JPS5866271A - フラツトケ−ブル用コネクタ - Google Patents

フラツトケ−ブル用コネクタ

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JPS5866271A
JPS5866271A JP56165489A JP16548981A JPS5866271A JP S5866271 A JPS5866271 A JP S5866271A JP 56165489 A JP56165489 A JP 56165489A JP 16548981 A JP16548981 A JP 16548981A JP S5866271 A JPS5866271 A JP S5866271A
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ground
terminal
flat cable
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宏 遠藤
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、信号線と接地線とを配列するフラットケーブ
ルを装置に接続する場合に用いられるコネ久夕であって
、特にフラットケーブルの各接地線を接地板に一括して
接続し該接地板と任意の信号用接触子とを接続できる構
造としたフラットケーブル用コネクタに関する。
可撓性絶縁物の内部に複数の導線を配列して構成された
いわゆるフラットケーブルのうち、特に信号の伝送用と
して信号用の線と接地用の線とを交互に配置した構造の
ものがある。この争号伝送用フラットケーブル(以下フ
ラットケーブルという)を装置に接続するコネクタにお
いては信号線はそれぞれ単独の接触子によって装置の各
信号回路に接続されるが、接地線は先ず共通の接地板等
に一括して接続し、更にその接地板を別の接触子によっ
て装置の接地回路に接続する構造となっているものが多
い。第1図は従来のフラットケーブル用コネクタの一例
の要部拡大図であって、絶縁物製のハウ・ソング1内に
信号用接触子2と接地用接触子3とが配列され、各接触
子の上部は/・ウノング1の上面に突出して接続端子2
a及び3aを形成し、また下部は一対の弾性接触片4を
形成してハウジング1の下面に開孔する端子挿入孔内に
突出し、装置側のコネクタとの嵌合時に該コネクタのピ
ン端子(図示せず)と結合するようになっている。接続
すべきフラットケーブル5は端末の絶縁物を切除して信
号線6及び接地線7を露出させる。該各線を適当な長さ
に切断したのち、信号@’6は各信号用接触子2の接続
端子2aの部分に半田付けにより接続するが、接地線7
は反対方向に折シ返してから接地板8に一括して半田付
けする。接地板8はほぼ長方形をなし、その両端又は一
端に短絡膜8aが設けられていて、該短絡膜8aの先端
は接地用接触子3の接続端子3aの部分に同じく半田付
けによシ接続される。そしてコネクタを嵌合することに
よシ各接触子は前記のごとく装置側のピン端子と結合し
、各信号線6は装置側の信号回路に、また接地線7は一
括して同じく接地回路にそれぞれ接続されることになる
。なお信号用接触子2と接地用接触子3とは通常同一形
状のものを使用し、かつ各線同士のピッチが小さいため
に隣接する接触子の接触片が接近しすぎないように例え
ば第1図のごとく交互に逆向きに配列する方法がとられ
ることもある。上述の従来のコネクタにおいては、接地
板に一括して接続された接地線を更に装置の接地回路に
接続するための接地用接触子は、使用される接地板の形
状即ち短絡膜の位置又は数によシその位置又は数がきめ
られる。しかるに装置側の接地回路はその型によシ或い
は設計変更によって変わるものであるから、その都度コ
ネクタ側において接地板の形状を変更する必要があシ、
これは製造者側にて準備すべきコネクタの種類又は部品
点数がふえ量産の支障となシ価格も上昇するばかシでな
く使用者側にとっても同様に不便である。更にフラット
ケーブルとコネクタとの組立時に、各信号線及び接地I
#1ならびに短絡膜と接触子の端子との接続がすべて半
田付けによっているが、一般にとの種のフラットケーブ
ルは各線のぎッチが極めて小さく従ってコネクタの接触
子の配列も密となることから、半田付は作業がむづかし
く、時として作業中に誤って他の個所を破損してしまう
おそれがある等作業時間の短縮と品質保持の面からも好
ましくない。
本発明は従来のフラットケーブル用コネクタにおける上
述の如き各欠点を解決するためになされたものであって
、その口重とする所は、各接地線は一括して接地板に接
続されるが、該接地板は信号用接触子とほぼ同一構造で
あって該信号用接触子と交換することができる接地用接
触子によシ装置の接地回路と接続することができるほか
、フラットケーブルの各導線とコネクタの各端子との接
続はすべて圧接式として半田付けを必要としない構造と
したフラットケーブル用コネクタを提供することにある
以下図面を参照しつつ本発明の一実施例につき詳細に説
明する。第2図及び第3図は本発明にかかるフラットケ
ーブル用コネクタ10の一部切断しかつ省略した斜視図
でhって、第2図はインシュレータ組立20にカバー5
0を結合させる前の状態を示しケーブル押さえ60は省
略しである。
第3図はコネクタ10の組立完成状態でありて、フラッ
トケーブル5が接続されインシュレータ組立20、カバ
ー50及びケーブル押さえ60が一体に結合されている
。インシュレータ組立20はインシュレータ21、複数
の信号用接触子30.1個又は複数の接地用接触子31
及び接地板40とからなシ、インシュレータ21の上面
(図の上方、以下同じ)側から導線を露出させたフラッ
トケーブル5の端末部を保持した力z?−50を接近さ
せ押圧することによシ、各導線が各接触子30及び31
並びに接地板40に圧接接続されるとともにカバー50
もインシュレータ組立20に結合される。その後更にカ
バー50上方よりケーブル押さえ60をかぶせて押圧す
ると、該ケーブル押さえ60もカバー50及びインシュ
レータ組立20と一体に結合してフラ、トケーブル用コ
ネクタ10が組立てられるものである。次に各部の説明
を行なう。先ず信号用接触子30は第4図(、)のよう
な外形を有しておシ同図(b)はその展開図である。端
子32は基体部33から直角に延び、その中心線上には
圧入スロット34と該圧入スロットの開放端よシ外方に
広がるようにテーパ部分を形成する圧入ガイド部35と
が設けられる。なお圧入スロット−34の巾寸法は接続
すべきフラットケーブルの信号線6の外径よシもやや小
さい値とする。信号用接触子30は、その基体部33が
第4図(b)の各点線に沿って一方に直角に曲げられて
枠形部分が形成されるとともに、同図(、)のごとく一
対の接触片36は互のにその先端部が対向して接近する
ように偏倚され、次にその先端付近において更に接近す
る方向に接触突条36aを形成したのち先端は互いに離
れ西ように外方に曲げられて受入端部36bを形成する
。なお第4図(、)における曲げ成形後の基体部33に
おける寸法eは後出のインシュレータ21への圧入に適
した寸法となってい−る。次に第5図は接地用接触子3
1の外形図及び展開図であるが、該接地用接触子31は
前記の信号用接触子30と類似しているので、両者の同
一機能部分・については同一符号で示しかつ説明は省略
する。接地用接触子31におけるスロット34等を含む
端子32、基体部33及び接触片36は何れも信号用接
触子30と同一形状であってその基体部33の寸法eも
等しくなっているが、基体部33の端子32と反対側の
端部から端子32と同一方向に接地板接続部37が突出
する点が異なる。該接続部37は中心線に沿って設けら
れたすシ割シ38によって対称な2個の片37a、37
aに分割され、鋏片の各外縁37bは上方に向かって互
いに内方に傾斜し、その上部は互いに一旦外方に突出す
る係止突起37c、37cを形成したのち互いに内方に
向かって高さを増すような斜縁37dに続く。本接続部
37はそのすシ割シ38によって、上記外縁37b又は
係止突起37cにすシ割シの中心線方向への力が加わっ
た場合にそのすシ割り38の巾が小さくなる方向、即ち
第5図(b)における係止突起37eの先端間の距離f
1、或いは係止突起37cと外縁37bとの間の段部3
7e 、37c間の距離f2が小さくなるよう、K弾性
変形することができる。次に接地板40は第6図に示す
ようにほぼ長方形の金属板であって、その長手方向の全
長及び長手方向に直角な方向の巾gは後出のインシュレ
ータ21の上面の寸法と一致する。接地板40の面には
端子貫通孔41が複数個透設されておシ、各貫通孔はす
べて同形で2列に配列される。上記貫通孔41は第6図
(d)に示すごとく長径部41aと短径部41bとから
なるほぼL字形をなし、各列の短径部41bが互いに反
対方向を向くような配置となっている。ここで長径部4
1aの内法り及びiは第4図(、)における信号用接触
子30の端子32部分の最大中j及び厚みkよりも十分
大きくされている。また短径部41bの長手方向の内法
lは、第4図(b)における接地用接触子31の接地板
接続部370寸法f2よシ僅かに小さくなっている。接
地板40の長手方向の一方の側縁42からは複数の突片
43が接地板の面と同一面上にて突出し、また他方の側
縁44からは正面図及び側面図である第6図(b)及び
(C)に示すように同一形状の複数の接地線端子45及
び46が接地板の面と直角の方向に突出して形成されて
いる。端子45及び46は側縁44と平行でかつ端子4
5が中心線に近い側に、端子46は遠い側にあるように
千鳥状に配列され、その配列ピッチは接続されるフラッ
トケーブル5における接地線7のピッチと一致している
。なお上記接地線7のピッチは第2図にmで示される値
でおる。接地線端子45及び46の形状は前記の信号用
接触子30の端子32とほぼ同一形状であるがただその
圧入スロッ)45a及び46aの巾は接地線7の直径よ
シもやや小さい寸法となっている。なお端子45及び4
6が千鳥配置であるのは、上記圧入スロット45a及び
46aに後記のごとくフラットケーブルの接地線が圧入
されるとき該メロ。ノドが僅かに広がる様に弾性変形す
るから、各端子の側縁が互いに当接して圧入動作に支障
を生ずることがないようにするためである。次に第2図
を参照して、インシュレータ21はほぼ直方体をなす絶
縁物製のプロ、りであって、その長手方向に平行で対向
する両側面から上方に延長する側壁22及び23が設け
られ、該両側壁の間のインシュレータ21の部分は平面
であって上面24を形成する。ここで側壁2,2及び2
3間の内法寸法は前記の接地板40の巾gと等しくされ
、また上面24の長手方向の全長も接地板4oの全長と
、等しくなっているから、接地板40は上面24に重な
った位置に装着することができかつ側壁22及び23に
よって容易に外れない程度に挾持されることとなる。側
壁22にはその上縁22aから上面24の間に垂直に切
シ込み22bが複数個形成される。
また側壁23は側壁22よりもやや高さが低くなってお
り、同じくその上縁23aから上面24にかけて切シ込
み23bが形成されるが、切シ込み22bの数及び位置
は前記接地板の突片43のそれと一致し、また切シ込み
23bの数及び位置は接地板40の内側の接地線端子4
5の数及び位置と一致するようなっている。次にインシ
ュレータ21の上面24から下面25の間を貫通して信
号用接触子3−1O及び接地用接触子31を取付けるだ
めの複数の接触子取付孔26が貫設されるほか、インシ
ュレータ21の長手方向と直角な両側面27にはコネク
タ組立時のカバー50及びケーブル押さえ60の係止用
として係合突起27a及び27bが突設されている。上
記接触子取付孔26の上部の横断面形状は前記各接触子
3o及び31の基体部33の部分の横断面輪郭と等しく
なっているが、第4図又は第5図(、)における寸法e
の部分に対応する個所の寸法は圧入の目的のためにeよ
シもやや小さくなっている。更に取付孔26の中間付近
よシ下方にかけては上記の基体部33の横断面輪郭よシ
やや小さい寸法となり、その部分に接触子が挿入された
とき基体部33の下縁33aが当接してその前進が止め
られるだめの段部(図示せず)が形成虜れる0またイン
シュレータ下面25に開口する部分はその断面寸法が更
に小さくなってピン端子挿入口26を形成する。該挿入
口26aは本コネクタ1oを装置側のコネクタ(図示せ
ず)と結合させるときに相手側ビン端子を各接触子3゜
又は31の接触片36間に正しく嵌入させるだめの導入
口である。各接触子30及び31はインシュレータ上面
24側よりその接触片36を先にして取付孔26内に挿
入されるが、その場合前記のごとく各接触子の基体部3
 A−ける寸法・が取付孔26の対応する部分の寸法よ
りも僅かに太きいから、各接触子は取付孔26に対し圧
入状態にて挿入されまた前記の段部のために接触子は一
定位置以上挿入されず停止する。これによシ各接触子3
0及び31は取付孔26内の一定位置にあって容易に動
いたり抜は出したシするようなことなく十分に保持され
る。なお接触子取付孔26はインシュレータ21の長手
方向に2列に配列され、かつ上記各列間においては千鳥
形の配置となっておシ、また該取付孔に挿入される接触
子は同列内では同一位置をとるが各列間では逆向きとな
る。即ち第2図又は第3図に示すようにその端子35が
各列間で互いに接近するような位置と’1つている。
これは各信号用接触子30にはフラットケーブル5の信
号線6が接続されるために各信号用接触子の端子・3.
2部分(即ち圧入スロット34)の配列ピッチがフラッ
トケーブル5の信号線6のピッチ(第2図におけるmと
同一となる)と一致する必要があシ、シかもピッチmは
小さい値であるから、信号用接触子30を1列ではなく
上記のごとく2列の千鳥状に配列することによって、そ
の圧入スロットのピッチを信号線のピッチと一致させる
ことが可能となるほか、端子部分が互いに接近させられ
るのでコネクタ全体を小型にまとめることができる。次
に接地板を装置の接地回路に接続するだめの接触子とし
ては(第4図の信号用接触子30の代HC)第5図の接
地用接触子31を用いる。接地用接触子31も接地板接
続部37が設けられている以外は信号用接触子と基体部
33等の寸法は同じであるから信号用接触子30と同様
に扱うことができ、該接地用接触子は装置側の接地回路
に接続するピン端子に対応する端子挿入孔の位置に挿入
される。各接触子30及び31の挿入後、接地板40を
その接地線端子45及び46を上方にしてインシーレー
タ21の上面24側からかぶせると、各接触子30.3
1の端子32部分と接地板の端子貫通孔26との位置は
一致しておりまた各端子3ゼの巾jと厚みkの寸法は前
記のごとく貫通孔41の長孔部41aの対応する寸法り
及びiよシも小さくされているから、端子32は貫通孔
40内をその周縁と接触することなく容易に通過する。
しかし接地用接触子31の位置においては、上方に突出
する接地板接続部37が貫通孔40の短径部4.1 b
とその位置が一致しており、接続部37の先端は一部分
が上記短径部41b内に嵌入するが、前記のごとくその
係止突起37c、37cの先端間の巾f1が短径部41
bの寸法lよ・シも大きいので接地板40は一旦停止す
る。しかしそのまま更に接地板40をインシュレータ上
面24側に押圧すると、接続部の片37aの斜面37d
に生ずる分力のため片37a、37aはそのすシ割シ3
8の巾を小きくする方向に偏倚され、巾f、が貫通孔4
0の寸法lと等しくなった時に係止突起37cが貫通孔
の短径部41bを通過し、同時に片37a、37aも弾
性復帰する。しかし正常時における接続部の段部37e
、37c間の距lIl#f2はなお上記の寸法lよシも
僅かに大きいから、片37a、37aは弾性復帰力を残
留したまま上記の段部37eの個所で・貫通孔40の短
径部に弾接し、また係止突起37cが接地板の上面に突
出しているため接地板40は係止され上方に抜は出すこ
とはない。なお接地用接触子31が挿入孔26内に正し
く挿入されている状態においてインシュレータの上面2
4から接続部37の段部37eまでの高さは接地板40
の厚みとほぼ等しくされているから、接地板40は上面
24に密着した位置で接触子31によシ係止されること
となんそして接続部37が上記の残留弾性復帰力によシ
接地板の貫通孔41の縁辺と十分弾接することにより接
続部37即ち接地用接触子31と接地板40とが電気的
に安定に接触することとなる。上述のごとくこの接地用
接触子31は信号用接触子30と基体部33が同一形状
であってそれぞれ任意の接触子取付孔26に挿入するこ
とが可能でアシまた簡単な工具を用いて挿入孔から抜去
することもてきるから、コネクタの組立時又は使用中に
おいて装置側の接地回路に応じて接地用接触子31の挿
入位置又はその数等を変更することは容易である。
接地板40は前記のごとく接続部37によシ接地用接触
子と一体に係止されてインシュレータの上面24に密接
し、またその一方の縁辺42に設けた各突片43が側壁
22の切シ込み22b内に遊嵌され、更に他方の側壁2
3に設けられた切シ込み23bの個所には接地線端子4
6が遊嵌され、該側壁23の内側面には接地線端子45
の外側の面が当接するようになっているので、前記の接
地板40の巾gとインシュレータ21の側壁22゜23
間の寸法関係と関連し接地板40は使用状態においても
ガタついたり外れたシすることなくインシーレータ21
に固定される。各接触子30及び31並びに接地板40
をインシュレータ21に取付けた状態において、各接触
子及び接地板の端子の圧入スロット34及び45a、4
6aの各部分、特に圧入スロットの閉塞端のインシュレ
ータ上面上の高さがほぼ等しくなるように構成されるが
これは後世の導線接続時に必要な条件である。次に第2
図及び第3図を参照して、カバー50は絶縁物製の長方
形のブロックであって本体部51と、本体部の長手方向
の両端に本体部51から直角に突出して形成された保合
腕52.52とからなる。
本体部51の上面から下面540間を貫通してその長手
方向と平行にケーブル貫通溝55が設けられ、また下面
54には複数の端子嵌入孔56が同じく長手方向に配列
される。ここで該端子嵌入孔56は、本カバー50とイ
ンシュレータ組立20とを結合させた場合に各接触子3
0.31の端子32及び接地板40の各接地線端子45
.46と一致する位置に般けられ結合時にその内部に上
記端子が嵌入しうる寸法でなければならない。但し製造
上の理由で該嵌入孔56はカバーの上面53まで貫通し
なくても或いは貫通した形状であっても差支えない。但
しその下面54側開口部の短辺方向の寸法は端子部分の
厚み寸法k(第4図a参照)よシも僅かに大きい程度で
あることが次の導線圧入時における導線保持のために望
ましい。更に下面54にはその長手方向と直角の方向に
複数の導線保持溝57が設けられる。該保持溝57は下
面54より上面53方向に例えば3角形状に切シ込まれ
た形状を有し、該3角形の゛頂点付近にてフラットケー
ブル5の各導線6又は7を保持して導線の各端子への接
続時に導線を保持する働きをするものである。従って各
保持溝57の位置は、カバー50とインシーレータ組立
20との結合時に各端子3’4,45.46の圧入スロ
ットと正しく対向する位置でなくてはならない。フラッ
トケーブル5の各導線を各端子に接続し、かつカバー5
0とインシュレータ組立20とを結合してコネクタ10
を組立てる手順は次の通シである。先ずフラットケーブ
ル5の端部をカバー50の上面53側からケニブル貫通
溝55内を通過して下面54に突出させた状態で、ケー
ブル端を次のごとく加工する。即ちフラットケーブル5
端末の絶縁物を必要長のみ切断して取除き各導線を露出
させ、次に各導線を絶縁物の切断端面付近よりフラット
ケーブルの面に対し直角に曲げ成形するがその場合信号
線6と接地線7とは互いに逆方向に曲げる。
即ち第2図においては信号線6は信号用接触子30の端
子32が嵌入する嵌入孔56のある側に、接地線7は接
地線端子45,46が嵌入する嵌入孔56のある側にそ
れぞれ曲げられる。そして前記のごとくカバーの下面5
4に設けられた各導線保持溝57の位置と配列ピッチは
、ケーブルにおける信号線6及び接地線7の位置及びピ
ッチと一致するように構成されているので、上記各線を
曲げ成形後カバー下面54に向って押圧することにより
、各線はそれぞれ対応する保持溝57内に嵌入し整列さ
れる。但し接地線7においてはそのフラットケーブル5
最外側にあるものを除きすべて2本づつ平行しているの
で1個の保持溝57内に2本が嵌入することとなる。以
上のフラットケーブルの端末の加工とカバー50への組
立は通常専用の治工具(図示せず)を用いることによシ
速やかにかつ容易に行なうことが可能である。次に7ラ
ツトケーブル5と一体になったカバー50を正しくイン
シュレータ21の上面24に対向させつつ接近させると
、各端子32,4j、46の先端が先ず端子嵌入孔56
内に嵌入し、同時に各導線が端子の圧入ガイド部35に
当接して圧入スロット34開目端に導かれる。そしてそ
のまま更にカバー50をインシーレータ21に押圧する
と、各導線は保持溝57によりその両側を支えられるか
ら殆ど曲がるようなことなくこのまま圧入スロット34
内に圧入されてゆき、また2水平行する接地m7は2本
が上下に重なった形で圧入される。そしてカバー50を
十分インシュレータ21に押圧すると、各導線は各端子
の圧入スロット34のほぼ閉塞端付近に達し導線とスロ
ットの端面とが圧接して電気的に十分な接触状態になる
とともに、カバー50の下面54がそれぞれインシュレ
ータ21の両側壁22及び23の上縁22a及び23a
に当接してカバー50は停止する。一方、カバー50の
両側面に設けられた係合腕52はカバー50とインシュ
レータ21との接近によりインシュレータ21の長手方
向と直角な両側面27に突設された係合突起27b及び
27&を弾性変形して乗シ越えた後、上記係合腕の係合
面52aが係合突起27aの下面に係合するから、カバ
ー50は上方へ抜は出すことなくインシュレータ組立2
oと一体に結合される。次にカバ−50上面53よシ突
出しているフラットケーブル5 を第3図の如く左方に
曲げ、その上方よシケーブル押さえ6oをかぶせる。ケ
ーブル押さえ60は長方形の絶縁物製で第3図に示すよ
うな一方の脚が短いコ字形断面を有し、その長手方向の
両端には金属板製の係合腕61が一体に設けられている
。このケーブル押さえ60をカバー50の上方よシかぶ
せることによシ、フラットケーブル5はカバー上面53
とケーブル押さえ60の下面との間に挾持され、それに
よシケーブルに外力が加わってもコネクタ内では動くこ
となく安定に保持される。ケーブル押さえ60はその係
合腕61が、カバーの係合腕52の内側を摺動しつつ前
進してインシュレータ21の係合突起27bを乗シ越え
て該突起と係合状態となることによシ、ケーブル押さえ
60はインシュレータ21と一体になシ容易に外れるこ
とはない。
以上のように構成したことによシ本コネクタは、信号線
と接地線とを具えるフラットケーブルにおいて、信号線
はそれぞれ信号用接触子に接続することによって装置側
の所定信号回路に接続され、また接地線は一括して接地
板に接続した後、該接触板を接地用接触子と接続させて
該接地用接触子を通して装置の接地回路に接続すること
ができる。
そして上記接地用接触子はその基体部及び接触片等が信
号用接触子と同一形状であるから装置側の接地回路に合
せてインシュレータの任意の接触子取付孔に挿入し接地
回路を構成することが可能であって、装置の型又は設計
変更によって装置側の接地回路が変更になってもそのつ
と接地用接触子の挿入位置を変えるか又は信号用接触子
と交換する操作のみで容易にコネクタ側にて装置に合わ
せて変更することができるので、製作者側にて準備すべ
きコネクタの種類又は部品点数は少なくて済み量産上有
利で価格も低りナシ、一方、使用者側にても便利である
ばかシでなく、コネクタの構造において、フラットケー
ブルの導線と接触子の接続を圧接式としたので半田付け
による接続のように作業の困難性や破損等がないという
多くのすぐれた効果が得られる。その池水発明において
はその趣旨を逸脱しない範囲において接触子の構造をは
じめ各部の構造又は寸法等において多くの変更が可能で
あることは云う迄もない。例えば上記実施例においては
接地用接触子にも信号線接続用の端子を設はフラットケ
ーブルの信号線を接続するようになっておりその場合は
該信号線は接地線と考えられるが、導線は必ずしも必要
なものではないのでケーブル製作時に予め導線を除いて
しまうことがある。そしてその場合は接地用接触子とし
て端子の部分を除いたものを使用することもあるが該接
触子においてもその他の構造、機能は上記実施例と全く
同一であシ同様の条件で使用できることは云うまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフラットケーブル用コネクタの一部を省
略した要部拡大図、第2図は本発明にかかるフラットケ
ーブル用コネクタのフラットケーブル接触前の状態を示
すケーブル押さえ及び一部を切断省略して示した斜視図
、第3図は同じくコ゛ネクタにケーブルを接続した組立
状態を一部切断省略にて示した斜視図、第4図は信号用
接触子の斜視図及び展開図、第5図は接地用接触子の斜
視図及び展開図、第6図は接地板の平面図、側面図及び
正面図並びに端子貫通孔の細部を示す図である。 2.30・・・信号用接触子、3.31・・・接地用接
触子、5・・・フラットケーブル、6・・・信号線、7
・・・接地線、8,40・・・接地板、10コネクタ、
21・・・インシュレータ、26・・・接触子取付孔、
32・・・端子、34・・・圧入スロット、37・・・
接地板接続部、37a・・・片、37c・・・係止突起
、41・・・端子貫通孔、44・・・側縁、fll f
2・・・接続部の寸法、l・・・貫通孔の短径部内性寸
法。 代理人 弁理士 小  川  犬次部 第10 オ6図   (。) 5 −6・ (d) 41t) (b) 0

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)接地線。と信号線とを具えるフラットケーブルを
    装置に接続するコネクタにおいて、金属板であってその
    片側の側線よシ板の面と直角に突出する複数の接地線用
    端子を有しかつその面には前記フラットケーブルにおけ
    る信号線の配列間隔と等しい間隔にて端子貫通孔を配設
    した接地板をインシュレータ上面に取付け、該インシュ
    レータの接触子取付孔内には接地用接触子と信号用接触
    子とを挿入し、上記接地用接触子には係止突起を有する
    一対の片よシなる接地板接続部を設け、該接続部を構成
    する一対の片の対向する部分の寸法を前記端子貫通孔の
    短径部内法寸法よシもやや大きくし、前記接地板取付時
    に上記接地板接続部が前記端子貫通孔内に弾性挿入され
    る構造としたことを特徴とするフラットケーブル用コネ
    クタ。
  2. (2)  前記接地板の接地用端子及び接地用接触子並
    びに信号用接触子の各端子には導線圧入スロットを設け
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフラッ
    トケーブル用コネクタ。
JP56165489A 1981-10-16 1981-10-16 フラツトケ−ブル用コネクタ Granted JPS5866271A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6069474U (ja) * 1983-10-19 1985-05-16 本多通信工業株式会社 フラツトケ−ブル用コネクタ
JPS6130974U (ja) * 1984-07-28 1986-02-25 富士通株式会社 コネクタ
JPH02114475A (ja) * 1988-10-22 1990-04-26 Nippon Ee M P Kk 多重導体ケーブル用電気コネクタ

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JPH02114475A (ja) * 1988-10-22 1990-04-26 Nippon Ee M P Kk 多重導体ケーブル用電気コネクタ

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