JPS62290561A

JPS62290561A - カラ−プリンタ

Info

Publication number: JPS62290561A
Application number: JP61135439A
Authority: JP
Inventors: Shigemi Misono; 御園　成美; Jun Ueda; 洵上田; Tomofumi Torii; 鳥居　奉文; Keiichi Ishiyama; 石山　圭一; Kazuto Shikino; 色野　一人; Toshiharu Aoyanagi; 青柳　利晴
Original assignee: Seiko Instruments Inc
Current assignee: Seiko Instruments Inc
Priority date: 1986-06-10
Filing date: 1986-06-10
Publication date: 1987-12-17
Also published as: US4796036A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明（技術分野）本発明は、色分解信号に対応してカラー画像を現出する
カラープリンタに関する。

（従来技術）ＣＡＤ／ＣＡＭシステムの表示画面に写し出されたカラ
ー画像のハードコピー化には、熱転写プリンタやインク
ジェットプリンタが使用されているが、印刷に要する時
間が長いばかりでなく、１ドツト当り１色しか表わすこ
とかできす、１画素の面積が必然的に大きくなる茫め印
刷された画像が粗いという問題があった。

本出願人はこのような問題を解決するため、特定エネル
キービームに感応して三原色を各々発色する発色前駆物
質をマイクロカプセル化してシート状坦体に均一に塗布
してなる画像シートを用い、このシートの表面を画像信
号で変調したエネルキービームで走査してカラー画像を
現出させるカラープリンタを提案した。

この装置によれば、画素をマイクロカプセルと同等のサ
イズで現出させることか可能となるため、極めで高い解
像度によりカラー画像を印刷することが可能となる。

しかしなから、ニネルキー領域の異なる３種類のど−ム
による面走査を必要とするため、定歪光字系か複雑化す
るばかりでなく、一画面の印刷に長時間を要するという
不都合かあった。

（目的）本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって
、その目的とするところは、画像シートへのエネルギー
ビームの走査を不要にして露光光学系の簡素化と、印刷
速度の高速化を図ることかできる新規なカラープリンタ
を提供することにある。

そこで、ます本発明の原理について説明する。

第８図（イ）は、本発明に使用する画像シートの構成を
示す模式図であって、図中符号Ａ１、Ａ２　、Ａ３は、
それぞれシアン、マセンタ及びイエローを呈色するマイ
クロカプセルで、シアン、マセンタ及びイエローを呈色
する発色前駆物質ａ１、ａｙ　、ａ３と、各色の発色前
駆物質毎に具なる波長λ１、λコ、Ａ３の電磁波ビーム
（第９図）、例えば光ビームにより感応して粘度等を変
化して発色前駆物質を不動化する感応組成物ｂ＞　、ｂ
２、ｂ３そゼラチン等の薄膜Ｃにより囲繞してマイクロ
カプセル化されていて、坦体をなすシートＢの表面に均
一にコーティングして画像シートＧとして構成されてい
る。

同図（ロ）は、前述の画像シートＧと間通して使用され
る現像シートＪで、表面に発色前駆物質ａ１　、ａ２、
ａ３と反応して発色する現像物置Ｅを、坦体となるシー
トＦの表面にコーティングして構成されている。

ところで、前述した画像シートＧに、マイクロ。

カプセル内の感応組成物ｂＬ、ｂ２、ｂ３か感応する波
長の光を当てで露光すると、カプセルＡ１、Ａ２　、Ａ
３内の感応組成物ｂ□、ｂｚ、ｂ３の粘度か変化する。

この感光した画像シートＧを現像シートＪと一体にして
圧力をかけてマイクロカプセルＡＬ、Ａ２　、Ａ：ｌを
破壊すると、光感応を受けたカプセルと未感応のカプセ
ルから流出する発色前駆剤の量に差異が生じ、現像シー
トＪには露光波長λ□、Ａ２、Ａ３に相関する色彩か現
出されて露光時のパターンに一敗したカラーパターンが
現出することになる（特開昭５８−８８７３９号公報参
照）。

第１図は本発明の一実施例を示すものであって、図中符
号Ｇは、前述の画像シートで、ガイドローラ２と現像ロ
ーラ３の間にマイクロカプセルを投射レンズ１０側にし
て張設されて受光領域Ｋを形成するとともに、現像ロー
ラ３において現像シートＪと一体にされて加圧するよう
に配設されている。

４は、画像投影装３て、後述する投影管５の入射側には
画像シートＧのマイクロカブでルハ１、Ａ２、Ａ３か感
応する波長λ１、入２、Ａ３、及び書込み励起波長λ４
のスペクトルを含む光源６と、第２図に示したように円
板７ａに穿設された窓に波長λ４そ透過するフィルタ材
７ｂ、７ｂ、７ｂを挟むよう１こ；反長入１、入２、入
コの各フィルタ材７Ｃ１７ｄ、７ｅ％配設してなるバン
ドパスフィルタ板７、及び偏光子８そ配設し、また投射
側には検光子９と投射レンズ］Ｏを配設して構成されて
いる。

４は、前述の投影管で、透光在材料により前面と後面に
窓５０ａ、５０ｂ７ｊ形成した真室容器５０内に、水素
、ヘリウム、アルゴンもしくはアルゴンに璽素を混合し
たものを封入し、フェイスプレートをなす前面側の窓５
０ａには第３図に示したように透光笠電極層５１そ形成
し、ここにＰＬＺＴのような電界強度に比例して複屈折
性を変化する透明強誘電惟セラミックスからなる画像記
録層５２そ形成するとともに、この画像記録層５２の表
面を電子ビームで走査する電子銃５３を配設して構成さ
れでいる。

再び第１図に戻って、］］は、書込制御回路で、図示し
ないホスト装Ｍからの色分解信号に基ついて電子ビーム
の走査位画と、その強度を制御するように構成されてい
る。］２は、波長選択回路で、書込み開始時に励起用波
長λ４のフィルタ材７ｂを、露光時に色分解信号対応し
た波長のフィルタ材７Ｃ〜７ｅの１つ選択するように構
成されている。なお、図中符号］３はヒートローラを、
５４は、画像記録層の外周に配設したコレクタリングを
、また５５は消去用電子を供給する電子銃をそれぞれ示
す。

この実施例において、波長選択回路１２によりフィルタ
材７ｂを選択して画像記録層５２に近紫外光を照射した
状態で、ホスト装置からの色分解信号、例えば、シアン
の色分解信号を入力すると、画像記録層５２は、色分解
信号で変調された電子ビームの走査を受けて、色分解信
号に対応した電荷密度により電荷パターンを１込まれ、
色分解信号に対応した複屈折度を持つ、この書込み工程
中、画像シートＧは、光源６からの近紫外光の波長λ４
の照！ｌ受けることになるが、カプセルＡｌ、Ａ２　、
Ａ３はこれらの波長領域に感度を持たないため、露光さ
れでしまうようなことはない。

このようにして、画像記録部５２への書込みか終了する
と、波長選択回路１２は、フィルタ７を切り換えて画像
シートＧのシアン感応波長入、の光を投影管５に照射す
る。シアン感応波長λ４の光は、投影管５の前後に配設
された偏光子８、検光子９、及び画像記録面５２による
ライト・バルブ作用を受け、この原色が表わすべきパタ
ーン光となる。検光子９から出た光は、投射レンズ１゜
を介して画像シートＧのマイクロカプセルＡ１、Ａ２、
Ａ３の内、このスペクトル光に感応するシアンのマイク
ロカプセルＡまたけそ光量に対応させて硬化させる。

シアン色の露光が終了した時点で、パターン蓄積管にお
ける通常の消去手法、例えば消去用電子銃５５そ作動さ
せ゛て画像記録層５２の表面電荷そコレクタリングに放
電させて記録層５２の複屈折度を元の状態に戻す、消去
を終えた段階で、波長選択回路１２は、バンドパスフィ
ルタ７を回動させて画像記録層５２に近紫外光を照射し
つつ、第２の原色、例えばマゼンダの色分解信号による
書込みを実行する。１込み終了後、波長選択回路１２は
、フィルタ材７ｄに切換えてマゼンダ感応波長λ２の光
を投影管５に照射させる。これにより、画像シートＧは
、前回の投影された画像パターンに重ね合わせられて、
画像記録部５２に書込まれているパターンの投影を受け
る。

第２原色のパターン投影終了後、上述と同様の工程によ
り第３原色のパターンを投影する。

このようにして３原色の潜像を画像シートＧに形成し終
えた時点で、現像ローラ３において現像シートＪと重ね
合わせながら両者に圧力を作用させる。

このとき、画像シートＧ上の各マイクロカプセルＡ＊　
、Ａ２　、Ａ３に封入されている光感応組成物ｔ）ｔ　
、ｂ２、’ｒ）＊が露光量に対応して硬化しているため
、露光量に対応してカプセルＡｓ　、Ａ２　、Ａ３内か
ら流出する発色前駆剤Ｆ３１、ａ２　、ａ３の量か異な
る。これにより、現像器ローラ３においで圧下された部
分の画像シートＧからは、露光量に相応した量の発色前
駆剤ａ１　、ａ２、ａ３か現像シートＨに侵み出す。

現像ローラ３７ｉ！出た画像シートＧは、巻取リールに
巻き取られ、また現像シートＪは、ヒートローラ１３に
より加熱を受けて画像シートＧから浸す出した発色前駆
剤ａ工、ａ２、ａつと現像剤Ｅとの反応を急速に進めて
画像信号に対応した色彩を呈し、入力された画像信号に
対応する色彩パターンを現出していく、言うまでもなく
、坦体８表面には３原色を呈色する多数のマイクロカプ
セルＡｒ　、Ａ２　、Ａ３がコーティングされているた
め、再現されたカラー画像は微小な３原色色素の集合と
して表現され、各原色か融和した状態で色彩か現出され
る。

第４図は、本発明の第２実施例を示すものであって、図
中符号２０は画像シートＧそ移送するドライブローラで
、紙送り制御回路２］からの信号により投影画像に合せ
て画像シートを移動させるものである。２２は、画像投
影装置で、前述の投影管５の入射側には画像シートＧか
感応する波長λ１、λフ、入３、及び書込み励起波長久
４のスペクトルを含む光源６、及び偏光子８そ配設し、
また投射側には横光子９と投射レンズ］Ｏそ配設すると
ともに、投影管５の前面には第５図に示しでように主走
査方向を３領ｔｉＣ，Ｍ、Ｙに分割して、各領域にマイ
クロカプセルＡ□、Ａ２、Ａ３か感応する波長λ１、Ａ
２、Ａ３たけを透過するフィルタ材２５．２６．２７そ
配設して構成されている。

この実施例においで、光源６そ作動させて投影管５の画
像記録部５２に波長λ１、Ａ２、Ａ３、及び書込みを励
起波長、Ａ４を照射した状態で、画像シートＧの移送方
向の上流に位雪する第１領域Ｃに、この領域が受は持つ
シアンの色分解信号による書込みを行なう０画像記録部
５２の第１領域Ｃに入射した光は、ここに書込まれたパ
ターンに対応する全ての波長のスペクトルλ１、Ａ２、
Ａ３を出射する。この光のスペクトルの内、波長λ１の
成分だけがフィルター材２５を通過して画像シートＧの
第１領域Ｉ、つまり投影管５の領域Ｃに対応する領域を
照射し、ここにシアンのパターンの潜像を形成する。

一方、画像記録ｇＢ５２の領域Ｍ、Ｙには色分解信号に
基づく電荷が供給されていないため、ここに入射した光
は、画像記録部５２、偏光子８、及び検光子９により阻
止され、画像シートＧを露光ざぜることはできない（第
６図イ）。

このよう（こして第１領域Ｉの書込みが終了すると、紙
送り制御回路２］は、第１領域工に対応する画像幅だけ
画像シートＧを移送方向下流側に移動古せて、画像シー
トＧの未露光部分を投影管５の領域Ｃに対向させる０画
像記録部５２表面の電荷を元の状態に戻して電荷パター
ンを消去した後、書込制御回路１１は、画像記録部５２
の領域Ｃに次のパターンに対応するシアンの色分解信号
を、また領域Ｍにマゼンタの色分解信号を１込む。書込
みにつれて、投影管５の領域Ｃからは新しい画像形成領
ｔｉ　１１に対応するシアンのパターンか、また投影管
５の領ｔ１Ｍからは前回露光された領域■に重ね合せる
ように投影管５の領域Ｍのパターンが投影される。言う
までもなく投影管５の領ｔｉＹには画像が書込まれてい
ないため、光の投射は行なわれない（同図口）。

第２回目の露光が終了すると、紙送り制御回路２１は、
領域Ｉに対応する画像幅だけ画像シートＧを移送して未
露光部分を領域Ｃに対【］させる。

画像記録部５２のパターンを消去して元の状態に戻した
後、書込制御回路］１は、投影管５の領域Ｃに次のパタ
ーンに対応するシアンの色分解信号を、また領域Ｍにマ
ゼンタの色分解信号を、ざらに領域Ｙにイエローの色分
解信号を書込む。これにより、投影管５の領Ｗｔ、Ｃか
らは新しい画像領域■にシアンのパターンか、また領ｔ
ＳＭからは前回形成された領域１１に重ね合せるように
マゼンタのパターンが、ざらに領域Ｙからは既にシアン
とマゼンタの潜像が形成されている領域工にイエローの
パターンか投影される。これにより、画像シートＧの領
域Ｉは、３原色の露光を受け、原画に対応する潜像か形
成される（ハ）。以下、このようにして現像シートＧの
投影領域をズラしながら色分解信号を畜込んでは、これ
を投影していく（ニ）、このようにしで、３原色のパタ
ーンの潜像形成の終了した部分は、現像ローラ３に送ら
れて現像シートＪと重ね合わせれて圧力を掛けられ、色
分解信号に対応する色彩パターンを現出していく。なお
、印刷すべき画像の′ｅ端部においては、印刷当初とは
逆に領域Ｃ，Ｍ、Ｙの順番に書込みを停止しで、印刷領
域全体が３原色の露光を受けるようにされる。

なお、この実施例においては、投影管の投射面を３分割
するようにしているが、３Ｎ（たたし、Ｎは自然数）の
領域に分割し、各領域にマイクロカプセルが感応する波
長の光だけを透過させるフィルタ材を設けても同様の作
用を奏する。

上述した実施例においては、画像記録部の走査後、書込
まれたパターンを直ちに投影するようにしているが、第
７図に示したように画像濃度の高い部分Ｄ３、Ｄ７・・
・・に対しては複数回に亘って色分解信号による走査を
実行することにより、画像記録部の複屈折度を大きく取
ることかできで、印刷画像の階調′ｉ、及びコントラス
トの向上を１図ることかできる。

また、上述した実施例においては、画像シートに圧力を
加えることによりマイクロカプセルを破壊しでいるか、
超音波振動子を取付けた振動片を力投して弾性撮動によ
つ破壊したつ、マイクロ波や熱線等を照射して熱的に破
壊しても同様の作用を奏する。

ざらに、上述の実施例においては、マイクロカプセルと
現像剤をそれぞれ別の坦体に塗布したもの壱例（こ採っ
て説明したか、画像シートに予め現像剤ヲ塗布したもの
、つ・まりマイクロカプセルと現像剤を同一シートに塗
布したものを使用しでも同様の作用を奏することは明ら
かである。

（効果）以上、説明したように本発明によれば、各色分解信号に
対応させて電子ビームにより光弁材に画像パターンを形
成し、この画像パターンを波長域の異なる光を用いて画
像シートに投影するようにしたので、 ■色分解信号から画像への変換時における走査速度の高
速化と、走査面積の縮小化により書込み時間を短縮して
印刷速度の向上を図ることかでき、■画像シートへの画
像情報の露光を投影により行なうため、各原色情報間の
位置合せの簡素化と、プリントサイズの変更を容易に行
なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す装置の構成図、第２
図は同上装置におけるフィルタの一実施例を示す平面図
、第３図は同上装置に使用する投影管の一実施例を示す
断面図、第４図は本発明の他の実施例を示す構成図、第
５図（イ）（ロ）は、同上装置におけるフィルタ材の配
列を示す斜視図と断面図、第６図、第５図袋室の動作を
示す説明図、第７図は書込み動作の他の実施例を示す説
明図、第８図は（イ）（ロ）は、それぞれ本発明に使用
する画像シートと現像シートの一例を示す断面図、及び
第９図は、画像シートの感応スペクトルを示す説明図で
ある。３・・・・現像ローラ　　　　　４・・・・画像投ａ３
装置５・・・・投影管　　　　　　　５２・・・・画像
記録部６・・・・光源７・・・・バンドパスフィルタ板８・・・・偏光子　　　　　　　９・・・・検光子１０
・・・・投影レンズ２５〜２７・・・・バンドパスフィルタ材Ｇ・・・・画
像シートＡｌ、Ａ２　、Ａ３・・・・マイクロカプセルＪ・・・
・現像シート　　　　　Ｅ・・・・現像剤出願人　セイ
コー電子工業株式会社代理人　弁理士　西　川　贋　治同　木村勝彦第２図第３図第５図（イ）０口）第６図（イ）　　　　　　　　　　　　　　　　　（ロ）（ハ第７図

Claims

【特許請求の範囲】

各色分解信号により変調された電子ビームにより画像画
像パターンを書込む光弁手段と、該光弁手段をそれぞれ
波長の異なるエネルギビームで受光領域に投影する手段
と、色彩の異なる発色前駆物質と特定波長ビームに感応
して発色前駆物質を不動化させる感応物質を封入したマ
イクロカプセルをコーティングしてなる画像シートを前
記受光領域に搬送する手段と、前記受光領域の下流側に
おいて前記画像シートのマイクロカプセルを破壊して発
色前駆物質を発色させる手段からなるカラープリンタ。