JPS622911B2 - - Google Patents
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- JPS622911B2 JPS622911B2 JP7924582A JP7924582A JPS622911B2 JP S622911 B2 JPS622911 B2 JP S622911B2 JP 7924582 A JP7924582 A JP 7924582A JP 7924582 A JP7924582 A JP 7924582A JP S622911 B2 JPS622911 B2 JP S622911B2
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- slope
- welding
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- circuit
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- Expired
Links
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K11/00—Resistance welding; Severing by resistance heating
- B23K11/24—Electric supply or control circuits therefor
- B23K11/25—Monitoring devices
- B23K11/252—Monitoring devices using digital means
- B23K11/256—Monitoring devices using digital means the measured parameter being the inter-electrode electrical resistance
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Resistance Welding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ジンクロメタル等絶縁性被膜を有す
る鋼板の抵抗スポツト溶接に有効な溶接方法とそ
の通電制御装置に関する。
る鋼板の抵抗スポツト溶接に有効な溶接方法とそ
の通電制御装置に関する。
最近、自動車のボデイ等にジンクロメタルが多
用されている。一般にジンクロメタル等絶縁性被
膜を有する鋼板のスポツト溶接は、溶接電流の初
期値及びその電流上昇率が微妙であり、多くは溶
接通電期間の初期に電極チツプ間に爆飛が発生
し、被溶接材の表面を損傷したり、チツプ先端が
溶触炭化したりして、この種の溶接作業は一段と
困難を極めている。
用されている。一般にジンクロメタル等絶縁性被
膜を有する鋼板のスポツト溶接は、溶接電流の初
期値及びその電流上昇率が微妙であり、多くは溶
接通電期間の初期に電極チツプ間に爆飛が発生
し、被溶接材の表面を損傷したり、チツプ先端が
溶触炭化したりして、この種の溶接作業は一段と
困難を極めている。
すなわち、この種鋼板の溶接の場合は、今まで
は、通常の溶接電流を徐々に増加させようとし
て、いわゆる通常のアツプスロープ時間をたとえ
ば10サイクルから20サイクルに長くしたり、ある
いは2回通電式タイマの1回目の電流をできるだ
け小さくしたりして溶接通電を行なつていた。
は、通常の溶接電流を徐々に増加させようとし
て、いわゆる通常のアツプスロープ時間をたとえ
ば10サイクルから20サイクルに長くしたり、ある
いは2回通電式タイマの1回目の電流をできるだ
け小さくしたりして溶接通電を行なつていた。
しかし、通電の極く初期段階においては絶縁性
被膜によつて電流が流れにくく、無理野理に電流
を流そうとすれば、この状態で絶縁被膜が破壊さ
れ、いきなり大きな電流が流れることになる。そ
の結果、高い接触抵抗と相俟つて被溶接材は局部
的に過熱され瞬間ではあるが一種の爆発状態とな
り、電極チツプ先端や被溶接材表面は溶け散り、
溶接品質は勿論、溶接作業上にも大きな支障を来
すことになる。
被膜によつて電流が流れにくく、無理野理に電流
を流そうとすれば、この状態で絶縁被膜が破壊さ
れ、いきなり大きな電流が流れることになる。そ
の結果、高い接触抵抗と相俟つて被溶接材は局部
的に過熱され瞬間ではあるが一種の爆発状態とな
り、電極チツプ先端や被溶接材表面は溶け散り、
溶接品質は勿論、溶接作業上にも大きな支障を来
すことになる。
本発明は、ジンクロメタル等うすい絶縁性被膜
を有する鋼板のスポツト溶接時の通電初期段階に
おいて、まず第1アツプスロープ制御によつて小
さな立上り電流を低い上昇率で徐々に増加させて
絶縁性被膜の破壊電流値を最小限に押えながら、
溶接電流の微小通路の分布を均一化し、徐々に加
熱・溶融せしめ、更に第2アツプスロープ制御に
おいてやや急激な傾斜角度の上昇率でスロープア
ツプさせた電流を流すことによつて溶接通電時間
の短縮を図り、次の後期通電時においてはナゲツ
ト生成に必要な一定値の溶接電流を通電すること
によつて、叙上の欠点を解決するものである。以
下、本発明の方法にかかる装置の一例を図面に基
づいて説明する。
を有する鋼板のスポツト溶接時の通電初期段階に
おいて、まず第1アツプスロープ制御によつて小
さな立上り電流を低い上昇率で徐々に増加させて
絶縁性被膜の破壊電流値を最小限に押えながら、
溶接電流の微小通路の分布を均一化し、徐々に加
熱・溶融せしめ、更に第2アツプスロープ制御に
おいてやや急激な傾斜角度の上昇率でスロープア
ツプさせた電流を流すことによつて溶接通電時間
の短縮を図り、次の後期通電時においてはナゲツ
ト生成に必要な一定値の溶接電流を通電すること
によつて、叙上の欠点を解決するものである。以
下、本発明の方法にかかる装置の一例を図面に基
づいて説明する。
第1図は本発明装置の電気ブロツク図を示し、
第2図は溶接電流の波形図を示す。
第2図は溶接電流の波形図を示す。
シーケンス制御器1よりの通電開始指令により
切替器2は初期通電の電流を選択し、第1アツプ
スロープ回路3からの信号を電流調節器4に伝達
する。この信号により交流電子スイツチ5は徐々
にその点弧位相を進めてゆき、それにともなつて
溶接トランス6の出力電流は徐々に増大してゆ
く。
切替器2は初期通電の電流を選択し、第1アツプ
スロープ回路3からの信号を電流調節器4に伝達
する。この信号により交流電子スイツチ5は徐々
にその点弧位相を進めてゆき、それにともなつて
溶接トランス6の出力電流は徐々に増大してゆ
く。
この第1アツプスロープ回路3により小さな初
期値と低い上昇率をもつた溶接電流が流れ、被溶
接材7の絶縁被膜は極めて小さな電流により徐々
に破壊され、電流の微小通路を作る。
期値と低い上昇率をもつた溶接電流が流れ、被溶
接材7の絶縁被膜は極めて小さな電流により徐々
に破壊され、電流の微小通路を作る。
第1アツプスロープの所定時間が経過すると、
切替器2により第2アツプスロープ回路8に切替
えられる。この第2アツプスロープ回路8は第1
アツプスロープの切替時点の電流を初期値とし、
やゝ急激な傾斜角度の電流上昇率のもとに電流を
後期通電電流値まで急速に増加させる。溶接上又
は爆飛等の有害な現象を防止する上からは、第1
アツプスロープ電流をそのまま延長した方がよい
のであるが、それでは通電時間が長くかかるの
で、これを第2アツプスロープ制御によつて電流
のスロープアツプを速め、通電時間の短縮を可能
とする。
切替器2により第2アツプスロープ回路8に切替
えられる。この第2アツプスロープ回路8は第1
アツプスロープの切替時点の電流を初期値とし、
やゝ急激な傾斜角度の電流上昇率のもとに電流を
後期通電電流値まで急速に増加させる。溶接上又
は爆飛等の有害な現象を防止する上からは、第1
アツプスロープ電流をそのまま延長した方がよい
のであるが、それでは通電時間が長くかかるの
で、これを第2アツプスロープ制御によつて電流
のスロープアツプを速め、通電時間の短縮を可能
とする。
この2段アツプスロープ制御による初期通電が
完了すると、切替器2は自動的に後期通電に切替
わり、ナゲツト生成に必要な一定値の溶接電流が
流れる。
完了すると、切替器2は自動的に後期通電に切替
わり、ナゲツト生成に必要な一定値の溶接電流が
流れる。
第2図は、2段アツプスロープ制御による電流
波形の一例であつて、初期通電期間の第一段階で
は、立上りの小さい小電流が上昇率の低い第1ア
ツプスロープで一定期間通電され、第二段階では
スムースに切替わる第2アツプスロープによつて
急激な上昇率をもつ電流波形となり、後期通電期
間中は、一定な電流で通電される。
波形の一例であつて、初期通電期間の第一段階で
は、立上りの小さい小電流が上昇率の低い第1ア
ツプスロープで一定期間通電され、第二段階では
スムースに切替わる第2アツプスロープによつて
急激な上昇率をもつ電流波形となり、後期通電期
間中は、一定な電流で通電される。
以上、本発明によれば、ジンクロメタル等絶縁
性被膜を有する鋼板をスポツト溶接する場合に、
ゆつくりした第1アツプスロープ電流とスムース
に切替られる上昇率の高い第2アツプスロープ電
流とによつて被溶接材は爆飛等有害な現象を発生
することなく、しかも短かい通電時間で所定のス
ポツト溶接を行なうことができるから、溶接品質
の安定化はもとより作業タクトの短縮を実現し得
ることができる。
性被膜を有する鋼板をスポツト溶接する場合に、
ゆつくりした第1アツプスロープ電流とスムース
に切替られる上昇率の高い第2アツプスロープ電
流とによつて被溶接材は爆飛等有害な現象を発生
することなく、しかも短かい通電時間で所定のス
ポツト溶接を行なうことができるから、溶接品質
の安定化はもとより作業タクトの短縮を実現し得
ることができる。
第1図は本発明の方法を実施するための電気ブ
ロツク図の一例を示し、第2図は、溶接電流波形
を示すグラフ。 1…シーケンス制御器、2…切替器、3…第1
アツプスロープ回路、4…電流調節器、5…交流
電子スイツチ、6…溶接トランス、8…第2アツ
プスロープ回路。
ロツク図の一例を示し、第2図は、溶接電流波形
を示すグラフ。 1…シーケンス制御器、2…切替器、3…第1
アツプスロープ回路、4…電流調節器、5…交流
電子スイツチ、6…溶接トランス、8…第2アツ
プスロープ回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 抵抗スポツト溶接において、初期通電の第一
段階は、上昇率の低い小さな電流を、そして第二
段階ではこれより上昇率の高い大きな電流を流し
て、後期通電電流値までのアツプスロープ制御を
段階的に行なうようにしたことを特徴とする抵抗
スポツト溶接方法。 2 溶接トランスの入力側に設置された交流電子
スイツチにおける導通開始位相を制御することに
より溶接トランスの出力電流を制御する溶接通電
装置において、溶接トランスの出力電流を低い上
昇率で徐々に一定期間増加させる第1アツプスロ
ープ回路と、この第1アツプスロープ回路により
制御された電流をさらに高い上昇率で任意期間増
加させる第2アツプスロープ回路と、これら第1
及び第2アツプスロープ回路に接続され、シーケ
ンス制御器にしたがつて上記二つのスロープ回路
を所定の時期に切替える切替え回路とを有し、ス
ポツト溶接時の初期通電期間中に第1アツプスロ
ープ回路と第2アツプスロープ回路との切替によ
つて2段アツプスロープ制御を行なうごとく構成
した抵抗スポツト溶接における溶接通電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7924582A JPS58196184A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 抵抗スポツト溶接方法及び溶接通電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7924582A JPS58196184A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 抵抗スポツト溶接方法及び溶接通電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58196184A JPS58196184A (ja) | 1983-11-15 |
JPS622911B2 true JPS622911B2 (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=13684468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7924582A Granted JPS58196184A (ja) | 1982-05-13 | 1982-05-13 | 抵抗スポツト溶接方法及び溶接通電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58196184A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61159290A (ja) * | 1984-12-29 | 1986-07-18 | Honda Motor Co Ltd | 直流抵抗溶接機の制御回路 |
-
1982
- 1982-05-13 JP JP7924582A patent/JPS58196184A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58196184A (ja) | 1983-11-15 |
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