JPS62284124A

JPS62284124A - 高周波加熱装置

Info

Publication number: JPS62284124A
Application number: JP61126369A
Authority: JP
Inventors: Minoru Takagi; 稔高木; Makoto Nagafusa; 永房　誠; Yoshitoshi Hirate; 慶歳平手
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-05-31
Filing date: 1986-05-31
Publication date: 1987-12-10
Anticipated expiration: 2010-11-01
Also published as: JPH07101099B2; KR870011425A; KR900006882B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】３、発明の詳細な説明［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は、機械室から外気を取入れて加熱室内を流通
させた後、機械室とは反対側の本体部分から排気するよ
うにしだ蟲周波加熱装置に関する。

（従来の技術）横形の電子レンジ（高周波加熱装置）では、加熱室に隣
接して本体内の一側に践械至が形成され、この機械室に
設置した冷却ファンを使って機械室に配した高圧トラン
ス、マグネトロンを冷却し、その後の冷却風で加熱室内
を換気するようにしたものがある。

これには、第８図に示されるように機械’Ｊａの底壁に
吸気口すを設ける他、加熱室Ｃと反対側の本体ｄ部分の
底壁に排気口よりなる排気部ｅを設け、これら吸気口す
、排気部ｅを風路（図示しない）を使って加熱室Ｃ内と
連通させる構造が用いられ、吸気口す、橢減室ａ、加熱
ｖｃ１機械室ａとは反対側の空間ｆおよび排気部ｅを順
に通じ外気を流通させている。

ところが、こうしたｉＩ［Ｉ造は、確かに食品から発す
る蒸気、油等が外部へ排気されるものの、下方へ排気さ
れること、さらには吸気口すと近いこともあって、第８
図に示す空気の流れで示されるように、吹き出された空
気が再び吸気口すから機械室Ｃに流入してしまう難点を
もっている。

（発明が解決しようとする問題点）こうしたことが生じると、その分、機械ｙｃにおける冷
が効率が悪くなって、電気部品が熱の影響を受けてしま
う。

この発明はこのような問題点に着目してなされたもので
、その目的とするところは、冷却効率を高めつつ加熱室
内の換気を行なうことができる高周波加熱装置を提供す
ることにある。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段と作用）この発明は、本
体の底壁に下方を凸とした凹部を形成し、この凹部の周
壁上、吸気口が有る方向とは反対側の周壁部分に排気口
を設けて排気部を構成することにより、換気を終えた空
気を吸気口から離れる方向へ吐出させ、該吐出流を吸込
流に対し分離させる。

（実施例）以下、この発明を第１図ないし第６図に示す第１の実施
例にもとづいて説明する。第１図は電子レンジ（高周波
加熱装置）の正断面を、第２図はその平断面図をそれぞ
れ示し、１は本体、２はその本体１内の左側寄りに設け
られた加熱室２である。加熱室２の土壁には上方を凸と
した膨出部２ａが形成されている。また加熱ｖ２の天井
側には、たとえば合成樹脂よりなる仕切板３が天井側を
区画するように設けられ、先の膨出部２ａと併ぜて加熱
ｖ２の天井部にスタラフ７ン収容π４を構成している。

そして、このスタラファン収容苗４内にスタラファン５
が回動自在に吊持されている。また加熱室２の底壁にも
先の膨出部２ａと同様な下方を凸とした矩形状の膨出部
２ｂが形成されている。

一万、加熱室２の配置により、本体１の右側の空間に機
械室６を構成している。そして、その機械室６の底部と
なる本体１の底壁上の前部側に吸気ロアが設けられてい
る。また底壁上には、その吸気ロアと直列に並んで後部
側に高圧トランス８、冷」ファン９（ケーシング９ａに
内蔵されたファン９ｂにファンモータ９Ｃを連結してな
るもの）が順に設置されていて、冷却ファン９の吸込流
で高圧トランス８を効率良く冷」できるようにしている
。なお、冷却ファン９の吸込口９ｄは高圧トランス８と
対向している。

そして、この鏝械ｖ６に臨む加熱室２の側壁上段の中央
にマグネトロン１０が設置されている。

また第３図でも示されるようにマグネト０ン１０の放熱
部上、加熱室２の奥行方向前側の部分には三角状のダク
ト１１が接合されている他、反対の後側の部分には上記
冷却ファン９の吹出部をむすぶ四角状のダクト１２が接
合されている。これにより、ｂｌ熱部を経路中に介装し
た風路を右側壁沿いに構成している。そして、ダクト１
１と対向する加熱室２の右側壁部分に加熱室２内に間口
する吹出口１３が設けられる他、ダクト１２と対向する
加熱ｖ２の右側壁部分にスタラフ７ン収容至４に開口す
る吹出口１５（いずれもパンチング孔部よりなる）がそ
れぞれ設けられ、冷却ファン９からの冷却風をマグネト
ロン１０の手性で分流して、それぞれ加熱室２内、スタ
ラファン収容ｖ４内へ送ることができるようにしている
。

具体的には、スタラファン収容￥４とダクト１２とを連
通させる構造には、第３図および第４図でも示されるよ
うに仕切板３の吹出口１５ならびにマグネトロン１０と
対応する辺部分３ａを下方へ凹陥成形して、吹出口１５
をマグネトロン１０のアンテナｆｌｌｔｓ１０ａと共に
スタラフ？ン収容至４に臨ませる構造が用いｊうれてい
る。

また加熱室２の左側壁上、加熱室２内の上方部、スタラ
ファン収容室４と対応する部分にはそれぞれ本体側排気
口１６．１７（パンチング孔部よつなるもの）が設けら
れている。さらに本体１の底壁には外部側排気部１９（
この発明の排気部に相当）が設けられ、換気ならび駆動
を終えた冷却風を機械ヱ６とは反対側に有る空間１８側
を通じ外部へ排気できるようにしている。そして、この
外部排気部１９には、吸気ロアが有る方向とは反対の方
向（左側方向）へ向は排気させる構造が用いられている
。

詳しくは、指向させる構造には本体１の底壁の中央に、
たとえば上記加熱室２の膨出部２ｂの形状にならう、下
方を凸として凹陥する矩形状の膨出部２０（この発明の
凹部に相当）を形成する。

そして、この膨出部２０の周壁のうち吸気ロアと反対の
位置に有る傾斜した周壁部分に、第５図および第６図に
示すようにスリット状の開口群よりなる排気口１９ａ・
・・を設けた構造が用いられ、空間１８に至る冷却風を
膨出部２０の立位した周壁を利用して吸気ロアと反対側
へ吹き出すようにしている。

なお、機械室６と空間１８とは、加熱室２の後面が本体
１の後面に密接すること、加熱室底壁の機械室６側の辺
部とそれに対向する本体１の底壁部分との間にシール用
のスペーサ２１を介装すること、ざらには加熱至上壁の
空間１８側の部分とそれに対向する本体１の土壁部分と
の間にシール用のスペーサ２２を介装することにより隔
絶されていて、本体口内に排気された冷却風が該本体１
内を通じ逆流しないようになっている。

しかして、このように構成された電子レンジは、食品（
図示しない）を載せたＵ１２３を加熱室２内に配する。

ついで、本体１の前面に設けた扉２４で加熱室２を閉じ
て、本体１の航面に設けた操作部２５を操作すれば、高
圧トランス８．ファンモータ９ｃ、マグネトロン１０等
の機器に通電がなされる。これにより、マグネトン１０
のアンテナ部１０ａからスタラファン収容室４内へマイ
クロ波（高周波）が発振されていく。

一方、それと同時にファン９ｂにより、吸気ロアから外
気が機械室６内に流入され、冷却層となる。ここで、吸
気ロアと冷却ファン９の吸込口９ｄとの間に高圧トラン
ス８（発熱量が大きな部品）が設置されているから、ト
ランス周辺を流れる吸込流で高圧トランス８の全体は十
分に冷却される。ついで、冷却した後の冷却風はケーシ
ング９ａ内に吸込まれ、ダクト１２へ吹き出されていく
。そして、このダクト１２内で、マグネトロン１０に向
かう流れと吹出口１５に向かう流れとに分れる。吹出口
１５側に分流された冷却風は、スタラファン収容至４内
に流出してスタラフ？ン５を駆動させる流れとなって、
スタラファン５の舅５ａ・・・を駆動する。これにより
スタラファン５が回転され、先のマグネトロン１０から
発振されたマイクロ波を拡散して食品に均等に照射させ
ることになる。しかるに、食品は加熱されていく。

またマグネトロン１０側に分流した冷却風は、マグネト
ロン１０の放熱部１０ｂを通って冷却した後、吹出部１
３から加熱室２内に流出されていく。ついで、加熱ｖ２
内から流出する冷却風と共に、食品から発生した蒸気、
油等が加熱室２内から速やかに排気されていく。そして
、この換気を終えた冷却風が、空間１８において、先の
スタラファン５の駆動を終えた冷却風と合流し、その後
、膨出部２０の排気口１９ａへ至る。

ここで、排気口１９ａは膨出部２ｏの右側壁部分に設け
られているから、吸気ロアが所在する方向とは反対の吹
出方向でもって外部へ排気されていくことになる。

しかるに、吹出方向の指向により、吐出流が吸気ロアか
らの吸込流から分離されることがわかる。

かくして、従来に見られるような温度上胃した冷却風が
そのまま再び吸込まれるといった不都合を改善すること
ができ、新鮮な外気を冷却風として常に流通させること
ができるようになる。

この結果、ｌｌ減至６内、ざらには高圧トランス８、マ
グネトロン１０といった電気部品の冷圧効率を高めるこ
とができ、安定した作動を約束することができる。

なお、この発明は上述した実施例に限らず、第７図に示
す第２の実、施例のようにしてもよい。

すなわち、第２の実施例は排気口１９ａを構成する各ス
リット状開口の上方端に、内側へ切起してなる風向グリ
ル２７をそれぞれ形成して、吐出流の方向性（吸気口と
反対の方向）を強めたものである。このＩｆ！造は排気
の指向性が強くなり、その分、吐出流と吸込流とを独立
させることができる利点がある。

［発明の効果］以上説明したようにこの発明によれば、排気される冷却
風の吐出流を、吸気口に向かう吸込流に対し分離させる
ことができるようになり、７８度上昇した冷却風がその
まま再び吸込まれるといった不都合を改善する口とがで
きる。

この結果、冷却効率を高めつつ加熱空白の換気を行なう
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第６図はこの発明の第１の実施例を示し、
第１図は要部となる排気部の構造を高周波加熱装置の構
成と共に示す正断面図、第２図はその平断面図、第３図
はその側面図、第４図は冷却風の分流構造を示す斜視図
、第５図は排気部を構成する凹部ならび排気口を示す裏
面図、第６図はその凹部ならびに排気口の正断面図、第
７図はこの発明の第２の実施例の要部を示す正断面図、
第８図は従来の高周波加熱装置における冷却風の経路を
示す正面図である。１・・・本体、２・・・加熱室、６・・・機械室、７・
・・吸気口、９・・・冷却ファン、１１．１２・・・ダ
クト、１３゜１５・・・吹出部、１９・・・外部側排気
部（排気部）、１９ａ・・・排気口、２０・・・膨出部
（凹部）、２７・・・風向グリル。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図第２図第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）本体内の左右方向一側に加熱室を設けるとともに
他側に機械室を設け、前記機械室の底壁に吸気口を設け
る他、本体の一側の底壁に排気部を設け、かつ前記吸気
口と排気部とを加熱室内を通じ連通して加熱室内に換気
のための風を流通させるようにした高周波加熱装置にお
いて、前記排気部は、前記本体の底壁に下方を凸とした
凹部を形成し、この凹部の周壁上、前記吸気口が有る方
向とは反対側の周壁部分に排気口を設けてなることを特
徴とする高周波加熱装置。
（２）排気口には、流出する空気を吸気口が有る方向と
は反対側へ指向させるための風向グリルが設けられてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の高周
波加熱装置。