JPS62286458A - 眼内レンズル−プの製造方法 - Google Patents

眼内レンズル−プの製造方法

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JPS62286458A
JPS62286458A JP61132039A JP13203986A JPS62286458A JP S62286458 A JPS62286458 A JP S62286458A JP 61132039 A JP61132039 A JP 61132039A JP 13203986 A JP13203986 A JP 13203986A JP S62286458 A JPS62286458 A JP S62286458A
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JP
Japan
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loop
intraocular lens
polymethyl methacrylate
stretching
unstretched
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JP61132039A
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真治 市原
吉川 利治
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Menicon Co Ltd
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Toyo Contact Lens Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は眼内レンズループの製造方法に関する。さらに
詳しくは本発明はポリメチルメタクリレートを主成分と
するポリマーからなる眼内レンズループの製造方法に関
する。
[従来の技術およびその問題点] 眼内レンズはレンズ本体およびその支持部である眼内レ
ンズループから構成されている。
従来より眼内レンズループには、白金、チタンなどのよ
うな生体適合性に優れた金属材料が用いられているが、
金属材料は重いため眼内レンズ自体が重くなり、眼内で
の位置保持性がわるくなるという欠点があった。そこで
近年、金属材料よりも軽い眼内レンズループ材料として
ナイロン、ポリプロピレン、ポリメチルメタクリレート
などが用いられてきている。
しかしながら前S己ナイロンやポリプロピレンからなる
眼内レンズループを眼内に装着したばあい、生体内で劣
化を生じることがあるなどの安全性面に問題があり、ま
たポリメチルメタクリレートからなる眼内レンズループ
を眼内に装着したばあい、かかる眼内レンズループは衝
撃強度が小さく破損しやすいので、ポリメチルメタクリ
レートにアクリル酸メチルなどの補強性成分を共重合さ
せるなどしてその改質がなされているが、まだ補強性成
分の生体適合性などの安全性面に問題があり、上記のよ
うな諸問題を完全に解決しうる眼内レンスルーブは現在
のところまだえられていない。
[発明が解決しようとする問題点コ そこで本発明者らは、上記のような従来の技術の問題点
に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、その重量が金属性材料
よりも軽く、生体適合性および機械的強度に優れた眼内
レンズループの製造方法を見出し、本発明を完成するに
至った。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本発明はポリメチルメタクリレートを主成分
とするポリマーを溶融紡糸したのち加熱延伸することを
特徴とする眼内レンズループの製造方法に関する。
[作 用] 本発明の眼内レンズループの製造方法によれば、ポリメ
チルメタクリレートを主成分とするポリマーは延伸され
るので、該ポリマー中のポリメチルメタクリレート分子
は配向され、その機械的強度が向上するのである。
[実施例コ 本発明に用いるポリメチルメタクリレートを主成分とす
るポリマーは、従来より生体適合性が良好であり、生体
内での劣化が小さく、素材の安定性が優れているのでハ
ードタイプの眼内レンズ材として使用されているもので
ある。
本発明はポリメチルメタクリレートを主成分とするポリ
マーに関するものであるが、重合性の染料、重合性の紫
外線吸収剤などを含んでいてもよい。そのばあい、重合
性成分100重量部に対して3重量部以内とするのが安
全性の点から好ましい。
前記ポリメチルメタクリレートを主成分とするポリマー
(以下、PMMAという)を通常の方法で溶解し、ノズ
ルから噴射して空気中または水中で冷却することにより
ポリメチルメタクリレートを主成分とするポリマーから
なる紡糸(以下、PHMA糸という)かえられる。
すなわち、たとえば第1図に示されるような通常の溶融
紡糸工程によりPHMA糸が作製される。
溶融紡糸は本体(1)内にスクリュー(2)が設けられ
、原料投入口であるホッパー(3)、原料を溶融させる
ためのヒーター(4)が装着された押出成形機(5)を
用いることにより行なわれる。
第1図において、あらかじめたとえばベレット状に成形
された眼内レンズループの原料であるPHMAはホッパ
ー(3)内に投入され、投入されたPMMAはスクリュ
ー(2)によって本体(1)内に搬入される。該PHM
Aの搬入速度および本体(1)の周囲に設置されたヒー
ター(4)の加熱温度は、本体(1)内てPMMAが溶
融されるように設定される。
溶融されたPMMAは本体(1)の先端に設けられたノ
ズル(6)より噴出され、未延伸ループ(8)が形成さ
れ、ついで水温0−GooCの冷却水が注入された冷却
水槽(7)内に挿入される。ここで冷却することにより
形成された未延伸ループ(8)はローラー(9)および
00)を介して冷却水槽(′7)から搬出され、ついで
錘011とローラー(121との間を通して運搬される
つぎにえられた未延伸ループを加熱延伸させることによ
り、眼内レンズループが作製される。
すなわち、えられた未延伸ループはローラー03)およ
び04)を介して第1図に示されるような熱媒が注入さ
れた延伸水槽面内に搬入され、ここで延伸されたのち、
該延伸水槽GからローラーOeおよび口を介して取出す
ことによって延伸ループのが形成される。形成された延
伸ループのは通常、錘0F3が上面に設けられたローラ
ー09を介して運搬され、ついで巻取られる。
前記延伸水槽上に注入された熱媒は、90°C未満では
延伸を充分に施すことがてきず、また120°Cをこえ
ると、未延伸ループが軟化し、流動状態となるので、9
0〜120°C程度が好ましく、95〜110℃がもっ
とも好ましい。なお、延伸水槽日に注入される熱媒とし
て沸騰水を用いることは、常圧でその沸点が100℃で
あり、温度制御が容易であるので好ましい。
前記未延伸ループは、延伸水槽にで熱湯中に浸漬される
ことにより延伸されるが、適度な強度を存する眼内レン
ズループをうるためにはその延伸倍率は約1.5〜約3
倍が好ましく、なかでも約2倍がとくに好ましい。かか
る延伸は、未延伸ループを作製し、充分に冷却させたの
ちに行なってもよいが、冷却水槽でその表面は冷却され
ているが内部が適度に暖かいものを用いたばあい、延伸
時に未延伸ループの温度が表面と内部で均一になりやす
いので、冷却水槽から取出された未延伸ループはただち
に延伸水槽で延伸されるのが好ましい。
かくしてえられた延伸ループは、公知の方法により眼内
レンズループに成形され、えられた眼内レンズループは
たとえば特公昭57−41948号公報あるいは特公昭
58−49284号公報に記載されているごとく眼内レ
ンズ本体に設けられた孔に通され、使用に供される。
つぎに本発明の眼内レンズループの製造方法を実施例に
基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施
例のみに限定されるものではない。
実施例1 第1図に示される紡糸装置を用いた。本体(1)内にホ
ッパー(3)より直径約2+nm、高さ約41に成形さ
れたポリメチルメタクリレートからなるペレットをスク
リュー(2)の速度が380rl)+1となるように回
転させながら挿入し、ヒーター(4)で本体(1)を2
50℃に加熱し、ペレットを溶融した。
溶融されたポリメチルメタクリレートをノズル(孔径:
 1 nun) (6)を介して冷却水槽(力に押出し
、水面下の長さが約2mとなるように設定した。なお、
このとき冷却水の水温は約10℃であった。
つぎに冷却された未延伸ループ(8)を運搬速度12.
2IIl/分で錘(約2kg)Ql)が上面に設けられ
たローラー02)、ローラーOaおよびローラー(14
)からなる巻取器(A)により運搬した。
つぎにえられた未延伸ループ(8)を第1図に示される
延伸水槽に内の沸騰水(約100℃)に゛浸漬し、延伸
倍率が2.00となるように調整して速度25.5m/
分テローラー(laオヨヒローラーOn)ナラびに錘(
約2kg)(18)が上面に設けられたローラー09か
らなる巻取器(B)に巻取った。
なお、延伸倍率は次式にしたがって求めた。
巻取器(A)の速度 つぎに第2図に示されるように、ガラス板(厚さ2.3
m1ll %幅25IIl+n) (21)の両側に直
径2.3mmのステンレス棒いを装着した装置のにえら
れた延伸ループのを巻付け、両端をセロハンテープ(2
4でガラス板(21)に固定し、これを100℃の乾燥
型中に30分間放置した後、室温に放置して冷却し、つ
いで第3図に示されるように切断してループ四を作製し
た。
実施例2 巻取器(A)の巻取速度を8.5m/分(延伸倍率:3
00)にしたほかは実施例1と同様に操作してループを
作製した。
比較例1 実施例1において延伸工程を経ずに、曲げ工程において
延伸ループのかわりに未延伸ループを用いたほかは実施
例1と同様に操作してループを作製した。
実施例3〜5 比較例1で作製した未延伸ループを第1図に示される巻
取器(A)、延伸水槽四に通したのち、実施例1の曲げ
工程と同じ操作を行なってループを作製した。巻取器(
A)の巻取り速度はつぎのようであった。
第    1    表 実施例6 実施例1でえられたループを第4図に示されるようにレ
ンズ本体四に孔をあけて挿入し、加熱して融着し、眼内
レンズ面を作製した。
なお、のは手術時に眼内でレンズを回転させる際にフッ
クを引っ掛けるための孔である。
つぎに上記でえられたループの物性を下記の方法で測定
した。その結果を第2表に示す。
(衝撃強度) えられた第3図に示される形状を宵するループ四を用い
、該ループ四をセロハンテープ(241でその粘着面を
内側として2つ折りにして挾んだ。
なお、第5図ではループ四はセロハンテープ24の上半
分に貼り付けられている。つぎに第6図に示されるよう
な試料台器のチャック部■および(31)のあいだにル
ープ四をはさみ、ネジ(32)および(33)で軽く締
めた。
つぎに第7図に示されるように試料台器を衝撃強度試験
器の固定台(34)上に設置し、スタンド(35)に取
付けられている落錘管(36)中の落錘(37)を10
cm上方より自然落下させた。
落錘の重さは0.18g 、 0.25g 、 0.3
4g 、 0.41g 、 0.58g So、7[f
g 、 1.45g 、 2.98g 、 8.04g
の9種類を用意した。
1サンプルについて同一の重さの落錘を3回まで落下さ
せ、その間に破損しなかったら01破損したら×とし、
この操作を10サンプルについて行ない、Oが8つ以上
のものを合格とし、Oが7つ以下のものを不合格とした
なお、落錘は軽い落錘から順に重い落錘にかえながら上
記の操作を行ない、不合格結果が出るまで繰返した。不
合格が出た直前、すなわち合格したもののなかでもっと
も重い落錘の重量に高さlOc+nを乗じて衝撃強度(
単位二g重・Co1)とした。
(結節強度) 実施例1〜5においては第1図に示される工程により作
製されたループを、また比較例1では未延伸ループを用
いて第8図に示されるようにセロハンテープ(24に取
付け、第9図に示されるようにループの途中に1重の結
び目(38)を作り、たるみを取るために手で軽く引っ
張ってチャック(39)および(40)に取付けた。チ
ャック(39)および(40)を通常の微小引張強度試
験器に取付けて5cm /分の速度で引張り、破断時の
゛強度と伸びを繰返し測定し、その平均値を求めた。
結節強度は破断時の荷重(g)を断面積(111m2)
で除して求め、伸びは第9図に示されたチャック(39
)および(40)間の距離に対する伸びた長さを百分率
(%)で表した。
(折り曲げ強度) 上記結節強度で用いたものと同じループを作製し、第1
0図に示されるように人指し指(41)と親指(42)
の間にはさみ一気に押した。かかる操作を10箇所につ
いて行ない、破損しなかった回数を表した。
第    2    表 (注)カッコ内はサンプル数 〔発明の効果〕 本発明の眼内レンズループの製造方法によれば添加剤を
使用することなく金属材料よりも軽く生体適合性などの
安全性に優れるとともに衝撃強度や結節強度などの器械
的強度に優れたポリメチルメタクリレートを主成分とす
る眼内レンズループをうることができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜3図は眼内レンズループの製造方法の説明図、
第4図は実施例6でえられた眼内レンズの説明図、第5
図〜第7図は眼内レンズループの衝撃強度の測定方法の
説明図、第8図および第9図は眼内レンズループの結節
度の測定方法の説明図、第10図は眼内レンズループの
折り曲げ強度の測定方法の説明図である。 (図面の符号) (8):、未延伸ループ ■、延伸ループ 特許出願人 東洋コンタクトレンズ株式会社才20 ;P30 b 25図 29図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポリメチルメタクリレートを主成分とするポリマー
    を溶融紡糸したのち加熱延伸することを特徴とする眼内
    レンズループの製造方法。
JP61132039A 1986-06-06 1986-06-06 眼内レンズル−プの製造方法 Expired - Fee Related JPH0620470B2 (ja)

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