JPH0979000A - 坑内排水装置 - Google Patents

坑内排水装置

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JPH0979000A
JPH0979000A JP23750695A JP23750695A JPH0979000A JP H0979000 A JPH0979000 A JP H0979000A JP 23750695 A JP23750695 A JP 23750695A JP 23750695 A JP23750695 A JP 23750695A JP H0979000 A JPH0979000 A JP H0979000A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トンネル等の坑で用いられる坑内排水装置に
於て、坑が深く且つ長くなっても坑内で発生した土砂混
じりの湧水を良好に坑外に排出できる様にする。 【構成】 真空吸引排出装置2とエアエゼクタ3とで構
成し、とりわけ湧水Aを圧縮空気Bに依り加圧するエア
エゼクタ3を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばトンネル等
の坑で用いられ、坑内で発生した土砂混じりの湧水を坑
外に排出する坑内排水装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の坑内排水装置としては、
例えば図10乃至図12に示すものが知られている。当
該坑内排水装置50は、基本的には、坑内の下位に設け
られて湧水Aを吸引して排出する真空吸引排出装置51
と、真空吸引排出装置51の近傍に設けられてこれから
の湧水Aを貯溜するピット52と、ピット52の湧水A
を坑外へ揚水するポンプ53と、から構成されている。
真空吸引排出装置51は、真空ポンプユニット54と排
出ユニット55とから成っている。真空ポンプユニット
54は、排出ユニット55のセパレートタンク62内を
低圧にする為の真空ポンプ(水封式真空ポンプ)56
と、水中ポンプ57を備えて真空ポンプ56の封水や排
出ユニット55側への清水供給に使用される補給水タン
ク58と、真空ポンプ56の排気を気体と封水に分離し
て気体のみを排出する排気分離装置59等から成ってい
る。排出ユニット55は、吸引された土砂混じりの湧水
Aをスクリーン60に依り大きな固形物とスラリーに分
離して固形物を扉61から手動又は自動的に排出し得る
セパレートタンク62と、水中ポンプ63を備えてセパ
レートタンク62で分離できなかった固液の粒子を分離
する一次及び二次のサイクロン64と、セパレートタン
ク62とサイクロン64で捕集できなかった例えば発泡
スチロール片等を捕集して真空ポンプ56のトラブルを
防止するフィルタタンク65と、セパレートタンク62
で分離されたスラリーを排出するサンドポンプ66等か
ら成っている。而して、真空吸引排出装置51の真空ポ
ンプユニット54は坑外に設置され(坑内に設置される
場合もある)、真空吸引排出装置51の排出ユニット5
5は立坑下に設置され(扉61からの固形物を回収する
回収タンクを使用する場合もある)、排出ユニット55
の排出先は立坑下に設置されたピット52にされ、ピッ
ト52の排水に用いられるポンプ(連続渇水運転が多
い)53は水中ポンプにされ、ピット52に溜まった土
砂は定期的に除去される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、シー
ルド工法に依るトンネル工事等に於ては、坑の深さが益
々深くなり、掘削長さも長くなって来ている。この為、
真空吸引排出装置の使用中の真空度も高くなって限界に
来て居り、横坑の切羽で発生した湧水をピットに排出
(所謂横引き)するのが精一杯という状態になって来て
いる。又、ピットの排水も立坑が深くなっているので、
高揚程のポンプでなければ揚水できなくなって来てい
る。とりわけ、湧水量が多ければ、ポンプの連続運転が
可能となり、配管内の土砂詰まりも無く使用できるもの
の、工事方法の進歩に依り湧水量が減少して来て居り、
湧水量がポンプの能力に比べて少ない場合には、間欠運
転となり、配管内の土砂詰まりやポンプの磨耗の増大等
のトラブルが発生して問題であった。
【0004】本発明は、叙上の問題点に鑑み、これを解
消する為に創案されたもので、その目的とする処は、坑
が深く且つ長くなっても坑内で発生した土砂混じりの湧
水を坑外に良好に排出する事ができる坑内排水装置を提
供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
坑内排水装置は、坑内の下位に設けられて湧水を吸引し
て排出する真空吸引排出装置と、真空吸引排出装置の近
傍に設けられてこれからの湧水を圧縮空気に依り加圧す
るエアエゼクタと、から構成した事に特徴が存する。本
発明の請求項2記載の坑内排水装置は、坑内の上位又は
坑外に設けられて湧水を吸引して排出する真空吸引排出
装置と、坑内の下位に設けられて真空吸引排出装置への
湧水を圧縮空気に依り加圧するエアエゼクタと、から構
成した事に特徴が存する。
【0006】本発明の請求項1記載の坑内排水装置は、
坑内の下位に設けられた真空吸引排出装置に依り坑内の
湧水が吸引される。真空吸引排出装置からの湧水は、エ
アエゼクタに依り加圧されて坑外へ排出される。本発明
の請求項2記載の坑内排水装置は、坑内の上位又は坑外
に設けられた真空吸引排出装置に依り坑内の湧水が吸引
される。真空吸引排出装置に依り吸引される湧水は、エ
アエゼクタに依り加圧されて真空吸引排出装置に送ら
れ、真空吸引排出装置に依り坑外に排出される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の第一例の坑内
排水装置を示す概要図。図2は、エアエゼクタの構造を
示す縦断面図である。当該坑内排水装置1は、請求項1
記載の発明に係るものであり、真空吸引排出装置2とエ
アエゼクタ3とからその主要部が構成され、トンネル等
の坑に適用される。坑内排水装置1は、具体的には、坑
内の下位に設けられて湧水Aを吸引して排出する真空吸
引排出装置2と、真空吸引排出装置2からの湧水Aを貯
溜するピット4と、ピット4の湧水Aを揚水するポンプ
5と、ポンプ5の近傍に設けられてこれからの湧水Aを
圧縮空気Bに依り加圧するエアエゼクタ3と、坑外に設
けられてエアエゼクタ3からの圧縮空気Bを分離して湧
水Aを貯溜するホッパ6と、から構成されている。真空
吸引排出装置2は、従来と同様に真空ポンプユニット5
4と排出ユニット55とから成って居り、この例では、
これらを集合させて設置してある。勿論、真空ポンプユ
ニット54を坑外に設置すると共に、排出ユニット55
を坑内に設置しても良い。真空吸引排出装置2は、吸引
側には横坑の切羽(図示せず)まで延びてここで発生し
た湧水Aを吸引し得る吸引管7が接続されていると共
に、排出側にはピット4に湧水Aを放出する排出管8が
接続されている。ピット4は、上方が開放した容器状を
呈し、横坑より掘り下げた立坑の底部に設置されてい
る。ポンプ5は、水中ポンプ(サンドポンプ)にしてあ
り、吸込側が水没すべくピット4内に没入してあると共
に、吐出側には坑外まで延びて湧水Aをホッパ6に放出
する吐出管9が接続されている。エアエゼクタ3は、吐
出管9の途中に介設され、湧水Aを一方向に通流させる
二分割された管状の本体10と、これらの間に介設され
て通流する湧水Aの外周から通流方向に沿う内方に圧縮
空気Bが噴射されてこれを加圧する環状のノズル11と
から成っている。ノズル11には、空気管12を介して
坑外に設置されたコンプレッサ等の圧縮空気源13が接
続されている。圧縮空気Bは、7kg/cm2 、1.5
3 /minにしてある。ホッパ6は、上方が開放した
容器状を呈し、立坑近傍の坑外に設置され、圧縮空気B
に依り湧水Aが飛び散る為に比較的大きなものにしてあ
る。トンネル等の坑は、地表から垂直に延びる立坑と、
これの下位から水平に延びる横坑とから成っている。
【0008】横坑の切羽で発生した土砂混じりの湧水A
は、真空吸引排出装置2に依り吸引管7を経て吸引され
て排出管8を経てピット4に排出される。ピット4に排
出された湧水Aは、ポンプ5の吸込側から吸込まれて吐
出管9を経てエアエゼクタ3に送られる。エアエゼクタ
3に送られた湧水Aは、圧縮空気源13からの圧縮空気
Bに依り加圧されて吐出管9を経てホッパ6に揚水され
る。吐出管9を経た湧水Aは、圧縮空気Bが分離されて
大気中に放出された後、ホッパ6に貯溜される。この様
なものは、ポンプ5の吐出側近傍にエアエゼクタ3を設
けたので、ポンプ5の性能(揚程)を直接坑外に揚水で
きるのものにしなくても良い。
【0009】図3は、本発明の第二例の坑内排水装置を
示す概要図である。当該坑内排水装置1は、請求項1記
載の発明に係るものであり、坑内の下位に設けられて湧
水Aを吸引して排出する真空吸引排出装置2と、坑外に
設けられて真空吸引排出装置2からの湧水Aを貯溜する
ホッパ6と、真空吸引排出装置2の排出側近傍に設けら
れてこれからの湧水Aを圧縮空気Bに依り加圧するエア
エゼクタ3と、から構成されている。つまり、本例は、
第一例のピット4とポンプ5と吐出管9とを省略し、真
空吸引排出装置2の排出管8をホッパ6まで延ばし、こ
の途中にエアエゼクタ3を介設したものである。
【0010】横坑の切羽で発生した土砂混じりの湧水A
は、真空吸引排出装置2に依り吸引管7を経て吸引され
て排出管8を経てエアエゼクタ3に送られる。エアエゼ
クタ3に送られた湧水Aは、圧縮空気源13からの圧縮
空気Bに依り加圧されて排出管8を経てホッパ6まで揚
水される。排出管8を経た湧水Aは、圧縮空気Bが分離
されて大気中に放出された後、ホッパ6に貯溜される。
この様なものは、ピット4とポンプ5と吐出管9とを省
略したので、それだけ構造を簡単化できると共に、真空
吸引排出装置2からの湧水Aをそのままホッパ6に揚水
できる。
【0011】図4は、本発明の第三例の坑内排水装置を
示す概要図である。当該坑内排水装置1は、請求項1記
載の発明に係るものであり、ホッパ6を、エアエゼクタ
3からの圧縮空気Bを伴う湧水Aを気液分離するサイク
ロン14を備えたものにした点が、第一例及び第二例と
異なる。この様なものは、サイクロン14を備えている
ので、ホッパ6をコンパクトにでき、ホッパ6の湧水A
を処理する排水処理装置(図示せず)の上にでも設置す
る事ができる。
【0012】図5は、本発明の第四例の坑内排水装置を
示す概要図である。当該坑内排水装置1は、請求項2記
載の発明に係るものであり、坑外に設けられて湧水Aを
吸引して排出する真空吸引排出装置2と、坑内の下位に
設けられて湧水Aを貯溜するピット4と、真空吸引排出
装置2の吸引側に設けられてピット4の湧水Aを揚水す
るポンプ5と、ポンプ5の吐出側近傍に設けられてこれ
からの湧水Aを圧縮空気Bに依り加圧するエアエゼクタ
3と、から構成されている。真空吸引排出装置2は、吸
引管7と排出管8を備え、吸引管7がピット4まで延び
ている。ピット4は、横坑より下位の立坑の底部に形成
され、この付近で発生した湧水Aが貯溜される。ポンプ
5は、水中ポンプ(サンドポンプ)にしてあり、吸込側
が水没すべくピット4内に没入してあると共に、吐出側
が吸引管7の先端に接続されている。エアエゼクタ3
は、吸引管7の途中に介設されている。
【0013】ピット4に貯溜された湧水Aは、ポンプ5
の吸込側から吸込まれて吸引管7を経てエアエゼクタ3
に送られる。エアエゼクタ3に送られた湧水Aは、圧縮
空気源13からの圧縮空気Bに依り加圧されて吸引管7
を経て真空吸引排出装置2に揚水される。真空吸引排出
装置2に揚水された湧水Aは、その真空ポンプユニット
54に依り圧縮空気Bが分離されて大気中に放出された
後、排出管8を経て排水処理装置等(図示せず)に送ら
れる。この様なものは、ポンプ5の吐出側近傍にエアエ
ゼクタ3を設けたので、ポンプ5の性能(揚程)を直接
坑外に揚水できるのものにしなくても良い。
【0014】図6は、本発明の第五例の坑内排水装置を
示す概要図である。当該坑内排水装置1は、請求項2記
載の発明に係るものであり、坑外に設けられて湧水Aを
吸引して排出する真空吸引排出装置2と、真空吸引排出
装置2の吸引側で坑内の下位に設けられた開閉弁15
と、開閉弁15の下流側近傍に設けられてこれ以降の湧
水Aを圧縮空気Bに依り加圧するエアエゼクタ3と、か
ら構成されている。真空吸引排出装置2は、吸引管7と
排出管8を備え、吸引管7が横坑の切羽まで延びてい
る。開閉弁15は、モータバルブにしてあり、吸引管7
の途中に介設してある。エアエゼクタ3は、吸引管7の
途中に介設してある。
【0015】横坑の切羽で発生した土砂混じりの湧水A
は、真空吸引排出装置2に依り吸引されて吸引管7にて
開閉弁15からエアエゼクタ3に送られる。エアエゼク
タ3に送られた湧水Aは、開閉弁15の閉弁と同時に圧
縮空気源13からの圧縮空気Bに依り加圧されて吸引管
7にて真空吸引排出装置2に揚水される。真空吸引排出
装置2に揚水された湧水Aは、その真空ポンプユニット
54に依り圧縮空気Bが分離されて大気中に放出された
後、排出管8を経て排水処理装置等(図示せず)に送ら
れる。この様なものは、エアエゼクタ3と開閉弁15を
設けたので、間欠的ではあるが開閉弁15以降の湧水A
を揚水する事ができる。
【0016】図7は、本発明の第六例の坑内排水装置を
示す概要図である。当該坑内排水装置1は、請求項2記
載の発明に係るものであり、坑外に設けられて湧水Aを
吸引して排出する上位真空吸引排出装置2Aと、上位真
空吸引排出装置2Aの吸引側で坑内の下位に設けられて
湧水Aを吸引して排出する下位真空吸引排出装置2B
と、下位真空吸引排出装置2Bの排出側近傍に設けられ
てこれからの湧水Aを圧縮空気Bに依り加圧するエアエ
ゼクタ3と、から構成されている。つまり、本例は、第
五例の開閉弁15を下位真空吸引排出装置2Bに置き換
えたものである。
【0017】横坑の切羽で発生した土砂混じりの湧水A
は、下位真空吸引排出装置2Bに依り吸引されて吸引管
7にてエアエゼクタ3に送られる。エアエゼクタ3に送
られた湧水Aは、圧縮空気源13からの圧縮空気Bに依
り加圧されて吸引管7にて上位真空吸引排出装置2Aに
揚水される。上位真空吸引排出装置2Aに揚水された湧
水Aは、その真空ポンプユニット54に依り圧縮空気B
が分離されて大気中に放出された後、排出管8を経て排
水処理装置等(図示せず)に送られる。この様なもの
は、エアエゼクタ3に依り下位真空吸引排出装置2Bか
らの湧水Aをそのまま連続して揚水する事ができる。
【0018】図8は、本発明の第七例の坑内排水装置を
示す概要図である。当該坑内排水装置は、請求項2記載
の発明に係るものであり、坑内の上位に設けられて湧水
Aを吸引して排出する上位真空吸引排出装置2Aと、上
位真空吸引排出装置2Aの吸引側で坑内の下位に設けら
れて湧水Aを吸引して排出する下位真空吸引排出装置2
Bと、下位真空吸引排出装置2Bの排出側近傍に設けら
れてこれからの湧水Aを圧縮空気Bに依り加圧するエア
エゼクタ3と、から構成されている。つまり、本例は、
上位真空吸引排出装置2Aを立坑下に設けると共に、下
位真空吸引排出装置2Bを立坑下から斜坑を介して延び
る横坑に設けた点が、第六例と異なる。圧縮空気源13
は、坑内に設置してある。
【0019】図9は、本発明の第八例の坑内排水装置を
示す概要図である。当該坑内排水装置は、請求項2記載
の発明に係るものであり、坑内の上位に設けられて湧水
Aを吸引して排出する上位真空吸引排出装置2Aと、上
位真空吸引排出装置2Aの吸引側で坑内の下位に設けら
れて湧水Aを吸引して排出する下位真空吸引排出装置2
Bと、坑内の下位に設けられて湧水Aを貯溜するピット
4と、ピット4の湧水Aを揚水するポンプ5と、下位真
空吸引排出装置2Bの排出側及びポンプ5の吐出側近傍
に設けられてこれらからの湧水Aを圧縮空気Bに依り加
圧するエアエゼクタ3と、から構成したものである。つ
まり、本例は、第四例と第六例とを組み合わせたもので
ある。下位真空吸引排出装置2Bの排出側及びポンプ5
の吐出側には、夫々の逆流を防ぐ逆止弁16が設けられ
ている。この様なものは、横坑の切羽で発生した湧水A
とピット4に貯溜された湧水Aの両方を揚水する事がで
きる。
【0020】尚、圧縮空気源13は、第七例では坑内に
それ以外の例では坑外に設置したが、これに限らず、例
えばこれらを逆にしても良い。
【0021】
【発明の効果】以上、既述した如く、本発明に依れば、
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) 真空吸引排出装置とエアエゼクタとで構成し、
とりわけ湧水を圧縮空気に依り加圧するエアエゼクタを
設けたので、坑が深く且つ長くなっても坑内で発生した
土砂混じりの湧水を良好に坑外に排出する事ができる。 (2) 湧水を圧縮空気に依り加圧するエアエゼクタを
設けたので、湧水量が少なくても配管内の土砂詰まり等
のトラブルの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一例の坑内排水装置を示す概要図。
【図2】エアエゼクタの構造を示す縦断面図。
【図3】本発明の第二例の坑内排水装置を示す概要図。
【図4】本発明の第三例の坑内排水装置を示す概要図。
【図5】本発明の第四例の坑内排水装置を示す概要図。
【図6】本発明の第五例の坑内排水装置を示す概要図。
【図7】本発明の第六例の坑内排水装置を示す概要図。
【図8】本発明の第七例の坑内排水装置を示す概要図。
【図9】本発明の第八例の坑内排水装置を示す概要図。
【図10】従来の坑内排水装置を示す概要図。
【図11】真空吸引排出装置の真空ポンプユニットを示
す概要図。
【図12】真空吸引排出装置の排出ユニットを示す概要
図。
【符号の説明】
1,50…坑内排水装置、2,2A,2B,51…真空
吸引排出装置、3…エアエゼクタ、4,52…ピット、
5,53…ポンプ、6…ホッパ、7…吸引管、8…排出
管、9…吐出管、10…本体、11…ノズル、12…空
気管、13…圧縮空気源、14…サイクロン、15…開
閉弁、16…逆止弁、54…真空ポンプユニット、55
…排出ユニット、56…真空ポンプ、57,63…水中
ポンプ、58…補給水タンク、59…排気分離装置、6
0…スクリーン、61…扉、62…セパレートタンク、
64…サイクロン、65…フィルタタンク、66…サン
ドポンプ、A…湧水、B…圧縮空気。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 坑内の下位に設けられて湧水を吸引して
    排出する真空吸引排出装置と、真空吸引排出装置の近傍
    に設けられてこれからの湧水を圧縮空気に依り加圧する
    エアエゼクタと、から構成した事を特徴とする坑内排水
    装置。
  2. 【請求項2】 坑内の上位又は坑外に設けられて湧水を
    吸引して排出する真空吸引排出装置と、坑内の下位に設
    けられて真空吸引排出装置への湧水を圧縮空気に依り加
    圧するエアエゼクタと、から構成した事を特徴とする坑
    内排水装置。
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