JPS62283545A - 金属蒸気放電灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 （産業上の利用分野） 本発明は外管の内側に発光管を配置し１発光管の点灯中
、該発光管の管壁と対向する外管の管壁の温度が５００
℃を越えるようにした小型の金属蒸気放電灯に関する。

（従来の技術） 外管の管壁を発光管の管壁に近接させることにより、外
管で発光管の保温を兼ねるようにした前記のごとくの金
属蒸気放電灯が知られている（例えば米国特許Ｎｏ３．
６６２．２０３）、この種の放電灯は小型に構成できる
にもかかわらず発光特性が良好で、有望視されている。

（発明が解決しようとする問題点） 前記のごとくの小型の金属蒸気放電灯においては、始動
特性上１問題があった。すなわち１点灯時、発光管内で
放電を開始させるために高い電圧のパルスを必要とする
ため、電源を構成する安定器が大型となることであった
。このため、小型化というメリー２トが十分に生かすこ
とができなかった。又、点灯時に高圧パルスを流すため
に、配線も高圧配線としなければならなかったし、電源
と放電灯をあまり離すことができなかった。

（問題点を解決するための手段） 上記問題点は、外管の内側に発光管を配置し、発光管の
点灯中、該発光管の管壁と対向する外管の管壁の湿度が
５００℃を越えるようにした金属蒸気放電灯において、
前記外管の一端部内側に。

熱応動開閉器と始動補助抵抗を育列に接続してなる始動
用部材を配置し、該始動用部材の一端を前記発光管の一
方の種棒の近傍へ臨ませた補助極と接続し、他端を発光
管の他方の主極と接続してあることを特徴とした金属蒸
気放電灯によって解決される。

前記発光管は外管の中心軸上の適宜の位置に配置してか
まわないが、前記始動用部材を収容する空間宛、−側に
偏移して配置するのが望ましい。

熱応動開閉器は通常バイメタルが使用されるが、温度を
検知して、電気的導通、非導通を変化できるものであれ
ば他のものでも良い。

なお、本発明の金属蒸気放電灯は、発光管の両端部の主
極と接続されたリード線を外管の両端部に一極宛引き出
した型式のものと、各主極に接続された両方のリード線
を外管の一端部に引き出した型式のものとがある。

（作用） 本発明の金属蒸気放電灯は、発光管に設けた補助極に、
外管内に設置した熱応動開閉器と始動用抵抗でなる始動
用部材を接続した構成であるので、高圧パルスを印加す
ることなく点灯することができる。したがった、小型で
、かつ発光特性の良好な特徴を生かしたまま始動性菱を
向上することができる。

（実施例） 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図において、１は石英ガラス製の外管（外径２３ｍ
ｍ、内径・２０　ｍ　ｍ）　テあり、２は外管１の内側
中心軸上に配置した発光管（外径１６ｍｍ、内径１３　
ｍ　ｍ、アーク長１７ｍｍ）であり、該発光管２は外ｖ
１の一端（図中右側）へ偏移させである。

発光管２内にはディスプロシウム（Ｄｙ）・タリウム（
１文）・セシウム（Ｃｓ）系の添加物を水銀（Ｈｇ）や
アルゴン（Ａ　ｒ）のガスと共に封入してあり１両端部
に主極３，３が対向してあると共に一方（左側）の主極
に近接させて補助極４が臨ませである。

主極３，３は発光管２の封着部５に埋設したモリブデン
箔６，６を介して端部のリード線７．８と接続されてい
る。又補助極４は、同様にして、モリブデン箔９を介し
て端部のリード線１０と接続されている。そして、主極
３と接続されたリード線７．８は、一方が外管１の一端
（右側）の封着部１１のモリブデン箔に接続されており
、他方は、外管１の他端（左側）の封着部１１のオリブ
デン箔１３と接続され、かつ外管内部に突出させた枝状
金具１４と接続されている。

一方、補助極４と接続されたリード線９は、端部にバイ
メタル１５の一端が片持状に接続されている。このバイ
メタル１５の他端には、バイメタル１５と並設した始動
抵抗１６の一方のリード線１７に固着した枝状金具１８
が離接自在に当接してある。始動抵抗１６は、前記リー
ド線１７が外管１の封着部１１に埋設した枝状金具１９
を介して支持されている一方、他方のリード線２０は、
外管１の反対側の封着部より管内壁に沿って導いたり−
ド［２１を介して支持されている。リード線２１は前記
モリブデン箔１２に接続されている１図中２２．２３は
、外管１の封着部のモリブデン箔１２．１３と接続され
た口金で、該口金２２．２３より発光管２へ電力が供給
できるようになっている。

なお、上記の実施例において、バイメタル１５及び始動
抵抗１６の始動用部材を外管１のＭ着部１１形成のため
のピンチシール時の高温（２０００℃を超える）から保
護するため、第２図に示したように外ｖ１の他端部（左
側）の封若部１１をあらかじめ形成して枝状金具１４．
１９を設けておき、この外管１内へ発光管２及び始動用
部材を挿入し、反対側端部（右側）ＷＯＯＲ１４しかる
後、枝状金具１４．１９とリード線８，１７をそれぞれ
レーザー光などの手段により接続する方法などを採用す
る。

上記実施例の金属蒸気放電灯の口金２２　、２３に対し
て２６０ポルトの交流を印加した所、始め、補助８ｉ４
と該補助極４と近接している主極３との間で放電が開始
し、内部の温度が上昇した時点でバイメタル１５と枝状
金具１８の当接が離れると共に、主極３，３の放電に切
替わった。すなわち、数１０００ボルトのパルスを重畳
させることなく、点灯することが可能であった。

また、光学的特性も従来の放電灯と変わる所がなかった
ばかりでなく、６０００時間の寿命も確認することがで
きた。

第３図は実施例の金属蒸気放電灯の外ｖ１表面の各部の
温度を測定した結果である。すなわち、図中Ａ、Ｂ、・
・Ｉの各部の温度を測定した。金属蒸気放電灯は水平に
置き、外球内で点灯した場合（実線）と裸で点灯した場
合（鎖線）について測定した０点線は外球の表面の温度
である。

この結果、発光管２の中央部近傍では５００℃をはるか
に超えて６００〜７００℃に達するのに対して、外管１
の端部では３００’０以下であり、外管１内に設置した
バイメタル１５や始動抵抗１６等の始動用部材を破壊す
る湿度ではないことが確認できた。

次に、８４図は本発明の他の実施例による金属蒸気放電
灯で、外管１より外部へ取り出すリード線２４．２４を
一端部のみとしたものである６発光管２は外管１の中心
軸上先端部へ偏移して配置し、外管１の基端部内側にバ
イメタル１５及び始動抵抗１６が前記実施例と同様に設
けである。前記リード線２４．２４は外管１の基端部に
連接した口金２５に接続してある。

この実施例の場合も、２６０ポルトの電力のみで点灯す
ることが可能であった。又、長時間の点灯によっても、
始動用部材の破壊は認められなかった・ （発明の効果） 以上に説明した通り、本発明によれば１点灯のための高
電圧を必要としないので、電源を構成する安定器を小型
化できると共に、高圧配線も不要とする金属蒸気放電灯
を提供できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の構造図、第２図は同じ〈実施
例の製法を説明する一部の斜視図、第３図は同じ〈実施
例の温度分布を示す図、第４図は本発明の他の実施例の
構造図である。 １・・外管、２・・発光管、３・・主極、４・・補助極
、１５・・バイメタル、１６・・始動抵抗。 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　外管の内側に発光管を配置し、発光管の点灯中、該
   発光管の管壁と対向する外管の管壁の温度が５００℃を
   越えるようにした金属蒸気放電灯において、前記外管の
   一端部内側に、熱応動開閉器と始動補助抵抗を直列に接
   続してなる始動用部材を配置し、該始動用部材の一端を
   前記発光管の一方の主極の近傍へ臨ませた補助極と接続
   し、他端を発光管の他方の主極と接続してあることを特
   徴とした金属蒸気放電灯。 ２　発光管は、外管の中心軸上であって、始動用部材を
   配置した側と反対の方向へ偏移した位置に配置してある
   特許請求の範囲第１項記載の金属蒸気放電灯。 ３　熱応動開閉器は、バイメタルとした特許請求の範囲
   第１項記載の金属蒸気放電灯。 ４　発光管の主極は、外管の一端又は両端にリード線を
   介して引出してある特許請求の範囲第１項記載の金属蒸
   気放電灯。