JPS62290816A - 転炉排ガスブロワ−運転制御法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （産業上の利用分野） 本発明は転炉・非吹錬時における転炉排ガスブロワ−の
運転制御法に関するものである。

（従来の技術） 従来方法では例えば特公昭５６−２５２４９号公報〔転
炉排ガス処理方法〕で吹錬中にフード内ガス圧を検出し
内圧が一定になる如くダンパーの開度制御を行い更に送
風機のサージング領域に入らないように駆動用モーター
回転制御を行い非吹錬時に於いては送風機を停止させる
方法が報告されている。

（発明が解決しようとする問題点） 転炉吹錬においては、純酸素を吹き込むことで２０十０
２→２ＣＯの化学反応によυ高濃度の可燃■ガスを含む
排ガスが多量に発生する。又鋼浴成分、温度調整等のた
め大量に使用される副原料（例えば生石灰、鉄鉱石、ホ
タル石等）の投入時にも同様に多量の排ガスが発生する
。この発生した排、５−スは従来方法に於いては転炉炉
ロフード内ガス圧力を一定に保つガス圧制御法または発
生排ガス量を予測してそれに見合う排ガス吸引を行う排
ガス予測制御法等で排ガス処理制御を施している。また
非操業時に於いては排ガスブロワーを停止させ電力の削
減を行っている。又、従来実施されている別の態様とし
て非吹錬時に於いては、環境のダスト排除のためブロワ
−回転数及びダンパー開度一定で、ｓるため排ガスブロ
ワーの無駄な電力消費が生じており製鋼工程における製
鋼製造コストの悪化要因となっている。また、先に報告
のあった特公昭５６−２５２４９号公報〔転炉排ガス処
理方法〕で非吹錬中においては排ガスブロワーを停止し
て使用電力の削減を行う方法が報告されているが従来法
によると省電力の面では有利であるが転ｆ非吹錬時（排
滓、測温、サンプリング出鋼時等〕には高熱の溶鋼より
微細な金属酸化物７レームが発生、また転炉排ガス処理
設備においては排ガス放散塔との高度差及び大気との比
重差による煙突通風が発生しているため熱上昇気流とと
もに金属酸化物フーームを含む排ガスが放出虚実より放
出され大気の環境汚染を引き起すため、適応されていな
いのが現状であり、第２図の現状の操業説明図にこれら
の運転方法を図示した。

（問題点を解決するための手段） 本発明は以上述べたような従来法の難点を有利に改善し
たものであう転炉の非吹錬時に発生する排ガス量に応じ
て排ガスブロワー回転数及びダン・母−開度の組合せ制
御することを特徴とする転炉排ガスブロワ−運転制御法
であり次に本発明を詳述する。第２図の現状の操業説明
図で示す如く、非吹錬時に於いては発生ガスが微量とな
る。したがって余塵機能力を満足できる範囲であれば排
ガス吸引量を削減させる事は可能である。また、プロワ
−の特性として風量（Ｑ）、圧力（Ｈ）、回転数（Ｎ）
、４１１効力（Ｐ）の間に次のような関係がある。Ｑｏ
ｃＮ、ＨｏｃＮ　　、ｐｃｘ：ＱＨｘＮすなわち、軸動
力は回転数の３乗に比例して変化するので風量、圧力が
問題にならない場合には減速する事によって大きな１力
削減が可能となる。この様な観点から本発明をなしたも
のである。

（作用） 以下、本発明の装置例を挙げて説明する。

第１図は本発明を実施する装置例を示すものであり、転
炉１に溶銑２の装入１行い、ランス３を転炉１に降下さ
せる時のランス降下信号を制御層ｆ５に伝達し、該制御
装置５はプロワ−速度可変装置１２にプロワ−１１０増
速指示を行い、プロワ−１１の回転数増速を（例えば１
７８０ｒｐｍ迄）行い吹錬を行う吹錬中に２いては従来
法と同様に転炉１上部のフード内圧を圧力検出４にて検
出しその値を常時制御装置５へ伝達しており該制御装置
５はフード内圧（ガス発生量）に応じて排ガス除塵機６
に設けたダン・４−７にダン・ぐ−開度を指示しダンパ
ー駆動装置８にてダンパー開度制御をｃｉｏ〜５０％〕
開の範囲で行う、吹錬が終了すると同時にランス３を転
炉１の炉外に上昇させるがこのランス上昇信号を制御装
置５に伝達し、該制御装置５はプロワ−速度可変装置１
２に減速信号を指示予め発生排ガス量及び調査把迩して
おいた除塵機能を満足させる必要最小限位置（７００〜
１２００ｒｐｍ）迄回転数を低下させ且発生排ガスを除
塵する為ダン・ぞ−人口圧力指示値９とダン・ｆ−出口
圧力指示値１０の差圧を除塵最適値（−８００％Ｈ２０
）迄上昇させるため、該制御装置５はダン・母−７に予
め設定したダン・ぐ−開度（１０％開）を指示しダンパ
ー１駆動装置８にてダン・９−開度制御を行い排滓終了
信号にて制御装置Ｉｔ５から速度可変装置１２を介して
プロワ−１１の」動用モーターを停止する。

以上の制御で非吹錬時の排ガスブロワーの負荷軽減が可
能となる。尚プロワー駆勅用モーターの回転数制御方法
としては例えば２次抵抗方式、セルピクス方式、−次電
圧周波数方式等を採ることができる。

（実施例） 次に本発明方法の実施例を挙げる。

実施例 １７０を転炉において本発明方法を実施、Ｎ数１００Ｃ
Ｈ平均値実積、回転制御方式は２次抵抗方式全使用した
。

操業条ｆ！＋：装入鉄計１６９．１　ｔ／ＣＨ１溶銑配
合率９５．６％ 操業時間：製鋼時間３６分／ＣＨ１吹錬時間１７．２分
／１ｌ−１操業結果：良塊量１５１．９　ｔ／ＣＨ、プ
ロワ−使用心力６６９　ｋＷ　Ｈ／ＣＨ結果は上記のＡ
υ下記の比較材に比べて３．１に＃／ｌのプロワ−使用
成力原単位の削減？する事が出来た。又、徘ガス含塵１
度はＯ，ｌ　〃へ以下を確保できた。

比較例 １７０を転炉において、本発明方法の実施に：らないで
操業を実施、Ｎ数１２０ＣＨ平均値で比較を行う。

操業条件：装入鉄計１７０．４　ｔ／ＣＨ１溶銑配合率
９６．０％ 操業時間二製鋼時間３６．３分／ＣＨ 吹錬時間１７．４分／ＣＨ 操業結果：良塊ｉｔｌ　５４．２　ｔ／Ｃ’Ｈプロワ−
使用電力１１５７　ｋＷＨ／ＣＪ（結果は上記の通υ対
策実施例に比べて高位のプロワ−電力値を示した。これ
らの実施例により非吹錬時にブロワ−回転数とダン・！
−の組合せ制御全行う事でプロワ−負荷軽減効果が得ら
れる事が確認できた。

（発明の効果） 本発明の対策を実施する事で排ガスブロワーの無駄な電
力消費を削減し製鋼製造コストを削減させる事ができた
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施するための装置例を示す説明図、
第２図（ａ）　、　（ｂ）　、　（ｅ）は現状の操業経
過時間とダン・ｆ−開度プロワ−回転数、ブロワ−消費
電力の関係を示す図、第３図（ａ）　ｌ　（ｂ）　、　
（ｅ）は本発明実施の説明図である。 １：転炉　　　　　　　２：溶鋼 ３：ランス設備　　　　４：炉内ガス圧検出器５：制御
装置　　　　　６：除塵設備 ７：ダンノ＃−８：ダン／９−１駆動装置９：ダン・母
−人口圧力検出器 ｌＯ：ダン・イー出口圧力検出器 １１：排ガスブロワー１２：速度可変制御装置１３：切
替ダン・ぐ−　　１４：排ガス放散塔１５：ガス回収ダ
クト 新　　部　　興　　「°！ １１：、−ｔＪ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 転炉の非吹錬時に発生する排ガス量に応じて排ガスブロ
   ワー回転数及びダンパー開度の組合せ制御することを特
   徴とする、転炉排ガスブロワー運転制御法。