JPS62284106A - ボイラ火炉出口蒸気温度制御装置 - Google Patents
ボイラ火炉出口蒸気温度制御装置Info
- Publication number
- JPS62284106A JPS62284106A JP12775886A JP12775886A JPS62284106A JP S62284106 A JPS62284106 A JP S62284106A JP 12775886 A JP12775886 A JP 12775886A JP 12775886 A JP12775886 A JP 12775886A JP S62284106 A JPS62284106 A JP S62284106A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- steam
- outlet
- boiler
- steam temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 23
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 claims description 17
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
[産業上の利用分野]
本発明は変圧貫流ボイラにおけるボイラ火炉出口蒸気温
度の制御装置に関するものである。
度の制御装置に関するものである。
[従来の技術]
変圧貫流ボイラにおいては、燃料及び燃焼状況の変化或
いは給水の変動等により、火炉収態、及び過熱器や再熱
器の成熱が変動するが、火炉出口の蒸気温度が飽和温度
まで低下すると下流の過熱器出口温度が急激に低下し、
制御性を悪化させる。
いは給水の変動等により、火炉収態、及び過熱器や再熱
器の成熱が変動するが、火炉出口の蒸気温度が飽和温度
まで低下すると下流の過熱器出口温度が急激に低下し、
制御性を悪化させる。
又、火炉出口温度が飽和温度まで低下すると、飽和水が
復水器へ流れ燃料と蒸気流量のバランスをくずし過熱器
側の焼付きを起こしたりエネルギーロスを生じるといっ
た問題を生じる。
復水器へ流れ燃料と蒸気流量のバランスをくずし過熱器
側の焼付きを起こしたりエネルギーロスを生じるといっ
た問題を生じる。
このため、上記したように、火炉バス出口温度が低下し
た場合、従来はバーナの燃焼量を変化させることにより
対応するようにしていた。
た場合、従来はバーナの燃焼量を変化させることにより
対応するようにしていた。
[発明が解決しようとする問題点コ
しかし、上記従来方式においては、火炉出口温度の変動
を火炉の負荷を変化させることにょり吸収するようにし
ているために、その後蒸気温度が上昇した際に再び火炉
の負荷を低下させる必要が生じて、制御系全体に影響を
与え、制御性が悪化する問題を有していた。
を火炉の負荷を変化させることにょり吸収するようにし
ているために、その後蒸気温度が上昇した際に再び火炉
の負荷を低下させる必要が生じて、制御系全体に影響を
与え、制御性が悪化する問題を有していた。
本発明は、従来のこうした問題に対処すべくなしたもの
で、火炉出口蒸気温度を過熱蒸気温度の範囲に保持する
ことにより、復水器への飽和水の流出を防止して円滑な
ドライ運転を可能にすることを目的としている。
で、火炉出口蒸気温度を過熱蒸気温度の範囲に保持する
ことにより、復水器への飽和水の流出を防止して円滑な
ドライ運転を可能にすることを目的としている。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたもので、
ボイラの出力指令に基づいてボイラ火炉に導く給水の一
部を過熱蒸気にスプレーすることにより蒸気温度を制御
するようにしたスプレー流量制御回路と、ボイラ火炉の
出口蒸気圧力を検出する検出器と、該検出器の検出圧力
から飽和蒸気温度を求め、該飽和蒸気温度に所要の温度
を加算した設定温度信号を出力する変換器と、ボイラ火
炉の出口蒸気温度を検出する検出器と、前記設定温度と
出口蒸気温度とを比較する演算器と、該演算器からの差
の信号をスプレー量に変換し火炉出口蒸気温度を前記設
定温度以上に保持する如く前記スプレー流量制御回路に
付加信号を出力する関数変換器を設けたことを特徴とす
るボイラ火炉出口蒸気温度制御装置、に係るものである
。
ボイラの出力指令に基づいてボイラ火炉に導く給水の一
部を過熱蒸気にスプレーすることにより蒸気温度を制御
するようにしたスプレー流量制御回路と、ボイラ火炉の
出口蒸気圧力を検出する検出器と、該検出器の検出圧力
から飽和蒸気温度を求め、該飽和蒸気温度に所要の温度
を加算した設定温度信号を出力する変換器と、ボイラ火
炉の出口蒸気温度を検出する検出器と、前記設定温度と
出口蒸気温度とを比較する演算器と、該演算器からの差
の信号をスプレー量に変換し火炉出口蒸気温度を前記設
定温度以上に保持する如く前記スプレー流量制御回路に
付加信号を出力する関数変換器を設けたことを特徴とす
るボイラ火炉出口蒸気温度制御装置、に係るものである
。
[作 用]
従って、本発明では、火炉出口蒸気圧力から飽和蒸気温
度を求め、該飽和蒸気温度に所定の温度αを加えること
により設定温度とし、ボイラ火炉出口温度が常に前記設
定温度より高く保持されるようにスプレー量を調整する
ことにより、火炉出口蒸気を常に過熱蒸気温度に保持す
ることができる。
度を求め、該飽和蒸気温度に所定の温度αを加えること
により設定温度とし、ボイラ火炉出口温度が常に前記設
定温度より高く保持されるようにスプレー量を調整する
ことにより、火炉出口蒸気を常に過熱蒸気温度に保持す
ることができる。
[実 施 例]
以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の一例を示すもので、給水ポンプ1によ
り負荷に応じた一定流量の給水が、給水管2を介し節炭
器3を経てボイラの火炉4に供給され、蒸気となった後
、気水分離器5を介して下流の過熱器8a、6b、Be
側に導かれるようになっている。
り負荷に応じた一定流量の給水が、給水管2を介し節炭
器3を経てボイラの火炉4に供給され、蒸気となった後
、気水分離器5を介して下流の過熱器8a、6b、Be
側に導かれるようになっている。
又、スプレー弁7.8を介して前記過熱器6a及び6b
の出口部に水をスプレーするようにしたスプレー管9,
10か、前記給水管2から分岐して設けられている。
の出口部に水をスプレーするようにしたスプレー管9,
10か、前記給水管2から分岐して設けられている。
又、出力指令[1が関数変換器12及び加算器13を介
してスプレー流量指令14としてコントローラ15に人
力されることにより、前記スプレー弁7の開度調整か行
われるようになっている。更に、前記過熱器8bの下流
側に設けられた蒸気温度検出器16からの検出信号と、
前記出力指令11を温度設定プログラム回路17に導い
て設定を行った設定信号とが演算器18によって比較さ
れ、その差が前記加算器13に人力されるようになって
いる。
してスプレー流量指令14としてコントローラ15に人
力されることにより、前記スプレー弁7の開度調整か行
われるようになっている。更に、前記過熱器8bの下流
側に設けられた蒸気温度検出器16からの検出信号と、
前記出力指令11を温度設定プログラム回路17に導い
て設定を行った設定信号とが演算器18によって比較さ
れ、その差が前記加算器13に人力されるようになって
いる。
又、前記スプレー弁8は、過熱器6C出口に設けた蒸気
温度検出器19からの検出信号と負荷指令に基づく温度
指令20とをコントローラ21に人力して比較し、その
差によって開度を調整するようにしている。
温度検出器19からの検出信号と負荷指令に基づく温度
指令20とをコントローラ21に人力して比較し、その
差によって開度を調整するようにしている。
上記構成において、前記気水分離器5の圧力を検出する
圧力検出器22を設け、該検出器22からの検出圧力か
ら飽和蒸気温度を求め、該飽和蒸気温度に+αの設定値
を加算して設定温度信号23を出力する変換器24を設
け、更に火炉4の出口の温度を検出する出口温度検出器
25を設けると共に、該検出器25からの検出出口温度
と前記変換器24からの設定温度信号23とを比較する
演算器26を設け、該演算器26からの温度差信号をス
プレー流量に換算する関数変換器27を経た後、加算器
28を介して前記スプレー流量指令14に加算するよう
構成する。図中29は気水分離タンク、30はレベル調
節弁、31はボイラ再循環ポンプ、32は再循環流量調
節弁、33は復水器を示す。
圧力検出器22を設け、該検出器22からの検出圧力か
ら飽和蒸気温度を求め、該飽和蒸気温度に+αの設定値
を加算して設定温度信号23を出力する変換器24を設
け、更に火炉4の出口の温度を検出する出口温度検出器
25を設けると共に、該検出器25からの検出出口温度
と前記変換器24からの設定温度信号23とを比較する
演算器26を設け、該演算器26からの温度差信号をス
プレー流量に換算する関数変換器27を経た後、加算器
28を介して前記スプレー流量指令14に加算するよう
構成する。図中29は気水分離タンク、30はレベル調
節弁、31はボイラ再循環ポンプ、32は再循環流量調
節弁、33は復水器を示す。
第2図は蒸気温度及び蒸気圧力とエンタルピ(kcal
/kg)との関係を示すもので、蒸気は、加熱して行く
とエンタルピは増大するか温度は−定の状態が保持され
(飽和温度−湿り蒸気の状態)、その後急激に温度が上
昇され(過熱蒸気温度−乾き蒸気の状態)、例えばター
ビンが要求する540℃まで過熱される。
/kg)との関係を示すもので、蒸気は、加熱して行く
とエンタルピは増大するか温度は−定の状態が保持され
(飽和温度−湿り蒸気の状態)、その後急激に温度が上
昇され(過熱蒸気温度−乾き蒸気の状態)、例えばター
ビンが要求する540℃まで過熱される。
従って、第1図における圧力検出器22により気水分離
器5の蒸気圧力を検出し、更に変換器24により前記検
出圧力から飽和蒸気温度を求め、該飽和蒸気温度に所要
の温度αを加算することにより設定温度信号23を求め
、該設定温度信号23と出口温度検出器25からの火炉
出口温度信号とを比較器2Bにて比較し、その信号の差
を関数変換器27によりスプレー流量信号に変換して、
加算器28によりスプレー流量指令14に加算する。
器5の蒸気圧力を検出し、更に変換器24により前記検
出圧力から飽和蒸気温度を求め、該飽和蒸気温度に所要
の温度αを加算することにより設定温度信号23を求め
、該設定温度信号23と出口温度検出器25からの火炉
出口温度信号とを比較器2Bにて比較し、その信号の差
を関数変換器27によりスプレー流量信号に変換して、
加算器28によりスプレー流量指令14に加算する。
上記において、飽和蒸気温度子αの設定温度信号23に
対して火炉出口温度が低い場合のみ、関数変換器27か
らスプレー流量を増加するように信号が出力されるよう
になっている。
対して火炉出口温度が低い場合のみ、関数変換器27か
らスプレー流量を増加するように信号が出力されるよう
になっている。
従って、火炉出口温度が所定の温度以下に下ろうとする
と、スプレー弁7の開度が増大されてスプレー量が増加
されるので、その分ボイラ火炉4に導かれる水量が減少
し、よって火炉出口温度が所定温度に保たれる。このよ
うに、火炉出口温度が常に飽和蒸気温度+α以上に保持
されることにより、過熱器6a、8b、6c側に低温蒸
気が流出することを防止して、円滑なドライ運転が可能
になる。
と、スプレー弁7の開度が増大されてスプレー量が増加
されるので、その分ボイラ火炉4に導かれる水量が減少
し、よって火炉出口温度が所定温度に保たれる。このよ
うに、火炉出口温度が常に飽和蒸気温度+α以上に保持
されることにより、過熱器6a、8b、6c側に低温蒸
気が流出することを防止して、円滑なドライ運転が可能
になる。
尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく
、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を
加え得る。
、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を
加え得る。
[発明の効果]
上記したように、本発明のボイラ火炉出口蒸気温度制御
装置によれば、火炉出口蒸気圧力から飽和蒸気温度を求
め、該飽和蒸気温度に所定の温度αを加えることにより
設定温度とし、ボイラ火炉出口温度が常に前記設定温度
より高く保持されるようにスプレー量を調整することに
より、火炉出口蒸気を常に過熱蒸気温度に保持するよう
にしているので、円滑なドライ運転、制御性の向上を図
ることができる優れた効果を奏し得る。
装置によれば、火炉出口蒸気圧力から飽和蒸気温度を求
め、該飽和蒸気温度に所定の温度αを加えることにより
設定温度とし、ボイラ火炉出口温度が常に前記設定温度
より高く保持されるようにスプレー量を調整することに
より、火炉出口蒸気を常に過熱蒸気温度に保持するよう
にしているので、円滑なドライ運転、制御性の向上を図
ることができる優れた効果を奏し得る。
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図は蒸気
温度とエンタルピの関係を示す線図である。 ■は給水ポンプ、4はボイラ火炉、5は気水分離器、j
a、8b、Beは過熱器、7.8はスプレー弁、11は
出力指令、12は関数変換器、14はスプレー流量指令
、15はコントローラ、22は圧力検出器、23は設定
温度信号、24は変換器、25は出口温度検出器、26
は比較器、27は関数変換器、28は加算器を示す。
温度とエンタルピの関係を示す線図である。 ■は給水ポンプ、4はボイラ火炉、5は気水分離器、j
a、8b、Beは過熱器、7.8はスプレー弁、11は
出力指令、12は関数変換器、14はスプレー流量指令
、15はコントローラ、22は圧力検出器、23は設定
温度信号、24は変換器、25は出口温度検出器、26
は比較器、27は関数変換器、28は加算器を示す。
Claims (1)
- 1)ボイラの出力指令に基づいてボイラ火炉に導く給水
の一部を過熱蒸気にスプレーすることにより蒸気温度を
制御するようにしたスプレー流量制御回路と、ボイラ火
炉の出口蒸気圧力を検出する検出器と、該検出器の検出
圧力から飽和蒸気温度を求め、該飽和蒸気温度に所要の
温度を加算した設定温度信号を出力する変換器と、ボイ
ラ火炉の出口蒸気温度を検出する検出器と、前記設定温
度と出口蒸気温度とを比較する演算器と、該演算器から
の差の信号をスプレー量に変換し火炉出口蒸気温度を前
記設定温度以上に保持する如く前記スプレー流量制御回
路に付加信号を出力する関数変換器を設けたことを特徴
とするボイラ火炉出口蒸気温度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12775886A JPS62284106A (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | ボイラ火炉出口蒸気温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12775886A JPS62284106A (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | ボイラ火炉出口蒸気温度制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62284106A true JPS62284106A (ja) | 1987-12-10 |
Family
ID=14967958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12775886A Pending JPS62284106A (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | ボイラ火炉出口蒸気温度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62284106A (ja) |
-
1986
- 1986-06-02 JP JP12775886A patent/JPS62284106A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH02104906A (ja) | 排熱回収ボイラシステムとその運転方法 | |
JPS6033971B2 (ja) | 発電装置用の制御装置 | |
US4080789A (en) | Steam generator | |
JPS6224608B2 (ja) | ||
JPS62284106A (ja) | ボイラ火炉出口蒸気温度制御装置 | |
JPS6229763Y2 (ja) | ||
JPS6291703A (ja) | 節炭器のスチ−ミング防止装置 | |
JPH0722563Y2 (ja) | ボイラ装置 | |
JP2511400B2 (ja) | 貫流ボイラの蒸気温度制御方式 | |
JPH03282102A (ja) | 排熱回収ボイラおよびそれに使用する減温器制御装置 | |
JPS5816105A (ja) | ボイラの給水流量制御装置 | |
JPH04252811A (ja) | 分割炉におけるタービン弁テストの蒸気温度制御方法 | |
JPS63687B2 (ja) | ||
JPH07122485B2 (ja) | 貫流型火力発電ボイラシステムの節炭器スチーミング防止装置 | |
JPS6326801B2 (ja) | ||
JP3176435B2 (ja) | 蒸気発生装置 | |
JPS625001A (ja) | 貫流ボイラの変圧運転方法 | |
JPS6135441B2 (ja) | ||
JPS6291608A (ja) | 発電プラントの制御装置 | |
JPH1073205A (ja) | 貫流ボイラの制御装置 | |
JPH1038213A (ja) | 二段スプレ式主蒸気温度制御装置 | |
JPS60108509A (ja) | コンバインドサイクルプラントの蒸気タ−ビン保護装置 | |
JPH0461241B2 (ja) | ||
JPS58145803A (ja) | 排熱ボイラのドラムレベル制御装置 | |
JPS5843309A (ja) | 給水温度制御装置 |