JPS62289344A - 精密鋳型製造における脱ロウ方法 - Google Patents

精密鋳型製造における脱ロウ方法

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JPS62289344A
JPS62289344A JP13223186A JP13223186A JPS62289344A JP S62289344 A JPS62289344 A JP S62289344A JP 13223186 A JP13223186 A JP 13223186A JP 13223186 A JP13223186 A JP 13223186A JP S62289344 A JPS62289344 A JP S62289344A
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JP
Japan
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wax
mold
coating layer
coating
casting mold
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Pending
Application number
JP13223186A
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English (en)
Inventor
Sunao Ashida
芦田 直
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Ashida Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Ashida Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/02Sand moulds or like moulds for shaped castings
    • B22C9/04Use of lost patterns
    • B22C9/043Removing the consumable pattern

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、ロストワックス法により精密鋳型を製造する
において精密鋳型よりロウを溶融し除去する方法に関す
るものである。
従来の技術 一般に、ロストワックス法に用いる精密鋳造用鋳型は、
熱により溶融除去可能なワックス(ロウ)で所望の形状
の原型を造り、この表面に鋳型用材料(コーティング材
)の泥状物と同質の粗目の耐火物粉末を塗布し、乾燥さ
せた後、加熱して鋳型内部のロウを溶融除去し鋳造すべ
き金属が流入すべき空洞部を形成し、次いで、これを焼
成することにより製造されている。
そして、この製造工程の中で鋳型内部のロウな溶融排出
する方法としては、100〜150℃の熱風炉にて加熱
し溶融排出する低温説ロウ方法、900−1000℃の
焼結炉でロウを溶融燃焼させると共に焼結をも同時に行
う高温脱ロウ方法、7〜lokg/−の飽和蒸気圧中で
行うオートクレーブ説ロウ方法、更に、特公昭50−3
2062号の高周波誘電加熱説ロウ方法などが知られて
いる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の技術には下記のような問題点を抱
えている。
低温脱ロウ方広は、常温より10数時間かけて徐々に温
度を上昇させて脱ロウしているため長時間を要し生産性
が極めて悪いという問題がある。
高温脱ロウ方法は、脱ロウと焼結とを同時に行える利点
を有しているが、反面、ロウを燃焼させてしまうためロ
ウが無駄になりコスト高となると共に、鋳型が異型のた
め熱風による均一加熱が難しく、鋳型の熱膨張率の差に
よりクラックが生じる恐れがある。
、  オートクレーブ脱ロウ方法は、一般に、最も多く
採用されているが、この方法は、圧力容器中に鋳型を収
容し、該容器内に蒸気を挿入して10〜20秒間で3〜
4 kg/nfにまで昇圧し、次いで、7〜10kg/
−まで徐々に昇圧し蒸気加熱して脱ロウしているため、
コーティング層の細溝よりの水分の影響でコーティング
層とロウとの接触面を荒し、鋳造品の表面粗さを悪化さ
せることがしばしば生じている。更に、使用済みロウの
再生には水分とロウの分離が必要で作業上余分な工数を
要している。
高周波誘電加熱脱ロウ方法は、特公昭50−32062
号の方法によると、ロウ全体が同時に発熱するのでとあ
るが、ロウは誘電損失が小さいため長時間高周波を印加
させてもほとんど発熱せず、寧ろコーティング層の方が
誘電損失が大きいため早く発熱する。しかしながら、通
常使用されているアルミナセメント、マグネシアセメン
トなどの埋没材では、前記特許公報に記載されているよ
うな脱ロウ時間は得られない。従って、この方法では、
鋳型の内面と接しているロウ母体の表面のロウは溶融す
るが内部まで完全に溶融することができず実用的でない
本発明は前述の各種問題点を解決することを目的として
開発したものである。
問題点を解決するための手段 本発明である精密鋳型の脱ロウ方法は、ロストワックス
法における精密鋳型を製造するにおいて、ロウ型を成形
後、該ロウ型をコーティング材の泥状物中に浸漬させて
コーティングを行い乾燥させて電解物質を塗布し鋳型を
造った後、該鋳型全体にマイクロ波誘電加熱を付与し、
次いで、熱風にて加熱し鋳型内のロウを溶融除去するよ
う構成することにより、低温度で加熱し且つロウ型とコ
ーティング層との間に空隙を設けて、鋳型内のロウを完
全に溶融排出し回収するようにしたものである。
実施例 以下、添付図面に従い本発明の詳細な説明する。
最初に、本発明を実施するに至る鋳型の製造工程を説明
する。
先ず、第2図に示すように、所望する鋳型品とほぼ同一
形状のロウ型2を用意し、このロウ型を、第3図に示す
ように、コーティング材3である耐火性の液状粘結剤と
耐火物粉末を混ぜたスラリーと称する泥状物中に浸漬さ
せ、これを被覆させる。
この操作をコーティングという。そして、1層のコーテ
ィングを終えて引き上げたものの外面には、同質の粗目
の耐火物粉末を振りかける。この操作なスタッフィング
というが、これで、コーティング層の余分な水分が吸い
取られ、だれ下がるのを防ぐ。そして、自然乾燥させる
。以後、浸漬、乾燥を操り返し、第4図に示すように、
複数層からなるコーティング層4を形成する。
このコーティング材は、一般に、シリカ(SiO2)、
ジルコニヤ(Zr02)、アルミナ(Al2O2)など
の耐火物粉末をフィラーとし、これに、コロイダルシリ
カまたはエチルシリケートなどの2次粘結剤と表面活性
剤および粘度調整材とを混合したものであるが、このよ
うに形成されたコーティング層は誘電損失が小さくマイ
クロ波による誘電加熱で急速加熱ができない。そのため
、本発明では、黒鉛粉末または四三酸化鉄(Fe304
)、酸化第2銅(Cu20)なとの電解物質をコーティ
ング材より形成されたコーティング層に塗布している。
ここで、第6図の表に示すように、電解物質を塗布する
と、塗布なしのコーティング層に比べて数倍の加熱速度
が得られる。二のことは、後述するクラックを発生せし
めずに且つ短時間に脱ロウできる要因である。即ち、ク
ラック発生の最大の要因は、ロウの熱膨張率がコーティ
ング層の熱膨張率を大幅に上回ることにある。
なお、電解物質の塗布量は、むやみに多くするとコーテ
ィング層が導体に近付くためマイクロ波による誘電加熱
が難しくなる。即ち、電解物質の塗布量の増加に伴い電
気抵抗値が低下し導体に近付くためマイクロ波の吸収が
悪くなり、反射や放電の発生が起り、均一な加熱ができ
なくなる。
一方、塗布の方法としては、例えば、電解物質に小量の
コーティング材を混入させ溶液状にして、刷毛で塗布し
てもよく、また、吹付は塗布をしてもよく、また、その
溶液中に漬けてもよく、要は、コーティング層の表面に
適切な量の電解物質を塗布すればよいものである。
次に、本発明を実施する装置の一実施例の構成を説明す
る。
本発明を実施する装置は、第1図に示すように、加熱用
の鋳型1にマイクロ波を照射して誘電加熱を付与する誘
電加熱手段Aと、前記誘電加熱手段Aに隣接して次工程
位置に配設した熱風加熱手段Bと、前記両顎熱手段を貫
通して鋳型lを搬送する搬送手段Cとより構成したもの
である。
次に、各手段の詳細を説明する。
誘電加熱手段Aは、鋳型1が通過できる出入口を設けた
箱型の誘電加熱室10と、該加熱室の上部位置に複数個
の導波管11を後述するコンベヤ21の進行方向に沿っ
て配設し、前記それぞれの導波管11は誘電加熱室10
の外部に設けたマイクロ波発振器12に接続し、コンベ
ヤ21上の鋳型1にマイクロ波を照射して誘電加熱を付
与できるよう設けたものである。
熱風加熱手段Bは、鋳型1が通過できる出入口を設けた
箱型の熱風室14と、該熱風室の上部位置には熱発生器
15を、該熱発生器の後方位置にはダクト16を介して
送風機17を設置し、該送風機の吸気側は熱風室14の
入口部より熱風を吸入する吸入ダクト18に接続し、熱
発生器15の前方部(出口側)は送風ダクト19を接続
して、熱発生器15により加熱された空気を送風機17
により熱風室14へと送風し、各ダクトを介して熱風室
14内を循環すると共に温度調節器(図示していないが
)により一定の温度制御できるよう設けたものである。
搬送手段Cは、ガラス繊維、テフロン等の誘電率の小さ
いベルトコンベヤ21より成り、該コンベヤは変速機2
2により駆動されるよう連結され、コンベヤ速度を自由
に調整できるよう設けたものである。
なお、前記コンベヤは、本発明実施例では誘電加熱室1
0と熱風室14とを通過できるように設けているが、他
の実施例として、このコンベヤな誘電加熱室と熱風室と
別々に独立して設けると、加熱時間をそれぞれ最も効率
良く設定することができる。
また、コンベヤ21上には、第5図に示すように、鋳型
1を載せると共に溶融されたロウを回収 ゛し貯溜する
受は皿24を載置している。そして、該受は皿は鋳型1
を湯口25(脱ロウ部)を下方にして安定して置けるよ
うな形状にしており、その材質はポリプロピレンまたは
ガラス、シリコンなどの誘電損失の小さいものより構成
している。
次に、その作用を説明する。
ロウ型2にコーティング層4を形成した鋳型1を、第5
図に示すように、湯口25(脱ロウ部)を下方にして第
1図に示すコンベヤ21上の受は皿24に順次載置し、
該鋳型はコンベヤ21により誘電加熱室10へと順次送
り込まれる。
鋳型1が誘電加熱室10に送り込まれると、マイクロ波
発振器12は入口部より順次発振起動がなされる。そし
て、誘電加熱室10では、コーティング層4が急速に加
熱されロウ型2の表面部とコーティングW14の内面部
との接触面が溶融しロウは受は皿24に排出されるが、
ロウ型2の内部はほとんど加熱されないため、ロウは溶
融しないで残存する。
なお、ロウ型2が完全に溶融排出するまでマイクロ波を
照射すると、コーティング層4が高温となりロウが燃焼
して再利用できなくなるため、マイクロ波の誘電加熱の
みでの完全説ロウは好ましくない。
次に、100〜150℃の一定温度に制御された熱風室
14へと順へ搬送され、鋳型1は熱、虱加熱される。
そして、残存しているロウは熱風室14にて完全に溶融
し受は皿24に排出される。
次いで、ロウが完全に排出された鋳型lは、コンベヤ2
1により熱風室14から搬出され脱ロウ作業が完了する
発明の効果 以上、本発明によると下記のような効果を奏する。
電解物質を塗布したコーティング材の鋳型にマイクロ波
誘電加熱を付与しているため、ロウ型は加熱されず、コ
ーティング層のみが急速加熱されるから、ロウ型表面が
溶融し排出され、ロウ型とコーティング層との間に空隙
ができ、中心部ロウの熱膨扇がその空隙により吸収され
るため鋳型のクラックが防止できる。
更に、鋳型全体にマイクロ波誘電加熱を付与し、次いで
熱風にて加熱し鋳型内のロウな溶融除去するようにして
いるから、低温度で且つ連続的に加熱することができる
ため、鋳型内のロウを燃焼および炭化させることなく完
全に回収することができ経済的であるばかりでなく、脱
ロウ工程の連続化が可能となり時間短縮が計られ生産性
向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する装置の概略側面図。 第2図は鋳型品とほぼ同一形状のロウ型の概略図。 第3図はロウ型をコーティング材の泥状物中に浸漬させ
てコーティングを行う状態を示す概略図。 第4図はコーティングと乾燥を行って成形した鋳型の概
略断面図。第5図は受は皿に鋳型を載せた状態を示す概
略断面図。第6図は電解物質を塗布した場合と塗布なし
の場合における加熱時間に対するコーティング層温度上
昇特性を示す表。 これらの図において A:誘電加熱手段、B:熱風加熱手段、C−搬送手段、
1:鋳型、2:ロウ型、3:コーティング材、4:コー
ティング層、10:誘電加熱室。 11:導波管、12:マイクロ波発振器、14゜熱風室
、15:熱発生器、16:ダクト、17:送風機、18
:吸い込みダクト、19:送風ダク)、21:コンベヤ
、22:変速機、24:受は皿、25:湯口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロストワックス法における精密鋳型を製造するにおいて
    、ロウ型を成形後、該ロウ型をコーティング材の泥状物
    中に浸漬させてコーティングを行い乾燥させて電解物質
    を塗布し鋳型を造った後、該鋳型全体にマイクロ波誘電
    加熱を付与し、次いで、熱風にて加熱し鋳型内のロウを
    溶融除去することを特長とする精密鋳型製造における脱
    ロウ方法。
JP13223186A 1986-06-07 1986-06-07 精密鋳型製造における脱ロウ方法 Pending JPS62289344A (ja)

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Cited By (4)

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