JPS62286023A - 液晶セルの製造方法 - Google Patents

液晶セルの製造方法

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JPS62286023A
JPS62286023A JP12951486A JP12951486A JPS62286023A JP S62286023 A JPS62286023 A JP S62286023A JP 12951486 A JP12951486 A JP 12951486A JP 12951486 A JP12951486 A JP 12951486A JP S62286023 A JPS62286023 A JP S62286023A
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JP
Japan
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spacers
solvent
liquid crystal
crystal cell
spacer
Prior art date
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Pending
Application number
JP12951486A
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English (en)
Inventor
Shinji Ogawa
伸二 小川
Hideaki Ueno
秀章 植野
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶セルの製造方法に関し、詳細には、液晶
セルの外郭を構成する基板の間隔を保持するスペーサの
散布方法に関する。
〔従来の技術〕
液晶セルの製造は、電極が形成され液晶セルの外郭を構
成する基板を、一方の基板に散布したスペーサで保持し
、基板の周辺をシールした状態で、液晶を基板間に封入
して行われる。
従来、基板に対するスペーサの散布は、次のように行わ
れていた。
すなわち、プラスチックビーズ、ガラスファイバー等の
一定の粒径のスペーサを、アルコール、フロン等の溶媒
に分散させ、その分散液を一方の基板にスプレーにより
散布していた。
具体的には、第3図に示す散布装置を用いていた。第3
図は、従来例の散布装置の概略図である。
この散布装置は、散布を行うチャンバ100とスペーサ
を溶媒に混合した分散液122を収容する容器120か
らなる。
チャンバ100は、台102の上に液晶セルの基板10
4を載置し、その上方にノズル106を備えたスプレー
ガン108が取り付けられている。
スプレーガン108には、管路110を介して圧縮され
た空気もしくは窒素ガスが送られ、容器120から管路
112を介してスペーサの分散液122が送られる。容
器120は、分散液122を収容し、スクリュウ124
により分散液122を攪拌しつつ重力によってスプレー
ガン108に分散液122を供給する。
そして、分散液122は、ポリスチレン、ベンゾグアナ
ミン樹脂等の粒子をフロン(CC11FCCIFg)、
エタノール等の溶媒に分散させたものを用いていたく特
開昭60−169831号に一部開示あり)。この分散
液122を所定の条件で散布していた。例えば、分散濃
度、分散液吐出時間、圧縮空気圧(圧縮窒素ガス圧)、
分散液吐出終了後の基板保持時間(乾燥時間)等の条件
を設定していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、上述した従来技術においては、次の問題が生
じた。
容器120中の分散液122を用いて基板104への散
布を行い、基板104のφ3mm円当りのスペーサの付
着個数の変化を縦軸に、そして、散布回数を横軸にとっ
たグラフを第1図に示す。
図において、従来技術を示すグラフC,Dは、散布回数
が増加するにつれ、スペーサの個数が減少するという問
題が生じた。
このようにスペーサの基板に対する付着個数が減少する
と、液晶セルに次のような欠陥が生ずる。
すなわち、スペーサの付着個数が少ないと、液晶セルの
組み立て時の加圧によって、部分的に基板の間隙が小さ
くなり、液晶セルの光学的性能が低下する。また、スペ
ーサの強度が持たずに破損することもある。
これに対し、スペーサの付着個数が多い場合には、白濁
して見えたり、また、スペーサの凝集が起こってゴミの
ように見える。
したがって、本発明の目的は、スペーサを常に適正数だ
け、基板に付着する液晶セルの製造方法の提供にある。
この目的を達成するために、本発明等は、種々の実験お
よび原因の究明を行った。
その結果、分散液122を容器120に収容後、時間が
経過するにつれ、分散液122中におけるスペーサと溶
媒の分離が起き、溶媒に対し比重の小さいスペーサが上
方へ集まり、スペーサの濃度の低い分散液がスプレーガ
ン108へ供給されることが分かった。これに対し、第
3図に示すように、ポンプ124を備えた循環式の容器
126を用いて、スペーサと溶媒の分離を防ぐことを検
討したが、分離を十分に防ぐことができなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明は、スペーサと溶媒の比重を等しくする
ことにより分散液の分離を防ぐことを想到し、これに基
づきスペーサと溶媒との最適な比重の範囲を設定したこ
とを特徴とする。
具体的には、本発明の液晶セルの製造方法は、それぞれ
電極が形成された相対する一対の基板をスペーサで所定
の間隔に保持して液晶を封入した液晶セルの製造方法に
おいて、溶媒の比重に対するスペーサの比重の比が、0
.95〜1.05となるような溶媒およびスペーサを用
いて、溶媒中にスペーサを分散し、該スペーサを含有す
る前記溶媒を前記基板の一方に散布して基板の間隔を保
持するようにしたものである。
本発明の液晶セルの製造方法で用いられるスペーサは、
ポリスチレン、ベンゾグアナミン、ジビニルベンゼン共
重合体等の樹脂からなる粒状もしくは短繊維状のものが
望ましい。また、スペーサを分散させる溶媒は、フロン
、エタノール、イソプロピルアルコール、およびそれら
の混合物がスペーサとの重量比が0.95〜1.05と
なるように選択されて使用される。
〔作用〕
以上のような本発明に係る液晶セルの製造方法は、溶媒
の比重に対するスペーサの比重の比が、0.95〜1.
05となるような溶媒およびスペーサを用いて、溶媒中
にスペーサを混合した分散液を用いるので、チャンバー
へ分散液を送る容器内において、スペーサと溶媒が分離
せず、スペーサの濃度分布が均一になる。
〔実施例〕
次に、本発明の詳細な説明する。
この実施例は、第2図に示すような、液晶セルの製造方
法に関する。
第2図は、液晶セルの模式断面図である。
この液晶セル10は、TTO(酸化インジウムと酸化ス
ズの固溶体)膜からなる透明電極14a、14bおよび
その上にポリイミド樹脂からなる配向膜16a、16b
を設けたガラス板12a、12bを対向させた外郭から
なる。ガラス板12a112bの周辺部は、エポキシ系
接着剤からなるシール18により密封されている。そし
て、ガラス板12.12bとシール18で構成される空
間は、後述する方法により形成されるスペーサ20で所
定の間隔に保持され、その空間内には、ネマティック液
晶22が封入されている。 次に、ガラス板12bにス
ペーサ20を散布する方法について説明する。
表1に示す溶媒にスペーサ20を混合して分散液を作り
、第3図の従来例に示した重力式の散布装置を用いて、
ガラス板12b上に分散液を散布した。したがって、散
布装置は従来例と同一名称で説明する。なお、表中C,
Dは、比較例とじての従来例である。
表1 散布条件は、次の通りである。
溶媒の比重に対するスペーサの比重の比は、本発明例A
、Bが、それぞれ1.01.1.00であった。また、
比較例C,Dが、それぞれ0.67.0゜89であった
その他の散布条件は、次の通りである。
分散液濃度はO,Oit%、分散液の吐出時間は3秒、
分散液吐出終了後の基板保持時間は5秒、そして、圧縮
空気圧は4 kg / dであった。
以上のようにしてスペーサの散布を行ったガラス板12
bをチャンバより取り出し、もう一方のガラス板12a
を対向させて周辺部をシール1日で密封して液晶セルの
外郭を構成した。その後、セル内を減圧し、内部にネマ
ティック液晶22を吸引して注入を行い、液晶セル10
を完成した。
以上の手順で、液晶セルを作り、基板に付着したスペー
サの個数を数えた。その結果は、第1図に示すように、
本発明にかかるA、Bの実施例のものは、分散液の散布
回数が増加しても、スペーサの個数が一定であるのに対
し、比較例C,,Dのものは、散布回数が増加するにし
たがって、スペーサの付着個数が減少していることが分
る。
なお、表1に示したもの以外に実施例A、Bと同じ材質
のスペーサを用い、フロンとエタノールの配合比を変え
たものを作った。その結果、溶媒に対するスペーサの重
量比が0.95〜1,05であれば、約100個/φ3
mm(−14個/ *** ” )のスペーサ分散濃度
を維持できることが分かった。
以上の本発明実施例の液晶セルの製造方法によれば、ス
ペーサの比重に合わせて、溶媒の比重を略等しくするに
当たって、比重の異なる二種類のを用い、その混合率を
調節することにより行ったので、種々の材質のスペーサ
に対しても適用することができる。
以上、本発明の特定の実施例について説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許の範囲
内において種々の実施態様を包含するものである。
〔発明の効果〕
以上により、本発明の液晶セルの製造方法によれば、溶
媒にスペーサを混合した分散液中のスペーサの分布が均
一になるので、時間の経過、すなわち、液晶セルの基板
への分散液の散布回数が増えても、常に適正数だけ、ス
ペーサを基板に付着することができる。さちに、本発明
では、分散液の組成の変更だけでよいため、従来の散布
装置がそのまま使用できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、基板のφ3鶴円当りのスペーサの付着個数の
変化と散布回数のグラフ、 第2図は、本発明の実施例にかかる液晶セルの断面図、 第3図は、従来例の散布装置の概略図(なお、本発明の
実施例も、この装置を用いた)、そして、第4図は、従
来例の散布装置の分散液を収容する容器の断面図である
。 出願人  トヨタ自動車株式会社 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 それぞれ電極が形成された相対する一対の基板を、スペ
    ーサで所定の間隔に保持して液晶を封入した液晶セルの
    製造方法において、 溶媒の比重に対するスペーサの比重の比が、0.95〜
    1.05となるような溶媒およびスペーサを用いて、溶
    媒中にスペーサを分散し、その分散液を前記基板の一方
    に散布した後、乾燥して基板にスペーサを付着せしめ、
    基板の間隔を保持するようにしたことを特徴とする液晶
    セルの製造方法。
JP12951486A 1986-06-04 1986-06-04 液晶セルの製造方法 Pending JPS62286023A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01156723A (ja) * 1987-12-14 1989-06-20 Fujitsu Ltd 液晶表示素子の製造方法
KR20180132782A (ko) 2016-04-21 2018-12-12 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 조광 필름, 접합 유리 및 조광 필름의 제조 방법

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