JPS62285373A - 多心フラットケーブル用電気コネクタ - Google Patents

多心フラットケーブル用電気コネクタ

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JPS62285373A
JPS62285373A JP61127656A JP12765686A JPS62285373A JP S62285373 A JPS62285373 A JP S62285373A JP 61127656 A JP61127656 A JP 61127656A JP 12765686 A JP12765686 A JP 12765686A JP S62285373 A JPS62285373 A JP S62285373A
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cable
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、多心フラットケーブル用電気コネクタ及びそ
の結線方法に関するものである。
従来の技術 最近の電子機器において;ま、軽薄短小が進められてお
り、そのためには、高密度実装が必要とされてきている
。従って、それろ電子機器に使用する電気コネクタもで
きるだ(す高密度に接触子を配列した小型のものが要求
されてきており、使用するケーブルも高密度に多数の心
線を配列した多心フラットケーブル等が要求されてきて
7する。従来、このような要求に答えるべく、通常、1
.27mmピッチにて心線を配列した多心フラットケー
ブルに対して、0.635+n+nピツチにて心線を配
列した多心フラットケーブルが開発されているっそして
、このような超小型0.635mmピッチ多心フラット
ケーブルを結線するためのコネクタとして、特公昭56
 37667号公報及び特公昭57−53629号公報
等に開示されたような圧接結線型の多心フラz’ )ケ
ーブル用電気コネクタが開発されている。
発明が解決しようとする問題点 これらの公知の圧接結線型の電気コネクタでは、結線す
る多心フラットケーブルのピッチが0.635mmと、
従来量もよく使用されていた多心フラットケーブルのピ
ッチ1.27mmに対して2分の1とされ、接触子の配
列ピッチもケーブルの心線配列ピッチに合わせて0.6
35111[11と従来の2分の1とされているので、
全体としての大きさも、同−心線数、同−接触子数とす
れば従来量もよく1吏用されていたものの2分の1と小
型化されうるのであるが、次のような欠点が問題となっ
L  =  −−J)心。
(1)  二の電気コネクタ(よ、非常に高い精度で加
工しな5)と心線と接触子との整合がうまくいかず、か
えって高価なものとなってしまっていた。
(2)  このコネクタの接触子を小型にしなければな
るず、また、複!Iな形状としなければならないので、
加工が非常に難しく、これも高価なものとなる原因とな
っていた。
このような問題点を解決するために、本出願人−は、特
開昭60−167285号公報にて、多心フラットケー
ブルを複数層にして圧接結線する電気コネクタを提供し
ている。しかし、この特開昭60−167285号公報
に開示されている多心フラットケーブル用電気コネクタ
は、ケーブルを複数層にて高密度化を図っているが、そ
れに使用される多心フラットケーブルそのものは従来通
常使用されているピッチの大きい1.27mn+ピッチ
であるため、さらに高密度実装及び小型化への要求には
応えられない。すなわち、従来1吏用されている1、2
7mmピッチの2分の1ピツチである0、635mmピ
ッチの多心フラットケーブル用の電気コネクタが要求さ
れているにもかかわらず、それに対応できる高信頼性を
有し、安洒で、大量生産可能なる電気コネクタの出現が
要求されていた。
本発明の目的は、前述したような要求に応えつる多心フ
ラットケーブル用電気コネクタおよびその結線方法を堤
洪することである。
問題点を解決するための手段 本発明による多心フラットケーブル用電気コネクタは、
相手コネクタの接触子の接触部と接触するための接触部
及び結線すべき多心フラットケーブルの心線を接続する
ための圧接部を有する複数の接触子と、該接触子を前記
圧接部が上方に突出するようにして配設保持するための
絶縁ハウジンクと、前記多心フラットケーブルの端末部
を配設保持する配設保持溝を有し且つ前記絶縁ハウジン
グの上部に対して結合されるケーブル配線部材とを備え
ており、前記接触子は、前記絶縁ハウジンクにおいて、
少なくとも前記圧接部を左右2列に配列し、各列にお:
する圧接部材、千鳥配列で且つ前記多心フラットケーブ
ルの心線配列ピッチの2倍に等しい配列ピッチにて配列
されており、各列間における圧接部の位置は、互いに前
記心線配列ピッチ分だ(すするされており、前記ケーブ
ル配線部材は、前記絶縁ハウジングの上部に結合される
下面に前記配設保持溝に続いて左右に延びて前記多心フ
ラットケーブルの端末の左右に振り分;すられた各心線
を配設するための心線配列溝と、前記絶縁ハウジングの
上部から突出した前記各接触子の圧接部の先端部を受け
入れる圧接部受入溝とを有しており、前記多心フラット
ケーブルの端末部を前記配設保持溝に保持させ前記左右
に振り分)すられた心線を前記各心線配列溝に配列させ
た状態にて前記絶縁ハウジングと前記ケーブル配線部材
とを結合させるとき、前記各心線が前記各対応する接触
子の圧接部に対し圧接結線される。
また、本発明による多心フラットケーブル用電気コネク
タの結線方法によれば、前述したような構成の電気コネ
クタへ多心フラットケーブルを結線するために、前記多
心フラットケーブルの端末部の心線部を分離しそれら分
離した心線を左右に振り分けて等間隔のピッチに整形し
、前記分離整形した多心フラットケーブルの端末部を前
記ケーブル配線部材の前記配設保持溝に配設して各心線
部を前記各対応する心線配列溝内に位置させ、前記多心
フラットケーブルの端末部を配設保持させた前記ケーブ
ル配線部材を前記複数の接触子を配設した前言己絶縁ハ
ウジングに対して結合させて前記各接触子の対応する圧
接部に圧接結線させる。
実施例 次に、添付図面に基づいて本発明の実施例について本発
明をより詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例としての多心フラットケー
ブル用電気コネクタの分解部品配列斜視図であるっこの
実施例の多心フラットケーブル用電気コネクタは、相手
コネクタの接触子の接触部と接触するための接触部及び
結線すべき多心フラットケーブル50の心線を接続する
ための圧接部を有する複数の接触子10A、10Bと、
これら接触子10A、IOBを圧接部が上方に突出する
ようにして配設保持するための第1絶碌ハウジング20
および第2絶縁ハウジング30と、多心フラットケーブ
ル50の端末部を配設保持する配設保持溝を有し且つ第
1絶縁ハウジング20および第2絶逢ハウジング30の
上部に対して結合されるケーブル配線お材40とを備え
ている。
第2図および第3図は、第1および第2絶縁ハウジング
20および30内に配設される2種類の接触子10Aお
よびIOBをそれぞれ拡大図にて示している。第2図に
よく示されるように、一方の種類の接触子10Aは、バ
ネ性を有する導電性金属材にて形成され、接触部11 
Aと、圧接部12Aと、中間部13Aとを有している。
接触部11Aには、相手接触子と接触するだめの接触舌
片11A゛ とこの接触舌片11A′ の周囲の4箇所
に凸部11A”が、又、上部の凸部11 A ”の外方
側には、突起11A”’が形成されている。圧接R12
Aには、結線すべき多心フラットケーブルの心線を圧接
結線するためのスリット12□八′が形成される。中間
部13 Aには、第2絶尋ハウジング20の接触子孔3
1Aに挿入されて係止するための突起13A’ が設け
られ、さらに、突起13A゛ の上部には、段R13A
”が形成されている。この接触子10Aで最も特徴があ
るのは、接触部11 Aの中心と圧接部12Aの中心が
寸法α相違していることであるっこの理由については、
後で詳述する。
第3図によく示されるように、北方の種類の接触子10
Bは、中間部1.3Bに設jすられた曲部13B′−を
除けば、前述の一方の種類の接触子10 Aと同一構成
であるので、その詳細な説明は省略するっ但し、板厚方
向において、接触部の中心と圧接部の中心が曲部13B
−により寸法βだけ相違していることに注意すべきであ
る。
第4図は、第1絶縁ハウジング20の上端面21よりみ
た頂面図であり、第5図は、第4図のA−A線拡大断面
図である。第1砲iゑハウジング20は、第4図および
第5図に示されるように、プラスチックオ科等の絶縁材
料で一体成形され、上端面21と下端面22を有し、上
端面21より下端面へと貫通した多数の接触子配列穴2
3が、上端面21より見た場合は4列、下端面22より
見た場合は2列に形成されている。
これら第1図(A)、第4図および第5図によく示され
るように、接触子配列穴23の形状は、第1絶縁ハウジ
ング20の上端面21側から見たとき凸字状とされてお
り、接触子10Aおよび10Bの接触舌片11A゛およ
び11B′ を受け入れる接触舌用穴部分23A、23
Bと、接触子10AおよびIOBの圧接部12Aおよび
12Bと同平面の板部を受け入れる接触子配列穴部分2
3A″ 、23B’  と、下部の相手雄接触子(図示
していない)を受け入れる雄接触子受入開口部分23A
”、23B=止かろなって5する。
第4図によく示されるように、圧接部が干、ζ配列とさ
れた第1列および第■列における接触子配列穴23の配
列ピッチは、結線すべき多心フラットケーブルの心線配
列ピッチの2倍とされており(この実施例では、1.2
7mmとされてし)る)、且つ、凸字状の接触子配列穴
23)ま、交互に反対向きとされている。しかし、各接
触子配列穴23の接触舌用穴部分23Aおよび23Bは
、その中心が一直線上に整列するようにされている。こ
のように構成された各列の接触子配列穴23に第2図お
よび第3図によく示した接触子10Aおよび10Bを配
設した状態を第1図(A)  に示している。
すなわち、第1列の外側列であるA列の接触子配列穴2
3Aには、接触子10Aの段部13A”を右側にし、さ
らには、接触舌片11A″ を前側に向けて挿入配設す
る。第r j+1の内側列であるB列の接触子配列穴2
3Bには、接触子10日L:F)段部13B“を右側に
し、接触舌片11B゛ を後側に向けて挿入配設する。
同様に、第■列の外側列であるA列の接触子配列穴23
Aには、接触子10Aの没B L 3 A”を左側にし
、さらには、接触舌片11A゛ を後側に向けて挿入配
設する。第■列の内側列であるB列の接触子配列穴23
Bには、接触子10 Bの段部13B−を左側にし、接
触舌片11B゛ を前側に向けて挿入配設する。
このようj二、°第1絶暉ハウジング20に配設された
接触子t o A、IOBは、その接触子の接触部11
A、11Bの中心と圧接部12 A、12Bの中心とは
α寸法を目通して配設されている(この実施1り!では
、α寸法は、多心フラットケーブルの心線ピッチ0.6
35zmの2分の1、すなわち、0.3175叩とされ
ている)Q 更に、第1絶縁ハウジング20の両側面には、後述する
ケーブル配線部材4OAの係止脚42 A−を受け入れ
て案内するための案内溝25が形成され、これら案内溝
25の底壁には、ケーブル配線部材40の係止脚42A
の係止突142A’  と係合して、第1絶縁ハウジン
グ20と第2絶縁ハウジング30とケーブル配線部材4
0とを結合状態にして0.7りするための掛は突部26
が形成されている。
第2絶縁ハウジング30は、プラスチック等の絶矯オ料
にてほぼ平成状に一体成形されるとよい。
この第2絶縁ハウジング30は、第1絶縁ハウジング2
0に配設された接触子10 AおよびIOBの突出した
圧接部12 A及び12Bを貫通させ、該接触子10A
およびIOBの突出した圧接部12.41および12B
の中間部13A及び13Bを保持するための中間部保持
穴31Aおよび31Bが多数形成されている。この中間
部保持穴31Aおよび31Bは、第1図<8)  のD
oを拡大した第6図および第6図のB−B線拡大断面図
である笑7図によく示されているように、第2絶縁ハウ
ジング30の中間部保持穴31Aおよび31Bの下面部
には、接触子10 AおよびIOHの挿入を容易にする
ための面取り部31A’ および31B′が設けられて
いる。また、第1列および第■列の各B列の下面部の内
方向には、接触子10Bの曲部13B−に対応して大き
な面取り1131B”が形成されている。さろに、保持
穴31Aおよび3iBの中間に)ま、接触子10 Aお
よびIOBに設けろれている段部13A”および13B
−に当接し接触子10AおよびIOBの浮き上がりを防
止するための段N31A”および31B−が形成されて
いる。
ケーブル配線部材40は、第1図(ロ)および第11図
に示しているように、第1ケーブル配線部第40 Aと
、第2ケーブル配線部材40Bとから形成されて′J)
る。第1ケーブル配線部材4OAと第2ケーブル配線部
材40Bとは、互いに組み合うようになっており、第1
ケーブル配線部材40△には、その両端面の前方向に延
長された第2ケーブル配線部材40Bと係合して一体化
するための係合腕41Aが形成されており、さらに、両
端面には、下方向に延長され且つ先端に係止突部42A
’ を有する係止脚42Aが設けられている。第1ケー
ブル配線部材40Aの一方の側面には、多心フラットケ
ーブルを第2ケーブル配線部材40Bと共に挟持するた
めの挟持溝d 3 Aが設(すられ、かつ、該挟持溝4
3Aの略中間部に:ま多心フラットケーブルの抜は止め
有するためのくの字状の凹部43A′が形成されている
。さろに、第1ケーブル配線部材40.への下面には、
前述の挟持溝43 Aに連結された心線配列溝44Aが
形成され、かつ、接触子10 、A、およびIOBの圧
接部12Aおよび12Bを受け入れるための圧接部保持
溝45Aが2列設けちれている。
同様に、第2ケーブル配線部材40Bの一方の側面には
、多心フラットケーブルを第1ケーブル配線部材40 
、A、と共に挟持するための挾持溝43Bが設けられ、
かつ、該挟持溝43Bの略中間部には多心フラットケー
ブルの抜は止め有するためのくの字状の突部43B′が
形成されている。
さらに、第2ケーブル配線部材40Bの下面には、前述
の挟持溝43Bに連結された心線配列溝44Bが形成さ
れ、かつ、接触子10Aおよび10Bの圧接部12Aお
よび12Bを受け入れるための圧接部保持溝45Bが2
列設けられている。
このように構成された電気コネクタについて、その組立
ておよび多心フラットケーブルを結線する手順について
以下に説明する。
(1)第1絶縁ハウジング20の第1列のA列の接触子
配列穴23Aに接触子10Aを接触舌片11A゛ を前
方に、段1113A−を右側に向けて挿入配設する。
(2)次に、第1列のB列の接触子配列穴23Bに接触
子10Bを、接触舌片11B″を後方に、段1t3s’
−を右側に向けて挿入配設する。
(3)第1絶縁ハウジング20の第■列のA列の接触子
配列穴23 Aに接触子10Aを接触舌片11A゛ を
後方に、段1i13A”’を左側に向けて挿入配設する
(4)次に、第■列のB列の接触子配列穴23Bに接触
子10Bを、接触舌片11B゛ を前方に、[513B
−を左側に向けて挿入配設する。
(5)次に、第2絶縁ハウジング30を第1絶縁/’t
ウジング20の上部より覆せて各接触子10AおよびI
OBの中間部13Aおよび13Bを保持する。
(6)  次に、多心フラットケーブル50の端末処理
有するために、ケーブル50の端末より適当な箇所51
Aにて絶縁被覆51のみ切断工具を用いて切断する(第
9図(A)  参照)。
(7)  そして、切断された絶縁被覆51を矢印方向
、すなわち、先端側に移動し、心線52を露出させる(
第9図(B)  参照)。
(8)  そして、次に、露出された心線52を、1本
おきに先端側を工具にて切断する(第9図CC)参照)
(9)次に、ケーブル50を挟持心線配設金型60にて
ケーブル50を凸状に形成すると共に、心線を分離配設
する。すなわち、前記(8)項のように加工されたケー
ブル50を上部挟持心線配設金型60.4.と下部挾持
心線配設金型60Bにて第10図のように挟持すると共
に、露出された心線52A、52Bを上方及び下方に分
離し、右方より心線配設金型61を移動させて心線52
Aおよび52・Bを押しつけて整形すると共に、ピッチ
の位置決めを行う。ただし、この場合、挾持心線配設金
型60は、ケーブル配線部材40に代替してもよい。
(10)前記(9)項にてケーブル50の端末を加工し
た後、第11図のように、ケーブル配線部材40A、4
0F3にて、ケーブル50を挟持して、ケーブル50を
ケーブル配線部材40と一体化する。
0υ 次に、ケーブル50とケーブル配線部材40を一
体化されたものを逆方向に向けて分割された受け金型7
0Aおよび70Bに設置する。この受け金型70Aおよ
び70Bは、左右に分割し、移動できるようになってお
り、ケーブル配線部材40を挟持するようにされている
。そして、さらに、ケーブル配線部材40の対応する上
部に、上下を逆方向にしたコネクタブロック1を設け、
押金型75にて該コネクタブロック1をケーブル配線部
材40に挿入する。すると、コネクタブロック1より突
出した接触子10AおよびIOBの圧接部12A、12
Bがケーブル配線部材40の圧接部保持溝45に捕人さ
れ、該圧接部12A、t2Bに設けられたスリ、yL1
2A’ 、12B’ 内にケーブル50の心線52が圧
入されることになる(第12図参照)3回 そして、最
後に、押金型75の両側に設けられた心線カブター76
.76により余分な心線がカットされ、コネクタは完成
される(第13図参照)。
第14図及び第15図は、本発明の別の実施例を示す図
である。すなわち、コネクタプロ・ンクIAは、接触子
配列穴23の列を多数列設)すて接触子10A、IOB
を配設しておき、ケーブル50をコネクタブロックLA
の接触子配列に応じて多数配置したものである。
第14図は、このようなケーブル配線部材40を用意す
るためにコネクタブロックIAに組み込む前に心線52
の余長をカッター76にて前もって切断する状態を示し
ている。このようにして用意した複数のケーブル配線部
材40を、第15図に示すように、コネクタブロックI
Aに多数配設された接触子10A、IOBの各対応する
接触子群に対して上方から圧接させるようにして結合さ
せていけばよい。
以上の説明においては、多心フラットケーブルの端末(
ま、心線を露出して左右に振り分けてケーブル配線部材
に配設していたのであるが、本発明は、これに限らず、
ケーブルの端末は、心線を露出させず、ケーブルの単線
を1本1本分離したのみで左右に振り分けてケーブル配
線部材に配設してもよい。
第16図は、本発明の更に別の実施例を示す。
第1図から第3図までに示した実施例における接触子は
、全てその接触部と圧接部とが同一方向面内において形
成されているものであった。このような接触子の構成で
あると、相手の雄接触子の接触面は、ハウジングの延長
方向に配列されるため、どうしてもピッチは大きくされ
てしまい、例えば、1.27mm程度が限度とされ、そ
の2分の1の0.6351111[+には配列が不可能
である。さらには、接触子そのものについても延長方向
に配列されるために小ピツチ、例えば、0.63!:z
nmのピッチには、配列ができない。二のため、どうし
ても接触子の配列は、接触子のピッチを、例えば、1.
27mmとして少なくとも2列配列とする必要がある。
このため、コネクタの大きさは、どうしても大きくされ
ていたつ そこで、よりコネクタの大きさを小さくし、本来理、島
的な多心フラットケーブルのピッチと同じ0.635.
mmピッチの接触子配列がよ″、1゜第16図の実施例
は、その具体的な構成例である。この実施例における接
触子1(10)は、前述の実施例にお(する接触子10
A、IOBと同陳に、接触部110と圧接部120と中
間部130とを有しており、そのうち、接触部110と
圧接部120は、前述の接触子10A、IOBとほぼ同
一構成でよいので、繰り返し詳IB説明しない。中間お
130には、折り曲げ部131によって接触部110と
圧接部120を連結している。この折り曲げ部131の
形状は、圧接部120に対する圧接方向と接触部110
に対する接触方向とが互いに平行となり、且つ圧接部1
20の延在面に対して接触部)10の延在面がほぼ直角
をなすようなものとされている。中間部130のその他
の構成は、前述の接触子10A、10Bとほぼ同一構成
でよいので繰り返し詳述しない5接触子1(10)は、
この実施例そ;ま、2腫類のものを用意している。すな
わち、折り曲げ邪131の長さの異なるものを2種類用
意し、これら2腫類の接触子を交互にしかも向きを反対
にして配列していくことにより、8E接部120が2列
の千鳥配列、すなわち、4列の配置となり、接触部11
0は、−直線に一列に配置される構成と−よる。このよ
うに構成されたコネクタは、前述の第2絶栂ハウジング
30+ま不要となり、退場ハウジングの相手コネクタに
挿入される幅を小さくすることができる。
第17図は、第16図の実施例のコネクタの構成を複数
個並べたものである。この第17図のコネクタ構造は、
第14図に関して説明したようにして用意した複数のケ
ーブル配線部材40を、第17図に示すように、コネク
タブロックIBに多数配設された接触子1(10)の各
対応する接触子群に対して上方かろ圧接させるようにし
て結合させていくことのできるものである。
第18図及び第19図は、多心フラットケーブルの端末
処理方法の池の実施例を示している。すなわち、前述し
た実施列における多心フラットケーブルの端末処理方法
は、ケーブルの端末を分離して左右に振り分けてケーブ
ル配線部材に組み込んでいるが、このとき、左右に振り
分けたケーブルの端末ピッチがずれて、ケーブル配線部
材の心線配列溝44に入りにくい場合が生ずる。そこで
、左右に振り分けた端末をビ・1チずれが生じないよう
に融着テープにて固定するのがよい。その具1本的な処
理方法を第18図および第19図を参照して以下説明す
る。
ケーブルの端末処理の初期段階は、前述の処理方法にお
ける前記(1)項から(8)項までと同一の処理を行う
。従って、その説明は繰り返し詳述しない。
前述の(8)項の処理に続いて、以下の処理を行う。
(1)  第18図において、多心フラットケーブル5
1を挾持心線配設金型60Aおよび60Bにて挟持し、
ケーブル51の心線52A、52Bを上方および下方に
分離して振り分ける。この際、心線52A、52Bの左
右側には、融着テープ55を設けておく。この融着テー
プ55は、片側、すなわち、左側又は右側のみでもよい
(2)  次に、ヒータ62で加熱された心線配設金型
61Aを移動させて、挟持心線配設金型60Aおよび6
0Bと心線配設金型61Aの間に融着テープ55と心線
52A、52Bとを押圧し、心$ 52 A、52Bを
整形させピッチを位置決めすると共iこ、位置決めされ
た心線の移動ずれを防止するために、心線配設金型61
Aにより融着テープ55が加熱され心線を目互に融着さ
れる。
(3)次に、心線配設金型61A 融着テープ55が加熱され心線相互に融着される。
(3)次に、心線配設金型61Aは、挾持心線配設金型
60A、60Bより分離されて、心線配設金型61Aの
両側に設けられた心線カッター65.65が挟持心線配
設金型60A、60B側に移動されて、余分な心線52
A、52Bが切断される。
(4)次に、第19図に示すように、ケーブル配線部材
40.A、40Bによりケーブル50を挟持し、ケーブ
ル配線i、t140A、40Bとケーブル50とは一体
化される。
(5)  そして、ケーブル50とケーブル配線部材4
0A、40Bを一体化されたものを、前述の実施例にお
ける0り項の工程と同様に、逆方向に向けて分割された
受け金型70A、70Bに設置する(第12図参照)。
この受け金型70A170Bは、左右に分割し、移動で
きるようになっており、ケーブル配線部材40A、40
Bを挟持するようにされている。そして、ケーブル配線
部材40A、40Bの対応する上部に、上下を逆方向に
したコネクタブロック1を設け、押し金型75にてその
コネクタブロック1をケーブル配線部材40A、40B
に挿入する。すると、コネクタブロック1より突出した
接触子10の圧接部12がケーブル配線部材の圧接部保
持溝45に挿入され、該スリット12′ 内にケーブル
50の心線52が圧入され結線が完了する。
東20図は、多心フラットケーブルの端末処理の池の実
施例を説明するための図である。多心フラットケーブル
においては、整列された心線をそのままコネクタに接続
するのみだけてなく、心線をクロスさせて結線させるこ
とが必要とされることがある。そのような必要に対応す
るために、第20図に示すように、ケーブル50の端末
の絶縁被覆51を除去して心線52を分離露出させた後
に、所望の心線同志を絶禄物(図示していない)を介在
させてクロスさせて、融着テープ55を用いて位置固定
する。
第21図及び第22図は、ケーブル配線部材の他の実施
例を示す図である。このケーブル配線部材4(10)は
、前述のケーブル配線部材と同様に第1ケーブル配線部
材4(10)Aと、第2ケーブル配線部材4(10)B
とから形成され、さらに、それらの下方にケーブルの心
線を抑える押え坂450とを備えている。第1お・よび
第2ケーブル配線部材4(10)Aおよび4(10)B
の両側面の下方には”、押え板450の係止腕453の
係止突起454と係合するための係止凹14(11A、
4(11巳が設けられており、さらに、ケーブル配線部
材4(10)Aおよび4(10)Bの下端面には、押え
坂450の両側に設けられた突起部455を受け入れる
側凹部402A、402Bが設けられているっケーブル
配線部材4(10)A、4(10)Bのその他の構成は
、前述した実施例と同一構成でよいので詳細説明は省略
する。
押え板450の構成は、ケーブルの心線52Aおよび5
2Bの下方への移動を阻止するための心線押え板451
が設けられ、この心線押え板451には、接触子の圧接
部を貫通させるための貫通孔452が形成されており、
さらに心線押え板451の両端面には、ケーブル配線部
材4(10)A、4(10)Bと係止して一体化するた
めの係止突起454を有する係止腕453が一対設けら
れている。又さらに、心線押え板451の両側には、ケ
ーブル心線52A、52Bの先端の前方移動を阻止する
ために、ケーブル配線部材4(10)A。
4(10)Bの側凹部402A、402Bに嵌挿される
突起部455が形成されている。このように構成された
ケーブル配線部材4(10)をコネクタブロックに組み
込んだ状態を第22図に開示している。
このようなケーブル配線部材4(10)の構成であると
、ケーブル50の心線52A、52Bは、押え板450
により抑えられ固定されることになるので、コネクタブ
ロックへの組み込みが容易となる。
発明の効果 前述したような本発明の多心フラットケーブル用電気コ
ネクタ並びにその結線方法によれば、次のような効果が
得られる。
(1)  多心フラットケーブルは、その端末部におい
て、ケーブル心線を左右に振り分けてケーブル配線部材
に配設してからコネクタブロックに圧接結線するので、
極小ピッチの多心フラットケーブルでも振り分けられた
ケーブルのピッチは、倍ピツチとなるので、従来の高信
頼性を有する接触子の圧接結線が可能となる。
(2)  多数の接触子を複数列に配設されるようにな
っており、かつ、接触子の接触部の中心と圧接部の中心
とは相違しているので、幅広の接触部材、複数列に同一
ピッチにて配設され、幅の狭い圧接部材、千鳥配列とさ
れているため、コネクタ全体として小型化することが可
能である。
(3)接触子の大きさをそれ程小型にする必要なく、形
状も単純でよいので、加工が簡単であり、接続等の信頼
性も高くしかもコストを安価にすることができる。
(4)  多心フラットケーブルのピッチは、従来の1
.27mmピッチの半分の0.635市ピツチのものを
接続゛できるので、コネクタはさらに小型化されうる。
(5)  コネクタブロックは、多数列の接触子を配設
でき、それに対応してケーブル配線部材も多数圧接接続
することができるので、小型でありながら非常jこ多心
のコネクタを1尋ることができる。
(6)  第1図に関して説明した実施例の如くする場
合には1.4列配列された接触子の内、中間の2列の接
触子は、外方に曲折されているため、多心フラットケー
ブルをコネクタブロックの中心に縦方向より配設するこ
とが可能となり、この縦方向のケーブル引出しによって
、コネクタの取り付けは、コネクタの長手方向の側面に
並べて取り付けることが可能となり、セットの高密度化
が可能となる。
(力 第16図に関して説明したような実施例の場合に
は、接触部材1列で、圧接部材千鳥配列の4列とされて
いることにより、さらにコネクタを小型化デキ、非常に
小さなピッチのケーブルをより高密度に結線することが
できる。
〔8〕  第9図に関して説明した実施例の結線方法で
は、ケーブルの絶縁被覆を分離心線の位置保持部材とし
て結線完了まで利用するので、その結線作業が簡単化さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図;よ、本発明の一実施例としての多心フラットケ
ーブル用電気コネククの分解部品配列斜視図、第2図は
、第1図の多心フラットケーブル用電気コネクタに使用
する第1の種類の接触子の拡大正面図および拡大側面図
、第3図:よ、第1図の多心フラットケーブル用電気コ
ネクタに使用する第2の種類の接触子の拡大正面図およ
び拡大側面図、第4図は、第1図の多心フラットケーブ
ル用電気コネクタの第1絶縁ハウジングの平面図、第5
図は、第4図の第1絶縁ハウジングの断面図、第6図は
、第1図の多心フラットケーブル用電気コネクタの第2
絶縁ハウジングの部分平面図、第7図は、第6図のB−
B線拡大断面図、第8図;ま、第6図のC−C線拡大断
面図、≠母4日日第9図から第13図は、本発明の多心
フラットケーブル用電気コネクタへの多心フラットケー
ブルの結線方法の一例を説明するための図、第14図は
、本発明の結線方法の別の実施例を説明するための図、
東15図は、本発明の実施例としての多心フラットケー
ブル用電気コネクタを示す拡大部分断面図、第16図は
、本発明の更に別の実施例としての多心フラットケーブ
ル用電気コネクタの絶縁ハウジングと接触子とを示す斜
視図、第17図は、本発明の更に別の実施例としての多
心フラットケーブル用電気コネクタを示す部分拡大断面
図、第18図および第19図は、本発明の別の結線方法
を説明するための、概略図、第20図は、本発明のさら
に別の結線方法を説明するための図、第21図および第
22図は、本発明の多心フラットケーブル用電気コネク
タのケーブル配線部材の更に別の例を示す図である。 10A、IOB・・・・・・接触子、 11A、IIB・・・・・・接触部、 12A、12B・・・・・・圧接部、 20・・・・・・第1絶縁ハウジングウジング、23A
、23B・・・・・・接触子配列穴、30・・・・・・
第2絶縁ハウジング、31A、31B・・・・・・中間
部保持穴、40・・・・・・ケーブル配線部材、 4OA・・・・・・第1ケーブル配線部材、40B・・
・・・・第2ケーブル配線部材、43 A、43B・・
・・・・挟持溝、44A、44B・・・・・・心線配列
溝、45A、45B・・・・・・圧接部保持溝、50・
・・・・・多心フラットケーブル、51・・・・・・絶
縁被覆、52・・・・・心線。 1図 第3図 (A)         (B) 第4図 第5図 第6図 只 第7図 第9図 コlb 2B 第11図

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相手コネクタの接触子の接触部と接触するための
    接触部及び結線すべき多心フラットケーブルの心線を接
    続するための圧接部を有する複数の接触子と、該接触子
    を前記圧接部が上方に突出するようにして配設保持する
    ための絶縁ハウジングと、前記多心フラットケーブルの
    端末部を配設保持する配設保持溝を有し且つ前記絶縁ハ
    ウジングの上部に対して結合されるケーブル配線部材と
    を備えており、前記接触子は、前記絶縁ハウジングにお
    いて、少なくとも前記圧接部を左右2列に配列し、各列
    における圧接部は、千鳥配列で且つ前記多心フラットケ
    ーブルの心線配列ピッチの2倍に等しい配列ピッチにて
    配列されており、各列間における圧接部の位置は、互い
    に前記心線配列ピッチ分だけずらされており、前記ケー
    ブル配線部材は、前記絶縁ハウジングの上部に結合され
    る下面に前記配設保持溝に続いて左右に延びて前記多心
    フラットケーブルの端末の左右に振り分けられた各心線
    を配設するための心線配列溝と、前記絶縁ハウジングの
    上部から突出した前記各接触子の圧接部の先端部を受け
    入れる圧接部受入溝とを有しており、前記多心フラット
    ケーブルの端末部を前記配設保持溝に保持させ前記左右
    に振り分けられた心線を前記各心線配列溝に配列させた
    状態にて前記絶縁ハウジングと前記ケーブル配線部材と
    を結合させるとき、前記各心線が前記各対応する接触子
    の圧接部に対し圧接結線されることを特徴とする多心フ
    ラットケーブル用電気コネクタ。
  2. (2)前記絶縁ハウジングは、第1絶縁ハウジングと第
    2絶縁ハウジングとからなり、前記第2絶縁ハウジング
    は、前記第1絶縁ハウジングの上部に対して結合されて
    、前記絶縁ハウジングにおける前記接触子の保持を確実
    に行うものである特許請求の範囲第(1)項記載の多心
    フラットケーブル用電気コネクタ。
  3. (3)前記絶縁ハウジングは、1個の部材として一体的
    に形成されたものである特許請求の範囲第(1)項記載
    の多心フラットケーブル用電気コネクタ。
  4. (4)前記接触子の前記圧接部は、左右2列でそれぞれ
    千鳥配列とされているが、前記接触部は、左右2列でそ
    れぞれ一直線上に配列されている特許請求の範囲第(1
    )項から第(3)項のうちのいずれかに記載の多心フラ
    ットケーブル用電気コネクタ。
  5. (5)前記複数の接触子は、2種類の型のものからなり
    、一方の種類の接触子は、その圧接部とその接触部とは
    その接触子の板面と同一面内にあり、その圧接部の縦方
    向中心とその接触部の縦方向中心とは前記板面に沿って
    、前記多心フラットケーブルの前記心線配列ピッチに等
    しい距離だけずれており、他方の種類の接触子は、その
    圧接部とその接触部とはその接触子の板面と平行な異な
    る面内にあり、その圧接部の縦方向中心とその接触部の
    縦方向中心とはその接触子の前記板面に沿って前記多心
    フラットケーブルの前記心線配列ピッチに等しい距離だ
    けずれており、前記各列の千鳥配列の圧接部のうちの内
    側の圧接部は、前記他方の種類の接触子によって与えら
    れ、前記各列の千鳥配列の圧接部のうちの外側の圧接部
    は、前記一方の種類の接触子によって与えられている特
    許請求の範囲第(4)項記載の多心フラットケーブル用
    電気コネクタ。
  6. (6)前記接触子の前記圧接部は、左右2列でそれぞれ
    千鳥配列とされているが、前記接触部は、1列で一直線
    上に配列されている特許請求の範囲第(1)項から第(
    3)項のうちのいずれかに記載の多心フラットケーブル
    用電気コネクタ。
  7. (7)前記複数の接触子は、2種類の型のものからなり
    、一方の種類の接触子は、その接触部の面とその圧接部
    の面とか直交していて、その接触部の縦方向中心とその
    圧接部の縦方向中心とは、その接触部の前記面に沿って
    第1の所定の距離だけ離されており、他方の種類の接触
    子は、その接触部の面とその圧接部の面とが直交してい
    て、その接触部の縦方向中心とその圧接部の縦方向中心
    とは、その接触部の前記面に沿って前記第1所定の距離
    よりはおおきな第2の所定の距離だけ離されており、前
    記各列の千鳥配列の圧接部のうちの内側の圧接部は、前
    記一方の種類の接触子によって与えられ、前記各列の千
    鳥配列の圧接部のうちの外側の圧接部は、前記他方の種
    類の接触子によって与えられている特許請求の範囲第(
    6)項記載の多心フラットケーブル用電気コネクタ。
  8. (8)前記ケーブル配線部材は、第1ケーブル配線部材
    と第2ケーブル配線部材とからなり、前記配設保持溝は
    、前記第1ケーブル配線部材及び第2ケーブル配線部材
    を組み合わせることによりそれらの間に形成される特許
    請求の範囲第(1)項から第(7)項のうちのいずれか
    に記載の多心フラットケーブル用電気コネクタ。
  9. (9)前記ケーブル配線部材には、前記心線配列溝をお
    おう心線押え板が結合される特許請求の範囲第(1)項
    から第(8)項のうちのいずれかに記載の多心フラット
    ケーブル用電気コネクタ。
  10. (10)相手コネクタの接触子の接触部と接触するため
    の接触部及び結線すべき多心フラットケーブルの心線を
    接続するための圧接部を有する複数の接触子と、該接触
    子を前記圧接部が上方に突出するようにして配設保持す
    るための絶縁ハウジングと、前記多心フラットケーブル
    の端末部を配設保持する配設保持溝を有し且つ前記絶縁
    ハウジングの上舵に対して結合されるケーブル配線部材
    とを備えており、前記接触子は、前記絶縁ハウジングに
    おいて、少なくとも前記圧接部を左右2列に配列し、各
    列における圧接部は、千鳥配列で且つ前記多心フラット
    ケーブルの心線配列ピッチの2倍に等しい配列ピッチに
    て配列されており、各列間における圧接部の位置は、互
    いに前記心線配列ピッチ分だけずらされており、前記ケ
    ーブル配線部材は、前記絶縁ハウジングの上部に結合さ
    れる下面に前記配設保持溝に続いて左右に延びて前記多
    心フラットケーブルの端末の左右に振り分けられた各心
    線を配設するための心線配列溝と、前記絶縁ハウジング
    の上部から突出した前記各接触子の圧接部の先端部を受
    け入れる圧接部受入溝とを有しており、前記多心フラッ
    トケーブルの端末部を前記配設保持溝に保持させ前記左
    右に振り分けられた心線を前記各心線配列溝に配列させ
    た状態にて前記絶縁ハウジングと前記ケーブル配線部材
    とを結合させるとき、前記各心線が前記各対応する接触
    子の圧接部に対し圧接結線されるような型の多心フラッ
    トケーブル用電気コネクタに対する前記多心フラットケ
    ーブルの結線方法において、前記多心フラットケーブル
    の端末部の心線部を分離しそれら分離した心線を左右に
    振り分けて等間隔のピッチに整形する第1工程と、前記
    分離整形した多心フラットケーブルの端末部を前記ケー
    ブル配線部材の前記配設保持溝に配設して各心線部を前
    記各対応する心線配列溝内に位置させる第2工程と、前
    記多心フラットケーブルの端末部を配設保持させた前記
    ケーブル配線部材を前記複数の接触子を配設した前記絶
    縁ハウジングに対して結合させて前記各接触子の対応す
    る圧接部に圧接結線させる第3工程とを含むことを特徴
    とする結線方法。
  11. (11)前記第1工程は、前記多心フラットケーブルの
    端末部の各心線を被覆の付いたまま分離して左右に振り
    分ける特許請求の範囲第(10)項記載の結線方法。
  12. (12)前記第1工程は、前記多心フラットケーブルの
    端末部に先端より所定の距離の位置にてその絶縁被覆の
    みを切断する切断線を形成し、その切断線より先端側の
    絶縁被覆部を先端の方へ移動させて各心線を露出させ、
    次に露出された心線を1本おきに先端側を切断し、前記
    切断された心線と前記移動させた絶縁被覆によって保持
    されている心線とを左右に振り分けることによって行わ
    れる特許請求の範囲第(10)項記載の結線方法。
  13. (13)前記移動された絶縁被覆によって保持された心
    線の端部の切断は、前記第3工程での圧接結線の完了後
    に行われる特許請求の範囲第(12)項記載の結線方法
  14. (14)前記第1工程において振り分けられた各心線は
    、ピッチずれが生じないように融着テープにて互いに固
    定された後、前記移動された絶縁被覆によって保持され
    た心線の端部の切断が行われる特許請求の範囲第(11
    )項又は第(12)項記載の結線方法。
  15. (15)前記第1工程における各心線の左右への振り分
    け時に心線のクロスを行う特許請求の範囲第(10)項
    記載の結線方法。
  16. (16)前記第1工程における各心線の左右への振り分
    け時に露出心線の絶縁物を介してのクロスを行う特許請
    求の範囲第(12)項から第(14)項のうちのいずれ
    かに記載の結線方法。
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