JPS62291315A - 真空機器を用いた強制排水方法 - Google Patents

真空機器を用いた強制排水方法

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JPS62291315A
JPS62291315A JP13522886A JP13522886A JPS62291315A JP S62291315 A JPS62291315 A JP S62291315A JP 13522886 A JP13522886 A JP 13522886A JP 13522886 A JP13522886 A JP 13522886A JP S62291315 A JPS62291315 A JP S62291315A
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JP
Japan
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water
groundwater
pipe
vacuum device
hole
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Application number
JP13522886A
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English (en)
Inventor
Yuji Abe
安部 有司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) この発明は、地下水の上昇によって間隙水圧が大きくな
り安定が損われる地すべりや擁壁等に対し、これが大き
くならないように施された水扱き施設を洗浄し、かつよ
り水抜き効果を高めようとする方法に関する。
(従来の技術) 地すべり防止工法のうち、地下水の低下を目的とした横
孔排水ポーリング孔及び排水ポーリング孔には、ストレ
ーナ−を配した鉄管や硬質塩化ビニル菅等が挿入されて
おり、長年月の経過で土中の条列うフト1ノー士−バ冊
飴十のi(を稀によって目詰まりを起こしていることが
多い。
従来、これらの洗浄は、ポーリング工事時に清水による
孔内循環洗浄が行われたり、古い施設では、孔内から高
圧ジェット水を噴射させ、パイプに開けられたストレー
ナ−自体の目詰まりを洗浄する工法がとられている。こ
れらの方法では、パイプの内側から外側への洗浄のため
、洗浄された細粒土はパイプの外側に排出されることに
なり、2次的な目詰まりの原因に成りかねない。また、
地下水が溜ると危険となる構造物には水抜き孔が設置さ
れているがこれらも長年月の経過で目詰まりを起こし、
地下水が排水されず間隙水圧が高まって安定が損われて
いる事が多い、この水抜き孔は、構造物に横孔が開けら
れているだけの構造が多いため、内側からジェット水を
噴出させると裏込め土砂が撹乱されて、土圧に変化をあ
たえ余計に危険となるため、洗浄自体行われず!i1置
の状態で危険このうえない。
(発明が解決しようとする問題点) 土中の亀裂や間隙及びパイプに聞けられたストレーナー
などの地下水の通りみちは、地下水が運搬する細粒土が
堆積づるこによって徐々に透水性が悪くなってくる。こ
のため地下水が上昇しやすくなり、地すべりや構造物を
危険な状態にしている。地下水の透水性を良くするため
にはストレーナ−の洗浄のみならず、土中の亀裂や間隙
に堆積した細粒土も洗浄する必要がある。さらに、目的
自体地下水を可能なかぎり排除しようとするものである
から、新しい水みちの形成が出来ればざらに効果が大き
い。
(問題点を解決するための手段) 以上のような問題点を解決するために、この発明は次の
ような方法としている。すなわち、土中に挿入されてい
るパイプ内から空気を引き抜くことによって土中の近辺
を減圧させ、これを連続運転することによって洗浄と新
たな間隙の形成を計ろうとするものであり、細粒土等は
出来るかぎりパイプの内側に呼込む方法としたものであ
る。
(作 用) 洗浄しようとする孔口(2)に近く減圧の影響があると
思われる孔口(4)及び周辺をシート等で密閉し、孔口
(2)に真空機器(9)を接続し、孔口(2)の口元の
すき間(5)を、寥閉する。
次に減圧パイプ(14)を接続して真空機器(9)を運
転し、孔内を減圧させ、空気漏れの無いよう段取りする
第■法として、運転復ある程度に減圧するのを見計らっ
て減圧パイプ(14)に取付けている注水管(6)のバ
ルブ(7)を開けると、(6)に開けられたストレーナ
−(8)から、洗浄水(12)が勢いよく噴出され、既
設ストレーナ−管(1)のストレーナ−(3)の洗浄が
出来る。次にバルブ(7)を閉じると孔内は再び減圧が
進み、地下水が吸引される。この操作を繰返し行うこと
によって、ストレーナ−管(1)及びストレーナ−(3
)の洗浄と、土中の洗浄が出来る。
第■法としては、注水管(6)に、送水ポンプ(11)
を連結しておき、低圧送水することによって既設ストレ
ーナ−管内(1)及びストレーナ−(3)自体を潤す。
その後真空機器(9)を連続運転する事によって管の洗
浄をし、引続き土中の洗浄を行う。尚、洗浄前の排水孔
口(2)からの水の流下状況によっては注水の必要はな
く、減圧のみでも効果がある。
(発明の効果) この発明に係わる方法を用いて排水を行う場合の効果を
列記すると次のようになる。
■古い排水ポーリング孔や水扱孔で用いた場合1、注水
減圧排水を繰返し行うとストレτナーの目詰まりを解消
出来る。
2、減圧状態で連続運転すると土中の間隙、土中の亀裂
に堆積した細粒土をとり除くことが出来る。
3、減圧の度合によって、新たに水みちゃ空隙を形成す
ることが出来、地下水を流下させ易くすることが出来る
■新たに排水ポーリングを行う際に使用する場合1、ポ
ーリングエを行う時に孔の内側に形成される′A9い粘
土の被膜を減圧力によって間口させる− I−↓? 山
 市 1    + 爪 〜b 酊1+峰 4− ■ 
)ノ R山 寅 I−チューブを回転させながら掘進し
ていくため循環水を送っていても土の練りかえし効果に
よって孔の内側に付着形成されるもので、細かい亀裂や
間隙を閉鎖してしまうことになる。このため掘進終了後
清水によって洗浄を行うが、被膜を完全に取除く事は難
しい。この発明の方法を実施すれば強制的に亀裂や間隙
を開口することが出来る。
2、これと同時にある程度の減圧力を長時間連続するこ
とによって、土中の重力水を゛強制的に吸引し、新たに
水みちを形成させ排水効果を大きくすることが出来る。
■恒久施設として設置する場合 1、一般に排水工法は地下水位を下げる目的であり、特
に豊水期(梅雨期及び集中豪雨、降雪地では雪どけ期)
に水位が上昇しない様にして、地すべりを抑制しようと
するも、のである。従来の排水工では、自然に水圧(水
位)が上昇した分排水゛Rは多くなるが、これはあくま
でも自然重力排水である。しかし本発明による減圧排水
法を豊水期に使用すると、強制排水を行うことになり、
地乍水の上昇を穫力少なくすることが出来、抑制効果は
非常に大きくなる。
2、既往の排水ポーリング孔は、その後の変位によって
バイブが土中で曲がったり折れていることが多い。この
ような場合孔内の洗浄自体も不可能であるが、本発明の
方法であれば、小さな空間が連続していれば減圧効果は
同じである。
この様に従来にない新しい効果を生むことが出来、災害
を未然に防ぐ大きな役割をはだすことが出来る。
(実施例) この発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1実施例 第1図は、この発明の第1実施例を示す。
第1実施例は、斜面に施された排水ポーリング孔に於い
て行うもので孔口(2)に真空機器(9)から連結され
た減圧バイブ(14)を接続する。(14)には、注水
管(6)が接続されており、低圧注水が可能となってい
る。孔コ(2〉と減圧バイブ(14)との接続部は完全
にシールし、空気穴の連続していると思われる範囲には
ビニールシート等(13)で覆い空気漏れを極力少なく
しておく。作業の手順としては次の通りである。
第■法 先ず、注水バイブ(5)を出来るだけ奥に挿入しバルブ
(7)を閉じ真空機器(9)を運転すると、孔内の減圧
が進行する。この時点でバルブ(7)を開放すると孔内
の減圧力に応じて洗浄水(12)が吸込まれ、注水バイ
ブ(6)に開けられているストレーナ−(8)から勢い
よく水が噴出され、ストレーナ−(3〉が洗浄される。
この間真空i!(9)は連続運転しておくため空気、水
、細粒土は(3)〜(14)〜(9)〜(10)の順に
排出される。このとき、減圧力と注水管径及びストレー
ナ−開口率の関係で噴出力が弱まる場合には、バルブ(
7)の開閉によって減圧力を調整する。
第■法 孔内にポンプ(12)を運転して注水を行いバイブ内の
大まかな洗浄を行うとともに土中を水で潤す。つぎに真
空機器(9)を運転する。減圧が進行するとともに空気
、水および目を詰まらせていた細粒土が同様に排出され
る。
この一連の操作を行うことによってストレーナ−の目詰
まりが解消されるとともに、連続運転を行うことによっ
て土中の間隙にある空気が減圧されて地下水がパイプ内
に呼込まれることになる。
また、減圧の程度と時間によっては土中に新しい水みち
が形成されることになる。また、これら一連の作業を繰
返すことによって新たな目詰まりも解消出来る。
第2実施例 第2図は、この発明の第2実施例を示す。
地下水低下を目的とした集水井内から削孔された集水ポ
ーリング孔で行う場合を示す。作業手順は第1実施例に
同じ。
第3実施例 第3図は、この発明の第3実施例を示す。
地下水低下を目的とした排水トンネルエに設置された集
水ポーリング孔で実施する場合を示す。
作業手順は第1実施例に同じ。
第4実施例 第4図は、この発明の第4実施例を示す。
孔口(2)は比較的近い位置に配置さ、れていることが
多いため、孔口を一箇所に集合させて、第1実施例に述
べた作業を行うことも出来る。
第5実施例 □ 第5図は、この発明の第5実施例をしめす。
擁壁等の構造物の背後に地下水が貯溜されると安定が保
たれないものについては、排水孔がH2されている。こ
の様な構造物で当発明を使用する場合の方法を示してい
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 地下水を自然排水させる為に設置している水抜き施設の
    排水孔口と、真空機器とを、パイプを介して接続した事
    を特徴とする強制排水方法。
JP13522886A 1986-06-11 1986-06-11 真空機器を用いた強制排水方法 Pending JPS62291315A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13522886A JPS62291315A (ja) 1986-06-11 1986-06-11 真空機器を用いた強制排水方法

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JP13522886A JPS62291315A (ja) 1986-06-11 1986-06-11 真空機器を用いた強制排水方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62291315A true JPS62291315A (ja) 1987-12-18

Family

ID=15146808

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JP13522886A Pending JPS62291315A (ja) 1986-06-11 1986-06-11 真空機器を用いた強制排水方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102278142A (zh) * 2011-05-04 2011-12-14 中铁隧道集团二处有限公司 真空轻型井点降水方法
CN103726873A (zh) * 2014-01-15 2014-04-16 南华大学 矿山沉积砂岩顶板静水的疏干方法及疏水花管
RU2576944C1 (ru) * 2015-04-06 2016-03-10 Михаил Иванович Голубенко Способ регулирования уровня воды устья дренажного коллектора

Cited By (4)

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CN103726873B (zh) * 2014-01-15 2016-04-20 南华大学 矿山沉积砂岩顶板静水的疏干方法及疏水花管
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