JPS62290332A - 小型電動機の中間コア付きコイルボビン - Google Patents

小型電動機の中間コア付きコイルボビン

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JPS62290332A
JPS62290332A JP13069386A JP13069386A JPS62290332A JP S62290332 A JPS62290332 A JP S62290332A JP 13069386 A JP13069386 A JP 13069386A JP 13069386 A JP13069386 A JP 13069386A JP S62290332 A JPS62290332 A JP S62290332A
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coil
core
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bobbin
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Akira Yoshida
昭 吉田
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宮沢 寛
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、コンデンサモータやステッピングモータ等に
適用可能な2屓モータに関するものであり、特に、コイ
ルを密閉した2層モータに関する。
(従来の技術) 例えば、洗濯機等に用いられる2層モータは、耐湿性が
要求されることから密閉性をよくする必要がある。そこ
で、2層モータにおいてコイルを密閉するための技術が
各種提案されている。
第5図はその一つで、コアlと、コイルボビン3と、コ
イル4でなるコイル組2を1層分ずつ形成し、樹脂8の
インサート成形により各コイル組2を密閉し、この密閉
構造のコイル組2を2屓分重ね合わせて2層モータを形
成するようになっている。
また、第6図に示されているように、コア11とコア1
2、コア13とコア14でなる二組のコア組を二段に重
ねて各コア組の内側にボビン15.16をインサート成
形し、各ボビン15.16にコイル17.18を巻回し
、各コイル17.18の外側に樹脂相19をインサート
成形により形成して各コイル17.18を密閉するよう
にしたものもある。
(発明が解決しようとする問題点) 第5図に示されているような従来例によれば、各層ごと
にボビンの成形、巻線及び封止を行っているため生産性
が悪く、単層コイルの場合の2倍の組立工数が必要にな
るという問題点がある。
また、第6図に示されている従来例によれば、封止樹脂
19と各コア及びボビンとの接続線が表面外周に何本も
出るため密閉性が悪く、さらに、各コア11.12.1
3.14を同時にインサート成形する必要があるため、
例えば、コア11をギヤボックス等の地板として、また
、コア14をケースとして兼用させることはできない。
本発明は、かかる従来の問題点を解消するためになされ
たもので、2層分のコイルボビンを一度に成形できるよ
うにすることにより生産性を向上させることができ、ま
た、密閉性に優れると共にコアをギヤボックス等の地板
やモータケース等として兼用させることが可能な2屓モ
ータを提供することを目的とする。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明は、内周部に極歯を有する中間コアを2層のコイ
ルボビンの重ね合わせ部に配置し、2層のコイルボビン
を互いに連結するように、かつ、中間コアの極歯に対し
間隔をあけて一体成形し、上記2層のコイルボビンには
コイルを巻回し、上記中間コアの極歯部を除(2層のコ
イルボビン全体を樹脂で封止したことを特徴とする。
(作用) 2層分のコイルボビンは、重ね合わせられた中間コアと
共に一体成形される。一体成形された2層分のコイルボ
ビンには、一度に2層分のコイルを巻回すことができる
。各コイルボビンは中間コアの極歯部を除いて樹脂で封
止されるため、密閉状態に保たれる。
(実施例) 以下、第1図乃至第4図を参照しながら本発明に係る2
層モータの実施例を説明する。
第1図、第3図及び第4図において、符号26は2層分
のコイルボビンであり、この2層分のコイルボビン26
の重ね合わせ部には二つの中間コア31が配置されてい
る。2層分のコイルボビン26は+H脂により成形され
るが、各中間コア31に形成された孔を通して成形され
ることにより、2層分のコイルボビン26と二つの中間
コア31が連結された形でインサート成形されている。
また、コイルボビン26は中間コア31の内周部の極歯
31aに対し所定の間隔をあけて成形される。コイルボ
ビン26の上下周縁部には端子25が圧入により固着さ
れ、2層分のコイルボビン26にはそれぞれコイル29
が巻回されている。
このように、端子25が圧入され、かつ、各コイル29
が巻回された状態で、2層のコイルポビン26全体が4
1脂35によるインサート成形で封止され、コイル組2
4が形成されている。端子25の一部は樹脂35の外方
に突出している。樹脂35・によるインケート成形時に
、中間コア31の極歯部31aとコイルボビン26との
間に樹脂35が流れ込むが、上記極歯部31a相互間へ
の樹脂35の流れ込みが阻止されて凹部35a(第3図
参照)が形成されている。
コイルボビン26の上端にはコア21が配置され、その
極歯21aが上記樹脂35の凹部35aに嵌まっている
。また同様に、コイルボビン26の下端にはコアを兼ね
たカップ伏のケース27が配置され、その底部中央部に
形成された極歯27aが上記)34脂35の凹部35a
に嵌まっている。コイル組24を構成する樹脂35に対
するコア21の位置決めは、樹脂35側に一体に形成さ
れた位置決めピン35bとコア21側に形成された位置
決め孔21bとの嵌合によって行われる。
コイル組24の上方には、ケース27の上端内周縁部と
樹脂35の立ち上がり部35cにまたがって嵌められた
地板22と、コア21とによってギヤボックスが形成さ
れている。コア21はギヤボックスの下側の地板を兼ね
ており、コア21に取りつけられた軸受32と地板22
に取りつけられた軸受34との間においてギヤ33が回
転自在に支持されている。地板22の中央部とケース2
7の底部中央部との間には、ロータ30を一体に有する
ロータ軸28が回転自在に支持されている。コア21と
地板22との間にはギヤ36.37が軸38.39によ
って回転自在に支持されていて、ロータ軸28の回転力
を適宜の減速比でギヤ33ζこ伝達するようになってい
る。
第2図は、以上述べた2屓モータの実悔例の組立工程の
例を示す。まず、第2図(a)に示されているように、
2枚重ねた中間コア31と共に樹脂でインサート成形す
ることにより2層分のコイルボビン26を形成する。こ
こで、2層分のコイルボビン26は中間コア31の孔に
よる連結部26bで連結された形になっており、2層分
のコイルボビン26及び中間コア31が分離することは
ない。また、コイルボビン26と中間コア31の極歯部
31aとの間には所定の間隔りが設けである。この間隔
り部分には、後で述べる封止用樹脂が入る。コイルボビ
ン26の上下周縁部には端子取付部26cが形成されて
いる。
次に、第2図(b)に示されているように、コイルボビ
ン26の端子取付部26cに端子25を圧入し固着する
。端子25はコイル2層分に対応して合計4個取りつけ
られる。
次に、第2図(c)に示されているように、2層分のコ
イル29が巻回される。ボビン26は2層分が一体成形
されて一部品として取り扱うことができるため、巻線作
業は2層分を連続して行うことができる。
次に、巻線が完了したコイルボビン26は、その全体を
第2図(d)に示されているように、不飽和ポリエステ
ル等の封止用樹脂35で再びインサート成形して封止す
る。このとき、樹脂35がボビン26と中間コア31の
極歯部31aとの間隙を埋めることになるが、前述のよ
うに、中間コア31の各極歯31a相互間に凹部35a
を形成して、コア21の極歯21a及びケース27の極
歯27 aが中間コア31の極歯31a間に入り得るよ
うにしておく。
次に、第2図(e)に示されているように、コア21、
地tFi22、ケース27を組みつけ、さらに、前記ロ
ータ30、その他回転力伝達ギヤ列等を組みつけて完成
となる。
以上述べた実施例では、各層のコイルに通じる端子25
は、相互の絶縁を考慮して互いに離れた位置に取りつけ
である。また、封止用樹脂35の一部である立ち上がり
部35cはギヤボックスのカバーを兼ねている。
上記実施例によれば、封止用樹脂35がコイル29及び
ボビン26のほとんど全部を覆っており、僅かに中間コ
ア31との接続線を外周部に2本残すだけであるから、
密閉性の良い2層モータを提供することができる。また
、封止用樹脂として不飽和ポリエステル等を用いれば、
金属との密着性が極めて良好なため、密閉性の点から効
果的である。さらに、2層分のボビンを一個のボビンと
して取り扱うことができるため、−回の段取りで2層分
のコイルを巻回することができるほか、組立工程全体に
おいても1層型モータと同様に簡単に組み立てることが
できる。
本発明る係る2層モータは、コンデンサモータやステン
ピングモータ等に通用可能である。
(発明の効果) 本発明によれば、2層分のコイルボビンが互いに連結さ
れるように一体成形されるため、2眉分のコイルの巻線
作業及びモータの組立工程全体において1層分の部品と
同様に取り扱うことができ、組立作業性がよく、かつ、
コストも安くなる。また、一体成形によるボビンとコア
の極歯部との間に間隔を設け、この間隔内に封止用樹脂
を入れるように構成したため、コイル全体の密閉性が向
上する。さらに、初めに中間コアのみをインサート成形
してボビンを形成し、あとで封止用樹脂で封止するよう
にしたから、必要に応してコアとケースとを兼用させた
り、コアをギヤボックスの地板等として兼用させること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る2層モータの実施例を示す縦断面
図、第2図は同上実施例の組立工程の例を順に示す縦断
面図、第3図は上記実施例の分解斜視図、第4図は上記
実施例中の中間コアを示す斜視図、第5図は従来の2屓
モータの一例を示す縦断面図、第6図は従来の2層モー
タの別の例を示す縦断面図である。 26・・コイルボビン、 29・・コイル、31・・中
間コア、 ala  ・・極歯、35・・樹脂。 手続孕市正書 1.事件の表示 昭和61年 特 許 願 第130693号2、発明の
名称 小型電動機 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称(223)株式会社 三協精機製作所4、代理人 住 所 東京都世田谷区経堂4丁目5番4号5、補正の
対象 明細書の「発明の名称」、「特許請求の範囲」、「発明
の詳細な説明」及び「図面の簡単6、補正の内容 明細書の全文を別紙の通り改める。 明帛U]書(全文訂正) 発明の名称 小型電動機 特許請求の範囲 コイルを巻回した2つのコイルボビン1重ね合わせてな
る土二重上弧において、内周部に題山を有する中間コア
が上記22のコイルボビンの宙ね合わせ部に配置され、
上記22のコイルボビンは互いに連結されるように、か
つ、中間コアの極歯に対し間隔をあけて一体成形され、
上記22のコイルボビンにはコイルが巻回され、上記中
間コアの極歯部を除<1m記じし2のコイルボビン全体
が樹脂で封止されていることを、雪とする小πす9旦以
。 発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は、コンデンサモータやステッピングモータ等に
通用可能な小型電動機に関するものであり、特に、コイ
ルを密閉した小型電動機に関する。 (従来の技術) 例えぼ、洗lu機等に用いられる小型電動機は、耐湿性
が要求されることから密閉性をよくする必要がある。そ
こで、小型電動機においてコイルを密閉するための技術
が各種提案されている。 第5図はその一つで、コアlと、コイルボビン3と、コ
イル4でなるコイル組2を1相分ずつ形成し、樹脂8の
インサート成形により各コイル組2を密閉し、この密閉
構造のコイル組2を2相分重ね合わせて小型電動機を形
成している。 また、第6図に示されているように、コア11とコア1
2、コア13とコア14でなる2組のコア組を2段に重
ねて各コア組の内側にボビン15.16をインサート成
形し、各ボビン15、工6にコイル17.18を巻回し
、各コイル17.18の外側に樹脂屡19をインサート
成形により形成して各コイル17.18を密閉するよう
にしたものもある。 (発明が解決しようとする問題点) 第5図に示されているような従来例によれば、それぞれ
個別にボビンの成形、巻線及び封止を行う生産性が悪く
、一つのコイルの場合の2倍の組方工数が必要になると
いう問題点がある。 また、第6図に示されている従来例によれ:よ、封止樹
脂19と各コア及びボビンとの接続線が表面外周に何本
も出るため密閉性が悪く、さらに、各コア11.12.
13.14を同時にインサート成形する必要があるため
、例えば、コア11をギヤボックス等の地板として、ま
た、コア14をケースとして兼用させることはできない
。 本発明は、かかる従来の問題点を解消するためになされ
たもので、2相分のコイルボビンを一度に成形できるよ
うにすることにより生産性を向上させることができ、ま
た、密閉性に優れると共にコアをギヤボックス等の地板
やモータケース等として兼用させることが可能な小型電
動機を提供することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、内周部に極歯を有する中間コアが2つのコイ
ルボビンの重ね合わせ部に配置され、上記2つのコイル
ボビンは互いに連結されるようにかつ中間コアの極歯に
対し間隔をあけて一体成形され、上記2つのコイルボビ
ンにはコイルが巻回され、上記中間コアの極歯部を除く
上記2つのコイルボビン全体が樹脂で封止されているこ
とを特徴とする。 (作用) 2つのコイルボビンは、重ね合わせられた中間コアと共
に一体成形される。一体成形された2つのコイルボビン
には、一度に2相分のコイルヲ巻回すことができる。各
コイルボビンは中間コアの極歯部を除いて樹脂で封止さ
れるため、密閉状態に保たれる。 (実施例) 以下、第1図乃至第4図を参照しながら本発明にに係る
小型電動機の実施例を説明する。 第1図、第3図及び第4図において、符号26は重ね合
わせられた2相分のコイルボビンであり、この2相分の
コイルボビン26の重ね合わせ部には2つの中間コア3
1が配置されている。2相分のコイルボビン26は樹脂
により成形されるが、各中間コア31に形成された孔を
通して形成されることにより、2相分のコイルボビン2
6と2つの中間コア31が連結された形でインサート成
形されている。 また、コイルボビン26は中間コア31の内周部の極歯
31aに対し所定の間隔をあけて成形される。コイルボ
ビン26の上下周縁部には端子25が圧入により固着さ
れ、2相分のコイルボビン26にはそれぞれコイル29
が巻回されている。 このように、端子25が圧入され、かつ、各コイル29
が巻回された状態で、2つのコイルポビン26全体が樹
脂35によるインサート成形で封止され、コイル組24
が形成されている。端子25の一部は樹脂35の外方に
突出している。樹脂35によるインサート成形時に、中
間コア31の極歯部31aとコイルボビン26との間に
樹脂35が流れ込むが、上記極歯部31a相互間への(
31脂35の流れ込みが阻止されて凹部35a(第3図
参照)が形成されている。 コイルボビン26の上端にはコア21がC[!置され、
その極歯21aが上記樹脂35の凹部35aに嵌まって
いる。また同様に、コイルボビン26の下端にはコアを
兼ねたカップ状のケース27が配置され、その底部中央
部に形成された極歯27aが上記樹脂35の凹部35a
に嵌まっている。コイル組24を構成する樹脂35に対
するコア21の位置決めは、樹脂35側に一体に形成さ
れた位置決めピン35bとコア21側に形成された位置
決め孔21bとの嵌合によって行われる。 コイル組24の上方には、ケース27の上端内周縁部と
樹脂35の立ち上がり部35cにまたがって嵌められた
地板22と、コア21とによってギヤボックスが形成さ
れている。コア21はギヤボックスの下側の地板を兼ね
ており、コア21に取りつけられた軸受32と地板22
に取りつけられた軸受34との間においてギヤ33が回
転自在に支持されている。地板22の中央部とケース2
7の底部中央部との間には、ロータ30を一体に自する
ロータ軸28が回転自在に支持されている。コア21と
地板22との間にはギヤ36.37が軸38.3つによ
って回転自在に支持されていて、ロータ軸28の回転力
を適宜の減速比でギヤ33に伝達するようになっている
。 第2図は、以上述べた小型電動機の実施例の組立工程の
例を示す。まず、第2図(a)に示されているように、
2枚重ねた中間コア31と共に樹脂でインサート成形す
ることにより2相分のコイルボビン26を形成する。こ
こで、2相分のコイルボビン26は中間コア31の孔に
よる連結部26bで連結された形になっており、2相分
のコイルボビン26及び中間コア31が分離することは
ない。また、コイルボビン26と中間コア31の極歯O
B 31 a との間には所定の間隔りが設けである。 この間隔り部分には、後で述べる封止用(封脂が入る。 コイルボビン26の上下周縁部には端子取付部26cが
形成されている。 ゛ 次に、第2図(b)に示されているように、コイル
ボビン26の端子取付部26cに端子25を圧入し固着
する。端子25はコイル2相分に対応して合計4f囚取
りつけられる。 次に、第2図(c)に示されているように、2相分のコ
イル29が巻回される。ボビン26は2相分が一体成形
されて一部品として取り扱うことができるため、巻線作
又は2相分を連続して行うことができる。 次に、巻線が完了したコイルボビン26は、その全体を
第2図(d)に示されているように、不飽和ポリエステ
ル等の封止用樹脂35で再びインサート成形して封止す
る。このとき、樹脂35がボビン26と中間コア31の
極歯部31aとの間隙を埋めることになるが、前述のよ
うに、中間コア31の各極歯31a相互間に凹部35a
を形成して、コア21の極歯21a及びケース27の)
M ti 27 aが中間コア31の極歯31a間に入
り得るようにしておく。 次に、第2図(e)に示されているように、コア21、
地板22、ケース27を組みつけ、さらに、前記ロータ
30、その他回転力伝達ギヤ列等を組みつけて完成とな
る。 以上述べた実施例では、各相のコイルに通じる端子25
は、相互の絶縁を考慮して互いに離れた位置に取りつけ
である。また、封止用樹脂35の一部である立ち上がり
部35cはギヤボックスのカバーを兼ねている。 上記実施例によれば、封止用樹脂35がコイル29及び
ボビン26のほとんど全部を覆っており、僅かに中間コ
ア31との接続線を外周部に2本残すだけであるから、
密閉性の良い小型電動機を提供することができる。また
、封止用(B脂として不飽和ポリエステル等を用いれば
、金兄との密着性が極めて良好なため、密閉性の点から
効果的である。さらに、2相分のボビンを1個のボビン
として取り扱うことができるため、1回の段取りで2.
111分のコイルを巻回することができるほか、組立工
程全体においても1相型モータと同様に簡単に組み立て
ることができる。 本発明に係る小型電動機は、コンデンサモータやステッ
ピングモータ等に通用可能である。 (発明の効果) 本発明によれば、2つのコイルボビンが互いに連結され
るように一体成形されるため、2つのコイルの巻線作業
及びモータの組立工程全体において1相分の部品と同様
に取り扱うことができ、組立作業性がよく、かつ、コス
トも安くなる。また一体成形によるボビンとコアの極歯
部との間に間隔を設け、この間隔内に封止用(封脂を入
れるようにti成したため、コイル全体の密閉性が向上
する。 さろに、初めに中間コアのみをインサート成形してボビ
ンを形成し、あとで封止用樹脂で封止するようにしたか
ら、必要に応じてコアとケースとを兼用させたり、コア
をギヤボックスの地板等として兼用させることもできる
。 図面の簡単な説明 第1図は本発明に係る小型電動機の実施例を示す縦断面
図、第2図は同上実施例の組立工程の例を順に示す縦断
面図、第3図は上記実施例の分解斜視図、第4図は上記
実施例中の中間コアを示す斜視図、第5図は従来の小型
電動機の一例を示す縦断面図、第6図は従来の小型電動
機の別の例を示す本断面図である。 26・・コイルボビン、29・・コイル、31・・中間
コア、  31a・・極歯、35・・樹脂。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コイルを巻回したコイルボビンを2層に重ね合わせてな
    る2層モータにおいて、内周部に極歯を有する中間コア
    が上記2層のコイルボビンの重ね合わせ部に配置され、
    上記2層のコイルボビンは互いに連結されるように、か
    つ、中間コアの極歯に対し間隔をあけて一体成形され、
    上記2層のコイルボビンにはコイルが巻回され、上記中
    間コアの極歯部を除く2層のコイルボビン全体が樹脂で
    封止されてなる2層モータ。
JP13069386A 1986-06-05 1986-06-05 小型電動機の中間コア付きコイルボビン Granted JPS62290332A (ja)

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JP13069386A JPS62290332A (ja) 1986-06-05 1986-06-05 小型電動機の中間コア付きコイルボビン

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JPS62290332A true JPS62290332A (ja) 1987-12-17
JPH056417B2 JPH056417B2 (ja) 1993-01-26

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0644357U (ja) * 1992-11-17 1994-06-10 株式会社三協精機製作所 封止コイルのボビン構造
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JP2007151385A (ja) * 2005-10-31 2007-06-14 Nidec Sankyo Corp ギヤードモータ

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JP2007151385A (ja) * 2005-10-31 2007-06-14 Nidec Sankyo Corp ギヤードモータ

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