JPS622842A - 軸方向空隙型モ−タ - Google Patents
軸方向空隙型モ−タInfo
- Publication number
- JPS622842A JPS622842A JP14083485A JP14083485A JPS622842A JP S622842 A JPS622842 A JP S622842A JP 14083485 A JP14083485 A JP 14083485A JP 14083485 A JP14083485 A JP 14083485A JP S622842 A JPS622842 A JP S622842A
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- JP
- Japan
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- torque
- motor
- spacer
- gap
- stators
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、巻取機や、産業用ロボット、NC工作機およ
び各種自動機等に用いられる軸方向空隙型モータに関す
るものである。
び各種自動機等に用いられる軸方向空隙型モータに関す
るものである。
従来の技術
従来の産業用サーボモータでは、シリンダー型および軸
方向空隙型どちらにおいても、永久磁石の磁気特性のバ
ラツキおよび空隙の機械寸法のバラツキによるパーミア
ンス係数のバラツキにより磁束量が変化するため、トル
ク−電流特性に±10%程度のバラツキがある。
方向空隙型どちらにおいても、永久磁石の磁気特性のバ
ラツキおよび空隙の機械寸法のバラツキによるパーミア
ンス係数のバラツキにより磁束量が変化するため、トル
ク−電流特性に±10%程度のバラツキがある。
速度制御および位置制御に使用する場合は、ドライバー
と安価で小形なセンサーの働きにより、モータのトルク
−電流特性にバラツキがあっても正確な制御が可能であ
る。
と安価で小形なセンサーの働きにより、モータのトルク
−電流特性にバラツキがあっても正確な制御が可能であ
る。
しかし、トルク制御に使用する場合は、非常に高価で大
形なトルクセンサーを使用する必要がある。また、電流
を制御してトルクを制御する方法もあるが、モータのト
ルク−電流特性にバラツキがあるため、正確なトルク制
御は困難である。
形なトルクセンサーを使用する必要がある。また、電流
を制御してトルクを制御する方法もあるが、モータのト
ルク−電流特性にバラツキがあるため、正確なトルク制
御は困難である。
第5図に軸方向空隙型モータの従来例を示す。
1は巻線を樹脂でモールド成形した円盤形電機子で、整
流子2と共にモータ軸3に取付けられ、回転子を構成し
ている。4は整流子2に摺動接触するブラシ、5はブラ
シホルダ、6,7は固定子を構成する磁性体より成る一
対のブラケットで、その内面には軸方向の空隙を介して
電機子1に対向する永久磁石8,9が固着されている。
流子2と共にモータ軸3に取付けられ、回転子を構成し
ている。4は整流子2に摺動接触するブラシ、5はブラ
シホルダ、6,7は固定子を構成する磁性体より成る一
対のブラケットで、その内面には軸方向の空隙を介して
電機子1に対向する永久磁石8,9が固着されている。
10はフレームで、ネジ11.12にてブラケット6.
7と結合している。13.14は玉軸受である。
7と結合している。13.14は玉軸受である。
15.16は電機子1を永久磁石8と永久磁石9の空隙
内の適切な位置に固定するためのシムである。
内の適切な位置に固定するためのシムである。
以上の構成において、空隙寸法Lgには、フレーム10
.ブラケット6.7、永久磁石8,9の機械寸法のバラ
ツキが累積され、永久磁石8,9の磁気特性にもバラツ
キがあるため、円盤形電機子1に鎖交する磁束量が変化
し、モータのトルク−電流特性には±10%程度のバラ
ツキが生じる。
.ブラケット6.7、永久磁石8,9の機械寸法のバラ
ツキが累積され、永久磁石8,9の磁気特性にもバラツ
キがあるため、円盤形電機子1に鎖交する磁束量が変化
し、モータのトルク−電流特性には±10%程度のバラ
ツキが生じる。
発明が解決しようとする問題点
以上の如〈従来のモータでは、トルク−電流特性のバラ
ツキが大きく、モータに流れる電流を制御することでは
、トルクを正確に制御することができないという欠点が
あった。
ツキが大きく、モータに流れる電流を制御することでは
、トルクを正確に制御することができないという欠点が
あった。
本発明の目的は、モータのトルク−電流特性のバラツキ
を小さくシ、モータに流れる電流を正確に制御すること
により、トルクを正確に制御できる安価で小形なモータ
を提供することである。
を小さくシ、モータに流れる電流を正確に制御すること
により、トルクを正確に制御できる安価で小形なモータ
を提供することである。
問題点を解決するための手段
この目的を達成するため本発明は、固定子と回転子間の
磁気回路の空隙寸法を調整する空隙寸法調整機構を設け
たものである。
磁気回路の空隙寸法を調整する空隙寸法調整機構を設け
たものである。
作用
モータのトルク−電流特性のバラツキの主な原因は次の
二つである。
二つである。
■ 空隙の機械的寸法のバラツキ
■ 永久磁石の磁気特性のバラツキ
空隙の機械的寸法のバラツキについては、空隙寸法調整
機構により直接調整することができる。
機構により直接調整することができる。
また、永久磁石の磁気特性のバラツキについても、空隙
寸法調整機構の下記作用により、調整することができる
。
寸法調整機構の下記作用により、調整することができる
。
永久磁石の磁束密度Bdは、第3図に示すように減磁曲
線とパーミアンス線との交点で決まる。
線とパーミアンス線との交点で決まる。
このパーミアンス線の傾きB d/Hdをパーミアンス
係数と言い、(1)式で表される。
係数と言い、(1)式で表される。
へm:永久磁石の断面積
Lm:永久磁石長
へg:空隙の断面積
Lg:空隙長
(1)式より明らかなように、空隙寸法Lgを調整すれ
ば、パーミアンス係数Bd/Hdを調整することができ
る。このため、第3図に示すように、永久磁石の磁石特
性のバラツキにより減磁曲線にa、bとバラツキが生じ
ても、パーミアンス係数B d/Hdを調整しパーミア
ンス線をA、Bと変えれば、永久磁石の磁束密度Bdを
一定に調整することができる。以上の作用により、空隙
寸法を調整することにより、永久磁石の磁気特性のバラ
ツキも調整することができる。
ば、パーミアンス係数Bd/Hdを調整することができ
る。このため、第3図に示すように、永久磁石の磁石特
性のバラツキにより減磁曲線にa、bとバラツキが生じ
ても、パーミアンス係数B d/Hdを調整しパーミア
ンス線をA、Bと変えれば、永久磁石の磁束密度Bdを
一定に調整することができる。以上の作用により、空隙
寸法を調整することにより、永久磁石の磁気特性のバラ
ツキも調整することができる。
実施例
第1図に本発明を直流モータに実施した実施例を示す。
■は巻線を樹脂でモールド成形した無鉄心円盤形電機子
、2は整流子、3はモータ軸、4はブラシ、5はブラシ
ホルダ、6,7は固定子を構成するブラケット、8.9
はブラケット6.7に固着した永久磁石、10はフレー
ム、11.12はブラケット6.7をフレーム10に取
付けるネジ、13.14は玉軸受、15.16はシムで
、これらは従来の構成と基本的に同じである。17はフ
レーム10とブラケット7の間に挿入されたスペーサで
、空隙寸法調整機構を構成する。第2図に示すように、
スペーサ17はフレーム10とブラケ9[・7の間隔を
Oから2eの範囲で調整することができる。その結果、
永久磁石8と永久磁石9の空隙寸法Lgは下記の寸法範
囲で調整することができる。
、2は整流子、3はモータ軸、4はブラシ、5はブラシ
ホルダ、6,7は固定子を構成するブラケット、8.9
はブラケット6.7に固着した永久磁石、10はフレー
ム、11.12はブラケット6.7をフレーム10に取
付けるネジ、13.14は玉軸受、15.16はシムで
、これらは従来の構成と基本的に同じである。17はフ
レーム10とブラケット7の間に挿入されたスペーサで
、空隙寸法調整機構を構成する。第2図に示すように、
スペーサ17はフレーム10とブラケ9[・7の間隔を
Oから2eの範囲で調整することができる。その結果、
永久磁石8と永久磁石9の空隙寸法Lgは下記の寸法範
囲で調整することができる。
Lg=L±e
ここでLはスペーサ17の幅がeに調整された場合の空
隙寸法である。15と16は電機子1を永久磁石8と永
久磁石9の空隙内の適切な位置に固定するシムである。
隙寸法である。15と16は電機子1を永久磁石8と永
久磁石9の空隙内の適切な位置に固定するシムである。
本モータは、一度スペーサ17の幅をeで組立て、トル
ク−電流特性を測定し、そのバラツキに応じてスペーサ
17の幅を増減させて、トルク−電流特性を所定の値に
調整する。
ク−電流特性を測定し、そのバラツキに応じてスペーサ
17の幅を増減させて、トルク−電流特性を所定の値に
調整する。
上記構成により、モータのトルク−電流特性の精度を±
1%程度まで向上させることができる。
1%程度まで向上させることができる。
実施例に示した無鉄心円盤形電機子をもつモータのトル
ク−電流特性は、第4図に示すように非常に良い直線性
をもっている。このため、広いトルク範囲において、0
式を用いて、電流を制御することでトルクを制御するこ
とができる。
ク−電流特性は、第4図に示すように非常に良い直線性
をもっている。このため、広いトルク範囲において、0
式を用いて、電流を制御することでトルクを制御するこ
とができる。
T=Kt (1−1o) −(2)T:出力
トルク Kt:トルク定数 1:負荷電流 Io;無負荷電流 トルク定数Ktは、モータのトルク−電流特性を表す定
数であり、トルク−電流特性のバラツキが1%程度であ
れば、トルク定数に’tのバラツキも1%程度となる。
トルク Kt:トルク定数 1:負荷電流 Io;無負荷電流 トルク定数Ktは、モータのトルク−電流特性を表す定
数であり、トルク−電流特性のバラツキが1%程度であ
れば、トルク定数に’tのバラツキも1%程度となる。
発明の効果
以上の説明から明らかなように本発明によれば、高価で
大形なトルクセンサーを使用せずに、安価で小形なトル
ク制御が可能となる。
大形なトルクセンサーを使用せずに、安価で小形なトル
ク制御が可能となる。
本発明による軸方向空隙型モータの特性は、バラツキが
非常に小さいため、一つのシステムで多くのモータを使
用する場合でも、個々の調整は不用となる。また、メン
テナンスのためモータを交換した場合でも、再調整が不
用となる。
非常に小さいため、一つのシステムで多くのモータを使
用する場合でも、個々の調整は不用となる。また、メン
テナンスのためモータを交換した場合でも、再調整が不
用となる。
以上の理由により、張力制御をする巻取機などトルクを
制御する必要のある産業用サーボモータにおいては、本
発明の実用的効果は非常に大きい。
制御する必要のある産業用サーボモータにおいては、本
発明の実用的効果は非常に大きい。
第1図は本発明の実施例の軸方向空隙型モータの断面図
、第2図は第1図のスペーサ部の拡大断面図、第3図は
永久磁石の減磁特性曲線図、第4図はトルク−電流特性
図、第5図は従来の軸方向空隙型モータの断面図である
。 1・・・・・・円盤形電機子、6,7・・・・・・ブラ
ケット、8.9・・・・・・永久磁石、10・・・・・
・フレーム、17・・・・・・スペーサ。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ほか1名第 3 図 !塘 東 宏 戊
、第2図は第1図のスペーサ部の拡大断面図、第3図は
永久磁石の減磁特性曲線図、第4図はトルク−電流特性
図、第5図は従来の軸方向空隙型モータの断面図である
。 1・・・・・・円盤形電機子、6,7・・・・・・ブラ
ケット、8.9・・・・・・永久磁石、10・・・・・
・フレーム、17・・・・・・スペーサ。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ほか1名第 3 図 !塘 東 宏 戊
Claims (3)
- (1)固定子と回転子を軸方向の空隙を介して対向配置
し、かつ、この固定子と回転子間の磁気回路の空隙寸法
を調整する空隙寸法調整機構を設けた軸方向空隙型モー
タ。 - (2)回転子は無鉄心の円盤形電機子より成り、前記無
鉄心円盤形電機子の両側に一対の固定子を有し、該一対
の固定子の少なくとも一方に永久磁石を固着し、該一対
の固定子のうち少なくとも一方が空隙寸法を調整可能に
した空隙寸法調整機構を備えた特許請求の範囲第1項記
載の軸方向空隙型モータ。 - (3)一対の固定子は、独立したフレームあるいは少な
くとも一方の固定子と一体成形されたフレームにより支
えられ、前記フレームと前記固定子の間に、一対の固定
子間の空隙寸法を調整するスペーサよりなる空隙寸法調
整機構を設けた特許請求の範囲第2項記載の軸方向空隙
型モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14083485A JPS622842A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 軸方向空隙型モ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14083485A JPS622842A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 軸方向空隙型モ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS622842A true JPS622842A (ja) | 1987-01-08 |
Family
ID=15277796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14083485A Pending JPS622842A (ja) | 1985-06-27 | 1985-06-27 | 軸方向空隙型モ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS622842A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1162724A (ja) * | 1997-06-24 | 1999-03-05 | Eaton Corp | 内燃機関用排気ガス循環装置 |
US10635266B2 (en) | 2004-08-16 | 2020-04-28 | Microsoft Technology Licensing, Llc | User interface for displaying selectable software functionality controls that are relevant to a selected object |
-
1985
- 1985-06-27 JP JP14083485A patent/JPS622842A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1162724A (ja) * | 1997-06-24 | 1999-03-05 | Eaton Corp | 内燃機関用排気ガス循環装置 |
US10635266B2 (en) | 2004-08-16 | 2020-04-28 | Microsoft Technology Licensing, Llc | User interface for displaying selectable software functionality controls that are relevant to a selected object |
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