JPS62285644A - 直流モ−タ - Google Patents

直流モ−タ

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Publication number
JPS62285644A
JPS62285644A JP12889586A JP12889586A JPS62285644A JP S62285644 A JPS62285644 A JP S62285644A JP 12889586 A JP12889586 A JP 12889586A JP 12889586 A JP12889586 A JP 12889586A JP S62285644 A JPS62285644 A JP S62285644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
commutator
motor
electrode
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP12889586A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Akiyama
敏憲 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP12889586A priority Critical patent/JPS62285644A/ja
Publication of JPS62285644A publication Critical patent/JPS62285644A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テープレコーダなどの駆動部として使用され
る直流モータに係り、特に整流子の電極と電流供給用の
ブラシとの接触状態を安定させて、接触部におけるノイ
ズの発生を防+h した直流モータに関する・。
〔発明の背は〕
従来のテープレコーダなどに使用されている直流モータ
では、第2図に示すように、回転軸lに複数のコイル2
を有するロータ3が設けられ、またその下方にはコイル
2に導通される整流子4が1没けられている。この整流
子4にブラシ5が冶接しており、ブラシ5からコイル2
に電流が供給されるようになっている。また、ステータ
マグネット6はコイル2に対向して設けられている。ブ
ラシ5からコイル2に供給される電流と、ステータマグ
ネット6が形成する磁界とにより、ロータ3と回転軸l
が回転する。
整流子4は第3図に拡大して示す、その構造は、樹脂成
形品のホルダ4aの外周面に複数の電極4bが一体に固
着されているものである。この電極4bは、隣合うもの
がホルダ4aと一体の絶縁部4Cを介して間隔を開けて
配置されている。
そして電i4bの各々が前記各コイル2にリード線を介
して接続されている。
従来の前記電極4bの構造は、第4図の断面図に示すよ
うに、銅板Bの表面に金と銀の合金などによる表皮層A
が圧延などの手段により積層されたものとなっている。
また前記ブラシ5は銅あるいは銅の表面に金メッキなど
を施したものが使用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この種の直流モータでは、通電されてロータ3が回転す
る際、整波子4とブラシ5との摺接部においてノイズが
発生する問題がある。第5図に示すように、モータに直
流電流が供給されてロータ3が回転している間、シンク
ロスコープなどの電圧測定器によって出力電圧を測定す
ると、第6図に示すような電圧が得られる。この出力電
圧は、ブラシ5が摺接する電極4bの切換わりと、この
電極4bの切換わりの際に磁界内を通過するコイル2に
生じる誘導起電力とにより、サインカーブに近似した波
形となる。前記ノイズは主にブラシ5が摺接する電極4
bが切換わるとさく第6図にてαで示す部分)に生じる
。この波形に示すノイズはモータの雑音となって表われ
、テープレコーダの動力部などに使用されるモータの場
合、このH47が録音や再生プレイの妨げになる。また
、通常、コイル2と整流子4の電極4bとの間にはノイ
ズ除去用素子が設けられているが、ノイズ除去用素子に
よってノイズの発生を完全に防止することはできず、ノ
イズによる影響が避けられなくなっている。
L記ノイズはブラシ5と電極4bとの間に発生する放電
が主な原因と推定されている。特にブラシ5が摺接する
電極4bが絶縁部4Cを経て切換わる際に、コイル2に
生じる誘導起電力により放電が生じやすい状態となり、
このときにノイズが最も生じやすい。
一ヒ記のノイズが発生は、電極4bとブラシ5との摺接
部の条件によって大きく左右される。実際の直流モータ
においてM流子4の電極4bの表面を分析してみると、
ノイズが生じゃすいモータは、電極4bの表面が非常に
汚れているか、あるいは逆に電極4bの表面が清浄でブ
ラシ5が直に接触しているか、のいずれかである、また
電極4bの表面が薄い有a層によって覆われているもの
はノイズが抑えられていることが解る。
また、電極4bの表面状態の変化は、湿度などの環境変
化によっても影響を受ける。湿度が高すぎる場合には、
電極4bとブラシ5との接触部の状態が、表面の汚れの
場合と同様に不安定になり、ノイズが生じやすくなる。
また空気が乾燥しているときには電極4bの表面が清浄
になり過ぎて、やはりノイズが生じやすくなる。またテ
ープレコーダなどの機器内のグリスやゴム製部品などか
ら発生する有機ガスなどにより雰囲気が変化することに
よっても前記ノイズが生じやすくなることが経験的に知
られている。
この種のノイズが発生しやすくなる条件の詳しいことは
、正確には把握しずらい面もあるが、いずれにせよ、電
極4bとブラシ5との摺接部の状%が大きな原因となっ
ていることは事実である。
本発明は上記従来の問題点を解決するためのものであり
、ロータ回転時における整流子とブラシとの摺接部に常
に薄い有機膜を形成できるようにし、摺接状態を安定さ
せて、環境や雰囲気が変化しても整流子とブラシとの摺
接部に電気的ノイズが発生しにくいようにした直流モー
タを提供するものである。
〔問題点を解決するための発明の構成〕本発明は、回転
軸に、コイルを有するロータと、コイルに導通する複数
の電極が表面に設けられた整流子とが設けられており、
且つ前記コイルに対向するステータマグネットと、前記
整波子の電極に摺接する′1f流供給用のブラシが設け
られている直流モータにおいて、前記整流子の電極のブ
ラシと接触する表面部分が、油を含浸した焼結金属によ
り形成されていることを特徴とするものである。
〔発明の作用〕
このモータは、回転軸が回転する際、整流子の′心棒の
表面部分に含浸されている油が、ブラシの接触圧により
表面に滲出し、ブラシとの間に油によるgi膜が形成さ
れるようになる。その結果、回転駆動の際、整流子とブ
ラシとの摺接状態が常に安定し、接触部の放電などによ
るノイズが生じにくくなる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図〜第3図の図面によって
説明する。
第2図は直流モータの断面図である。
この直流モータは、テープレコーダなどの駆動部に使用
されるいわゆるコアレスモータである。
符号11はケースである。このケース11には回転軸l
が軸受に支持されて回転自在に設けられている。回転軸
1に固設されているロータ3にはコイル2が保持されて
いる。このコイル2は回転方向に間隔を開けて複数個設
けられており、その各々はロータ3の半径方向に電流が
流れるように構成されている。
符号6はステータマグネットである。このステータマグ
ネット6はコイル2に対向して設けられており、且つコ
イル2との対向面の極性が、ロータ3の回転方向に交互
に変化するように配置されている。
また、回転軸1には整流子4が固設されている。この整
流子4は、第3図に示すように、樹脂成形品のホルダ4
aと、その外周面に4枚配設された電極4bとから構成
されている。電極4bはホルダ4aの成形の際一体に固
着される。隣合う電極4bはホルダ4aの一部分である
絶縁部4Cを介し連接されている。そして、この各電極
4bと前記コイル2とがリード線などにより導通されて
いる。
前記電極4bの構造は、第1図に示すように、銅板りと
、その表面の焼結層Cとにより構成されている。焼結層
Cは、金と銀の合金粉を焼結させ、且つ油を含浸させた
ものである。
焼結層Cを形成するのに用いられる金と銀の合金粉のモ
均粒径は、0.14m程度あるいはこれよりもやや大き
いものが用いられる。また、焼結層Cの厚さは約50μ
lである。焼結層Cに含浸させる油は、粘度の低い(1
00〜500cp)脂肪族系のものなどが使用される。
符号5は直流電流を供給するブラシである。このブラシ
5は銅、あるいは銅の表面に金メッキを施したものなど
が使用される。ブラシ5はブラシホルダ7に保持されて
おり、その先端部が前記整流子4の電極4b表面に一定
の弾性力にて出接している。また、ケース11の外へは
電流供給端子8が突設されており、この端子8が前記ブ
ラシ5に導通されている。
次に、実施例の直流モータの動作について説明する。
ブラシ5より整流子4の電極4bを介してコイル2に電
流を供給すると、コイル2に流れる電流とステータマグ
ネット6が形成する磁界とによって回転軸1が回転する
回転軸lとともに整流子4が回転すると、ブラシ5との
接触圧により!J流子4の電極4bの焼結層Cに含浸さ
れている油が表面に・滲出する。そして、焼結層Cとブ
ラシ5との間に厚さ100オングストローム程度の油の
薄膜が形成される。この油の1zh 膜が介7Fするこ
とにより、整流子4の外周とブラシ5とが常に安定した
!?J接状態を保つようになる。
なお1本発明は第2図の構造以外のモータ、例えばステ
ータマグネットがロータの外側を囲むように配置された
構造のものであっても実施0Tteである。
〔発明の効災〕
以にのように未発明によれば以下に列記する効果を奏す
るようになる。
(+)モータ駆動時に、ブラシと整流子との間に油の薄
11りが形成されるので、ブラシと整流子の電極とが常
に安定した摺接状態を保つようになり、ブラシと摺動子
との摺動部に放電な゛どによるノイズが生じにくくなる
。特にブラシが摺接する電極が切換わる際にコイルに生
じる誘導起電力によるノイズの発生を極力抑えることが
可能になる。
(2)電極とブラシとの間に油による6!膜が常に形成
されているので、湿度の変化などに対して電極表面が影
響を受けなくなり、環境の変化による接触部のノイズの
発生を抑えられるようになる。また、テープレコーダな
どの機器内のグリスやゴム製部品などから発生する有機
ガスにより、放電などが生じやすい雰囲気が形成された
としても、電極とブラシとの間の摺接状態が安定してい
るため、ノイズを生じにくくなる。
(3)電極の表面に油が含浸されているので、電極とブ
ラシとの摺接部では、半永久的に最適な状態の油の薄膜
が形成されることになり、長期間の使用においてもノイ
ズの発生を有効に防止できるようになる。
(4)このように、放電などによるノイズの発生が防止
できるようになるため、テープレコーダなどの駆動源か
ら雑音が発生するのを防止でき、録音、再生プレイなど
が安定して行なわれるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るモータの整流子の断面図
、第2図はモータの構造を示す断面図。 第3図は整流子の斜視図、第4図は従来のモータの整流
子の断面図、第5図はモータの出力波形の4!一定方性
を示す機器構成図、第6図はモータの出力波形を示す線
図である。 l・・・回転軸、2・・・コイル、3・・・ロータ、4
・・・整流子−14a・・・樹脂ホルダ、4b・・・電
極、5・・・ブラシ、6・・・ロータマグネット、D・
・・銅板、C・・・金と銀の合金の焼結層。 出願人  アルプス電気株式会社 代理人゛  弁理士 野崎 照 夫11.11′・  
・ ’+l−:’、 ” 第1図 c 第2図 1  回am          2.、  コイル 
        31.・ロー94 ・・カシ省に; 
        40・ 糟イ’@IF−し7“   
  4b ・・電源セ5・・ ブラシ        
   6・・ 77津鳥ト        D・・・銅
鴫虜辷C1,奮と銀佇#/)脱鎚層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転軸に、コイルを有するロータと、コイルに導
    通する複数の電極が表面に設けられた整流子とが設けら
    れており、且つ前記コイルに対向するステータマグネッ
    トと、前記整流子の電極に摺接する電流供給用のブラシ
    が設けられている直流モータにおいて、前記整流子の電
    極のブラシと接触する表面部分が、油を含浸した焼結金
    属により形成されていることを特徴とする直流モータ。
  2. (2)電極の表面部分は、金合金を焼結したものである
    特許請求の範囲第1項記載の直流モータ。
JP12889586A 1986-06-02 1986-06-02 直流モ−タ Pending JPS62285644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12889586A JPS62285644A (ja) 1986-06-02 1986-06-02 直流モ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12889586A JPS62285644A (ja) 1986-06-02 1986-06-02 直流モ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS62285644A true JPS62285644A (ja) 1987-12-11

Family

ID=14996002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12889586A Pending JPS62285644A (ja) 1986-06-02 1986-06-02 直流モ−タ

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