JPS62287176A - アクテイブソ−ナ−システムの受信回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 五　発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野」 本発明はアクティブンーナーシステムのｌ　Ｄ。

路に係り、特に、自動利得制御回路を備える受信回路に
関する。

〔従来の技術」 従来のアクティブソーナーンステムにおいては、送信波
の残響や海中雑音等が太きいために受信信号がこれ等の
中に埋もれてしまい、目標の反響音を検出する能力が低
いといり欠点があった。この為、送信波による残響や海
中雑音等の高レベル信号の利得を押えてダイナミックレ
ンジを狭くし、表示器の表示を見易く改善するべく、自
動利得制御回路企アクティブンーナーシステムの受信回
ｉに設けるようになってきてＡる。

尚、自動利得制御回路を備える従来技術に関連するもの
として、％開昭５９−２２２７８１号が挙げられる。

〔発明が解決しようとする問題点Ｊ 自動利得制御回路をアクティブンーナーシステムの受信
回路に設けた場合、送信波の残響等が除去されて目標の
反響音を検出する能力が向上するという利点がある。し
かし、送信波による残響や海中雑音と一緒に、Ｉ舶の航
走音等の連続した信号まで利得制御してしまうので、連
続した信号が検出できなくなってしまうという問題があ
る。

本発明の目的は、自動利得制御回路を用いて目標の反響
音検出能力を高く保つ一方、連続信号の検出も可能にす
るアクティプソーナーシステムの受信回路を提供するこ
とにある。

〔問題点を解決するための手段Ｊ 上ｈピ目的は、アクティプソーナーシステムの受信回路
に、自動利得制御回路を設けると共に、該自動利得制御
回路で利得制御された受信信号中から連続した信号を検
出する連続波検出回路を設け、該連続波検出回路の出力
信号を前記受信信号に加算した信号を表示器に表示させ
ることによジ、達成される。

〔作用ｊ 自動利得制御回路で利得制御された受信信号を表示する
ことで残響等を除去した目標反響音信号を矛示し、前記
受信信号中から連続信号を取少出してこれも前記表示器
だ表示する。これにより、従来技術の問題点が解決され
る。

〔実施例Ｊ 以下、本発明の一実施例を図面を８照して説明する。

第１図は、アクティブンーナーシステムの受信系回路の
要部ブロック図である。これは、前置増幅回路１０１と
整相回路１０２と受信増幅回路１０３と自動利得制御回
路１０４と加算回路１０５と受信送査回路１０６と表示
回路１０７と連続波検出回路１０８から構成される。本
実施例では、斯かる構成だより、受信信号を前置増幅回
路１０１で増幅し、次に、整相回路１０２で整相を行な
う。この整相は受信感度に指向性を持たせるために行な
うもので、各方向から受信した受信信号に遅延量を持た
せて加算することにより行なう。次に整相回路１０２の
出力信号を受信増幅回路１０３で増幅する。その時の増
幅利得は、自動利得制御回路１０４で制御する。つまシ
、送信した直後の近距離の海面で反射されたレベルの大
きい受信信号に対しては増幅利得を下げ、受信信号のレ
ベルが小さくなると増幅利得を上げるようにする。この
制御によって受信信号のダイナミックレンジを表示器１
０７のダイナミックレンジに合わせて圧縮し、表示を児
やすくしている。

本実施例では、受信増幅回路１０３の出力信号を加算回
路１０５と連続波検出回路１０８に入力する。加算回路
１０５は、受信増幅回路１０３と連続波検出回路１０８
の出力信号を加算した信号を出力し、受信走査回路１０
６で表示用信号となるように制御して、表示器１０７に
表示する。

連続波検出回路１０８は、受信信号の中から海中雑音以
外の連続的に現れる周波数成分を検出するものであり、
これは、信号対雑音比が比較的良い状態であるので、高
速フーリエ変換と累加処理等を用すて容易に実現するこ
とができる。

第２図は、連続波検出回路１０８の詳細ブロック図であ
り、ＡＤ変換回路２０１とウィンドウ処理回路２０２と
高速フーリエ変換回路２０３とパワースペクトル演算回
路２０４と累加回路２０５とパルス発生回路２０６から
構成される。先ず、ＡＤ変換回路２０１で、利得制御さ
れた受信増幅回路１０５の出力信号（アナログ信号）を
ディジタル信号に変換する。

このＡＤ変換回路２０１のＡＤ変換器の前には、エイリ
アジングを防止するアンチエイリアジングフィルタが設
けられている。次にウィンドウ処理回路２０２でウィン
ドウ処理を行なった後、高速フーリエ変換回路２０３で
変換を行なう。この変換回路２０３の周波数分解能を高
くする必要はない。その理由は、この回路２０３の目的
が入力信号中に単に連続的な周波数成分があるかどうか
の判定をするものである事と、船舶等の移動方向だよっ
てはドツプラー現象による周波数変動が起こるので、周
波数分解能が高いと累加によるレベルの強調が行なわれ
ない事の２点である。フーリエ変換された信号を回路２
０４でパワースペクトル演算し、次に累加回路２０５で
累加を行ない、連続的に現われる周波数成分を強調する
。この結果、受信信号中に連続した信号があると、累加
回路２０５の出力のうち連涜信号の周波数に対応したス
ペクトルレベルが大きな値となるので、それをパルス発
生回路２０６で検出して、パルスを発生させる。

この実施例の連続波検出回路１０８ば、上述し之様に受
信信号を高速フーリエ変換してパワースペクトルを求め
、更に累加して連続波の検出を行なうので、海中雑音と
連続波との分離を確実に行なうことができる。従って、
表示器１０７には、残響等を除去した目標反響音信号が
表示される他　海中雑音により影響を受けない連続及信
号とが表示される。

〔発明の効果Ｊ 本発明によれば、アクティプンーナーシステムにおいて
、自動利得制御回路による利点を損わずに船舶の航走音
等の連続した信号も検出することができるので、自動利
得制御回路付きアクティブソーナーンステムの目標探知
能力を更に向上させることができる。また、既存の自動
利得制御回路付きアクティブンーナーシステムに対して
、比較的少なめ改造作業によって連続波検出回路を付加
することができるので、既存システムの受信系回路を全
面的に改造する必要がなく、経済的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係るアクテイブンーナーシ
ステムの受信回路の要部ブロック図、第２図は第１図に
示す連続波検出回路の詳細ブロック図である。 １０１・・・前置増幅回路、１０２・・・整相回路、１
０３・・・受信増１陽回路、１０４・・・自動利得制御
回路、１０５・・・加算回路、１０６・・・受信走査回
路、１０７・・・表示器、２０１・・・ＡＤ変換回路、
２０２・・・ウィンドウ処理回路、２０３・・・高速フ
ーリエ変換回路、２０４・・・パワースペクトル演算回
路、２０５・・・累加処理回路、２０６・・・パルス発
生回路。 ≧＼ 、−′□

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、受波器からの受信信号を自動利得制御して得た利得
   制御信号を表示器に表示させるアクティブソーナーシス
   テムの受信回路において、前記利得制御信号中の連続し
   た信号を検出する連続波検出回路を設け、該連続波検出
   回路の出力信号と前記利得制御信号とを前記表示器に表
   示させることを特徴とするアクティブソーナーシステム
   の受信回路。 ２、前記連続波検出回路は、前記利得制御信号をＡＤ変
   換した後フーリエ変換し、該変換信号のパワースペクト
   ル演算の結果を累加処理することで連続的に現れる周波
   数成分を検出する回路であることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載のアクティブソーナーシステムの受信
   回路。