JPS62284369A - 多重記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （技術分野） 本発明は、複数の転写記録体上の各偶を順次１つの記録
媒体上に転写することにより多重画像を形成する多重記
録装置に関する。

〔発明の背景〕

かかる多重記録装置として、例えば４つ或いは３つの感
光体上に夫々異なる色の像を形成し、それを１つの記録
紙上に転写するカラープリンタが知られている。この様
なカラープリントにおいては例えば記＃ｉ紙の給紙信号
を基準に各感光体上への像形成を開始することにより、
記録紙上の像の位置合せが行なわれている。

つまり、１つの給紙信号を基準に３つ或いは４つの像形
成開始タイミングを作成している。従って位置合わせは
正確に実行できる。

しかしながら、最後の感光体への像形成開始タイミング
が出る前に、次の給紙信号が発生すると制御が困難にな
る。従って従来は、最後の感光体への像形成開始タイミ
ングを出した後、次の給紙を行っており、高速にプリン
トを得ることが出来なかった。

〔目　的〕

本発明は上述の如き従来技術の欠点を除去し、高速に連
続プリントが可能な多重記録装置の提供を目的としてい
る。

〔実施例〕

以下、本発明を４つの感光体上にレーザビームを用いて
シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色の像を形
成し、記録媒体上に転写することにより、フルカラー画
像を得るカラープリンタを例に説明する。

第１図において、４１Ｃはレーザ・ユニットで、シアン
の画像データに応じてシアン用の感光トラム４５．Ｃに
潜像を形成する。４１Ｍはレーザ・ユニットで、マゼン
タの画像データに応じてマゼンタ用の感光トラム４５Ｍ
１．：潜像を形成する。

４１Ｙはレーザ・ユニットで、イエローの画像データに
応じてイエロー用の感光ドラム４５Ｙに潜像を形成する
。４１Ｂはレーザ・ユニットでブラックの画像データに
応じてブラック用の感光ドラム４５Ｂに潜像を形成する
。４２Ｃ，４２Ｍ。

４２Ｙ、４２Ｂはトナーホッパで、シアン、マゼンタ、
イエロー、ブラックの各トナーが充填されている。４３
は搬送ベルトで、記録紙２４を搬送する。４４Ｃ，４４
Ｍ、４４Ｙ、４４Ｂは転写帯電器で、トナー像を搬送さ
れる記録紙２４に転写する。なお、各レーザ・ユニット
４１Ｃ，４１Ｍ、４１Ｙ、４１Ｂは、図示しないポリゴ
ンミラー（多面鏡）を有しており、レーザ光を主走査方
向に水平走査する。

一様帯電された感光ドラム４５Ｃ，４５Ｍ。

４５Ｙ、４５Ｂにローラ・ユニット４１Ｃ１４１Ｍ、４
１Ｙ、４１Ｂよりカラー画像信号に応じてオン・オフす
るローラ光が照射され、感光ドラム４５Ｃ，４５Ｍ、４
５Ｙ、４５Ｂに潜像が形成され、各トナーホッパ４２Ｃ
，４２Ｍ、４２Ｙ。

４２Ｂに充ＩＭされているシアン、マゼンタ、イエ、ロ
ー、ブラックの各トナーにより現像され可視化される。

そして、トナー像が搬送される記録紙２４上に転写帯電
器４４Ｃ，４４Ｍ、４７ｒＹ。

４４Ｂが転写させる。次いで、定着器３４にてトナー像
が定着されカラー画像が形成された記録紙２４が排紙ト
レー３４に排紙される。

ところで、２５はレジスタローラであり、記録紙２４が
紙カセット２２から給送ローラ２３によってピックアッ
プされ送り出された後、このレジスタローラ２５でタイ
ミングをとってから送り出される。

第２図は画像の書き始めタイミングを示したものである
。

前述の如くレジスタローラ２５で送り出された記録紙２
４は、送り出しタイミングＴ。から１゜〜ｔ４時間後に
は、紙先端が各々対応する感光体４５Ｃ，４５Ｍ、４５
Ｙ、４５Ｂに達し、トナー像が転写され始める。

第３図はこの様子を、タイミングチャートで表わしたも
のである。

レジスタローラ２５は第５図のＣＰＵ５０５の出力信号
ＲＲに基づいて時刻Ｔ０から回転を開始し、記録紙の大
きさに応じてその記録紙が通過するのに必要な時間信号
ＲＲが出力され、回転を行う。このスタート時点Ｔ。か
ら、ｔ１〜ｔ４時間遅れて、各感光体から転写されるの
で、各感光体のレーザ書ぎ込み位置から転写位置に達す
るまでの時間をτとすると、ｔｌ−τ、ｔ２−τ。

ｔ３−τ、ｔ４−τだけ遅れて感光体に、画像信号を書
き込み始める。そして、レジスタローラ２５の駆動時間
と同じ時間たけ画像が書き込まれる。

第４図は、連続して３枚をプリントアウトする場合の複
数の感光体に対して、各々画像信号を書き込むタイミン
グを表わしたもので、ある。感光体４５Ｃ，４５Ｍに対
しては、（第３図）と同じシーケンスでカウンタＣＮＴ
　１０及びカウンタＣＮＴ２Ｏがｔｌ−τ及びｔ２−τ
を計時することによって書き込みタイミング信号５ＹＮ
ＣＩ。

５ＹＮＣ２が得られる。

しかし、感光体４５Ｙ、４５Ｂについては、１枚目のｔ
３−τ及びｔ６Ｉ−τがカウントアツプする前に２枚目
の記録紙が送り出している。そこで、この時点で、ｔ３
−τ及びｔ４−τを計測するカウンタＣＮＴ３２．及び
ＣＮＴ４２を設けた。そしてＣＮＴ３１．ＣＮＴ３２．
及びＣＮＴ４１、ＣＮＴ４２で夫々交互に計時すれば、
２枚目以降、３枚目でも画像の書き込みタイミング信号
５ＹＮＣ３，５ＹＮＣ４が得られる。

第５図は書き込みタイミング信号５ＹＮＣＩ〜５ＹＮＣ
４を得る為のハート回路である。

ＣＮＴｌ０．ＣＮＴ２Ｏ，ＣＮＴ３１．ＣＮＴ３２）Ｃ
ＮＴ４１．ＣＮＴ４２は既に説明した複数のカウンタで
あり、クロック発生器５１０からクロックＣＬＫを計数
することにより計時動作する。５００はレジストローラ
２５を駆動するモータ２５Ｍのトライバ回路で、レジス
ト信号ＲＲで駆動される。５０１はＣＮＴ３１又は、Ｃ
ＮＴ３２のいずれかにカウントのスタートを与える為の
トグル回路である。レジスト信号ＲＲの回数に応じてＣ
ＮＴ３１．、ＣＮＴ３２のいずれかに計時のスタートを
与えている。５０２も同様である。

次に５０３はＣＮＴ３１又はＣＮＴ３２のいずれかがカ
ウントをアップした場合をオアして、出力するＯＲ回路
である。これにより、ＪＫフリップフロップ５０８はセ
ットされ、画像書き込み信号５ＹＮＣ３を発生させる。

５０４も同様である。フリップフロップ５０６〜５０９
は夫々カウンタが計時終了するとセットされ、ＣＰＵ５
０５から出力されるリセット信号Ｒ５によってリセット
される。記録紙サイズに応じてセット時間は計算され、
このセット時間は第３図で示したレジストローラ２５の
送り出し時間（ＲＲの出力時間）と一致している。

カウンタは感光体４５Ｃ，４５Ｍでは１つで良いが、４
５Ｙ、４５Ｂの感光体では、本実施例では２つ用いてい
る。これは紙サイズや感光体の間隔によって決められる
ものであるが、給紙側（Ｉ！２送路の上流側）はどカウ
ンタの数は少なくしてコストを下げることができる。

尚、本実施例ではレジスト信号ＲＲを基準にカウンタの
計時動作を開始したが、最初の感光体の転写位置より上
流に記録紙の検出手段を設けてもよい。また、計時手段
としてカウンタを用いたが、ＣＲタイマ等を用いてもよ
い。

又、本実施例ではカラープリンタを例に説明したか、夫
々異なる画像を異なる転写記録体上に形成し、記録媒体
上に転写した多重像を形成する他のプリンタにも本発明
を適用することも勿論可能である。

〔効　果） 以上、説明した如く、本発明に依れば高速に連続プリン
タを行うことができ、全体の効率を上げることかできる
。しかも計時動作を行う計時部の数を最小にすることが
可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はカラープリンタの断面図、第２図、第３図はレ
ジストロールの回転開始と画像の書き込みのタイミング
を説明する説明図、第４図は３枚の記録紙に連続プリン
トする際のタイミング図、第５図は書き込み開始タイミ
ング信号を得る回路図である。 図において２５はレジストロール、ＣＮＴはカウンタ、
５０５はＣＰＵを夫々示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の転写記録体上の各像を順次記録媒体上に転
   写することにより多重画像を形成する多重記録装置にお
   いて、前記記録媒体の搬送路における最初の転写位置の
   上流の所定位置に前記記録媒体が存在することを示す基
   準信号を発生する発生手段と、前記基準信号に基づいて
   計時動作を行う各転写記録体毎に設けられた計時手段、
   前記計時手段の出力に基づいて対応する各転写記録体へ
   の記録開始を行わせる制御手段を有し、前記各転写記録
   体の転写位置の前記所定位置からの距離に応じて対応す
   る前記各計時手段の使用する計時部の数を異ならしめた
   ことを特徴とする多重記録装置。
2. （２）特許請求の範囲第１項において、前記距離が長い
   程、前記タイマの数を多くしたことを特徴とする多重記
   録装置。