JPS62284509A - 弾性表面波共振子 - Google Patents

弾性表面波共振子

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JPS62284509A
JPS62284509A JP12836086A JP12836086A JPS62284509A JP S62284509 A JPS62284509 A JP S62284509A JP 12836086 A JP12836086 A JP 12836086A JP 12836086 A JP12836086 A JP 12836086A JP S62284509 A JPS62284509 A JP S62284509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
idt
conductance
interdigital transducer
surface acoustic
Prior art date
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Pending
Application number
JP12836086A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Iegi
家木 英治
Koji Kawakatsu
川勝 孝治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP12836086A priority Critical patent/JPS62284509A/ja
Publication of JPS62284509A publication Critical patent/JPS62284509A/ja
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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 皮呈上旦剋里公団 本発明は、VHF帯若しくはそれ以上高周波の発振器や
フィルタにおいて使用される弾性表面波共振子(以下、
弾性表面波をSAWという。)、殊にインターディジタ
ルトランスジューサ(以下、IDTと略す。)の両側に
反射器が設けられたSAW共振子に関する。
l米至及歪 従来のSAW共振子は、第4図に示すように圧電基板1
1上に一対のくし歯電極12.12を形成してrDT1
3を構成すると共に、該IDT13の両側に金属ストリ
ップ、誘電体ストリップ、グループなどのグレーティン
グによる反射器14.14を形成してなる。
この構成のSAW共振子によれば、2つの反射器14.
14の間に定在波が立ち、かつIDTにおいて電気信号
とSAWとが効率よく結合する周波数で鋭い共振特性を
もつ。
■が ° しようとする5 声 ところで、反射器間で定在波を生じる周波数は希望の周
波数の上下にいくつもあり、特に、定在波の波数が希望
のものより1つ多いものと1つ少ないものとが問題であ
る。
即ち、定在波の波数が希望のものより1つ多いものと1
つ少ないものは、その波数の定在波を生じる周波数f、
、f2における反射器の反射係数が第5図(a)に示す
ように大きく、しかも10Tのコンダクタンス(変換効
率)が同図(C)にCL、C2で示すように零でないあ
る値をもつために、同図(b)に示すように比較的大き
なレベルでのスプリアスを生じることとなる。このため
、共振子としての位相特性も図(+1)に示すように大
きなスプリアスを持つことになる。尚、第5図の特性図
は、第4図に示したSAW共振子の主要諸元を次のよう
に設定したときのものである。
くし歯電極の対数・・・150対 電極 ピ ッ チ・・・音速/中心周波数(100MH
z) 反射器(金属ストリップ)の本数 ・・・各200本 開口長 ・・・500μm 圧電基板  ・・・水晶 而して、上記の如きスプリアスは、SAW共振子をコイ
ルと結合してVCO発振素子等に用いるとき、発振周波
数の周波数とびを生じさせるもので、その防止対策が急
務となっている。
本発明は、上述した問題点に鑑み、所望の共振周波数の
上下で発生するスプリアスを低減させたSAW共振子を
提供することを目的とする。
。 占を”決するための 上述の目的を達成するため、本発明は、圧電基板に、イ
ンターディジタルトランスジューサと、該インターディ
ジタルトランスジューサの両側に反射器が設けられた弾
性表面波共振子において、前記インターディジタルトラ
ンスジューサのコンダクタンス周波数特性の減衰極周波
数が、インターディジタルトランスジューサと2つの反
射器で生じる定在波の数が所望の数より1つ多い及び/
又は1つ少ない時の周波数に一致するか又はほぼ近接す
るように調整されていることを特徴としている。
上記構成の作用は次の実施例の中で説明する。
大−1−斑 第1図は本発明の一実施例として1ポート型SAW共振
子の平面図を示し、1は水晶等の圧電基板で、その上に
形成された一対のくし歯電極2゜2によってIDT3が
構成されている。そして、このIDT3の両側には多数
の金属ストリップを備えた反射器4,4が形成されてい
る。この反射器4,4の間隔り、はその間において希望
する周波数での定在波が生じる適当な寸法に選ばれてい
る。この場合、反射器4,4の反射係数が従来例とあま
りかわらないので、反射234.4間には希望の共振周
波数での波数より1つ多い波数及び1つ少ない波数の定
在波も立つこととなるが、本発明では、IDTのコンダ
クタンスの減衰極を第2図中P、、P!で示すように、
希望の共振周波数f、での波数より1つ少ない波数の定
在波を生じる周波数f、及び希望の共振周波数f0での
波数より1つ多い波数の定在波を生じる周波数「2とほ
ぼ一致するよう調整しているので、前記周波数f、、 
rzでのIDTのコンダクタンスが極めて小さくなり、
従ってその周波数f、、 rzにおけるスプリアスがと
くに位相特性で明らかなように効果的に抑制される。
上記のようにIDTのコンダクタンスの極P1゜P2を
スプリアスとなる周波数f1.tfzと一致するように
調整する態様としては、くし歯電極の対数を増減変更す
ること若しくは電極ピンチを変更すること、及び交差幅
重み付けのされたIDTにおいてはその交差幅重み付け
を変更することによって行える。
第2図の特性図はくし歯電極の対数を増減することによ
って調整した例を示している。同図の特性曲線中、図(
a)は反射係数の周波数特性、図(b)は共振特性、図
(c)IDTのコンダクタンスの周波数特性、図(d)
は位相特性を示している。
尚、この特性を得たSAW共振子の主要諸元は次のとお
りである。
くし歯電極の対数・・・200対 電極 ピ ッ チ・・・音速/中心周波数(100MH
z) 反射器(金属ストリップ)の本数 ・・・各200本 開口長 ・・・500/jm 圧電基板  ・・・水晶 このSAW共振子を、例えばVCO用発振子として伸長
コイルとともに接続する場合において、該コイルと並列
接続すると、第2図(b)の符号イで示すように、反共
振点が周波数の高い側にずれ、前記コイルと直列接続す
ると、第2図(b)の符号口で示すように、共振点が周
波数の低い側にずれる。このため、所望の共振の上、下
いずれかでスプリアスとの間隔が狭くなる。したがって
、このような接続においては、所望の発振を確実に得る
ためには、近接した側で発生する一方のスプリアスのみ
の低減を図ることが肝要であり、一方のみを低減すると
きは、前記したSAW共振子のコンダクタンスの減衰極
の設定が容易となる。
なお、コンダクタンスの減衰極は、不所望な定在波が発
生する周波数に一致させるよう設定するのが最善である
が、コンダクタンスの曲線から明らかなように、減衰極
周辺は極端に曲折した線型を呈するものではないから、
近接した周波数に設定することでも、スプリアスが障害
とならないだけの充分なレベルにまで低減でき、前記し
た効果は得られるものである。
また、本発明は、第3図に示すように、2つのIDT2
.2を備えた2ポート型のSAW共振子にも適用できる
ことは勿論である。
また、反射器4は、前述の実施例では、金属ストリップ
が閉鎖型のものを例示したが、解放型のものを用いるこ
ともできるし、更に、前述の圧電体基板2に溝を形成し
た構成の反射器を使用することもできる。
11と伽果 本発明は、IDTのコンダクタンスの減衰極を、IDT
と2つの反射器で生じる定在波の数が所望の数より1つ
多い及び/又は1つ少ない時の周波数に一致するか又は
ほぼ近接するように、調整したものであるから、所望の
周波数で確実に共振が得られると同時に、不所望な同波
数でのスプリアスを効果的に抑制でき、コイルと結合し
て発振器を構成する場合においては周波数とびの起こら
ない有用なSAW共振子を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての1ポート型SAW共
振子の平面図、第2図はそれぞれ前述のSAW共振子の
周波数特性図を示し、第2図(a)は、反射器の反射係
数を示す周波数特性のグラフ、第2図(b)は、共振特
性を示すグラフ、第2図(C)は、IDTlのコンダク
タンスの特性を示すグラフ、第2図(d)は位相特性を
示すグラフ、第3図は本発明の他の一実施例としての2
ポート型のSAW共振子を示す図、第4図は従来のSA
W共振子を示す平面図、第5図(a)は従来例の反射器
の反射係数を示すグラフ、第5図(b)は従来例の反射
器の共振特性を示すグラフ、第5図(c)は、従来例の
反射器のコンダクタンスのグラフ、第5図(d)は従来
例の反射器の位相特性を示すグラフである。 1:圧電基板、    2:くし歯電極、3:IDT、
     4:反射器。 特許出願人 : 株式会社 村田製作所第1図 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧電基板に、インターディジタルトランスジュー
    サと、該インターディジタルトランスジューサの両側に
    反射器が設けられた弾性表面波共振子において、 前記インターディジタルトランスジューサのコンダクタ
    ンス周波数特性の減衰極周波数が、2つの反射器間で生
    じる定在波の数が所望の数より1つ多い及び/又は1つ
    少ない時の周波数に一致するか又はほぼ近接するように
    調整されていることを特徴とする弾性表面波共振子。
  2. (2)前記インターディジタルトランスジューサのコン
    ダクタンス周波数特性の減衰極周波数の調整は、インタ
    ーディジタルトランスジューサのくし歯電極の対数を変
    更することによって行われていることを特徴とする特許
    請求範囲第1項に記載の弾性表面波共振子。
  3. (3)前記インターディジタルトランスジューサのコン
    ダクタンス周波数特性の減衰極周波数の調整は、インタ
    ーディジタルトランスジューサのくし歯電極に交差幅重
    み付けを施すことにより行われることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の弾性表面波共振子。
JP12836086A 1986-06-02 1986-06-02 弾性表面波共振子 Pending JPS62284509A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6242991B1 (en) 1994-11-10 2001-06-05 Fujitsu Limited Surface acoustic wave filter having a continuous electrode for connection of multiple bond wires

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5460842A (en) * 1977-10-06 1979-05-16 Philips Nv Elastic wave resonator
JPS5547718A (en) * 1978-09-22 1980-04-04 Philips Nv Elastic wave resonator

Patent Citations (2)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6242991B1 (en) 1994-11-10 2001-06-05 Fujitsu Limited Surface acoustic wave filter having a continuous electrode for connection of multiple bond wires

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