JPH06252030A - 位置検出装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法 - Google Patents

位置検出装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法

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JPH06252030A
JPH06252030A JP5063247A JP6324793A JPH06252030A JP H06252030 A JPH06252030 A JP H06252030A JP 5063247 A JP5063247 A JP 5063247A JP 6324793 A JP6324793 A JP 6324793A JP H06252030 A JPH06252030 A JP H06252030A
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体素子製造用の投影露光装置においてレ
チクルとウエハとの相対的な位置合わせを高精度に行な
うことができる位置検出装置及びそれを用いた半導体素
子の製造方法を得ること。 【構成】 第1物体面上のパターンを第2物体面上に投
影する投影光学系を介して該第2物体面上に設けた位置
合わせマークを検出系により撮像手段面上に形成し、該
撮像手段からの出力信号を利用して該位置合わせマーク
の位置を検出する際、該検出系は異なる倍率の複数の光
学系を有し、該複数の光学系により該撮像手段面上に異
なった倍率の位置合わせマークを形成していること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位置検出装置及びそれを
用いた半導体素子の製造方法に関し、例えば半導体素子
製造用の投影露光装置(ステッパー)においてレチクル
やマスク等の第1物体面上に形成されている電子回路パ
ターンをウエハ等の第2物体面上に投影レンズ(投影光
学系)により投影し露光転写する際のレチクル、ウエハ
間の相対的な位置合わせ(位置検出)を行なう場合に好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】半導体素子製造用の投影露光装置におい
て、レチクルとウエハの相対的な位置合わせは高精度化
を図るための重要な1要素となっている。特に最近では
半導体素子の高集積化に伴ってサブミクロン以下の位置
合わせ精度が要求されている。レチクルとウエハの位置
合わせ方法としては従来より幾つもの方法が考案されて
いる。
【0003】例えば次の3通りの方式がある。 (1−1)露光光を用いかつ投影レンズを通す方式(露
光光TTL方式) (1−2)非露光光を用いかつ投影レンズを通さない方
式(OFF−AXIS方式) (1−3)非露光光を用いかつ投影レンズを通す方式
(非露光光TTL方式) 現在、注目されている露光光としてi線(波長)を用い
たi線ステッパーではレジスト特性やベースラインの安
定性、装置の規模等から(1−3)の方式の非露光光T
TL方式が最適なアライメント方式として使用されてい
る。
【0004】本出願人も(1−3)の方式を利用した位
置検出装置及び半導体素子の製造方法を特開平3−61
802号公報で提案している。
【0005】この他、本出願人は特開昭62−2325
04号公報でウエハ面上のアライメントマークを撮像手
段に形成し、該撮像手段で得られた像情報からパターン
マッチング等の手法を用いて位置検出を行なった投影露
光装置を提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】レチクルとウエハとの
位置合わせ方式のうち、ウエハ上に構成されるアライメ
ントマーク(以下ウエハマーク)の光学像を検出系によ
りCCDカメラ等の撮像素子上に結像し、その電気信号
を処理しウエハマークの位置を検出する方法において、
該ウエハマークの検出分解能Rは撮像素子のピッチ/検
出系の光学倍率で決定される。
【0007】例えば13μmピッチの撮像素子を有する
CCDカメラ上に検出系により光学倍率100倍でウエ
ハマークを結像すると、検出分解能R100 は R100 =13/100=0.13μm/Pix となる。
【0008】そのときの再現精度はいろいろな処理方法
はあるとしても、分解能に比例していて一般に分解能の
1/5〜1/10程度と考えられる(この場合26〜1
3nm)。
【0009】従って再現精度を上げるためには撮像素子
のピッチを細かくするか、検出系の光学倍率を大きくす
る必要がある。しかしながら撮像素子のピッチを細かく
することは製造上大変難しい。
【0010】また検出系の光学倍率を上げた場合には (2−1)光量低下(光学倍率の自乗に比例) (2−2)検出範囲の減少(光学倍率に比例) 等の問題点が生じてくる。
【0011】現在、量産化されてるCCDカメラの最も
細かいピッチ(13μm)の撮像素子を使用したとして
も、このときの光学倍率はウエハの反射率やウエハマー
クの形状から100倍以下の値となっているのが現状で
あり、高精度化を図る障害となっている。
【0012】本発明はウエハ面上の位置合わせマーク
(ウエハマーク)を投影光学系を介して検出系によりレ
チクルと予め位置合わせが行なわれている撮像手段面上
に適切なる結像倍率で形成し、該位置合わせマークの位
置情報を検出することによりレチクルとウエハとの相対
的な位置合わせを高精度に行なうことができる位置検出
装置及びそれを用いた半導体素子の製造方法の提供を目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の位置検出装置
は、第1物体面上のパターンを第2物体面上に投影する
投影光学系を介して該第2物体面上に設けた位置合わせ
マークを検出系により撮像手段面上に形成し、該撮像手
段からの出力信号を利用して該位置合わせマークの位置
を検出する際、該検出系は異なる倍率の複数の光学系を
有し、該複数の光学系により該撮像手段面上に異なった
倍率の位置合わせマークを形成していることを特徴とし
ている。
【0014】特に、前記検出系は光路中に光学部材を挿
脱することにより倍率の異なる複数の光学系を形成して
いることや、前記複数の光学系のうちの一つの光学系は
シリンドリカルレンズを有し、該光学系に対応する撮像
手段は1次元CCDセンサーより成っていること等を特
徴としている。
【0015】また本発明の半導体素子の製造方法として
は、レジストが塗布されたウエハ面上のウエハマークの
位置を投影光学系と検出系とを介して撮像手段面上に形
成し、該撮像手段面上のウエハマーク像の位置情報より
マスク面上のパターンとウエハ面上のパターンとの相対
的位置検出を行なった後にマスク面上のパターンを投影
光学系によりウエハ面上のレジストに投影露光し、次い
で該ウエハのレジストを現像処理して半導体素子を製造
する際、該検出系は異なる倍率の複数の光学系を有し、
該複数の光学系により該撮像手段面上に異なった倍率の
ウエハマーク像を形成していることを特徴としている。
【0016】
【実施例】図1は本発明の位置検出装置を半導体素子製
造用の投影露光装置に適用したときの実施例1の要部概
略図である。
【0017】本実施例では露光照明系ILからの露光光
で照明したレチクル(マスク)1上に形成された電子回
路パターンは、投影光学系3を介して2次元移動可能な
ステージ5に載置されたウエハ4に投影、露光転写して
いる。ウエハ4面上にはレジストが塗布されており、該
ウエハ4のレジストを公知の現像処理工程を介して、こ
れより半導体素子を製造している。
【0018】本実施例ではこのときの露光動作に先立ち
レチクル1とウエハ4との相対的な位置合わせを行なっ
ている。レチクル1とウエハ4との相対的位置合わせは
検出系2によりウエハ4面上のアライメントマーク(位
置合わせマーク又はウエハマークという。)4aの位置
情報を検出して行なっている。
【0019】次にこのときの位置合わせ方法について説
明する。
【0020】62は光源であり、露光光の波長と異なっ
た波長の光束を放射する、例えばHe−Neレーザ等か
ら成っている。63は回転拡散板であり、光源62から
の光束を拡散させてファイバー61の入射面61aに導
光している。
【0021】ファイバー61の射出面61bから射出し
た光束を集光レンズ64で集光し、開口絞り37で光量
を調整し、その後照明用レンズ65で集光して偏光ビー
ムスプリッター13に入射させている。
【0022】尚、開口絞り37は後述するように照明系
のσを調整するのに用いている。
【0023】偏光ビームスプリッター13で反射した光
束は、順にλ/4板16,対物レンズ12,補正光学系
11,ミラー18そして投影光学系3を介してウエハ4
面上のアライメントマーク4aを照明している。
【0024】アライメントマーク4aは例えば図7や図
10(A),(B)に示すように、X方向とY方向の矩
形パターン又はX方向とY方向に平行な複数の平行線の
パターンより成っている。
【0025】尚、補正光学系11はアライメントマーク
4aからの光束が投影光学系3を通過するときに発生す
る諸収差を補正するために用いている。
【0026】ウエハ4面上のアライメントマーク4aか
らの反射光束は順に投影光学系3,ミラー18,補正光
学系11,対物レンズ12,λ/4板,偏光ビームスプ
リッター13を介してエレクターレンズ14に入射す
る。そしてエレクターレンズ14によって撮像手段とし
てのCCDカメラ15の撮像面上にアライメントマーク
4aの像を形成している。
【0027】ここで撮像手段15とレチクル1との位置
関係は予め求められている。
【0028】31は光学部材であり、レンズ群やシリン
ドリカルレンズ等から成り光路中に挿脱可能に構成して
おり、これにより2つの光学系を形成し撮像手段15に
形成するアライメントマーク4aの結像倍率を高倍と低
倍の2つに変化させている。
【0029】本実施例では撮像手段15で得られるアラ
イメントマーク4aの位置情報よりウエハ4と撮像手段
15との相対的な位置検出、即ちウエハ4とレチクル1
との相対的な位置検出を行なっている。
【0030】本実施例では撮像手段15に形成されるア
ライメントマーク4aの結像倍率が光学部材31を光路
中より退避させた第1光学系を構成するときに高倍とな
り、光路中に挿着した第2光学系を構成するときに低倍
となるようにしている。結像倍率は例えば第1光学系
(高倍)のとき260倍、第2光学系(低倍)のとき6
5倍となっている。
【0031】本実施例では検出系2を結像倍率の異なる
複数(本実施例では2つであるが3つ以上あっても良
い。)の光学系を有するように構成している。そして複
数の光学系を利用することによりウエハ4面上のアライ
メント用の検出範囲及びアライメントマーク4aの検出
分解能を種々と変えている。
【0032】例えば撮像手段15の撮像素子のピッチが
13μmであるとき、第1光学系(高倍)のときは±2
μmの検出範囲を0.05μm/Pixの分解能で検出
し、第2光学系(低倍)のときは±10μmの検出範囲
を0.2μm/Pixの分解能で検出している。
【0033】本実施例では以上のように、光学部材31
を光路中より挿脱させて検出系の結像倍率を種々と変え
ており、これにより図2に示すように、ターレット式に
エレクターレンズ14a,14bを光路中より挿脱させ
る方法に比べて、切換え精度の低下を防止し、高精度の
アライメントを可能としている。
【0034】図3,図4、図5は各々本発明の位置検出
装置の実施例2,3,4の一部分の要部概略図である。
図中、図1で示した要素と同一要素には同符番を付して
いる。
【0035】図3の実施例2では偏光ビームスプリッタ
ー13からの光束をミラー32で切換えることにより、
第1光学系としてのエレクターレンズ14a又は第2光
学系としてのエレクターレンズ14bに導光している。
そして各々の撮像手段15a,15bに異なった倍率で
アライメントマーク4aの像を形成している。
【0036】図4の実施例3では偏光ビームスプリッタ
ー13からの光束を光分割器33で2つの光束に分割し
て、各々第1光学系としてのエレクターレンズ14aと
第2光学系としてのエレクターレンズ14bに導光して
いる。
【0037】このとき高倍率と低倍率での結像倍率の値
を各々βH,βLとしたとき光分割器33の反射率R1
【0038】
【数1】 となるようにしている。
【0039】これにより高倍率と低倍率とで同一のCC
Dカメラ(撮像手段15a,15b)で光電変換したと
き信号レベルが同一となるようにしている。
【0040】また異なる光電変換効率γH ,γL の撮像
手段15a,15bを用いる場合には光分割器33の反
射率R2が
【0041】
【数2】 となるようにしている。
【0042】図5の実施例4では図4の実施例3に比べ
て、光分割器33の代りに偏光ビームスプリッタ34を
用い、かつ光路中に挿脱可能でかつ回動可能なλ/2板
35を設けている。
【0043】そして粗い検出の低倍率のときはλ/2板
35を光路中に配置して、第2光学系とし、ウエハ4の
反射率に応じてλ/2板35を回転させている。この場
合、P偏光がλ/2板35によりS偏光となると全ての
光束は偏光ビームスプリッター34で反射される。ま
た、高精度の検出の高倍率のときはλ/2板35を光路
中より退避させて第1光学系としている。
【0044】本実施例ではこれにより光束の有効利用を
図っている。尚、本実施例において回転したときの姿勢
精度が高い場合には、高倍率の検出時にλ/2板35を
光路から逃がす必要はない。λ/2板35の代りにPL
ZTのようなEO素子によって偏光方向を回転させるこ
とにより同じことが可能となる。このときもPLZTを
光路から逃がす必要はない。
【0045】尚、以上の実施例1〜4において低反射率
のウエハの対応として、次の2つの方法により光量を向
上させている。 (3−1)照明系ILの瞳の形状を変える(アライメン
トマークの一方向検出用のみ) (3−2)検出ウィンドウを拡げる また低段差のウエハからの像情報の高コントラスト化を
図るために、照明系のσ(=照明系のNA/取り込み系
のNA)を小さくしている。
【0046】具体的には図1の実施例1において、照明
系のσを小さくするために図6に示すような開口絞り3
7を設けている。
【0047】図6において円形領域38が全開口のNA
であり、円形透明領域39との比でσの値を決定してい
る。光量は開口絞り37の透明領域39の面積に比例す
る。低反射率のウエハの検出限界を向上させるために
は、透明領域39の面積を広くする必要がある。
【0048】そこで本実施例では次のような方法をとっ
ている。
【0049】今アライメントマークの形状を図7に示す
様なXYマーク40とする。このマーク40の回折光D
X ,DY は投影光学系3の瞳面で図8に示す方向とする
と、図9(A),(B)に示すような開口絞り41,4
2を切り替えて配置することにより、照明系のσを低く
する効果を保ったまま透明部43,44の面積を広くし
ている。これにより光量増加を図っている。
【0050】シーケンスとしては開口絞り41によりX
方向を検出し、次に開口絞り42に切り替えることによ
りY方向を検出することになる(但しX,Y方向の順は
不問)。
【0051】本実施例ではアライメント精度向上のため
に、図10(A),(B)に示すようなマークを使用し
ている。アライメント精度向上はエッジ長が増えたこと
による平均化効果とフォトレジストのアライメントマー
クへのカバーレージの向上により行なっている。このと
きも図9(A),(B)に示すような開口絞り41,4
2を切り替えて使用している。シーケンスは前述のXY
マーク40のときと同様であり、開口絞り41,42に
切り替えるのと同時にウエハを干渉計付きのXYステー
ジにより移動させている。
【0052】本実施例では2つの検出系を設けてXY方
向の位置情報を別々に検出し、開口絞り41,42を各
々の検出系に配置することにより切り替えを不要として
いる。検出系を2つ設ければピッチの細かい1次元CC
Dセンサーの使用が可能となり検出分解能を向上させる
ことができる。
【0053】図11,図12は本発明の実施例5の要部
概略図である。
【0054】本実施例では検出系の一部にシリンドリカ
ルレンズを用いて、光束を有効に集光して光量増加を図
っている。
【0055】本実施例では2つの同じ検出系2a,2b
を投影光学系3の上方に互いに90度をなして相対配置
してX,Y方向の位置検出に用いている。
【0056】図12は1つの検出系2をA−A′方向か
ら見たときの要部概略図である。図中、図1で示した要
素と同一要素には同符番を付している。
【0057】照明部50に前述の開口絞り37がある。
また光路中には回転し且つ出入りできるλ/2板35、
偏光ビームスプリッタ34が配置されている。低倍率の
光学系51には二次元CCDカメラ15を配置してい
る。
【0058】高倍率の光学系にはシリンドリカルレンズ
46、一次元CCDセンサー47を配置している。シリ
ンドリカルレンズ46で検出方向と直行する方向を光学
的に積分したものは、二次元CCDカメラ15を使用し
てシリンドリカルレンズ46で光学的に積分した領域
分、電気的に積分したことと同様である。シリンドリカ
ルレンズ46で検出方向と直行する方向を光学的に積分
するときに、一次元CCDセンサー47面で結像させる
必要は必ずしもない。
【0059】一次元CCDセンサー47の一画素の大き
さの中に入るよう光が集まれば良い。どの領域を積分す
るか限定するために、図12の視野絞り48を中間像位
置に配置すれば良い。この視野絞り48とマークとの関
係を図13に示す。マーク49bの検出方向と直行する
方向の長さLm より、この視野絞り48の長さLa を小
さい寸法にすることにより限定できる。
【0060】このとき一次元CCD47の画素の数が多
くあるものを使用して検出範囲が±10μmとか低倍率
の光学系と同等となるならば、低倍率の光学系をもつ必
要はない。
【0061】尚、本発明に係る位置検出装置は露光光T
TL方式やoff−axis方式の露光装置にも同様に
適用することができる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、ウエハ面
上の位置合わせマーク(ウエハマーク)を撮影光学系を
介して検出系によりレチクルと予め位置合わせが行なわ
れている撮像手段面上に適切なる結像倍率で形成し、該
位置合わせマークの位置情報を検出することによりレチ
クルとウエハとの相対的な位置合わせを高精度に行なう
ことができる位置検出装置及びそれを用いた半導体素子
の製造方法を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の要部概略図
【図2】 従来のターレット式の切り替え装置の説明図
【図3】 本発明の実施例2の一部分の概略図
【図4】 本発明の実施例3の一部分の概略図
【図5】 本発明の実施例4の一部分の概略図
【図6】 図1の開口絞りの説明図
【図7】 図1のアライメントマークの説明図
【図8】 図1のアライメント方向の説明図
【図9】 本発明に係る開口絞りの説明図
【図10】 本発明に係るアライメントマークの説明図
【図11】 本発明の実施例5の要部概略図
【図12】 本発明の実施例5の要部概略図
【図13】 図12のアライメントマークの説明図
【符号の説明】
IL 露光照明系 1 レチクル 2 検出系 3 投影光学系 4 ウエハ 4a アライメントマーク 11 補正系 12 対物レンズ 13,33 偏光ビームスプリッター 14,14a,14b エレクターレンズ 15,15a,15b 撮像手段 16 λ/4板 31 光学部材 32 ミラー 37 開口絞り

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1物体面上のパターンを第2物体面上
    に投影する投影光学系を介して該第2物体面上に設けた
    位置合わせマークを検出系により撮像手段面上に形成
    し、該撮像手段からの出力信号を利用して該位置合わせ
    マークの位置を検出する際、該検出系は異なる倍率の複
    数の光学系を有し、該複数の光学系により該撮像手段面
    上に異なった倍率の位置合わせマークを形成しているこ
    とを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記検出系は光路中に光学部材を挿脱す
    ることにより倍率の異なる複数の光学系を形成している
    ことを特徴とする請求項1の位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の光学系のうちの一つの光学系
    はシリンドリカルレンズを有し、該光学系に対応する撮
    像手段は1次元CCDセンサーより成っていることを特
    徴とする請求項1又は2の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 レジストが塗布されたウエハ面上のウエ
    ハマークの位置を投影光学系と検出系とを介して撮像手
    段面上に形成し、該撮像手段面上のウエハマーク像の位
    置情報よりマスク面上のパターンとウエハ面上のパター
    ンとの相対的位置検出を行なった後にマスク面上のパタ
    ーンを投影光学系によりウエハ面上のレジストに投影露
    光し、次いで該ウエハのレジストを現像処理して半導体
    素子を製造する際、該検出系は異なる倍率の複数の光学
    系を有し、該複数の光学系により該撮像手段面上に異な
    った倍率のウエハマーク像を形成していることを特徴と
    する半導体素子の製造方法。
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JP2009099937A (ja) * 2007-09-28 2009-05-07 Tokyo Electron Ltd プローブ装置及びプロービング方法
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