JPS62284732A - ポリエチレンフイルムの熱処理方法 - Google Patents
ポリエチレンフイルムの熱処理方法Info
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- JPS62284732A JPS62284732A JP12720686A JP12720686A JPS62284732A JP S62284732 A JPS62284732 A JP S62284732A JP 12720686 A JP12720686 A JP 12720686A JP 12720686 A JP12720686 A JP 12720686A JP S62284732 A JPS62284732 A JP S62284732A
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- Japan
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- density polyethylene
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Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
E1
本発明はヘイズ値が10%未満であるポリエチレンフィ
ルムの製造方法に関するものであり、ヘイズ値が10%
未満である。すなわち透明性が極めてすぐれているポリ
エチレンフィルムを提供することを目的とするものであ
る。
ルムの製造方法に関するものであり、ヘイズ値が10%
未満である。すなわち透明性が極めてすぐれているポリ
エチレンフィルムを提供することを目的とするものであ
る。
差速Jと良術
以前、高密度ポリ円チレン系フィルムの透明性を改良す
るため各種の方法が提案されている。
るため各種の方法が提案されている。
たとえば、特開昭53−31788号公報には、原反熱
可塑性樹脂フィルムを、その厚さよりも小さな間隙にセ
ットされ、その表面粗度が0.5S以下である一対のロ
ールの間隙に、該フィルムの融点より低いか、軟化点以
下の温度で、通過させ、圧延処理して、原反フィルムの
厚さより小さな厚さの曇り度が4%以下の透明フィルム
を得る技術が提案されている。この技術の特に特徴とな
っている点は、透明化処理に使用するロールの表面状態
を出来るだけ良好にして、これにより、フィルムのヘイ
ズ値を左右するファクターである外部ヘイズ値を良好に
して、透明性や光沢性にすぐれたフィルムを得んとする
ものである。
可塑性樹脂フィルムを、その厚さよりも小さな間隙にセ
ットされ、その表面粗度が0.5S以下である一対のロ
ールの間隙に、該フィルムの融点より低いか、軟化点以
下の温度で、通過させ、圧延処理して、原反フィルムの
厚さより小さな厚さの曇り度が4%以下の透明フィルム
を得る技術が提案されている。この技術の特に特徴とな
っている点は、透明化処理に使用するロールの表面状態
を出来るだけ良好にして、これにより、フィルムのヘイ
ズ値を左右するファクターである外部ヘイズ値を良好に
して、透明性や光沢性にすぐれたフィルムを得んとする
ものである。
しかしながら、このようにロールの表面粗度を規定し1
.ロールの表面状態を良くし、同時に、当該処理にさい
してその温度をフィルムの融点より低いか融点以下とし
、かつ、1対のロール間隙間を通過させるだけでは、高
密度ポリエチレンフィルムにおける透明化には限界があ
り、事実この発明ではその後の審査過程において、高密
度ポリエチレンフィルムに関する例を実施例から削除し
ている。
.ロールの表面状態を良くし、同時に、当該処理にさい
してその温度をフィルムの融点より低いか融点以下とし
、かつ、1対のロール間隙間を通過させるだけでは、高
密度ポリエチレンフィルムにおける透明化には限界があ
り、事実この発明ではその後の審査過程において、高密
度ポリエチレンフィルムに関する例を実施例から削除し
ている。
一方、特開昭59−5032号公報には、高密度ポリエ
チレンインフレーション生フィルムを、平滑す表面間で
一定温度下で圧力処理して光学的特性を改善したフィル
ムを得る技術が提案されている。
チレンインフレーション生フィルムを、平滑す表面間で
一定温度下で圧力処理して光学的特性を改善したフィル
ムを得る技術が提案されている。
しかしながら、この技術も前述した技術と同様に、当該
公報中にフィルムの曇りの程度および透明性の不足の程
度はそのフィルムの表面特性から主として起こることを
今回発見したと記載されているように、フィルムのヘイ
ズ値を左右する1つのファクターである外部ヘイズ値を
良好にして光学的特性を改善したフィルムを得んとする
もので、この公報では、二以上の相対して配置されたロ
ーラー間にて、生フィルムを圧力処理し、そのさい、フ
ィルムの塑性変形を容易にするために一定温度に加熱す
ることが記載されているが、当該ロールによる加熱処理
の具体的な記載はなく、その実施例には、かかる生フィ
ルムを二枚の平滑なシート間にはさみこみ、これらシー
ト表面との接触によって生フィルムを平坦化処理する方
法が具体的に記載されているのみである。
公報中にフィルムの曇りの程度および透明性の不足の程
度はそのフィルムの表面特性から主として起こることを
今回発見したと記載されているように、フィルムのヘイ
ズ値を左右する1つのファクターである外部ヘイズ値を
良好にして光学的特性を改善したフィルムを得んとする
もので、この公報では、二以上の相対して配置されたロ
ーラー間にて、生フィルムを圧力処理し、そのさい、フ
ィルムの塑性変形を容易にするために一定温度に加熱す
ることが記載されているが、当該ロールによる加熱処理
の具体的な記載はなく、その実施例には、かかる生フィ
ルムを二枚の平滑なシート間にはさみこみ、これらシー
ト表面との接触によって生フィルムを平坦化処理する方
法が具体的に記載されているのみである。
が しよう る。 く
以上のことから、本発明はこれらの欠点(問題点)がな
く、すなわち強度が良好であるばかりでなく、透明性が
極めてすぐれた高密度ポリエチレンフィルムを得ること
である。
く、すなわち強度が良好であるばかりでなく、透明性が
極めてすぐれた高密度ポリエチレンフィルムを得ること
である。
0 占 ・ ための
本発明にしたがえば、これらの問題点は、密度が0.9
35 g / c m’以上の高密度ポリエチレンより
なる原反フィルムを加熱ロール間を通して熱処理する方
法において、該フィルムを少なくとも三本の加熱ロール
間を通過させ、かつ、これらの加熱ロール中の最後から
二番目のロールの温度を外部より、80°C以上の温度
であるが、使われる高密度ポリエチレンが溶融する温度
よりも低い温度に加熱させることを特徴とするポリエチ
レンフィルムの製造方法、によって解決することができ
る。以下、本発明を具体的に説明する。
35 g / c m’以上の高密度ポリエチレンより
なる原反フィルムを加熱ロール間を通して熱処理する方
法において、該フィルムを少なくとも三本の加熱ロール
間を通過させ、かつ、これらの加熱ロール中の最後から
二番目のロールの温度を外部より、80°C以上の温度
であるが、使われる高密度ポリエチレンが溶融する温度
よりも低い温度に加熱させることを特徴とするポリエチ
レンフィルムの製造方法、によって解決することができ
る。以下、本発明を具体的に説明する。
本発明において使われる高密度ポリエチレンの密度は0
.935 g / c rn”以上であり、0.935
〜0.975 g / c m’のものが望ましく、と
りわけ0.935〜0.975 g / c m’のエ
チレン系重合体が好適である。密度が0.935 g
/ c m”未満のエチレン系重合体を得るならば、剛
性が近いために用途が限定される。
.935 g / c rn”以上であり、0.935
〜0.975 g / c m’のものが望ましく、と
りわけ0.935〜0.975 g / c m’のエ
チレン系重合体が好適である。密度が0.935 g
/ c m”未満のエチレン系重合体を得るならば、剛
性が近いために用途が限定される。
該ポリエチレンのメルトフローインデックス(JIS
K−7210にしたがい、条件が4でal一定、以下
r MFRJ ト云う)は通常0.005〜10.0
g / 10分であり、0.01〜a、o g71a分
のものが好ましく、特に0.02〜7.5 g710分
のものが好適である。
K−7210にしたがい、条件が4でal一定、以下
r MFRJ ト云う)は通常0.005〜10.0
g / 10分であり、0.01〜a、o g71a分
のものが好ましく、特に0.02〜7.5 g710分
のものが好適である。
M、1.が0.005g未満のエチレン系重合体を用い
ると、流動性が悪いために後記のフィルムの成形性が悪
く、良好なフィルムを製造することが困難である。一方
、 8.0 g 710分を越えたエチレン系重合体を
使用すると、8成形時にドローダウンが大きく、良好な
容器を製造することができない。
ると、流動性が悪いために後記のフィルムの成形性が悪
く、良好なフィルムを製造することが困難である。一方
、 8.0 g 710分を越えたエチレン系重合体を
使用すると、8成形時にドローダウンが大きく、良好な
容器を製造することができない。
このエチレン系重合体はエチレン単独またはエチレンと
炭素数が多くとも12個のα−オレフィン(たとえば、
プロピレン、ブテン−1)とをいわゆるチーグラー触媒
またはいわゆるフィリップス触媒の存在下で単独重合ま
たは共重合させることによって得られるものである。こ
のエチレン系重合体は工業的に生産されて多方面にわた
って利用されているものであり、その製造方法、物性な
どは広く知られているものである。
炭素数が多くとも12個のα−オレフィン(たとえば、
プロピレン、ブテン−1)とをいわゆるチーグラー触媒
またはいわゆるフィリップス触媒の存在下で単独重合ま
たは共重合させることによって得られるものである。こ
のエチレン系重合体は工業的に生産されて多方面にわた
って利用されているものであり、その製造方法、物性な
どは広く知られているものである。
この高密度ポリエチレンの原反を少なくとも三本の加熱
ロールに通過させる。該原反ばあらかじめ製造されたも
のであり、一般にポリエチレンのフィルムの業界におい
て広く使われているものである。この原反の厚さは特に
限定されるものではなく1、所望のフィルムの厚さなど
によって決定されるものであるが、通常too Jj−
膳以下であり。
ロールに通過させる。該原反ばあらかじめ製造されたも
のであり、一般にポリエチレンのフィルムの業界におい
て広く使われているものである。この原反の厚さは特に
限定されるものではなく1、所望のフィルムの厚さなど
によって決定されるものであるが、通常too Jj−
膳以下であり。
本発明の効果を発揮するにはとりわけlOルmないし4
5ル厘が望ましい。
5ル厘が望ましい。
本発明の加熱ロールが三本について説明すると、これら
の加熱ロールの温度条件は、三本の加熱ロールを、該原
反フィルムの通過順位にしたがって第1の加熱ロール(
以下「R1」と云う)、第2の加熱ロール(以下「R2
」と云う)、および第3の加熱ロール(以下「R3」と
云う)とすると、R1の温度はR2およびR3の温度よ
り低く、R2およびR3の温度は該フィルムの融点以下
であるが、 105℃以上とする。この場合、R3の温
度は使われる原反の高密度ポリエチレンの融点よりも
5℃以上低い温度が好ましい、このさい、R2を通過す
るポリエチレンフィルムは外部より加熱する必要がある
。
の加熱ロールの温度条件は、三本の加熱ロールを、該原
反フィルムの通過順位にしたがって第1の加熱ロール(
以下「R1」と云う)、第2の加熱ロール(以下「R2
」と云う)、および第3の加熱ロール(以下「R3」と
云う)とすると、R1の温度はR2およびR3の温度よ
り低く、R2およびR3の温度は該フィルムの融点以下
であるが、 105℃以上とする。この場合、R3の温
度は使われる原反の高密度ポリエチレンの融点よりも
5℃以上低い温度が好ましい、このさい、R2を通過す
るポリエチレンフィルムは外部より加熱する必要がある
。
各加熱ロールには、たとえば、その表面に硬質クロムメ
ッキ層を有する金属ロールが使用される。研磨されてい
ると良い。そのほか、鏡面様光沢を有するよう加工また
は仕上げされた、平滑な表面を有するロールを好んで使
用することができる。
ッキ層を有する金属ロールが使用される。研磨されてい
ると良い。そのほか、鏡面様光沢を有するよう加工また
は仕上げされた、平滑な表面を有するロールを好んで使
用することができる。
R1の温度は30°Cよりも低い温度にすることが適当
である。このR1の温度を90℃よりも高い温度にする
ならば、原反のネックインが大きくなるために良好なフ
ィルムが得られない、また、R3の温度は80℃よりも
高い温度であるが、115°Cよりも低い温度が適当で
ある。このR3の温度が115℃よりも高い温度では、
透明性が良好なフィルムを得ることが難しい、一方、8
0℃よりも低い温度では、透明性がすぐれたフィルムを
得ることができない。
である。このR1の温度を90℃よりも高い温度にする
ならば、原反のネックインが大きくなるために良好なフ
ィルムが得られない、また、R3の温度は80℃よりも
高い温度であるが、115°Cよりも低い温度が適当で
ある。このR3の温度が115℃よりも高い温度では、
透明性が良好なフィルムを得ることが難しい、一方、8
0℃よりも低い温度では、透明性がすぐれたフィルムを
得ることができない。
本発明の特徴はR2を外部より赤外線ヒーターなどを使
用して加熱することである。加熱温度は80℃よりも高
い温度であるが、使われる高密度ポリエチレンが溶融す
る温度よりも低い温度である。したがって 180°C
以下(好適には180℃以下)が望ましい、この加熱に
よって原反が50gmよりも薄く、かつ1〜3倍の延伸
の場合でも、充分均一な透明性を有するフィルムを得る
ことができる。このさい、加熱はロールのフィルムが接
触する面に前記の温度範囲になるように均一に加熱する
ことが好ましい。
用して加熱することである。加熱温度は80℃よりも高
い温度であるが、使われる高密度ポリエチレンが溶融す
る温度よりも低い温度である。したがって 180°C
以下(好適には180℃以下)が望ましい、この加熱に
よって原反が50gmよりも薄く、かつ1〜3倍の延伸
の場合でも、充分均一な透明性を有するフィルムを得る
ことができる。このさい、加熱はロールのフィルムが接
触する面に前記の温度範囲になるように均一に加熱する
ことが好ましい。
このようにして加熱ロール(すなわち、R1、R2およ
びR3)を順次通過したフィルムはついで急冷される。
びR3)を順次通過したフィルムはついで急冷される。
たとえば、三本の冷却ロールによって冷却する。これら
の冷却ロールの温度は特に限定されないが、前記R3の
温度よりも低い温度であるが、室温より高い温度であり
、一般には70°Cよりも低い温度であるが、30°C
よりも高い温度の範囲が好ましい。70°Cよりも高い
温度では、冷却ロールの役目を果し難い。一方、30°
Cよりも低い温度では、充分にフラットなフィルムを得
ることが難しい。
の冷却ロールの温度は特に限定されないが、前記R3の
温度よりも低い温度であるが、室温より高い温度であり
、一般には70°Cよりも低い温度であるが、30°C
よりも高い温度の範囲が好ましい。70°Cよりも高い
温度では、冷却ロールの役目を果し難い。一方、30°
Cよりも低い温度では、充分にフラットなフィルムを得
ることが難しい。
このようにして得られる本発明のフィルムは、透明性が
すぐれている(ヘイズ値として、10%以下)。
すぐれている(ヘイズ値として、10%以下)。
一゛よび
以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
。
。
なお、実施例および比較例において、ヘイズ値ASTM
11−1003にしたがって測定した。
11−1003にしたがって測定した。
実施例 1〜3、比較例 1〜3
MFRが0.05 g / 10分であり、融点が13
0℃である高密度ポリエチレン(密度 0.950 g
/ c m”、ブロー比3)を通常のインフレーショ
ン法によって厚さが20pm 、30p■および60終
層の原反〔以下、それぞれ「原反(1)」、「原反(2
)」、「原反(3)」と云う〕を製造した。これらの原
反(第1表に示す)をR1の温度が85°C,R2の温
度が115℃、R3の温度が110℃ならびにR4およ
びR5の温度が50°Cに設定されている表面光沢がす
ぐれているロールを使ってそれぞれの厚さが第1表に示
されているフィルムを製造した。得られたフィルムのヘ
ーズの測定を行なった。それらの結果を第1表に示す、
なお、実施例1〜3はR2を赤外線ヒーターによって加
熱した。一方、比較例1〜3では、このロールを赤外線
ヒーターを使用することなく、内部加熱を行なった。
0℃である高密度ポリエチレン(密度 0.950 g
/ c m”、ブロー比3)を通常のインフレーショ
ン法によって厚さが20pm 、30p■および60終
層の原反〔以下、それぞれ「原反(1)」、「原反(2
)」、「原反(3)」と云う〕を製造した。これらの原
反(第1表に示す)をR1の温度が85°C,R2の温
度が115℃、R3の温度が110℃ならびにR4およ
びR5の温度が50°Cに設定されている表面光沢がす
ぐれているロールを使ってそれぞれの厚さが第1表に示
されているフィルムを製造した。得られたフィルムのヘ
ーズの測定を行なった。それらの結果を第1表に示す、
なお、実施例1〜3はR2を赤外線ヒーターによって加
熱した。一方、比較例1〜3では、このロールを赤外線
ヒーターを使用することなく、内部加熱を行なった。
(以下余白)
なお、実施例1ないし3および比較例3によって得られ
たフィルムは、すべて全体が均一に透明であったが、比
較例1および2によって得られた −フィルムは、いず
れも全体が均一に透明ではなかった。
たフィルムは、すべて全体が均一に透明であったが、比
較例1および2によって得られた −フィルムは、いず
れも全体が均一に透明ではなかった。
褒」JL鉄盟
本発明の方法によって得られるフィルムは、透明性がす
ぐれており、しかも比較的簡単な方法(装置)によって
得ることができる。
ぐれており、しかも比較的簡単な方法(装置)によって
得ることができる。
Claims (1)
- 密度が0.935g/cm^3以上の高密度ポリエチレ
ンよりなる原反フィルムを加熱ロール間を通して熱処理
する方法において、該フィルムを少なくとも三本の加熱
ロール間を通過させ、かつ、これらの加熱ロール中の最
後から二番目のロールの温度を外部より、80℃以上の
温度であるが、使われる高密度ポリエチレンが溶融する
温度よりも低い温度に加熱させることを特徴とするポリ
エチレンフィルムの製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12720686A JPS62284732A (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 | ポリエチレンフイルムの熱処理方法 |
DE86906464T DE3689520T2 (de) | 1985-11-07 | 1986-11-07 | Durchsichtiger polyäthylenfilm hoher dichte und dessen herstellung. |
PCT/JP1986/000566 WO1987002933A1 (en) | 1985-11-07 | 1986-11-07 | Transparent high-density polyethylene film and process for its production |
EP86906464A EP0246328B1 (en) | 1985-11-07 | 1986-11-07 | Transparent high-density polyethylene film and process for its production |
US07/080,514 US4954391A (en) | 1985-11-07 | 1986-11-07 | High density polyethylene type transparent film and process for production thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12720686A JPS62284732A (ja) | 1986-06-03 | 1986-06-03 | ポリエチレンフイルムの熱処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62284732A true JPS62284732A (ja) | 1987-12-10 |
Family
ID=14954346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12720686A Pending JPS62284732A (ja) | 1985-11-07 | 1986-06-03 | ポリエチレンフイルムの熱処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62284732A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105817478A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-08-03 | 大英德创精工设备有限公司 | 用于铅锭成板带工艺的系统 |
-
1986
- 1986-06-03 JP JP12720686A patent/JPS62284732A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105817478A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-08-03 | 大英德创精工设备有限公司 | 用于铅锭成板带工艺的系统 |
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