JPS62285419A - 露光装置 - Google Patents

露光装置

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Publication number
JPS62285419A
JPS62285419A JP61128171A JP12817186A JPS62285419A JP S62285419 A JPS62285419 A JP S62285419A JP 61128171 A JP61128171 A JP 61128171A JP 12817186 A JP12817186 A JP 12817186A JP S62285419 A JPS62285419 A JP S62285419A
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JP
Japan
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exposure
exposure apparatus
alignment
projection lens
optical system
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Pending
Application number
JP61128171A
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English (en)
Inventor
Masao Kosugi
小杉 雅夫
Akiyoshi Suzuki
章義 鈴木
Hideki Ine
秀樹 稲
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPS62285419A publication Critical patent/JPS62285419A/ja
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、ICおよびLSI等の半導体装置の製造工程
の内、ホトリソグラフィ工程において使用される露光装
置に関する。
具体例としては、投影光学系を用いてレチクル上のパタ
ーンを半導体基板(ウェハ)上に投影露光する装置であ
って、レチクル上のパターンと半導体基板上のパターン
との位置整合のためのアライメント光学系と、投影光学
系を含む装置全体とをマツチングさせた露光装置に関す
る。
[従来の技術] 縮小レンズを用いた露光装置(いわゆるステッパ)にお
けるアライメントについてはこれまで数多くの提案がな
され、また製品上に適用されてきた。これらの提案およ
び製品への適用例の意図するところは、投影レンズを介
してレチクルのパターンとウェハ上のパターンとの相対
的な位置合せを行ない、しかる後に露光するプロセスに
関して、いかに■正確に、■確実に、■より早く、当該
プロセスを達成し得るかを追求したものである。さらに
、あと一つの条件を付加するとすれば、ユーザの使い勝
手に関して、■使い易さを上げることができる。
ところが、これらの条件を、満足しつるレベルですべて
達成するのは困難であり、これまでの提案や適用例にお
いてもいずれかの項目に対し欠点を持っているのが常で
ある。
この欠点は投影レンズを用いたステッパの宿命的な弱点
ともいえるが、その問題の所在を解析すると1次のよう
な論法になる。つまり、(イ)レチクルのパターンを投
止レンズを介してウェハのパターン上に投影露光するに
先たち、レチクルパターンの投影像とウェハパターンと
の相対位置合わせをrより正確に1行なうためには、投
影レンズを通したアライメントが望ましい。つまりTT
Lアライメントが望ましい。
(ロ)レチクルもしくはクエへのマークの位置情報を持
った光が投影レンズを通過しても情報媒体として有効で
あるためには、そこで発生する収差の関係から、ごく狭
い波長幅を持った光であることが必然となる。
(A) アライメントマークは常識的には凹凸を持った
段差構造であるため、ここに波長幅の狭い光を当てた場
合、凹凸の上のエツジから反射する光と下のエツジから
反射する光が干渉を生じる。そのため、段差量とそこに
塗布されたレジストの屈折率の条件によっては、信号光
が低減しまたは消失することがある。従って、どのよう
なプロセス条件に対しても「確実に1アライメントを実
行するためには、複数の別波長のアライメント光により
アライメントを行なう必要がある。
(ニ)露光波長と同一波長の光をアライメント光として
使用すれば、投影レンズによる色収差は発生せず付加的
な光学系無しでレチクルマークとクエへのマークとを同
時に2次元像として観察可能である。従って、アライメ
ント波長の一つとして露光波長を使用するのが妥当であ
る。
(ホ)他のアライメント光は露光波長と異なる波長にせ
ざるを得ない。このとき、露光波長と異なる波長の非露
光光がレンズを透過した場合に発生する色収差は、光学
理論上数種の収差に分析できる。しかし、これまでの提
案および適用例においては、釉上色収差しか補正してい
なかった。
このことは、サジタル方向(レンズ光軸に対して放射方
向)に向いたマークしか使用できず、そのためマークに
直交する方向成分しか検出できないことを意味し、例え
ばXY方向をアライメントするためには2つの対物レン
ズを含む顕微鏡が必要となる。
(へ)投影レンズに対しアライメントマークの位置が制
限されることによる弊害は様々な形態で現れる。
(f)例えば、レンズ光軸を原点とするXY座標の軸上
にしかアライメントマークが存在し得ない場合において
、ウェハ側のアライメントマークを更新する必要が生じ
た場合には、投影レンズに対し実素子パターン部をシフ
トして設定するしかない。しかし、このときには実素子
パターン部のうちシフトにより投影レンズの有効画面を
外れる部分がでるため、実質上投影レンズの有効画面を
損なうことになる。
(ii)また、上記のような事態を避けるためには、レ
チクルとクエへの関係において、実素子パターン部が重
なり合う位置とアライメントマークが重なり合う位置を
定量シフトする方法がある。しかし、この場合にはアラ
イメント後、露光をかけるまでに一定量だけウェハまた
はレチクルを移動することが必要であり、この8勤時間
によりr早さ1が損なわれ、移動精度によりr正確さ1
が損なわれる。
(ト)一方、非露光波長をアライメント光として使用す
る場合、ウェハ側(像面側)の一点から出た光は軸上色
収差のため、通常、レチクルパターン面(物体面)より
遠くに結像する。もしこの光をレチクルを透過した位置
で捕捉しようとすれば、レチクルにはこの光束を通すた
めの大きな窓が必要となる。
このことを避けるためには、ウェハの信号を持った光を
、レチクルとレンズの間で露光光束外へ取り出すことが
必要となる。しかし、この信号を取り出すためには、露
光光束中にミラーもしくはそれに相当する光学部材が必
要であり、もしこのミラーが固定されていれば、レンズ
の有効画面を損なうことになる。また、もしこのミラー
を露光のたびに露光光束から退避するとすれば、このミ
ラーの位置再現性がアライメント精度を損なう。
(チ)上記の(ト)で述べたごとく取出された光を対物
レンズを含む顕微鏡に取り込み、これを電気信号に変換
してアライメントを行なう方法がいくつか提案されてい
る。
一例として、顕微鏡の中に仮の基準を持ち、これとウェ
ハマークの相対位置合せをする例がある。この場合、本
質的な目的であるレチクルとウニへの位置合せにおいて
介在物が存在することになり、これがr正確さ1を損な
う要因になる。
[発明が解決しようとする問題点コ 本発明の茅1の目的は、縮小投影型露光装置において、
先に述べたような種々の欠点および問題点を解決し、よ
り改良されたアライメント方法およびアライメント装置
を提供することにある。
本発明の第2の目的は、半導体デバイスの微細化、高集
積化、高速化という、より高度な要求に答えるべく、よ
り高精度で多機能化された露光装置を提供することであ
る。
上述したような、より高精度で多機能化された露光装置
を提供するに際して、考えられる状況と要求を以下に述
べる。
高速化、高集積化の傾向をダイナミックラム(DRAM
)を例にとってみると、現在、IMビットDRAMが量
産に入りつつあり、これがほぼ1μmデザインルールで
設計されている。この先、4MビットDRAMや16M
ビットDRAMになれば、デザインルールとしては0.
7μmから0.5μmとなり、いわゆるサブミクロンプ
ロセス時代に入る。露光装置に対しては、第1に高い解
像力が要求され、このために露光波長は現在のg線から
i線へ、ざらにはエキシマレーザの308 nmや24
9nmへと短波長化が進むことになる。
露光光の単波長化は、解像力と焦点深度に対して有利に
働くが、投影レンズの設計においては解像力重視指向(
つまり高NA化)となるのは必然である。この結果、焦
点深度は実用解像力において±1μm前後のレベルとな
ろう。
フォーカス位置が温度や気圧で変化することは知られて
いるが、露光光の照射によってもまた変化する。このよ
うな状況で安定した解像精度を維持するにはTTLフォ
ーカスが有効である。TTLのフォーカス信号を取り込
む方法は、AA(オ=トアライメント)信号の取り込み
と類似した考え方になる。
さらに、深度問題を突きつめるとウニ八表面のそりが問
題となり、この場9合には露光画面内3点のTTLフォ
ーカスと、ウェハ側のチルト機構が必要となる。
一方、解像力の向上と同時に重ね合せ精度の向上が装置
に対して要求される。重ね合せ精度はデバイスのデザイ
ンルールの1/3〜115倍程度が必要精度といわれて
いる。重ね合せ精度は、装置側の要因としては、倍率、
ディストーションおよびアライメント精度に分離できる
。アライメントは像面平面に対し平行な方向であるXY
θ方向においてレチクル投影像とウェハ上のパターンの
相対位置合せを行ない、これらを完全に重なり合せるこ
とを前提としているが、レチクル投影像とウェハパター
ンに相対的な倍率ディストーションが存在すれば、これ
はアライメントでは救済できない。
絶対格子に対してランダム成分、あるいは非線形成分と
してのディストーションは、投影レンズの設計および製
作上の技量として絶対格子に近づける努力をするしかな
い。
一方、投影レンズ光軸からの距離に比例しな伸縮成分と
しての倍率については気圧によって変化することは知ら
れているし、また温度、露光によっても変化する。また
、ウェハ側についても加熱プロセス等によりパターンの
伸縮が生じる。
従って、0.1μmあるいはそれ以下の重ね合せ精度が
要求される時代になれば、倍率をリアルタイムに検出し
補正するという機能が装置側に要求されてくるであろう
以上のような状況を考えるとき、サブミクロンプロセス
時代に対応しうる露光装置としては、単にアライメント
精度の向上のみならず、フォーカス、片ボケ、倍率につ
いてプロセス側、装置側両者の誤差要因を検出し、補正
しうる機能が要求される。
[問題点を解決するための手段および作用]本件第1の
発明では、露光装置のレチクル等の原板とウニ八等の感
光基板との間に、露光光は実質的に透過し非焼付光であ
るアライメント光は実質的に反射する分光手段を配置す
ることにより、アライメント光を外部から露光光束中に
投入し、また露光光束外に取り出すことを可能としてい
る。
また、本件第2の発明では、露光装置のレチクル等の原
板とウェハ等の感光基板との間に、露光光は実質的に透
過し非焼付光であるアライメント光は実質的に反射する
分光手段を配置するところまでは第1の発明と同様であ
るが、さらに原板側のアライメントマークと感光基板側
のアライメントマークを同時観察することができる第1
の光学系と第2の光学系を備えている。これによりプロ
セス条件の経時変化による基準の狂いを検出できる。
本件第3の発明では、第2の発明の構成要件に加え、第
1および第2の光学系において使用する波長と異なる波
長の第2のアライメント光を使用した第3の光学系を備
え、光学系内の基準に対し感光基板の位置合せを可能と
している。
本件第4の発明では、TTLフォーカス検出系である光
学系を備え、露光画面全体に渡って均一で良好な解像性
能を得ることを可能としている。
[実施例] 第1図(a)は、本発明の一実施例に係る露光装置にお
けるアライメント検出系、アライメント駆動系および倍
率補正駆動系の概念図を示す。図中301は側面から見
たこれらの系全体を示し、302はレチクル部分のみを
平面図で示している。
同図において、レチクル1のパターンをウェハ2の表面
に投影露光すべく、投影レンズ3とプリズムブロック6
が配置されている。投影レンズ3はレンズ前群4とフィ
ールドレンズ5により構成され、露光波長に対して両テ
レセントリック系になっている。露光波長はここでは特
定する必要はないが、仮にi線(波長365nm)と想
定する。プリズムブロック6には投影光軸に対して45
゛方向にダイクロイックミラー膜(ダイクロ膜)7が形
成されており、露光波長(i線)を透過しアライメント
波長(例えば500nm以上の波長の光)を反射するよ
うに設定されている。
レチクル1はレチクル保持板8に吸着固定される。ウェ
ハ2は6軸方向すなわちXYZ方向および各軸に対する
回転方向に穆動可能なステージ9の上に保持される。露
光はレチクル1の上部に位置する不図示の照明光学系で
レチクル1を照明することにより行なわれる。
アライメント検出系は、第1顕微鏡10、第2顕微鏡1
1および補助光学系12の3つのブロックに分けること
ができる。第1図では理解の容易化のため光学系を一平
面上に展開して示している。また、実際には第1図(a
)の光学系は図面の奥行き方向に同一光学系が2群配列
されるものとする(第3図参照)。また、理解の容易化
のため、座標系は投影光軸をZ軸とし、それに直交する
平面に対し第1図(a)のレチクル部302の平面図に
示すごとくX軸Y軸を設定する。
く第1顕微鏡の構成〉 第1顕微鏡10においては、2つのアライメント光を使
用している。第1の光源はHeNeレーザ(波長633
nm) 13であり、第2の光源は不図示の照明光学系
から露光波長(i線)の光をファイ光は、それぞれの照
明レンズ15.16を通過し、ダイクロプリズム17で
i線は透過し、また波長633nmのHeNe光は反射
してハーフプリズム18に至る。ハーフプリズム18で
反射した光は、対物レンズ19を経て対物ミラー20に
より反射しレチクル1のパターン面21を照射する。
逆に、レチクル1あるいはウェハ2で反射した光は対物
ミラー20、対物レンズ19およびハーフプリズム18
を経てリレーレンズ22へ向う。リレーレンズ22以降
は、エレクタ23、空間フィルタ24を経て、ダイクロ
プリズム25により、i線は透過してi線用C0D26
上に結像し、HeNe光は反射してHeNe用CCD2
7上に結像する。ここで、対物レンズ19.リレーレン
ズ22.エレクタ23はi線とHe N e 光(63
3nm)の2つの波長に対して収差補正されていること
は言うまでもない。また、空間フィルタ24は検出に最
適となるべく選択される。
対物ミラー20は、観察部分に対し露光が可能な上うに
雲卑キ申から;艮;辞する濁白旨を有する−筆1顕微鏡
lOは、顕微鏡全体あるいは対物レンズ19、対物ミラ
ー20を含む一部光学部分を動かすことにより、第1図
(a)に示すレチクルセットマークa 30.30’ 
、レチクル側アライメントマーク31、31’および露
光可能領域32の大部分の領域について観察可能となる
ように構成されている。
く補助光学系の目的と構成〉 補助光学系12の目的は、第1顕微鏡10により投射さ
れレチクル側アライメントマーク31.31’ を通過
したHeNeレーザ光をウェハ2側のアライメントマー
ク部分MWに導き、逆にMWで反射したHeNe光を投
影レンズ3により発生した色収差を補正してレチクル側
アライメントマーク部31、31’のレチクルパターン
面21に結像することである。
以下、ウェハ上アライメントマーク部分MWから反射し
た光を追跡しながら構成を説明する。アライメントマー
ク部分MWから反射した光は投影レンズ3を経てプリズ
ムブロック6に至る。もしダイクロ膜7が存在しなけれ
ば、この光は投影レンズ3により発生する軸上色収差の
ためにレチクルパターン面21の上方Aの距離にあるP
点に結像する。距離Aの値は、i線レンズに対して波長
633nmの光を通した場合数+nmのオーダになり、
もしこのような形でレチクル1上でウェハ2の信号光を
取ろうとすればレチクルパターン部21に大きな窓が必
要となるが、このような窓の存在は実際上許容できない
レチクル1の下部でウェハ2の信号光を一旦露光光束外
に取り出す理由がここにある。さて、ダイクロ膜7で反
射した光は、テレセン度補正光学系35を透過し、ダイ
クロプリズム36によって下方に反射する。テレセン度
補正光学系35は、投影レンズ3により狂ったテレセン
度を正常なテレセントリック状態に戻すためのもので、
これによりアライメントマーク位置を変えた場合の像高
位置による空間フィルターの調整あるいは光学系の調整
を不要とすることができる。
ダイクロプリズム36で反射した光はミラー37゜38
、39およびプリズムブロック6の一部に形成されたミ
ラー面40によりレチクル側アライメントマーク18.
18’へ導かれる。なお、その光軸の途中には色アスコ
マ収差補正光学系41と結像レンズ42が挿入しである
なお、アスコマ収差補正光学系41の働きについては、
本出願人が昭和61年5月30日に出願した発明の名称
「観察装置J (発明者 鈴木章義)なる出願の明細書
において詳細説明がなされている。
結像レンズ42は一旦空中結像した光をレチクル側アラ
イメントマーク部分18.18’ に再結像するために
用いる。補助光学系12は、前記光学部品の移動により
、露光可能領域32に対応する像面側領域の限られた範
囲を観察可能なように構成される。
観察範囲がX軸上にのって移動する場合には、補助光学
系12は符番36.37.38.39.41および42
で示す各部分が連動して動くだけでよい。観察位置をY
軸方向に移動する場合にはダイクロプリズム36の穆勤
量ΔYに対しミラー37. :18が同一方向要である
。また、さらにアスコマ補正光学系41の調整も必要で
ある。
く第2顕微鏡の目的と構成〉 第2顕微鏡11の目的は顕微鏡内の基準に対してウェハ
アライメントマークMWを位置合せすることである。
ここでは、例えばアルゴン(Ar)レーザの波長515
nmの光をアライメント光として使用する。
第2顕微鏡11から射出した波長515r+mの光は、
ダイクロプリズム36←テレセン度補正光学系35←ダ
イクロ@7→没影レンズ3→ウェハ側アライメントマー
クMW、のような光路を通りまた戻ってくる。
第2顕微鏡11は第1顕微鏡と類似しており、以下のよ
うな構成を有する。
50はアスコマ補正光学系、51は対物レンズ、52は
ハーフプリズム、53は照明レンズ、54はArレーザ
、55はリレーレンズ、56は基準マーク、57はニレ
フタレンズ、58は空間フィルター、59はApr’+
1’+nm )田CI”nf急、?。
第2顕微鏡11は全体もしくは対物レンズ51を含む一
部光学部品の移動により、補助光学系12の観察範囲に
追従する。
以上がアライメント検出系の内、光を電気信号に変換す
るまでの部分の説明である。
次に、これらの検出光学系を使った場合の機能について
、実際に装置を使うときの手順に沿って説明する。
◎〔レチクルセット−1〕 新たなレチクルが露光装置にセットされたとき、レチク
ルを装置の基準に合せてセットする必要がある。これに
は、まず第1顕微鏡8の全体あるいは対物レンズ19を
含む一部光学部分を動かして、レチクルセットマークa
 30.30’が観察可能となる位置へ移動する。レチ
クルセットマークa30、30’ のレチクルパターン
面21にごく近接して装置側に固定されたレチクル基準
マーク(不図示)があり、この両マークにより位置合せ
を行なう。このとき用いる光はi!aでも波長833n
mの光でもどちらでも良いし、また両方用いてもよい。
◎〔レチクルセット−2〕 レチクルセットはまたウェハステージ9に取付けられた
ステージ側基準プレート60に対して行なうこともでき
る。この場合、まず基準プレート60の中心が投影レン
ズ3の光軸上にくるようにステージ9を移動する。一方
、第1顕微鏡8はレチクルセットマークb 61.61
′ が観察可能な位置へ穆勤する。基準プレート60に
は第1図(b)に示すように2個のレチクル合せマーク
62.62’ が配置されており、この間隔Pはレチク
ルセットマークb 61.61’ の間隔Sに対し、P
=S/レンズ縮小倍率、となるように設定されている。
第1顕微鏡8のi線照明および検出系を使うことにより
レチクルセットマーク61とレチクル合せマーク62お
よびマーク61′  とマーク62′ の左右のマーク
を同時に観察しながら、レチクル1のXYθアライメン
トを行なうことができる。また、このとき2つの検出系
のランアウト値からレンズの倍率βを検出することがで
きる。なお、倍率βの補正については後述する。
◎(i線、オンアキシスアライメント〕第1顕微fi8
をi線だけのアライメント系として使用する場合には、
補助光学系12なしのオンアキシス(ON AXIS 
>顕微鏡として用いることができる。この場合、第1顕
微鏡8はレチクル1の実素子パターン領域63の周辺の
スクライブ領域64に配置されたレチクル側アライメン
トマーク65゜65′ が観察可能な位置に穆勅し、こ
れによりレチクル側アライメントマーク65.65’ 
 とウェハ側アライメントマーク(不図示)とを同時に
観察し、XYθ方向および倍率βに関しアライメントを
行なうことができる。この場合、露光時は対物ミラー2
0を露光光束から退避するこζが必要になる。
また、このとき第2顕微鏡11の対物位置とウェハ側ア
ライメントマーク部に合せて515nm波長による同時
アライメントも可能である。
ここで、各アライメントに使用するアライメントマーク
について説明する。本願発明では、特け マ尚ノ4・ノ
L呵−hf+此中中L 、+’1.石I斗す、フ)よぞ
例として第1図(C)に示す!−りなものが使用される
。本実施例のような多様なアライメントモードを持つ場
合においても、使い勝手上はマーク形状が共通化されて
いる方が望ましく、そのためにこの事例では符番(30
,30’ )  (ta、 ta’ )(61,61’
 )  (65,65’ )で示されるマークはレチク
ル側マークとして第1図(C)のレチクルマーク66の
ように形成される。ただし、オペレータまたは装置が、
現在観察しているのがどのマークなのか識別するために
レチクル側識別マーク67を設け、これは前記各々のマ
ークで異なるようにしておくことが好ましい。また、ウ
ェハ側のアライメントマークやレチクル合せマーク82
.62’ については第1図(C)のウェハマーク68
のように形成される。ウェハ側マークにも同様に識別マ
ーク69が含まれるようにしている。
◎〔波長633nm、515nmアライメント光検出系
のオフセット補正〕 波長633nmアライメント系は、補助光学系12を使
用するために、また波長515nmアライメント系はレ
チクル1の代わりに基準マーク56を間接基準としてい
るが由に、光学系の設定だけでは、その読み取り値は真
価に対してオフセット誤差を持っており、光学系の設定
を変えた場合には、これらのオフセットを読みとり補正
をかけなければならない。本実施例においては、第1顕
微鏡8のi線アライメント系による検出がシステムオフ
セットを発生しないことを利用し、これを基準として波
長833nm、515nmアライメント検出系のオフセ
ット補正を行なう。この手順は以下のようなものである
■ 第1顕微鏡8をレチクル側アライメントマーク65
.85’が観察可能な位置に8動し、i線アライメント
系によりステージ側基準プレート60のレチクル合せマ
ーク62.62’ をアライメントする。
■ 第2顕微鏡11の波長515nmアライメント検出
系のオフセット値を読みとる。または、基準マーク56
を8勤して0出力になるよう調整する。
■ 第1顕微鏡8をレチクル側アライメントマーク18
.18’ の側に戻し、波長633nmアライメント系
のオフセット値を読みとる。
以上の作業により、オフセット読みとり(補正)を完了
する。
◎〔波長633r+m、515r+mの光によるアライ
メントと制御系の説明〕 第1図(a)は633nm、515nmの光によるアラ
イメントの状態を示している。先に説明した光学系の作
用により第1顕微鏡8のC0D27にはウェハ側アライ
メントマークMWとレチクル側アライメントマーク18
.18’の像が同時に投影結像され、Ar光用CCD5
9には、マークMWと基9マーク56の像が同時に投影
結像する。この場合、i線用CCD28は使用しない。
各CODで光電変換された信号は、カメラコントロール
ユニットCCU 70.71.72で処理された後、制
御回路73に導かれ、A/Dコンバータ74゜75、7
6でデジタル化されて、画像メモリ77、78゜79に
一旦記憶される。画像メモリ77、78.79からはそ
れぞれのCCU3O,71,72に対して同期信号5Y
NCが出される。以降の信号処理については画像処理お
よび誤差演算を行なう。また、2つの検出系から同一方
向の信号が得られるが、両者を平均値的に用いるか、信
号の良否判定をして一方の検出系のみの信号を用いるか
は装置自身の判断かユーザの指示によるものとし特定し
ない。
いずれにしても、左右のマークから得られた信号はCP
U80においてそれぞれ2次元方向に分解されて、先述
のオフセット値も含んで(ΔXいΔYL)  (ΔXR
,ΔYR)の形に演算処理され、さらに駆動方向および
駆動量としてアウトプットされる。
XYθ方向の駆動量信号は、制御回路73からステージ
9へ送られる。具体的には、XYθ方向別にそれぞれ駆
動回路81に信号が送られ、駆動電圧がそれぞれのアク
チュエータ85に送られて、誤差ΔX、ΔY、Δθを0
にする方向にウェハ2を8勤する。これら検出系と駆動
系はクローズトループで動作し、最終的に誤差量はトレ
ランス内に追い込まれる。
一方、倍率誤差量Δβはフィールドレンズ駆動系の方へ
送られる。両テレセントリックレンズの場合フィールド
レンズ5を光量方向に8動することで投影倍率のみを変
えることかでき、そのオーダーとしては数ミクロンの8
勤によってサブミクロンの倍率を変えることができる。
この実施例では、その駆動をフィールドレンズ保持リン
グ87の周辺にエアガイド88を構成することで行なう
。制御回路73から倍率誤差信号Δβが駆動回路89に
送られると、駆動回路89は2つのサーボ弁90.91
に駆動信号を送る。サーボ弁は共通のエアー源から供給
されたエアーを駆動信号に応じて圧力コントロールして
エアーガイドの上方および下方に送り、この圧力バラン
スによりフィールドレンズ5を8勤する。
以上のような動作により、XYθβ方向のアライメント
が完了した後、即時露光に入ることができる。対物ミラ
ー20は露光光束外にあるので退避する必要はないし、
露光中もアライメント位置のモニタを続けることができ
る。
以上説明してきたアライメント系の利点を要約すると以
下のようになる。
■ 多色のアライメント光の使用と種々のアライメント
モードにより、プロセスによる検出不良および精度不良
を補いプロセス条件の変化に対しても安定して高精度の
アライメントを達成できる。
■ 非露光波長アライメントにおいても、露光波長アラ
イメントの存在により装置側で自動釣にオフセット補正
ができる。また、波長633nmアライメントにおいて
は、レチクルマークとウェハマークの投影像を同時観察
できるので、経時変化による基準の狂いを心配する必要
がない。
■ 各アライメント波長に対して収差が完全に補正され
ているため、いずれのアライメントにおいても1眼で2
方向の検出が可能である。従って、2眼の検出によりX
Yθ方向および倍率β方向の検出ができ、ステージによ
るXYθ駆動およびフィールドレンズによる倍率補正に
より完全な重ね合せを達成できる。
■ テレセン度補正板により対物位置の移動が自由とな
り、このためアライメントマークイ立置が自由になった
。実素子パターン中でも可である。また、アライメント
後レチクルとウェハの相対8動が無く露光に入れるため
、サイクルタイムは短縮され、かつ精度向上が達成でき
る。
次に、フォーカス検出および駆動について説明する。
第2図は、先述のアライメント検出系とは別に設けられ
たTTLフォーカス検出系と駆動系の概念図を示す。第
2図(a)は側面図、(b)はレチクル部分の平面図で
ある。
露光光束中に設けられたプリズムブロック6とそのダイ
クロミラー7の存在によりTTLフォーカスの信号光を
取り出すことが可能になる。同図ではウェハ2の露光部
分の表面と像面との傾斜成分を検出するためにフォーカ
ス検出光学系100が3組配置されている。その配置は
、第2図(b)に示すようにレチクル側の位置に対応づ
けると、露光可能領域32の外周部に沿って等分にa、
b。
Cの位置に置かれている。ここでは8部だけの検出系信
号処理系についてだけ述べる。
HeNeレーザ101から射出された波長633nmの
光は、照明レンズ102を透過してハーフプリズム10
3により反射して以下、テレセン度補正板35、プリズ
ムブロック6のダイクロミラー7、フィールドレンズ5
およびレンズ前群4を経てウェハ2の表面に集光する。
ウェハ2の表面で反射した光は逆のルートをたどり、ハ
ーフプリズム103を透過して多段ハーフミラ−104
に至る。多段ハーフミラ−104は入射光を3つの光軸
R,J、Fに分割し、それぞれの光量を等分に振り分け
るように働く。多段ハーフミラ−104の後にはR,J
、Fそれぞれの光軸を中心とするピンホール窓を持った
ピンホール板105が置かれ、その後に各ピンホールに
対して、光電変換素子106R,106J、106Fが
配置される。ピンホール板105はレンズ像面から出た
光が、光軸Jのピンホール(J)位置において結像する
ように設定され、これにより光軸Rではピンホール(R
)の後で結像し、光軸Fではピンホール(F)の前で結
像する関係になる。
このような構成により、光電変換素子106Rと106
Fの出力比較により像面に対するウニ八表面のずれ方向
を判定で籾、また光電変換素子106Rと106Fのバ
ランスもしくは106Jの最大出力により像面とウニ八
表面の合致を知ることができる。、光電変換素子106
で光電変換された信号は、光軸R,J。
F各々に対するプリアンプ110 (R,J、F)で増
幅され、制御回路illへ送られる。制御回路111の
中では再度アンプ112で増幅された後、アナログスイ
ッチ113により各光軸R,J、Fのシリアル信号とし
てアナログデジタル変換器(ADC)114によりデジ
タル化されてCP U 115に送りこまれる。
CP U 115ではa、b、c3つの検出系から得ら
れた信号を処理し、ウェハマ−ク9の中に組込まれたチ
ルトステージ120を駆動する圧電素子121(a、b
、c)のベクトル信号を出力する。ベクトル信号は、そ
れぞれの駆動回路116(a、b、c)により駆動信号
に変換されて圧電素子に送られ、これによってチルトス
テージのチルト補正が行なわれる。
これら一連の動作は、投影レンズを通したTTLフォー
カスとしてクローズトループで実行されるから気圧およ
び外気温度による像面移動はもちろん、レンズの露光光
吸収等によって生じる急速なピント変化に対しても十分
追従することができ、常に安定したフォーカスを維持す
ることができる。
また、3点検出とチルト機構の採用により、ウェハ表面
を像面に一致させことができるため、露光画面全体にわ
たって均一で良好な解像性能を得ることが可能となった
さらに、第1マスク露光やグローバルアライメント露光
等、ステージ9とレーザ干渉測長器130をたよりに繰
返し露光する場合、各ショットチルトは通常配列誤差を
生じるという問題点があるが、第2図(a)のステージ
構成で示すようにチルトステージ上に参照面ミラー13
1を設定することでこの問題を回避することができる。
第3図は、第1図のアライメント光学系と第2図のフォ
ーカス光学系の主要部分を合体したときの立体配置を示
し、両者の共存が可能であることを示している。
なお、前記実施例の中ではi線の投影レンズを想定して
説明したが、波長308nmあるいは249nmのエキ
シマレーザを露光光とする投影レンズに対してのアライ
メント系およびフォーカス検出系もまた同様に構成する
ことができる。
エキシマ投影レンズの場合には、レンズとして使用でき
るガラス材料が2 f!li類に制御されるためレンズ
設計上色消しが困難となること、また露光波長とアライ
メント波長の差が大きくなることを考えると当然軸上色
収差が太き(なる。このとき従来方式である第4図や第
5図に示すような構成では、それぞれ取出しミラー20
0あるいは色収差補正レンズ201として大きなものが
必要になり、露光可能領域がそのケラレ(図中ハツチン
グ部)のために許容できない程狭められてしまう。従っ
て、エキシマ露光装置においては、本発明のような露光
光束全体をカバーするミラ一方式が必然になってくる。
また、第1図に示したアライメント検出系をフォーカス
検出系として使用することも可能である。この場合、i
線、波長633nm、515nmの各々の光に対する検
出系はアライメントマークを像面でCODまたは撮像管
でとらえているから像のコントラストとして最適結像点
を検知することができる。
1つの波長のアライメント系の出力をアライメント検出
用とフォーカス検出用として分離して使うこともできる
し、波長633nm側をアライメント検出に、波長51
5nm側をフォーカス検出といった使い分けも可能であ
る。また、これらと第2図に示すフォーカス専用検出系
との混用も可能である。
特に、第1図の光学系をアライメント系として使用する
にはウェハ側にマークがあることがta [になるから
、第1マスクの露光の場合には、第2図のような専用フ
ォーカス系は必須である。
なお、上述の説明におけるプリズムブロックはべりクル
ミラーでも良いことは明らかである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、レチクルとクエへ
の重ね合せと露光に関するすべての方向(X、Y、Z、
 θ2.θ8.θアおよび倍率)に対する検出系と補正
(駆動)系を持ち、かつ処理速度においてすぐれた露光
装置を実現することができる。
また、本発明による露光装置は、プロセスの変化に対応
でき、ウェハとその上に作りこまれたパターンの誤差、
さらに装置自体が発生する経時変化をも含んで自己補正
でき、常に安定した性能を発揮できる安定性、冗長性の
ある装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る露光装置のアライメ
ント検出系と駆動系の全体図、第2図は、本発明の一実
施例に係る露光装置のフォーカス検出系と駆動系の全体
図、 第3図は、アライメント光学系とフォーカス光学系の実
態配置図、 第4.5図は、従来技術の説明図である。 1ニレチクル、 2:ウェハ、 3:投影レンズ、 5:フィールドレンズ、 6:プリズムブロック、 7:ダイクロ膜、 35:テレセン度補正レンズ、 41.5に色アス・コマ補正光学系、 42:結像レンズ。 特許出願人   キャノン株式会社 代理人 弁理士   伊 東 辰 雄 代理人 弁理士   伊 東 哲 也 第4図 “jt+ 斤 5 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原板と感光基板とを位置合せした後、該原板上に描
    かれたパターンを投影レンズにより該感光基板上に投影
    する露光装置であって、 上記原板と感光基板との間に上記投影レンズの露光光束
    を被うごとく配置され、外部から投入された露光波長と
    は異なる波長の光を露光光束中に導入しかつ該導入光を
    露光光束中から取り出すごとく構成した分光手段を備え
    ることを特徴とする露光装置。 2、前記投影レンズが、両テレセントリック系でなる特
    許請求の範囲第1項記載の露光装置。 3、前記分光手段が、ダイクロイックミラーのミラー膜
    である特許請求の範囲第1または2項記載の露光装置。 4、前記ダイクロイックミラーのミラー膜が、ペリクル
    (薄膜)のみでなる特許請求の範囲第3項記載の露光装
    置。 5、前記分光手段が、プリズムブロック内に形成される
    特許請求の範囲第1、2、3または4項記載の露光装置
    。 6、前記原板がレチクルであり、前記感光基板が半導体
    ウェハである特許請求の範囲第1、2、3、4または5
    項記載の露光装置。 7、原板と感光基板とを位置合せした後、該原板上に描
    かれたパターンを投影レンズにより該感光基板上に投影
    する露光装置であって、 上記原板と感光基板との間に上記投影レンズの露光光束
    を被うごとく配置され、外部から投入された露光波長と
    は異なる波長のアライメント光を露光光束中に導入しか
    つ該アライメント光を露光光束中から取り出す分光手段
    と、 該分光手段に対しアライメント光を投入し、感光基板上
    の所定位置で反射し投影レンズを透過しさらに該分光手
    段により露光光束外に取り出したアライメント光を上記
    原板の所定の位置に結像すべく配置された第1の光学系
    と、 上記原板に対して投影レンズとは反対側に位置し、上記
    結像と原板上のパターンとを同時に観察可能に配置され
    た第2の光学系と を備えることを特徴とする露光装置。 8、前記投影レンズが、両テレセントリック系でなる特
    許請求の範囲第7項記載の露光装置。 9、前記分光手段が、ダイクロイックミラーのミラー膜
    である特許請求の範囲第7または8項記載の露光装置。 10、前記ダイクロイックミラーのミラー膜が、ペリク
    ル(薄膜)のみでなる特許請求の範囲第9項記載の露光
    装置。 11、前記分光手段が、プリズムブロック内に形成され
    る特許請求の範囲第7、8、9または10項記載の露光
    装置。 12、前記第1の光学系が、所定の非露光波長のアライ
    メント光に対し、該アライメント光が投影レンズを通る
    ことにより発生する (1)テレセン度の狂いを補正する光学系と、(2)ア
    ス、コマ収差を補正するために光軸に対し傾斜して置か
    れた複数の平行平面硝子よりなるアス・コマ補正光学系
    と、 (3)軸上色収差を補い、前記感光基板上の像を前記原
    板のパターン面に結像するための光学系とを含む特許請
    求の範囲第7、8、9、10または11項記載の露光装
    置。 13、前記第2の光学系が、露光波長と前記アライメン
    ト光の非露光波長との2つの波長に対して収差補正され
    ている特許請求の範囲第7、8、9、10、11または
    12項記載の露光装置。 14、前記原板がレチクルであり、前記感光基板が半導
    体ウェハである特許請求の範囲第7、8、9、10、1
    1、12または13項記載の露光装置。 15、原板と感光基板とを位置合せした後、該原板上に
    描かれたパターンを投影レンズにより該感光基板上に投
    影する露光装置であって、 上記原板と感光基板との間に上記投影レンズの露光光束
    を被うごとく配置され、それぞれ波長が異なりかつ露光
    波長とも異なる波長の外部から投入された第1および第
    2のアライメント光を露光光束中に導入しかつ該第1お
    よび第2のアライメント光をそれぞれ分離して露光光束
    中から取り出す分光手段と、 該分光手段に対し第1のアライメント光を投入し、感光
    基板上の所定位置で反射し投影レンズを透過しさらに該
    分光手段により露光光束外に取り出した第1のアライメ
    ント光を上記原板の所定の位置に結像すべく配置された
    第1の光学系と、上記原板に対して投影レンズとは反対
    側に位置し、上記結像と原板上のパターンとを同時に観
    察可能に配置された第2の光学系と、 上記分光手段に第2のアライメント光を投入しかつ該第
    2のアライメント光を取り出して受光し、その光軸に対
    し傾斜して置かれた複数の平行平面板よりなるアスコマ
    補正光学系を含む第3の光学系と を備えることを特徴とする露光装置。 16、前記投影レンズが、両テレセントリック系でなる
    特許請求の範囲第15項記載の露光装置。 17、前記分光手段が、ダイクロイックミラーのミラー
    膜である特許請求の範囲第15または16項記載の露光
    装置。 18、前記ダイクロイックミラーのミラー膜が、ペリク
    ル(薄膜)のみでなる特許請求の範囲第17項記載の露
    光装置。 19、前記分光手段が、プリズムブロック内に形成され
    る特許請求の範囲第15、16、17または18項記載
    の露光装置。 20、前記第1の光学系が、所定の非露光波長の第1の
    アライメント光に対し、該アライメント光が投影レンズ
    を通ることにより発生する (1)テレセン度の狂いを補正する光学系と、(2)ア
    ス、コマ収差を補正するために光軸に対し傾斜して置か
    れた複数の平行平面硝子よりなるアス・コマ補正光学系
    と、 (3)軸上色収差を補い、前記感光基板上の像を前記原
    板のパターン面に結像するための光学系とを含む特許請
    求の範囲第15、16、17、18または19項記載の
    露光装置。21、前記第2の光学系が、露光波長と前記
    第1のアライメント光の非露光波長との2つの波長に対
    して収差補正されている特許請求の範囲第15、16、
    17、18、19または20項記載の露光装置。 22、前記第2の光学系および第3の光学系の両方もし
    くはいずれか一方に前記感光基板上の投影像を受光する
    撮像素子を有し、該撮像素子から得られる電気信号によ
    り投影レンズによる像面と感光基板表面の合致を検出可
    能とする特許請求の範囲第15、16、17、18、1
    9、20または21項記載の露光装置。 23、前記第2および第3の光学系が光電変換素子を有
    し、該光電変換素子から得られた信号を処理する制御回
    路と、投影レンズのフィールドレンズを光軸方向に移動
    する手段と、該移動手段に駆動信号を与える駆動回路と
    により、投影レンズの投影倍率を可変とする特許請求の
    範囲第15、16、17、18、19、20、21また
    は22項記載の露光装置。 24、前記原板がレチクルであり、前記感光基板が半導
    体ウェハである特許請求の範囲第15、16、17、1
    8、19、20、21、22または23項記載の露光装
    置。 25、原板と感光基板とを位置合せした後、該原板上に
    描かれたパターンを投影レンズにより該感光基板上に投
    影する露光装置であって、 上記原板と感光基板との間に上記投影レンズの露光光束
    を被うごとく配置され、外部から投入された露光波長と
    は異なる波長のアライメント光を露光光束中に導入しか
    つ該アライメント光を露光光束中から取り出す分光手段
    と、 該分光手段に対しアライメント光を投入し、感光基板上
    の所定位置で反射し投影レンズを透過しさらに該分光手
    段により露光光束外に取り出したアライメント光により
    、上記原板上のパターンの投影レンズによる像面と感光
    基板表面との位置ずれを検出するべく構成された光学系
    と を備えることを特徴とする露光装置。 26、前記投影レンズが、両テレセントリック系でなる
    特許請求の範囲第25項記載の露光装置。 27、前記分光手段が、ダイクロイックミラーのミラー
    膜である特許請求の範囲第25または26項記載の露光
    装置。 28、前記ダイクロイックミラーのミラー膜が、ペリク
    ル(薄膜)のみでなる特許請求の範囲第27項記載の露
    光装置。 29、前記分光手段が、プリズムブロック内に形成され
    る特許請求の範囲第25、26、27または28項記載
    の露光装置。
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