JPS6228887Y2 - - Google Patents

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JPS6228887Y2
JPS6228887Y2 JP1980187459U JP18745980U JPS6228887Y2 JP S6228887 Y2 JPS6228887 Y2 JP S6228887Y2 JP 1980187459 U JP1980187459 U JP 1980187459U JP 18745980 U JP18745980 U JP 18745980U JP S6228887 Y2 JPS6228887 Y2 JP S6228887Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
door
tongue
locking pin
lower locking
seat belt
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980187459U
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JPS57107415U (ja
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  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等におけるシートベルトのバツ
クル装置に関するものである。
自動車において、一端を座席中央側脇後方下部
の車体部材(フロア又はフロアに固着された部材
等)にリトラクタを介して取付けたシートベルト
の他端をドアの窓肩部後方に上方に突出させたド
アポール先端部に取付けたパツシブシートベルト
装置は既に公知である(特開昭55−22576号公報
参照)。
上記のようなパツシブシートベルト装置におい
てシートベルトのドア側取付端は、事故時取りは
ずして脱出できるよう構成しておくことが必要で
あり、その取りはずし操作はできるだけ簡単容易
に行い得るものでなくてはならず、更にシートベ
ルトにかかる大なる衝撃荷重に耐え得るものでな
くてはならない。
本考案は上記のような諸条件をすべて満足させ
得る装置を提供することを目的とするもので以下
附図実施例につき説明する。
図において1は図示しないドアの窓肩部の後方
部に上方に向けて突出形成したドアポールで、該
ドアポール1の上部にはコ字状断面のバツクルベ
ース2が開放部分2aがベルト挿込方向(即ち前
方若しくは斜め前方)に向いた状態にてスクリユ
ー又はリベツト或は溶接等により一体的に固着さ
れる。
3は両側面3a,3aを有し且つ上部前面に操
作部3bを突出形成した操作部材で、該操作部材
3の両側面3a,3aの下方部及び上方部には後
述する上、下の係止ピン5及び6がそれぞれ貫通
する挿通孔31,32が設けられている。
4はスペーサで、該スペーサ4にはシートベル
ト9のドア側端部に設けたタング10が挿し込ま
れる溝孔4aが形成されると共に、その両側面部
には係止ピン5及び6が上、下方向に所定範囲移
動できるよう貫挿される長孔41及び42が形成
されている。
このスペーサ4は前記操作部材3の両側面3
a,3a間に嵌挿された状態でバツクルベース2
内に組込まれ、係止ピン5及び6をバツクルベー
ス2の両側面の上、下の挿通孔21,22より挿
し込み、該上方係止ピン5が挿通孔31、長孔4
1を貫通し、下方係止ピン6が挿通孔32、長孔
42を貫通し、且つ両係止ピン5,6間にスプリ
ング7,7を掛装してバツクルAを構成する。8
はクリツプリングである。
上記バツクルベース2に設けた挿通孔21,2
2のうち、下方の挿通孔22は長孔に構成され、
操作部材3の挿通孔331,32のうち上方の挿
通孔21が長孔に構成されており、従つてバツク
ルベース2の上方の挿通孔21に挿通支持された
係止ピン5に対し下方の係止ピン6はスプリング
7にて上方に引張られ下方の挿通孔22の長孔上
端に位置し操作部材3も上方に押し上げられた状
態となり、上方係止ピン5は操作部材3の上方挿
通孔31の下端に位置し、該上下の係止ピン5,
6はスペーサ4の長孔41及び42の下端及び上
端にそれぞれ位置している。
この状態においてタング10をスペーサ4の溝
孔4aに挿し込むと、該溝孔4a内において係止
ピン5,6はスプリング7に抗して相対的に上、
下に押し拡げられ、タング10の上下に形成した
係止部10a,10bが係止ピン5,6部に位置
するところまでタング10を挿し込むと、係止ピ
ン5,6はスプリング7により係止部10a,1
0bにそれぞれ嵌入係合し、シートベルト9端の
結合は完了する。
シートベルト端の結合解除時は、操作部材3を
その操作部3bを指にて下方に押す。すると、下
方の係止ピン6はスプリング7に抗して下方に移
動し係止部10bよりはずれると共に、スペーサ
4をもタング10ごと下方に移動させて上方係止
ピン5も係止部10aよりはずれる。
両係止ピン5,6がはずれると、シートベルト
9は図示しないリトラクタにて引張られているの
で、タング10はバツクルAのスペーサ溝孔4a
よりひとりでに抜け出し、シートベルトによる乗
員の身体拘束は解除される。
以上のように本考案によればシートベルト端の
係止はタングを挿し込むだけ、解除は操作部材を
下方に押圧操作するだけの、いずれもワンタツチ
操作にて極めて簡単迅速に行うことができ、パツ
シブシートベルト装置における緊急脱出用安全装
置として極めて効果的であると共に、タング係止
状態では上、下の係止ピンはスプリングによりタ
ング係止部への係止状態を確実に保持されている
ので、はずれるようなことはなく、シートベルト
本来の乗員保護機能を充分果し得るものである。
尚図示実施例ではドアポールにシートベルトの
ドア側端部を係止する方式のパツシブシートベル
ト装置に本考案を適用した例を示しているが、本
考案のバツクル装置はドアの窓枠等ドア本体にシ
ートベルト端を係止する方式のパツシブシートベ
ルトにも適用可能なることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
附図は本考案の実施例を示すもので、第1図は
側断面図、第2図は分解斜視図である。 1……ドアポール、2……バツクルベース、3
……操作部材、4……スペーサ、4a……溝孔、
5,6……係止ピン、7……スプリング、9……
シートベルト、10……タング、10a,10b
……係止部、21,22,31,32……挿通
孔、41,42……長孔、A……バツクル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座席中央側脇後方下部の車体部材にシートベル
    トの一端をリトラクタを介して取付け、該シート
    ベルトの他端をドア本体或はドアに取付けた部材
    等のドア側部材に結合したパツシブシートベルト
    装置において、シートベルトのドア側結合端部に
    上、下に係止部を形成したタングを取付け、ドア
    側部材に、上記タングの係止部に係合する上方係
    止ピン及び下方係止ピンを下方係止ピンが上方係
    止ピンに対し上、下方向に所定範囲スライド可能
    なるよう支持したバツクルベース、タング嵌挿用
    溝孔を有し、該溝孔内において上、下の係止ピン
    が上、下に移動できるよう貫通する長孔を有する
    スペーサ、下方の係止ピンをスライド操作する操
    作部材、及び上、下の係止ピン間に掛装されたス
    プリングよりなるバツクルを取付けたことを特徴
    とするシートベルトのバツクル装置。
JP1980187459U 1980-12-25 1980-12-25 Expired JPS6228887Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980187459U JPS6228887Y2 (ja) 1980-12-25 1980-12-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980187459U JPS6228887Y2 (ja) 1980-12-25 1980-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57107415U JPS57107415U (ja) 1982-07-02
JPS6228887Y2 true JPS6228887Y2 (ja) 1987-07-24

Family

ID=29990282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980187459U Expired JPS6228887Y2 (ja) 1980-12-25 1980-12-25

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JP (1) JPS6228887Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53108034U (ja) * 1977-02-04 1978-08-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57107415U (ja) 1982-07-02

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