JPS62291300A - 車載用音響機器 - Google Patents

車載用音響機器

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JPS62291300A
JPS62291300A JP61134676A JP13467686A JPS62291300A JP S62291300 A JPS62291300 A JP S62291300A JP 61134676 A JP61134676 A JP 61134676A JP 13467686 A JP13467686 A JP 13467686A JP S62291300 A JPS62291300 A JP S62291300A
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JP
Japan
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seat
passenger
vehicle
speakers
characteristic
Prior art date
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JP61134676A
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English (en)
Inventor
Eisuke Fujimoto
藤本 頴助
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は車載用音響機器に係り、特に搭乗者の着座席に
応じて自動的に車室内の音場を変化させる車載用音響機
器に関する。
〈従来技術〉 左右スピーカの中央でステレオ音楽を聴く場合には、左
右の音量バランスを均等にして音場のセンター位置を聴
取者に一致せしめる必要がある。
そして、この為に聴取者は音楽を聴きながら左右スピー
カの音量レベルを注意深(調整する手順を必要とする。
従来車載用音響機器においては、2個のスピーカを有す
るものでは第12図、第13図に示すように前方左側に
L−チャンネルスピーカFL1前方右側にR−チャンネ
ルスピーカFRがそれぞれ配置され、音響機器1のバラ
ンスm回器(バランス用ボリューム)2が運転席S1の
近傍に設けられていた。そして、搭乗者が運転者M1の
みの時はステレオのセンター位置CPを運転者M1に一
致せしめるように右側スピーカFRよりも左側スピーカ
FLの音量が大となるように注意深く調整して使用して
いた。尚、第12図においてスピーカFL、FRからの
輻射前は模式的にその大きさを示している。しかるに、
この状況で助手席S2に搭乗者M2が乗ってきた時には
(第14図参照)運転者M1にとっては適当であった音
量も搭乗者M2にとっては右側の音が小さいばかりか左
側のスピーカの音量が過大であり、著しくステレオ感を
失うと共に長時間このままの状況では疲労を招く結果と
なってしまう。
従って、この時運転者M1は右側スピーカFRで聴いて
いる音量とほぼ近い音量で搭乗者M2に対して左側スピ
ーカFLの音量が聞えるように該バランス調整器2をサ
イド調整する必要がある。
尚、この場合はセンター位置CPが第14図に示すよう
にほぼ搭乗者M2と運転者M1の中間に定位するように
バランス調整器を調整する。
更に、搭乗者M2が降りた時は再度前述の手頃でセンタ
ー位MCPを運転者M1の位M(第12図)に戻す必要
がある。
このように搭乗者M2が乗る変にいちいち面倒なバラン
ス調整をする必要があり、その為に搭乗者M2と運転者
M1の会話が一時中断することが生じたり、走行中に調
整する場合には運転注意が薄れて危険を生じる問題があ
る。
第15図は4個のスピーカFL、FR,RL。
RRをそれぞれ前方左側、前方右側、後方左側、後方右
側に設けた例で、音響機器1のバランス調整器3は第1
6図又は第17図に示すごとく4個のスピーカの音量を
任意に変えられるように構成されている。尚、第16図
はバランス調整器3としてジ1イスティックを用い、該
シフイスティックにより前後左右のスピーカの音量を変
化させる例であり、第17図は左右のスピーカの音量比
を51整するバランスボリューム3aと、前後のスピー
カの音量比を調整するフエグーボリューム3bを有する
例である。
第15図において、車両には4人の搭乗者が乗れ、それ
ぞれ運転者Ml、助手席S2における搭乗者M2、後部
左側座席83におけろ搭乗者M3、後部右側座席S4に
おける搭乗者M4とする。
この場合、運転者M1のみの時は、バランス調整器3を
調整して4個のスピーカの音場のセンター位置CPが運
転者M1にほぼ近くなるように調整する。そして、その
為のスピーカの音量は第12図例の調整方法に準じて行
い、右側前方のスピーカFRの音量を左側前方のスピー
カFLより小とし、後方の2つのスピーカRL、RRの
音lは左右とも零とする。又、別の音量調整法として第
18図に示すように後方のスピーカRL、RRを前方の
スピーカFL、FRより音量大とし、更に右側の前後の
スピーカFR,RRの音量を前後の左側スピーカFL、
RLより小として、センター位置CPを運転者M1に一
致せしめるように調整することもできる。更に、車室内
の音響状況(反射、吸収)や前後スピーカの輻射特性等
によっては第19図に示すように左側スピーカFL。
RLの音量を右側スピーカFR,RRの音量より大とす
るが、前方のスピーカFL、FR1こ対して後方のスピ
ーカRL、RRの音iを小として、主な音場を前方スピ
ーカで得て袋方スピーカの音(を音場拡大の付加効果を
主とした目的としたバランス調整をすることもできる。
このように運転者のみの時でも4個のスピーカの場合は
各スピーカの音量をそれぞれ調整する必要があり、調整
が第12図の場合よりも更に時間を必要としている。従
って、搭乗者M2、M3、M4が乗ってきた場合にはバ
ランス調整PJ3を新たに調整し直す必要が生じ、前記
欠点が更に増大している。
更に搭乗者が着座する位置は、運転者のみの時1通り、
運転者+1名で3通り、運転者+2名で3通り、運転者
と3名で1通り計8通りもあり、その都度バランス調整
器3で複雑なバランス調整をしなければならないという
問題がある。
尚、第20図は第16図及び第17図の可変抵抗器(ボ
リューム)を電子化した従来技術であり、前後左右4チ
ヤンネルの信号伝送路LFL、LFFl。
L、、、 L、、に可変インピーダンス素子z、L、 
z、*。
ZML’ zl’lJ+ヲ設け、:1.イッチSF、S
B、SL。
SRのオン/オフで作動するコントローラCNTにより
各可変インピーダンス素子の特性を変えて各チャンネル
お伝送特性を制御している。ただし、スイッチSF、S
B、SL、SRは押圧されろ毎に前方、後方、左側、右
側の音量がステップ状にレベル変化されろ。このような
電子化されたレベル調整器でも搭乗者が乗り降りするた
びに再調整をしなければならない。
〈発明が解決しようとしている問題点〉以上のように、
従来技術において好ましい音場を作り出すためには搭乗
者の着座状況に応じてバランス調整器により各スピーカ
の音量比を調整しなければならず、その調整作業が大変
であった。
そして、1)整のために会話が途切れたり、走行中に調
整する場合には運転注意が薄れて大事故につながる危険
があった。又、マニュアル調整するものであるため調整
に時間を要し、しかも画一的な最良の音場形成ができな
いという問題もある。
以上から、本発明の目的は搭乗者の着座席状況に基づい
て自動的に各チャンネルの伝送特性が設定できる宙載用
音響機器を提供することである。
く問題点を解決するための手段〉 第1図はスピーカを2個とし、かつ搭乗者を運転者と助
手席搭乗者の2名とした場合の本発明の実施例を示す車
載用音響機器の要部ブロック図である。
FLはし一チャンネルスピーカ、FRはR−チャンネル
スピーカ、1)は着座席特定部、12は予め複数の伝送
特性が設定されている特性可変部、13は特性選択部で
ある。
着座席特定部1)は、運転席の近傍に各座席に対応して
操作部材Bl、B2を配設して構成する。
又、特性可変部12は可変ボリュームVRO〜VR2で
構成し、各ボリュームに助手席搭乗者のみの場合におけ
ろスピーカの音量比を、運転者のみの場合におけるスピ
ーカの音量比を、運転者及び助手席搭乗者が同時に搭乗
した場合におけるスピーカ音量比をそれぞれ予め設定す
る。
更に、特性選択部13を操作部材B1の操作に連動する
スイッチSWI 1.SWI 2.SWI 2゜5W1
4と、操作部材B2の操作に連動するスイッチSW21
 、 SV/22で構成する。
〈作用〉 搭乗者に応じて着座席特定部1)の操作部材B1、B2
を操作すれば(実線位置から点線位置へスライドすれば
)、特性選択部13を構成する対応するスイッチの可動
接点の位置が実線位置から点線位置ヘシフトし、操作部
材の操作状況(着座席状況)に応じた伝送特性が選択さ
れる。
たとえば、運転者のみの場合には操作部材B1のみが点
線位置にスライドされるから、スイッチ5Wll〜5W
14の可動接点のみが点線位置にシフトする。
この結果り一チャンネルラインL とRFチャ〉ネルラ
イン上1間に可変ボリュームVRIが押入され、スピー
カFL、FRの音量比は該ボリュームVRIに予め設定
しである音量比となる。
〈実施例〉 第1図はスピーカを2個とし、かつ搭乗者を運転者と助
手席搭乗者の2名とした場合の本発明の実施例を示す車
載用音響機器の要部ブロック図である。
FLは前方左側に配設されたし−チャンネルスピー力、
FRは前方右側に配設されたR−チャンネルスピーカ、
AM、L、 AM、*はそれぞれL−チャンネルライン
LL、R−チャンネルラインL8に挿入された低周波増
幅器、rptj ’Fl+はそれぞれL−チャンネル、
R−チャンネルラインに挿入されたインピーダンス素子
、1)は搭乗者が着座している座席を入力する着座席特
定部、12はオーディオ信号に対して予め複数の伝送特
性が設定されている特性可変部、13は着座席特定部か
らの着座信号に基づいて所定の伝送特性を選択する特性
選択部である。
着座席特定部1)は、運転席の近傍に各座席(運転席、
助手席)に対応してツマミ、キーあるいは釦等の操作部
材Bl、B2を配設して構成する。操作部材B1は運転
者に対応し、操作部材B2は助手席搭乗者に対応し、好
ましくは第2図に示すように車の様子を示す略図1)a
上に配列されろ。そして、このように配列すれば着座席
の特定が簡単に、かつ正確に行うことができる。又、操
作部材Bl、B2及び略図1)aをブラウン管表示し、
透明電極等のタッチスイッチでその操作部材の作動を検
出する構成とすることもできる。
又、特性可変部12は可動接点が接地された可変ボリュ
ームVR1VRO〜VR2で構成し、ボリュームVRO
に助手席搭乗者のみの場合におけろスピーカの音量比を
、ボリュームVRIに運転者のみの場合におけるスピー
カの音量比を、ボリュームVR2に運転者及び助手席搭
乗者が同時に搭乗した場合におけるスピーカ音量比をそ
れぞれ予め設定しておく。尚、可変ボリュームVRは従
来と同様な方法でスピーカ音量比をマニュアルで調整す
る場合に用いられる(ただし、操作部材B1、B2は操
作せず実線位置に位置させておく)。
更に、特性選択部13は操作部材B1の操作に連動する
スイッチSWI 1.SWI 2.SWI 2゜5W1
4と、操作部材B2の操作に連動するスイッチSW21
.SW22で構成する。
搭乗者に応じて着座席特定部1)の操作部材B1、B2
を操作すれば(実線位置から点線位置へスライドすれば
)、特性選択部13において操作された部材Bl、B2
に対応するスイッチの可動接点の位置が実線位置から点
線位置にシフトし、操作部材の操作状況(着座席状況)
に応じた伝送特性が選択される。
たとえば、運転者のみの場合には操作部材B1のみが点
線位置にスライドされるから、スイッチ5W1)〜5W
14の可動接点のみが点線位置にシフトし、この結果り
一チャンネルラインし、とR−チャンネルライン上9間
に可変ボリュームVRIが挿入され、スピーカFL、F
Rの音量比は該ボリュームVRIに予め設定しである音
量比となる。
一方、助手席搭乗者のみの場合には操作部材B2のみが
点線位置にスライドされるから、スイッチ5W21〜5
W22の可動接点のみが点線位置にシフトシ、この結果
り一チャンネルラインL とR−チャンネルラインLF
1間に可変ボリュームVR2が挿入され、スピーカFL
、FRの音量比は該ボリュームVR2に予め設定しであ
る音量比となる。
また、運転者と助手席搭乗者が同時に搭乗した場合には
操作部材Bl、B2が共に点線位置にスライドされるか
ら、スイッチ5W1)〜5W14.5W21〜5W22
の可動接点が点線位置にシフトシ、この結果り一チャン
ネルラインL とR−チャンネルラインLF1間に可変
ボリュームVR2が挿入され、スピーカFL、FRの音
量比は該ボリュームVROに予め設定しである音量比と
なる。
以上から予め可変ボリュームVRO〜VR2とインピー
ダンス素子’PL’ ”PRとの利得調整回路で搭乗者
の着座状況に合わせてスピーカFL、FRからの音量を
調整しておけば搭乗者の着座状況に応じて操作部材Bl
、B2を選択操作するだけで適切な音場や容易に作り得
ろ。又、従来通りに一々バランス調整をしたい場合に(
f操作部材Bl。
B2を操作せず実線位置に位置させておけば、L−チャ
ンネル及びR−チャンネルライン間にボリュームVRが
挿入されるから該ボリュームを操作して従来と同様なマ
ニュアルによるバランス調整を行う。 第3図はスピー
カを2gとし、かつ搭乗者を運転者と助手席搭乗者の2
名とした場合の本発明の別の実施例を示す車載用音響機
器の要部ブロック図であり、第1図と同一部分には同一
符号を付している。
1)は操作部材Bl、B2を備えた着座席特定部、12
は多数の伝送特性を記憶するメモリMEと、L−チャン
ネルラインLL、R−チャンネルラインL□にそれぞれ
挿入された可変インピーダンス素子zFL’ ZFIQ
とで構成された特性可変部、13は着座席特定部から入
力される着座席信号SCに基づいてL−チャンネル及び
R−チャンネルの伝送特性をメモIJ M Eから選択
し、該伝送特性CL。
C9に基づいて可変インピーダンス素子ZFL、zFM
を制御しL−チャンネルとR−チャンネルの伝送特性を
変更する制御部(特性選択部)である。
搭乗者の搭乗状態に応じて操作部材Bl、B2を操作し
て着座席信号(SC)を着座席特定部1)から出力する
。特性選択部である制御部13は該着座席信号に基づい
て所定のし一チャンネル及びR−チャンネル伝送特性C
L、 C,をメモリMEから読み取り、該伝送特性信号
を可変インピーダンス素子zFL、 Z、、にそれぞれ
入力する。これにより、可変インピーダンス素子は伝送
特性を変化させ、L−チャンネル及びR−チャンネルの
オーディオ43号に該伝送特性を作用させると共に低周
波増幅器を介してスピーカFL、FRに入力し、車室内
の音場を予め設定しである音場とする。
尚、スイッチs、、 s、は操作部材Bl、B2を操作
しない状態において、従来と同様にマニュアルでバラン
ス調整するためのスイッチであや、押圧する毎にステッ
プ状にバランス調整が行われろ。
第4図はスピーカを4個とし、かつ搭乗者を運転者、助
手席搭乗者、後部座席左右の搭乗者の総計4名とした場
合の本発明の実施例を示す車載用音響機器の要部ブロッ
ク図である。
FLは前方左側に配設されたし一チャンネルスピーカ、
FRは前方右側に配設されたR−チャンネルスピーカ、
RLは後方左側に配設されたし一チャンネルスピーカ、
RRは後方右側に配設されたR−チャンネルスピーカ、
AM、、、 AM、L。
AM、、、 AMFll、Iはそれぞれ前後のし一チャ
ンネルラインL FL’ LFIL及び前後のR−チャ
ンネルラインLF、、 L、Pに挿入された低周波増幅
器、21は搭乗者が着座している座席を入力する着座席
特定部、22はは多数の伝送特性を記憶するメモリME
と、各チャンネルラインに挿入されたインピータンス素
子z、L、 z、、I、 z、L、 z、、とで構成す
した特性可変部、13は着座席特定部から入力される着
座席信号SCに基づいて各スピーカに入力するオーディ
オ信号の伝送特性CFL、CFl、l、C8L。
CをメモリMEから読み取り、該伝送特性に基づいて可
変インピーダンス素子Z、L、 Z、RI ZNLPz
RFlを制御し前後左右各チャンネルの伝送特性を変更
する制御部(特性選択部)である。
着座席特定部21は、運転席の近傍に各座席(運転席、
助手席、後部左座席、後部右座席)に対応してツマミ、
キーあるいは釦等の操作部材B1、B2.B3.B4を
配設して構成する。操作部材B1は運転者に対応し、操
作部材B2+よ助手席搭乗者に対応し、操作部材B3は
後部左側搭乗者に対応し、操作部材B4は後部右側搭乗
者に対応し、好ましくは第5図に示すように車の様子を
示す略図21a上に配列される。
搭乗者の搭乗状態に応じて操作部材81〜B4を操作し
て着座席信号SCを着座席特定部21から出力する。特
性選択部である制御部23は該着座席信号に基づいて所
定の前後左右各チャンネルの伝送特性CFL、CF1.
..C8L、CRFIをメモリMEから読み取り、該伝
送特性信号を可変インピーダンス素子zFL、ZFM、
ZFIL、zoニソレソレ入力する。これにより、可変
インピーダンス素子は各チャンネルの伝送特性を変化さ
せ、該伝送特性を作用された各チャンネルのオーディオ
43号は低周波増幅器AP、L、APFFl、AP、、
、Ap、、を介してスピーカFL、FR,RL、RRに
入力し、車室内の音場を予め設定しである音場とする。
第6図は搭乗者の着座席状況とスピーカ音量の対応関係
を模式的に示す図である。
(i)第6図(a)は搭乗者が運転者M1のみの場合で
あり、センクー位置CPが運転者位置となるように各ス
ピーカの音量比が決定され(S、L> S、、 >S、
L>5FR1) (iil第6図(b)は搭乗者が運転者M1と助手席搭
乗者M2の場合であり、センター位置CPがMlとM2
の中間位置に到来するように各スピーカの音量比が決定
され(5FIL = S−〉SFL = S” )、−
第6図(c)は搭乗者が運転者M1と後部右側座席搭乗
者M4の場合であり、センター位置CPがMlとM4を
通ろ軸上に到来するように音量比が決定され(SFL 
= 5FIL >5Flu = 5IIFI )、Gv
l第smtd+は搭乗者が運転者M1と後部左側座席搭
乗者M3の場合であり、センター位置CPがMlとM3
を結ぶ軸上に到来するように音量比が決定され(SFL
−8o>5FFI=S8L)、以下同様に各スピーカの
音量比が決定される。たとえば、第6図(hlに示すよ
うに全座席に着座している場合には全搭乗者の中心にセ
ンター位置CPが到来するように各スピーカの音量比が
決定されろ。そして、これらの音量比となるように予め
着座席状況に応じて伝送特性(音量特性)がメモ!JM
E (第4図)に記憶されろ。
以上は着座席特定部(1),21)を、運転席近傍に設
けた操作部材で構成し、着座状況を該操作部材から手動
で入力した場合であるが、着座状況をセンサを用いて自
動的に検出して着座席信号を発生することもできる。
第7図、第8図は搭乗者の着座により押圧されて作動す
るように圧力センサ14を各座席51〜S4に取り付け
た例である。尚、座席への取り付けは破損を防止する為
にシートカバーの裏側に配線しく第7図?nl参照)、
あるいはオプシヲンのシートカバー15(第8図参照)
の裏側で搭乗者の体重がほぼ加わる位置にセンサ14を
配設する。
この第7図、第8図のセンサによれば、搭乗者が任意の
座席に着座してもそれぞれの着座席信号が直ちに得られ
るので該センサ出力をもって特性可変部(12,22)
を制御して適正なセンター位置を自動的に常に得ること
ができる。尚、圧力センサに替えて単なるスイッチ(ゴ
ムスイッチを含む)でもよい。ただし微動に起因するチ
ャクリングにより誤動作しないように積分回路等を通し
て短時間の変動には不感とする配慮が必要である。
又、着座状況をセンサで得る別の方法としては第9図に
示すように各座席81〜S4の天井部に赤外線センサや
超音波センサ16を設けるように構成してもよい。
更に、センサとして第10図に示すように各座席に設け
られた安全ベルト17の作動を確認する為のベルトセン
サ18を用いてもよい。一般に安全ベルト:よ危険防止
の為に搭乗者は必ず締めるようになっており、車にはベ
ルトの装着確認の為のベルトセンサが設けられているも
のが多いから、このベルトセンサの作動に基づいて着座
席信号を得ろようにすれば特別なセンサを設ける必要が
ない。又、座席に搭乗者確認センサとして圧力センサを
設け、更にベルトの装着を′fIM認するベルトセンサ
を設け、これら2つのセンサのアンドによりベルトの装
着を搭乗者に促すシステムにおいては、この場合には座
席に設けられた圧力センサから着座席信号を得ればよい
尚、センサにより自動的に着座席イ=号を得る場合には
、第1)図に示すように確認のためにセンサ信号に基づ
いて搭乗者の座席位置を表示する表示装置19を運転席
近傍(たとえばダツシュボード)に設けるとよい。尚、
表示装置19は車両を示す略図19mと、搭乗者を示す
指標(たとえばランプ)19bと、各センサ14からの
着座席信号SCに基づいて対応する指標を点燈するドラ
イバ回路19cで構成されている。
以上図面に従って詳細に説明したが本発明は実施例に限
定されろものではない。
たとえば、以上ではステレオに適用した場合について説
明したが、ラジオ等のモノラル信号に対しても本発明を
適用できるものである。
又、スピーカからの輻射前は搭乗者の衣服等により高域
が吸収されろ傾向があるので搭乗者数が増加するにつれ
高音域を増強するように伝送特性を特性可変手段に設定
、記憶するように構成することもできろ。すなわち、メ
モリに記憶する伝送特性データとして音量データに加丸
て高域増強を指示するデータを含ませて記憶する。
更に、前席のみに搭乗者がある場合、前方よりの音は主
に高域音、後方よりの音は低域前とそれぞれ異なる伝送
特性をもたす事があるが、かかる点を考慮して特性可変
手段に設定記憶するように構成できろことは言うまでも
ない。
更に、特性可変手段やメモリで構成する場合には、予め
各伝送路(前後左右の各チャンネル)の伝送特性データ
(音量、高域増強指示データ)を予め固定情報としてR
OMに記憶させておいてもよく、あるいは使用者が予め
1つ1つ伝送特性を調整してRAMに記憶するように構
成してもよい。
たt!シ、この場合には車の電源を切断してもデータが
消失しないようにバックアシプ電源をメモリに与えてお
(必要がある。
又、以上では2人乗り、及び4人乗り車に適用した場合
であるが本発明は5人乗り、6人乗りの車にも適用でき
るものである。たとえば、5人乗りの宣で5人全員が乗
る場合は、第6図(hlのM3とM4の間にM5として
着座することになるが、特にこの為に(M5用に)操作
部材あるいはセンサを設ける必要はなく、スピーカによ
るセンクー位置CPも第6図(h)の状況で問題はない
。更に6人用の車に6人全員が乗る場合にはMlとM2
との間にM6として着座することになるが、音場′は第
6図(hlの状況で良く、あらためて操作部材゛あるい
Zよセンサを設けろ必要はない。
〈発明の効果〉 以上本発明によれば、搭乗者の着座席状況に基づいて自
動的に各チャンネルの伝送特性を設定できるから、運転
者を煩わすことなく常に画一的な最良の音場形成ができ
る。そして、センサにより着座席状況を検出する場合に
は何もせずとも、全て自動的に搭乗者の着座状況に応じ
た理想的な音場が車室内に形成される。
更に、本発明によれば運転者は音場形成に煩わされない
から会話が途切れたり、運転がおろそかになって危険が
生じることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はスピーカを2個とし、かつ搭乗者を運転者と助
手席搭乗者の2名とした場合の本発明の実施例を示す車
載用音響機器の要部ブロック図、第2図は着座席特定手
段の説明図、 第3図はスピーカを2個とし、かつ搭乗者を運転者と助
手席搭乗者の2名とした場合の本発明の別の実施例を示
す車載用音響機器の要部ブロック図、 第4図はスピーカを4個とし、かつ搭乗者を4名とした
場合の本発明の実施例を示すJjL載用音用音響機器部
ブロック図、 第5図は第4図に用いられる着座席特定手段の説明図、 第6図は着座席状況とスピーカ音量比の関係図、第7図
及び第8図は着座席特定部として使用可能な圧力センサ
の配設図、 第9図はM座席特定部として使用可能な赤外線センサの
配設図、 第10図は着座席特定部として使用可能な安全ベルト′
vi認センサの説明図、′ 第1)図は着座席状況表示装置の説明図、第12図乃至
第14図は2スピーカ、2人乗りの場合におけろ従来の
音量調整説明図、第15図乃至第20図は4スピーカ、
4人乗やの場合におけろ従来の音量調整説明図である。 1)・・着座席特定部、 12・・特性可変部、 13・・特性選択部 FL・・前方左側に配設されたスピーカ、FR・・前方
右側に配設されたスピーカ、Bl、B2・・操作部材、 VRO〜VR2・・スピーカの音量比設定用の可変ボリ
ューム、 S W i j ・・スイッチ 特許出願人        アルパイレ株式会社代理人
          弁理士 齋藤千幹第2図 第3図 第4図 第7図 第9図 第8図 第18図    第19図 第20図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車室内に分散配設された複数のスピーカと、搭乗
    者が着座した座席位置を指定する着座席特定手段と、 あらかじめオーディオ信号に対して、複数の伝送特性が
    設定された特性可変手段を有し、 前記着座席特定手段により特性可変手段をして所定の伝
    送特性をオーディオ信号に作用させてスピーカに入力し
    、 車室内の音場を変化せしめることを特徴とする車載用音
    響機器。
  2. (2)前記伝送特性は音量特性であることを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)項記載の車載用音響機器。
  3. (3)前記伝送特性は周波数特性であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載の車載用音響機器。
  4. (4)前記着座席特定手段は、運転席の近傍に、各座席
    に対応して設けられたスイッチ素子であることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項または第(2)項または
    第(3)項記載の車載用音響機器。
  5. (5)前記着座席特定手段は、着座を検出する搭乗確認
    センサであることを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項または第(2)項または第(3)項記載の車載用音響
    機器。
  6. (6)前記搭乗確認センサは圧力センサであることを特
    徴とする特許請求の範囲第(5)項記載の車載用音響機
    器。
  7. (7)前記搭乗確認センサは安全ベルトの装着を検出す
    るセンサであることを特徴とする特許請求の範囲第(5
    )項記載の車載用音響機器。
  8. (8)前記着座席特定手段により指示された着座席を表
    示する表示部を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の車載用音響機器。
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