子写真用定着ロ−ラ−の生産方法

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JPS62291684A
JPS62291684A JP13388086A JP13388086A JPS62291684A JP S62291684 A JPS62291684 A JP S62291684A JP 13388086 A JP13388086 A JP 13388086A JP 13388086 A JP13388086 A JP 13388086A JP S62291684 A JPS62291684 A JP S62291684A
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JP
Japan
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layer
roller
fluoroplastic
melting point
slightly higher
Prior art date
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JP13388086A
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JPH0555078B2 (ja
Inventor
Ataru Hirayama
平山 中
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Nitto Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (発明の目的) この発明は、シリコーンゴム弾性層上にフッ素M II
Wの表層が形成されているとともに適正なローラー面の
形状をそなえる電子写真用足eo−ラーについて、長工
明の使用寿命が確保できるような生産手段を提供するの
がその目的である。
従来、心金を被覆するシリコーンゴム弾性層上にフッ素
樹脂の表層を焼付し、心金の被覆層を復層に形成した電
子写B’f用定首ローラーは既知である。そして、この
ようなローラーはシリコーンゴム弾性層の存在による優
れた弾性と、トナーに対する剥離性が抜群に良好なフッ
素N脂でローラーの表層が形成されていることによる優
れたオフセット防止性を兼備するため、オフセット現象
による印画不良の発生が極少であり、しかもシリコーン
ゴムローラーに匹敵する群間な画像を得ることができる
上記のような定四ローラーを生産するには、まずアルミ
ニウム、鉄、またはステンレス調等の心金1にプライマ
ーを介し、短時間ならば300°C以上の高温焼成に耐
えるような耐熱性の高いシリコーンゴムにより弾性層2
を形成し、所定の外径に表面を研削する。ついで、研削
後の表面にプライマーもしくはフッ素ゴムとフッZM脂
の混合液状担体を塗布し、この担体層3を介してたとえ
ばI’F AM脂などのフッ譜PM指を塗装のうえ、表
面が320〜340℃になるまで焼成し、適当な粗さの
研摩材を用いフッ素!M脂4の焼成面を研摩するのであ
る。
ところが、このようにして製作したローラーを電子複写
機等の装置に組込んで使用すると、比幀的短期間のうち
にO−ラー面に亀裂が発生するので、新たなものと交換
するのを金偏なくされる。
すなわち、このようなW居をもつローラーは優良な定着
性能を有するとしても、使用乃命が短かいのが一大欠点
である。
そこでこの発明者は、前記のような複層ローラーの表面
の亀裂の発生原因の探求につとめたところ、つぎの事実
が判明した。すなわち、未使用の前記した被層ローラー
のローラー面を顕微鏡によって観察すれば、第2図に示
すように、周方向の細かい85が無数に認められる。ロ
ーラーの軸方向の断面をみると第3図に示す通りで、傷
口の綿や傷の深さには大小がある。また、表層であるフ
ッ素樹脂層4を剥ぎとり、引張試験機により引張強度を
しらべれば、このフッ素N脂后4はローラーの長手方向
について極度に破断しやすい。すなわち、O−ラー製作
直後におけるこれらの現象のうち、前記したO−ラー面
の傷5は研摩の際発生するものであり、ローラーの長手
方向の引張強度が著しく小さいのはO−ラー面の傷5が
その原因であると考察された。また、ローラーの実際の
使用により前記した亀裂が発生するのは、ローラーの表
層であるフッ素樹脂層の形成にあたり、下りのシリコー
ンゴム層の劣化を避けるように比較的低温において焼付
を行うため、フッ累靭脂居内のFy!脂分子の結合が充
分でなく、さらに足口装置の実際の使用において、定f
f70−ラーの対をたがいに圧接して回転する際、下層
であるシリコーンゴム層2は充分に弾性変形して伸ばさ
れるのに対し、フッ素樹脂層4はこれに対応しきれず、
したがって前記した傷5の両縁に大きい応力がかかり、
傷口が次第に鉱太し、ついにフッ素樹脂層が破断して亀
裂となるに至るものと工gめられる。
(発明の構成) この発明は、前記した実験研究並びに考察に基き、前記
したM1層の定vローラーの欠点の除去に成功したもの
で、つざのように構成されている。
すなわち、この発明にかかる電子写真周定io−ラーの
生産方法は、心金1を波型するシリコーンゴム弾性層2
上に焼成して形成したフッ素樹脂層4の表面を研摩して
なるローラーにおいテ、前記研llI後のフ・・l素樹
脂口4を再焼成することを特徴とする。ただしこの再焼
成は、ローラーの表面温度をフッ素樹脂の融点よりやや
高めに保ち、短時間2テう必要がある。
すなわち、焼付により形成されるフッ素樹脂層4の表面
の凹凸を修正するための研摩は、実際的にはローラーを
回転して行うよりはかなく、その際周方向の細かい偏5
が発生するのであるが、研摩後においてフッ素樹脂の融
点よりやや高めの温度で再焼成を行うとそれらの傷口が
完全に融若し全面的に均質なフッ素樹脂層の状態に回復
する。
そして再焼成の際第4図に示すように表面に小凹凸が生
ずるけれども凹凸の落差は意外に小さく、従って、実際
問題として定位作業において画像の鮮明度にはほとんど
影響がないことがわかった。
またこの再焼成に要する時間は数分程度の短時間で充分
であることも判明した。しかも、再焼成の所・隻時間は
このように短時間なので、下層のシリコーンゴムに劣化
が生ずることもない。かくシテ、このようにして生産さ
れたローラーは電子写真機に組込んで使用すれば、下記
の実施例からもわかるようにその使用乃命は著しく長い
のである。
実力例 直径30 mmの鉄製の16金1の表面にシリコーンゴ
ム弾性居2を成型により形成する。成型後表面を研削し
てシリコーンゴム弾性い2の厚さを0.5 mmにする
。研削後のシリコーンゴム弾性層2上にフッ素樹脂とフ
ッ素ゴムを混合した液8担体(ダイキン工業(株)製G
LS−213)を塗布し、この担体層3上にP FAI
脂(三片デュポンフ00ケミカル(株)製MP−10)
を静@塗装し、340℃で30分間焼成した。
焼成によって形成されたフッ素樹脂層4を+toooの
サンドペーパーにより研摩し、引続き再焼成を行った。
再焼成の所要時間は約5分間で、表面温度は320°C
まで上昇した。完成したローラーにっき7則定したとこ
ろ、前記の担体層2の厚さは20μ、表層であるフッ素
PM脂居4のIワさも20μであった。
対照例 上記の実施例において再焼成の実廊前のO−ラーをもっ
て対照例とした。
止揚の実凡例および対照例によるローラーいずれも5個
を定’5a−ラーとして電子復写機に組込み、通紙試験
を実刑したところ、対照例のものはそれぞれ2500枚
前後の通紙によりローラーの表面が破断し、使用不能と
なったが、実施例のものは20万枚の通紙によっても表
面状聾に変化はなかった。
そこで実施例のもののO−ラー面を顕微鏡で観察したと
ころ、前記した研摩傷のような外傷は全く認められなか
った。
(発明の効果) 上記から明らかなように、この発明方法によれば、シリ
コーンゴム弾性居上にフッ素樹脂の表朽が形成されてい
るため、足口による画像が鮮明であるとともにオフセラ
!・防止効果の優れでいる電子写真用定着ローラーであ
って、著しく使用身命の長いものを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は使用状態における定着ローラ一対の軸直断面図
、第2図は対照例のローラーの平面A1第3図は対照例
によるローラーの要部の鉱大軸断面図、第4図は実施例
によるローラーの要部の拡大軸所面図である。 1は心金、2はシリコーンゴム弾性居、3は拒体層、4
はフッ素樹脂府、5は傷である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 心金を被覆するシリコーンゴム弾性層上に焼成形成した
    フッ素樹脂時の表面を研摩してなるローラーにおいて、
    前記フッ素樹脂層の表面温度がそのフッ素樹層の融点よ
    りやや高めにおいて前記研摩後のフッ素樹脂層を再焼成
    することを特徴とする電子写真用定着ローラーの生産方
    法。
JP13388086A 1986-06-11 1986-06-11 電子写真用定着ロ−ラ−の生産方法 Granted JPS62291684A (ja)

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JP13388086A JPS62291684A (ja) 1986-06-11 1986-06-11 電子写真用定着ロ−ラ−の生産方法

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JPS62291684A true JPS62291684A (ja) 1987-12-18
JPH0555078B2 JPH0555078B2 (ja) 1993-08-16

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008310224A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Konica Minolta Business Technologies Inc ベルト定着装置及び画像形成装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5377534A (en) * 1976-12-20 1978-07-10 Ricoh Co Ltd Thermal fixing roller
JPS6184670A (ja) * 1984-10-03 1986-04-30 Nitto Kogyo Kk トナ−印像定着ロ−ラ−の製作方法
JPS6189845A (ja) * 1984-10-11 1986-05-08 キヤノン株式会社 定着ロ−ラ
JPS61141472A (ja) * 1984-12-14 1986-06-28 Sharp Corp ヒ−トロ−ラの製造方法

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