JPS62285052A - 原油蒸留試験装置 - Google Patents

原油蒸留試験装置

Info

Publication number
JPS62285052A
JPS62285052A JP12855586A JP12855586A JPS62285052A JP S62285052 A JPS62285052 A JP S62285052A JP 12855586 A JP12855586 A JP 12855586A JP 12855586 A JP12855586 A JP 12855586A JP S62285052 A JPS62285052 A JP S62285052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
distillation
receiver
crude oil
condensing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12855586A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0520696B2 (ja
Inventor
Yuzo Sugihara
裕三 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Kosan Co Ltd filed Critical Idemitsu Kosan Co Ltd
Priority to JP12855586A priority Critical patent/JPS62285052A/ja
Publication of JPS62285052A publication Critical patent/JPS62285052A/ja
Publication of JPH0520696B2 publication Critical patent/JPH0520696B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原油蒸留試験装置に係り、特に、留出油の自
動液化温度調節を可能とし、また原油留分得率を自動記
録可能にしたことを特徴とするものである。
〔背景技術とその問題点〕
原油の品質自体の明確化、さらには原油精製プラントの
設計基本資料提供等のために原油の留分得率を求めるこ
とは重要である。こあ留分得率の普遍的画一的客観性を
律すものとして原油試験方法が日本工業規格(JIS 
 K2601)に規定されている。
この規格によれば、試料300mIlを精留管付き50
0m7!の蒸留フラスコ□にとり、毎分4〜5m7!の
留出速度で蒸留を行い、留出油液量5%ごとにその温度
を記録する。温度計示度が270℃になるまで蒸留を続
け、この留出油量(容量%)を求めるとする蒸圧蒸留試
験方法が説示され、さらにこれがための常圧蒸留試験器
が例示されている。
ここに、その電気加熱式原油常圧蒸留試験器の概要を確
認する。蒸留フラスコに充填させた原油試料を電熱器で
加熱する。留出した原油(留出油)を凝縮浴液に浸漬さ
れた凝縮管内で液滴化し、受器に滴下された留出油液量
を留出温度(測定温度)との関係からその留分を求める
。これがため凝縮浴槽には上記方法を実行するための電
熱器が設けられ、また、受器を冷却するための冷却浴槽
が設けられている。
しかしながら、JIS規定の原油常圧蒸留試験器には次
のような問題を有していた。
すなわち、凝縮浴槽、冷却浴槽の加熱、冷却は液化促進
と固形化防止をし円滑な試験遂行のためになされるもの
であるが、それらは蒸留フラスコの留出温度、凝縮浴槽
内での凝縮浴液温度、冷却浴槽内での冷却浴液温度等を
適当な手段で測定しつつ試験をしなければならなかった
。従って、採用する温度計や各槽の構造によって試験内
容が一定化しないばかりか多点温度を観察し各浴液温度
を変化、維持しなければならないので作業能率が極めて
悪いものとなっていた。また、このことは作業に熟練を
必要とするとともに熟練者といえど各人毎のバラツキが
大きく結果として高精度測定、迄 試験ができないとい問題があった。さらに、運転操作で
改善しようとするときは急激な加温、冷却性を求めるこ
とになるから、いきおい冷却器等の設備過大化という弊
害を生じ経済的にも不利であった。さらにまた受器は冷
却浴液で冷却するから受器の刻設目盛の正確な読み取り
が難しいばかりか前記運転操作との兼ね合いから読み取
り、記帳ミスも誘発させる問題もあった。これらは、5
回の試験結果の平均値として評価する場合等を考えると
きそのバラツキが大きく実用性に欠けるという欠点とな
っていた。このような問題は結果として製品に対する信
転性と経済性に大きな影響を及ぼすことから当該技術分
野においてその改良が強く望まれていた。
〔発明の目的〕
本発明は、留出温度に基づいて凝縮浴液温度等を自動調
節可能、とし、またこれらとともに測定結果を自動記録
可能とした操作容易で迅速かつ高精度な測定ができる原
油蒸留試験装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明は、
上記従来問題点を除去すべき鑑みなされたもので、第1
の発明は、凝縮管に連通された蒸留フラスコとこの蒸留
フラスコに収容された原油試料を加熱する加熱手段を含
み形成された前記原油試料を留出させるための蒸留手段
と、前記凝縮管が浸漬された凝縮浴液を加熱するヒータ
および温度調節器を含み形成された凝縮管加熱調節手段
と、前記凝縮浴液を冷却するための冷却器を含み形成さ
れた凝縮管冷却調節手段と、前記凝縮管の一端側から滴
下され受器に収容された留出油液を冷却できるよう形成
された受器冷却調節手段と、前記蒸留手段に設けた留出
温度センサーから留出温度を検出するとともに、検出留
出温度に基づいて前記凝縮管加熱調節手段と凝縮管冷却
調節手段との切替等を行う制御手段を備え、前記留出油
の温度を前記留出温度変化に相応させて自動調節できる
よう構成し前記目的を達成するのである。
また、第2の発明は、凝縮管に連通された蒸留フラスコ
とこの蒸留フラスコに収容された原油試料を加熱する加
熱手段を含み形成された前記原油試料を留出させるため
の蒸留手段と、前記凝縮管が浸漬された凝縮浴液を加熱
するヒータおよび温度調節器を含み形成された凝縮管加
熱調節手段と、前記凝縮浴液を冷却するための冷却器を
含み形成された凝縮管冷却調節手段と、前記凝縮管の一
端側から滴下され受器に収容された留出油液を受器の外
側から風冷できるよう形成された受器冷却調節手段と、
前記受器に収容された留出油液の量を検出するための液
量検出センサーと、前記蒸留手段に設けた留出温度セン
サーと前記液量検出センサーとからの留出温度相当信号
および留出油液量相当信号を入力として原油留分得率を
記録できるよう形成された記録手段とを備え、前記留出
温度に基づいて留出油の自動液化温度調節をするととも
に原油留分得率を自動記録できるよう構成し前記目的を
達成するのである。
従って、蒸留手段の蒸留フラスコに原油試料を充填させ
、受器を空のままセットして制御手段で起動させれば、
蒸留手段から検出した留出温度に基づいて、まず凝縮器
冷却調節手段が駆動され凝縮浴液槽内の凝縮浴液を冷却
し、留出油が凝縮管内において液化されかつ円滑に受器
へ滴下させることができる。この場合、受器冷却調節手
段によって受器内の留出油液は一定温度に維持され固形
化等は阻止される。さらに、留出温度が高まると凝縮管
冷却調節手段から凝縮管加熱調節手段に切り替えられ凝
縮浴液は加熱される。この場合にも留出油の円滑な液化
、滴下が行われる。このように測定全範囲において自動
的な凝縮管冷却、加熱が行われ迅速かつ正確な測定がで
きる。
また、受器冷却調節手段が風冷式とされているので、流
量検出センサーで受器内留出油液の液量が容易に自動検
出されるとともにこの液量と留出温度とをX−Yブロッ
クに記録する。このように記録手段で測定データを自動
記録することができる。
〔実施例〕
本発明に係る原油蒸留試験装置の好適な一実施例を図面
を参照しながら詳細に説明する。
この実施例の原油蒸留試験装置は第1図ないし第3図に
示され、本体装置100と記録手段である記録値W11
0とから構成されている。
本体装置100は、枠体2、中床3等で区画された蒸留
室11、受器室12、凝縮室13および冷却室14の4
室からなる本体1とこれら各室に収容された蒸留手段2
0、凝縮管加熱調節手段30、凝縮管冷却調節手段40
、切替手段50、受器冷却調節手段60および制御手段
である制御盤70等から構成されている。
さて、蒸留手段20は、中床3に一体化形成され支持台
25に姿勢安定支持された蒸留フラスコ21と蒸留フラ
スコ21に収容された原油試料100をその底部から加
熱して蒸気化留出させる加熱手段である加熱器24とを
含み形成され蒸留室11に配設されている。蒸留フラス
コ21には、中途部分が起立壁4を貫通し後記凝縮浴液
90に浸漬され、その先端部分が後記受器19に挿入さ
れた凝縮管22が一体的に連通されている。
凝縮管加熱調節手段30は、凝縮室13に配設された凝
縮浴槽16内の凝縮浴液90を加熱して凝縮管22内で
蒸気化した留出油を凝縮液、化させかつ凝縮管22内で
付着滞留ないし固形化することを防止し受器19への滴
下を円滑ならしめるものであって、凝縮浴槽16の凝縮
浴液90に浸漬されたヒータ34とこのヒータ34の単
位時間当たりの発熱量を加減する温度調節器33を含み
形成されている゛。また、凝縮浴槽16内での凝縮浴液
90の温度T3均一化のためのヒータ34近傍の加熱さ
れた浴液を攪拌するアジテータ35が設けられている。
なお、ヒータ34は、凝縮浴液90の温度T3を5〜7
 minで10℃昇温できる容量とされ、また、温度調
節器33は0〜100℃の設定が可能である。
凝縮管冷却調節手段40は、前記凝縮管加熱調節手段3
0が蒸留フラスコ21における留出温度T4が約200
℃となったときに凝縮浴液90を約40℃にコントロー
ルするために凝縮浴液90を加熱するものであるのに対
し、留出温度T4がもっと低い80〜90℃のときに凝
縮浴液90を約10℃にコントロールするための凝縮浴
液90を冷却するためのものであって約0℃以下の冷水
92を作る冷却器41と、低温凝縮液91を一定量保留
する低温凝縮液タンク43と、この低温凝縮液91の温
度T1を上記冷水92で0〜4℃に冷却するための熱交
換器42および配管81と、低温凝縮液91を低温凝縮
液タンク43から凝縮浴槽16へ供給するモータ46駆
動の循環ポンプ45と、配管80.82等循環系統から
構成され冷却室14に配設されている。なお、47は図
示しないポンプあるいは弁をコントロールして上記冷水
92の量または温度を制御するための冷水コントローラ
である。
また、切替手段50は、凝縮管冷却調節手段40から凝
縮管加熱調整手段30に運転を切り換えるもので、この
実施例では配管82に設けられたコントロールパルプ5
1とこのコントロールバルブ51を開閉するためのソレ
ノイド52とから形成されている。
受器冷却調節手段60は、受器室12内に支持された受
器19を外部から風冷して受器19内の留出油液103
を所定状態に維持するためのもので、ラジェータ61と
、モータ63で駆動される冷風用のファン62とから形
成されている。すなわち、この実施例では、前記凝縮管
冷却調節手段40の循環ポンプ45から供給される低温
凝縮液91を利用し、これを供給器83および戻管84
をもってラジェータ61に通液することによって受器1
9を風冷するようしているのである。これは、駆動回路
64でモータ63を0N−OFF制御することにより受
器室12内の空気温度T2を13〜18℃にコントロー
ルできるようされている。ところで受器19は、300
mj!の透明なガラス製シリンダーから形成され上部支
持部材7と下部支持部材8で安定に支持され、かつ把手
6付蓋部5を開放することによって外部に取り出しでき
るよう着脱可能に支持されている。また、破損防止等の
ためのバネ9により緩衝支持されている。
さらに受器19の断面径方向には発光器112と受光器
113とを対向配設して形成した液量検出センサー11
1が設けられており、この液量検出センサー111は上
方側に挿入された凝縮管22から滴下し受器19に収容
された留出油液109の液量を5%(容量%)毎に検出
できるものとされている。
また、制御手段たる制御盤70は、蒸留フラスコ21に
おける留出温度T4を検出する温度検出回路71と本装
置を所定の手順で運転するためのシーケンス回路72と
から構成され、シーケンス回路72はマイクロコンピュ
ータからなり、カッ各インターフェースも含むものとさ
れている。ここに、シーケンス回路72は留出温度T4
等を基準として、冷却器41の駆動指令信号S41、循
環ポンプ45 (モータ46)の駆動指令信号PJ&、
切替手段50のコントロールバルブ51を開閉するため
のソレノイド52へ出力する切替指令信号SS2、原油
試料100を蒸発させるべく蒸留フラスコ21を加熱す
るために加熱器24を起動させる起動指令信号P24お
よび留出温度T4の変化に応じて温度調節器33に凝縮
浴液90の温度T3を10℃または40℃にコントロー
ルさせるべき指令する設定切替信号S33を出力する。
また後記記録装置110へは温度検出回路71から留出
温度相当信号Stが出力されるものと形成されている。
また、記録装置110は、上記温度検出回路71からの
留出温度相当信号Stと液量検出センサー111からの
液量相当信号5VOI が入力されるコントロール部1
14と、留出温度T4をY軸に、留出油液量VをX軸に
対応させて記録する記録部であるX−Yプロッタ115
とから形成されている。また、記録装置110には、複
数回の測定結果の平均値、最大値および最小値を指定し
て記録できる機能が設けられている。なお、10は基台
である。また、各ドレン弁やバイパス系統は図示を省略
している。蒸留速度制御系も省略している。
ここに各温度センサー等の取付位置、機能、目的等は次
の通りである。
留出温度センサー26は蒸留フラスコ21の上部開放口
にコルク栓23およびガイド27を介し貫通され、凝縮
管22の分岐位置に配設されて、温度検出回路71に接
続されている。従って、温度検出回路71では時々刻々
変化する留出温度T4を検出することができる。凝縮浴
液温度T3検出用のセンサーは凝縮浴槽16の下方部と
上方部の2箇所に離隔配設された第1の温度センサ31
と第2の温度センサ32とからなり、いずれも温度調節
器33に接続されている。2個設けているの・は凝縮浴
液90の平均温度を求める便宜のためである。従って、
温度調節器33ではシーケンス回路72からの設定切替
信号Sssに基づき第1および第2の温度センサ31,
32の出力信号をフィードバンク信号として凝縮浴液9
0の温度T3を40℃等にコントロールすることができ
る。
また、低温凝縮液用の温度センサ44は低温凝縮液タン
ク43に設けられ、かつ冷水コントローラ47にフィー
ドバック信号を与えるよう接続されている。従って、冷
水コントローラ47は冷却器41、循環管81、熱交換
器42等を介し低温凝縮液温度TIを0〜4℃にコント
ロールすることができる。さらに、受器室温度センサー
65は受器室12内の平均的温度T2を検出する位置に
取り付けられ、駆動回路64に接続されている。
従って、駆動回路64はモータ63を0N−OFF制御
して冷風用のファン62を駆動、停止させつつ受器室1
2内の室温T2を13〜18℃にコントロールすること
ができる。なお、いずれの温度センサーもサーモカップ
ルとされている。
次に本実施例の作用について説明する。
(準備) 蒸留室11において、所定量の原油試料100と沸、読
方101を収容した蒸発フラスコ21を支持台25にセ
ットする。凝縮浴槽16、低温凝縮液槽43には各所定
レベルに液性てしておく。また、受器室12には受器1
9をセットし蓋部5で密閉しておく。なお、コントロー
ルパルプ51、弁87.88は開成されているものとす
る。
(起動) 制御手段たる制御盤70の図示しないスイッチを操作し
て起動する。すると、第3図のブロック■に示すように
凝縮管冷却調節手段40の冷却器41がシーケンス回路
72からの信号S41により起動され冷水92が循環管
81、熱交換器42を循環し低温凝縮液タンク43内の
低温凝縮液91を冷却する。この温度TIは温度センサ
44、冷水コントローラ47の作用により0〜4℃に調
節される。と同時に信号Pabによりモータ46、循環
ポンプ45が駆動され凝縮浴槽16の凝縮浴液90には
コントロールバルブ51、弁87.86および配管82
.80を介し低温凝縮液91が循環される結果、凝縮浴
液90の温度T3は10℃〜0℃の範囲に維持される。
一方、シーケンス回路72からの信号P64により駆動
回路64は駆動され、モータ63、ファン62が起動す
るとともに駆動回路64は温度センサ65のフィードバ
ック信号によって受器室12内空気温度T2を13〜1
8℃に維持するよう0N−OFF制御される。
この場合、ラジェータ61には弁86、配管83゜84
を介し0〜4℃の低温凝縮液91が循環されている。こ
れらとともに加熱器24が起動し蒸留フラスコ21内の
原油試料100は加熱される結果、留出速度4〜5mj
27minで徐々に蒸気化し留出を開始する。
(測定) 蒸留手段20の蒸留フラスコ21から留出された留出温
度T4が50〜70℃の範囲内である留出油102が凝
縮管22に流入すると、凝縮管22内で液化され受器1
9に滴下しはじめる。この初演があると液量検出センサ
111がこれを検知し、コントロール部114に出力す
る。ここに記録装置110のX−Yプロッタ115は当
該留出温度T4をY軸としX軸に0%としてデータをプ
ロットする。さらに蒸発が続き、流量検出センサー11
1が受器19内に滴下された留出油液103が5%増大
する毎にコントロール部114に出力し、コントロール
部114ではこれに基づき当該留出温度T4の情報とと
もにX−Yプロッタ115を駆動し作用させる。
そして、第3図のブロック■で示したように留出温度T
4が80〜90℃になると、もはやこの状態を維持して
いたのではその後に留出される成分の特性から凝縮管2
2内で付着しまたは固形化されてしまうので、凝縮温度
を上昇させるよう機能する。すなわち、シーケンス回路
72は温度検出回路71からのT、=80〜90℃の信
号を受けると、信号S5□を出力しソレノイド52を作
動しコントロールバルブ51を閉成するとともに信号S
32を温度調節器33へ出力する。従って、切替手段5
0が作動されるので配管82、コントロールバルブ51
、弁87を介し循環ポンプ45で循環されていたT、=
0〜4℃の低温凝縮液91は凝縮浴槽16には供給され
ず、代わって凝縮管加熱調節手段30の第1および第2
温度センサ31.32の出力信号をフィードバック信号
として温度調節器33はヒータ34を作動し凝縮浴液9
0の温度T3を10℃に調節するとともに凝縮浴槽16
内温度を均一化するためアジテータ35を駆動する。こ
の場合受器冷却調節手段60は受器室12内温度T2を
13〜18℃に維持すべきコントロール状態を維持して
いる。
さらに、留出温度T4が約200℃となると(ブロック
■参照、)、凝縮浴液温度T3を40℃まで上昇する必
要がある。これは、シーケンス回路72から凝縮管加熱
調節手段30の温度調節器33へ信号533(この場合
には、40℃まで上昇させよの指令)が出力されること
によって、温度調節器33の目標温度が40℃と切り替
わり前記場合(10℃まで上昇させよ。)と同様に昇温
される(ブロック■)。
(測定完了) そして、留出が進行し、留出温度T4が予め設定された
測定最高留出温度Tup  (例えば280℃)になる
まで測定が行われる(ブロック■)。
この間、記録装置110では、液量検出センサー111
で検出した5%増大毎の留出油液量Vと留出温度T4と
を対応させつつX−Yプロッタ115に自動記録する。
従って、ブロック■においてT4≧Tupと判断された
ときには第4図に見るように全液量範囲についての留分
得率の測定結果いわゆる蒸留曲線を自動記録することが
できる。
(再測定準備) このように、T4≧Tupにおいて測定が完了すると、
本装置は次の測定に備えるべく、次の通り作用する(ブ
ロック■参照)。シーケンス回路72からの信号SSS
が遮断され温度調節器33はヒータ34への電流を遮断
する。凝縮管加熱調節手段30が停止されるので凝縮浴
液90はもはや加熱されない。しかし、これを放置して
自然冷却を待つのでは再測定可能となるまで長時間を必
要とし作業能率が悪い。ここに、上記信号333と同時
期に信号S5□がシーケンス回路72から出力され、コ
ントロールパルプ51が開成される。従って、凝縮管冷
却調節手段40からの低温凝碕液91がコントロールバ
ルブ51.配管82.80を介し供給かつ循環されるの
で凝縮浴槽16内の凝縮浴液90が強制的に冷却される
。そして、ブロック■において、再測定不要(上記の図
示省略したスイッチをOFFとしたときをいう。)がN
oと判断された場合、すなわち再測定するときには、再
びブロック■へ進行される。従って、この冷却期間中に
蒸留フラスコ21に新たな原油試料100を補強し、受
器19を取り換えまたは先の留出油液103を排斥して
再び受器室12ヘセットすれば、次の測定に速やかに入
ることができる。
(停止) 一方、ブロック■でYESと判断された場合すなわち再
測定をしないで本装置を完全に停止させる場合には、ブ
ロック■において、凝縮管冷却調節手段40、受器冷却
調節手段60を停止する。
ここに、シーケンスは終了(5TOP )となる。
なお、上記では、−回の測定において記録装置110は
そのデータをX−Yプロッタ115で記録するようにし
たが、予め図示省略のn回測定平均記録スイッチを選択
しておけば、設定されたn回の測定が完了したときにそ
の平均値をもってX−Yプロッタ115に作図記録させ
ることもできる。ただし、測定手順は上記の場合と同じ
である。
従って、本実施例の原油蒸留試験装置には次のような効
果がある。
凝縮管冷却調節手段40と凝縮管加熱調節手段30とが
設けられかつ留出温度T4に基づいて両者30.40を
切替可能としているから、凝縮管22内での液化が十分
に行われるとともに管内での付着、固形化が防止され円
滑な測定を行うことができる。また、留出開始から完了
までを全自動的に実行されるから複数回の測定に際して
もバラツキが小さく高精度の測定を保障できる。さらに
、熟練者も必要とセず迅速かつ容易な測定ができる。
さらにまた、高精度測定は当該原油製品の品質の均一性
、信頼性を得るので経済的効果も大きく、精製プラント
等設備の最適設計を行うことができ全体として生産能率
、経済的効果を飛躍的に向上させることができる。
ここに、本実施例における測定結果を従来装置との比較
において述べると次の通りである。この比較条件は、5
回の測定結果を平均した値であり、本実施例の場合には
そのバラツキが1/3以下であることが確認された。
なお、原油試料100は、いずれもアラビアンヘビーで
ある。
また、凝縮管冷却調節手段40は、冷却器41からの冷
水92で一定範囲温度内にコントロールした低温凝縮液
91を一定量だけ低温凝縮液タンク43に保留しつつ凝
縮浴槽16に循環させることにによって、凝縮浴液’9
0の温度調節を行うよう形成しているから迅速な温度調
節ができ、かつ冷却器41を小型としても安定した運転
ができる。
このことは、また受器冷却調節手段60にその低温凝縮
液91を利用できるという効果をも奏する。
また、切替手段50をコントロールバルブ51の自動開
閉によって行うという設備簡略化を達成できる。
また、凝縮管加熱調節手段30が温度調節器33付のヒ
ータ34から形成されているから、ガスバーナ方式等に
比べ構造簡単で取り扱いも容易である。とともに、迅速
な加熱とそのコントロールが容易である。しかも、温度
センサー31.32は2つとされ、平均化検出温度を人
力とし、かつヒータ34の近傍にはアジテータ35が設
けられているので凝縮浴$90の温度T3が槽16内の
どこでも均一とできるのでこの点からも円滑かつ高精度
な測定を保障できる。
さらに、受器冷却調節手段60は、ラジェータ61とフ
ァン62等から形成される風冷式とされているから前記
凝縮管冷却調節手段40の冷水92を利用でき格別の冷
却器を設けることなく、安定かつ均一な冷却ができる。
とともに受器室12が当然に空気室となるから受器19
の着脱を簡易に行うことができるばかりか、受器19に
滴下された留出油液103の液量を検出するための液量
検出センサー111の設置が可能となる。従って、受器
19に刻設された目盛を都度読み取りすることなく、視
差なく留出油液103の液量を読み取りかつ自動検出−
することができる。
さらにまた、留出温度T4および留出油液量Vを入力と
して、両者を各軸目盛とするx−yプロッタ115を含
む記録装置110が設けられているから、その実用的、
自動的な測定が一層確実に達成される。しかも記録装置
110はn回分のデータを記憶かつ平均化する機能を備
えているから記録された留分得率の信転性を高めること
ができる。
なお、以上の実施例では、凝縮管冷却調節手段40がい
わゆる二段冷却方式とされていたが、冷却器41の型種
によっては′、実施例でいう低温凝縮液タンク43を省
略し、冷水92を直接凝縮浴槽16に循環させるようし
てもよく、また、その熱交換器42を凝縮浴槽16内に
設置するようしても実施することができる。
また、凝縮管加熱調整手段30は、実施例の電熱式ヒー
タ34に限定されずガスバーナ方式によって実施しても
よい。温度センサーは必ずしも複数31.32を設ける
必要もない。反面、凝縮浴$90の検出温度範囲毎に最
適な別個の温度センサーを設けるよう構成してもよく、
またサーモカップルに限定されない。このように形式、
個数等は選択自由な事項である。
また、受器冷却調節手段40は、風冷式とされていたが
、これを液体冷却式としてもよい。ただし、風冷式とす
れば受器19の取り入れが極めて。
容易となり、かつ液量検出センサー111を取り付ける
ことができるとともにその液量検出センサ−111の選
択性を著しく拡大できるという優れた効果を奏すること
ができる。これは自動記録という全自動測定を達成する
に格別の利点を有するものでもある。また、冷風用のフ
ァン62の制御方式は、0N−OFF制御でなく流量コ
ントロール方式としてもよい。
さらに、制御手段である制御盤70は、温度検出回路7
1およびシーケンス回路72とから形成したが、要は蒸
留手段20に設けた留出温度センサー26からの信号か
ら各所定温度T4を検出し、これに基づき凝縮管加熱、
冷却調節手段30.40等の駆動、切替等を所定の手順
で行うよう指令出力等をできればよいから、その構成は
実施例のものに限定されない。例えば、コンピュータに
一体化形成ないし組込みしてもよ(、さらに、凝縮管加
熱調節手段30の温度調節器33や凝縮管冷却調節手段
40の冷水コントローラ47をも一括的に含むよう形成
しても実施することができる。
また、凝縮浴液90の温度T3を0〜4℃、15〜25
℃、40〜50℃の如く留出温度T4に基づいてコント
ロールすることもでき、この温度は上記開示値に限定さ
れない。
なお、原油試料100は原油から留出された2次的製品
をも含む概念であるから、例えば、石油系液体燃料の留
分得率の測定にも本発明は適用されるものである。
〔発明の効果〕
本発明は、原油試料の加熱から留出完了までの各留出温
度に基づいて円滑かつ安定な自動液化、滴下を達成しつ
つ高精度測定を保障し、またその測定データを自動記録
できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る原油蒸留試験装置の一実施例を示
す全体系統図、第2図は同じく全体構成図、第3図は同
じく動作説明用のブロック図および第4図は同じく記録
手段における留分得率記録線図の一例を示すものである
。 1・・・本体、11・・・蒸留室、12・・・受器室、
13・・・凝縮室、14・・・冷却室、16・・・凝縮
浴槽、19・・・受器、20・・・蒸留手段、21・・
・蒸留フラスコ、22・・・凝縮管、24・・・加熱手
段である加熱器、26・・・留出温度センサー、30・
・・凝縮管加熱調節手段、33・・・温度調節器、34
・・・ヒータ、35・・・アジテータ、40・・・凝縮
器冷却調節手段、41・・・冷却器、42・・・熱交換
器、43・・・低温凝縮液タンク、45・・・循環ポン
プ、50・・・切替手段、60・・・受器冷却調節手段
、61・・・ラジェータ、62・・・ファン、70・・
・制御手段としての制御盤、90・・・凝縮浴液、91
・・・低温凝縮液、92・・・冷水、100・・・原油
試料、102・・・留出油、103・・・留出油液、1
10・・・記録手段としての記録装置、111・・・液
量検出センサー、112・・・発光器、113・・・受
光器、115・・・X−Yプロッタ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)凝縮管に連通された蒸留フラスコとこの蒸留フラ
    スコに収容された原油試料を加熱する加熱手段を含み形
    成された前記原油試料を留出させるための蒸留手段と、
    前記凝縮管が浸漬された凝縮浴液を加熱するヒータおよ
    び温度調節器を含み形成された凝縮管加熱調節手段と、
    前記凝縮浴液を冷却するための冷却器を含み形成された
    凝縮管冷却調節手段と、前記凝縮管の一端側から滴下さ
    れ受器に収容された留出油液を冷却できるよう形成され
    た受器冷却調節手段と、前記蒸留手段に設けた留出温度
    センサーから留出温度を検出するとともに、検出留出温
    度に基づいて前記凝縮管加熱調節手段と凝縮管冷却調節
    手段との切替等を行う制御手段を備え、前記留出油の温
    度を前記留出温度変化に相応させて自動調節できるよう
    構成したことを特徴とする原油蒸留試験装置。
  2. (2)前記特許請求の範囲第1項において、前記凝縮管
    加熱調整手段が、前記ヒータが浸漬されている近傍にお
    いて前記凝縮浴液を攪拌するアジテータを含み構成され
    ている原油蒸留試験装置。
  3. (3)前記特許請求の範囲第1項または第2項において
    、前記凝縮管冷却調節手段が、低温凝縮液を保留する低
    温凝縮液タンク、この低温凝縮液タンクの低温凝縮液を
    前記凝縮浴槽内へ循環させる循環ポンプを含む循環系統
    および前記冷却器の冷水で前記低温凝縮液を冷却するた
    めの前記低温凝縮液タンク内に配設された熱交換器とか
    ら構成されている原油蒸留試験装置。
  4. (4)前記特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
    かにおいて、前記受器冷却調節手段が、低温液体を通す
    ラジエータとこのラジエータに受器室の空気を循環させ
    て前記受器を風冷させるためのファンとから構成されて
    いる原油蒸留試験装置。
  5. (5)前記特許請求の範囲第4項において、前記ラジエ
    ータへの低温液体が前記低温凝縮液とされている原油蒸
    留試験装置。
  6. (6)凝縮管に連通された蒸留フラスコとこの蒸留フラ
    スコに収容された原油試料を加熱する加熱手段を含み形
    成された前記原油試料を留出させるための蒸留手段と、
    前記凝縮管が浸漬された凝縮浴液を加熱するヒータおよ
    び温度調節器を含み形成された凝縮管加熱調節手段と、
    前記凝縮浴液を冷却するための冷却器を含み形成された
    凝縮管冷却調節手段と、前記凝縮管の一端側から滴下さ
    れ受器に収容された留出油液を受器の外側から風冷でき
    るよう形成された受器冷却調節手段と、前記受器に収容
    された留出油液の量を検出するための液量検出センサー
    と、前記蒸留手段に設けた留出温度センサーと前記液量
    検出センサーとからの留出温度相当信号および留出油液
    量相当信号を入力として原油留分得率を記録できるよう
    形成された記録手段とを備え、前記留出温度に基づいて
    留出油の自動液化温度調節をするとともに原油留分得率
    を自動記録できるよう構成したことを特徴とする原油蒸
    留試験装置。
  7. (7)前記特許請求の範囲第6項において、前記液量検
    出センサーが光透過材料から形成された前記受器を径方
    向に挟み配設された発光器と受光器とから形成されてい
    る原油蒸留試験装置。
  8. (8)前記特許請求の範囲第7項において、前記発光器
    または/および受光器が5%おきの前記受器内の留出油
    液量を検出できるよう形成されている原油蒸留試験装置
  9. (9)前記特許請求の範囲第6項ないし第8項のいずれ
    かにおいて、前記記録手段の記録部がX−Yプロッタと
    されている原油蒸留試験装置。
JP12855586A 1986-06-03 1986-06-03 原油蒸留試験装置 Granted JPS62285052A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12855586A JPS62285052A (ja) 1986-06-03 1986-06-03 原油蒸留試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12855586A JPS62285052A (ja) 1986-06-03 1986-06-03 原油蒸留試験装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62285052A true JPS62285052A (ja) 1987-12-10
JPH0520696B2 JPH0520696B2 (ja) 1993-03-22

Family

ID=14987656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12855586A Granted JPS62285052A (ja) 1986-06-03 1986-06-03 原油蒸留試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62285052A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002207030A (ja) * 2001-01-09 2002-07-26 Nippon Soda Co Ltd ヒドロキシプロピル基含量測定方法及び装置
WO2003091667A2 (de) * 2002-04-24 2003-11-06 Grabner Instruments Messtechnik Nfg. Gesellschaft M.B.H & Co Kg Verfahren zur aufnahme der siedekurve von flüssigkeiten sowie vorrichtung zur durchführung dieses verfahrens
JP2008286543A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Meitech:Kk 自動蒸留試験装置
CN102004143A (zh) * 2010-10-25 2011-04-06 辽宁同辉科技发展有限公司 一种全自动焦化轻油类产品馏程测定系统
JP2020143985A (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 株式会社メイテック 自動蒸留試験装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57119246A (en) * 1981-01-17 1982-07-24 Idemitsu Kosan Co Ltd Automatic distillation testing and its device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57119246A (en) * 1981-01-17 1982-07-24 Idemitsu Kosan Co Ltd Automatic distillation testing and its device

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002207030A (ja) * 2001-01-09 2002-07-26 Nippon Soda Co Ltd ヒドロキシプロピル基含量測定方法及び装置
WO2003091667A2 (de) * 2002-04-24 2003-11-06 Grabner Instruments Messtechnik Nfg. Gesellschaft M.B.H & Co Kg Verfahren zur aufnahme der siedekurve von flüssigkeiten sowie vorrichtung zur durchführung dieses verfahrens
WO2003091667A3 (de) * 2002-04-24 2003-12-11 Grabner Instr Messtechnik Nfg Verfahren zur aufnahme der siedekurve von flüssigkeiten sowie vorrichtung zur durchführung dieses verfahrens
EP1645869A1 (de) * 2002-04-24 2006-04-12 Grabner Instruments Messtechnik GmbH Vorrichtung zur Aufnahme der Siedekurve von Flüssigkeiten
US7556716B2 (en) 2002-04-24 2009-07-07 Grabner Instruments Messtechnik Nfg. Gesellschaft M.B.H. & Co. Kg Method for recording the boiling curve of liquids and device for carrying out the method
JP2008286543A (ja) * 2007-05-15 2008-11-27 Meitech:Kk 自動蒸留試験装置
JP4691525B2 (ja) * 2007-05-15 2011-06-01 株式会社メイテック 自動蒸留試験装置
CN102004143A (zh) * 2010-10-25 2011-04-06 辽宁同辉科技发展有限公司 一种全自动焦化轻油类产品馏程测定系统
JP2020143985A (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 株式会社メイテック 自動蒸留試験装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0520696B2 (ja) 1993-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5967659A (en) Ultrasensitive differential microcalorimeter with user-selected gain setting
EP2645108B1 (en) Automatic analyzer
JP5627589B2 (ja) 回転式蒸発装置
US20110232769A1 (en) Method of Stabilizing Constant-Temperature Bath
JP2011191207A (ja) 試薬庫、自動分析装置及び試薬庫の温度制御プログラム
US20090310646A1 (en) Method for operating a calorimeter
CN1898570B (zh) 收容物的升温方法和分析装置
JPS62285052A (ja) 原油蒸留試験装置
CN100389309C (zh) 两层式周边等温定温量热仪
US7820015B2 (en) Device for recording the boiling curve of liquids
GB2122386A (en) Automatic distillation apparatus
US3969013A (en) Thermally controlled microscope stage assembly
US3495490A (en) Microtome freezing attachment
GB1511737A (en) Apparatus for use in investigating specimens
US3161039A (en) Apparatus for determining pour point
JP2008020311A (ja) 分析装置
Zahra et al. The Perkin-Elmer 1020 series thermal analysis system
US2577615A (en) Automatic distillation apparatus
JPH08247861A (ja) 温度校正槽及びその温度安定化方法
US20070231223A1 (en) Multifunctional multireactor control system with dynamic multiple protocols, templates and digital notebooks and methodology
JPS5862564A (ja) 液体容器の温度制御装置
US2967422A (en) Automatic batch end point measurement
JP2008286543A (ja) 自動蒸留試験装置
US3135107A (en) Apparatus for the determination of the evaporation curve for liquids by the thermogravimetric method
JPS5862566A (ja) 温度制御付き液体容器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term