JPS622833Y2 - - Google Patents

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JPS622833Y2
JPS622833Y2 JP9834580U JP9834580U JPS622833Y2 JP S622833 Y2 JPS622833 Y2 JP S622833Y2 JP 9834580 U JP9834580 U JP 9834580U JP 9834580 U JP9834580 U JP 9834580U JP S622833 Y2 JPS622833 Y2 JP S622833Y2
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JP
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frequency
tuning
output
mixer
oscillator
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JP9834580U
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はμ同調方式又は電子同調方式の受信機
において、受信周波数の変化に対し、常にトラツ
キングエラーが出ないようにした受信機に関す
る。
上記受信機のトラツキングエラーとは、局部発
振周波数の変化と、高周波波の同調周波数の変化
との割合が、常に一致しないために起る感度低下
の現象である。
従来、このトラツキングエラーの防止策とし
て、μ同調方式ではトラツキングレスコイルを用
い、又、電子同調方式では特性の一致した3個一
組の可変容量ダイオードを用いていた。しかし、
前者の場合は製造コストが高くなり、正確なトラ
ツキングを取るのは困難であり、又、後者の場合
も同様に正確なトラツキング調整は難しく、しか
も、可変容量ダイオードを1個取り替えると、残
り2個も交換しなければならないので、経済的に
無駄が生ずるという欠点があつた。
そこで、本考案は上記のような欠点を解決しよ
うとするもので、受信周波数が局部発振数により
決定されることに着目し、受信機に別途、正確な
中間周波数を発振する基準中間周波発振器を設
け、この発振器の発振周波数と、前記局部発振器
の発振周波数とを混合すると受信周波数となるの
で、この受信周波出力を高周波同調回路に加える
と共に、該同周回路の出力と受信周波出力との位
相差を比較し、その位相差が零となるように高周
波同調回路を制御し、位相差が零となつたとき同
調周波数が前記受信周波数と一致しているという
ことによつて、トラツキングエラーを確実に防止
することのできる受信機を提供するのが目的であ
る。
以下、本考案を図面の実施例に基づいて説明す
ると、図面は本考案に係る受信機の要部を示すブ
ロツクダイヤグラムである。
上記の図面において、1と3は高周波同調回路
で、両同調回路1,3は可変容量ダイオードによ
り同調周波数を可変する電子同調方式であるが、
コイル中にフエライトコアを出し入れするμ同調
方式でもよい。2は高周波増巾回路、4は一般の
受信機に設けられている混合器(周波数変換器)
で、5は局部発振器、6は中間周波フエルターで
ある。ここで、受信周波数をr、局部発振器5
の発振周波数を、中間周波数を1Fとすれば
r=o±IFの関係がある。
7は正確な中間周波数1Fを発振する基準中間
周波器で、8は上記の基準中間周波器7の発振出
1Fと、前記局部発振器5の発振出力とを
混合する混合器である。9は該混合器8の出力
rと前記高周波同調回路1,3の出力rとの両
位相を比較する比較器である。
S1,S1′,S1″は連動して作動するスイツチで、
スイツチS1のポジシヨンaはアンテナ10に接続
し、該スイツチS1とスイツチS1′とのポジシヨン
bは、混合器8の出力に接続すると共に、両スイ
ツチS1,S1′の可動接片Cは夫々前段と後段の高
周波同調回路1,3の入力に接続する。
スイツチS2のポジシヨンaはフリーとなつてい
る。スイツチS1″の可動接片Cは位相比較器9の
出力に接続し、ポジシヨンbは後述するスイツチ
S2の可動接片Zに接続し、ポジシヨンaはフリー
となつている。
スイツチS2とS2′とは連動して作動し、スイツ
チS2のポジシヨンXとポジシヨンyとは夫々前段
と後段の高周波同調回路1,3の可変容量ダイオ
ードを容量変化させるように接続する。他方のス
イツチS2′のポジシヨンXとポジシヨンyとは
夫々高周波同調回路1,3の出力に接続し、その
可動接片Zは位相比較器9の入力に接続する。
尚、上記のスイツチS2とS2′は、位相比較器9
を2個用いると省略することができる。
次に、上記実施例の作用について説明する。
先ず、選局時には、スイツチS1,S1′,S1″の可
動接片Cは、ポジシヨンa側に切り替えられてお
り、高周波同調回路1,3で同調を取ると、受信
周波数rの信号が前段の高周波同調回路1を通
り、高周波増巾器2で増巾され、後段の高周波同
調回路3を通つて混合器4に加えられる。混合器
4においては、上記の同調周波数rと、局部発
振器5の発振周波数とが混合され、その和又
は差の中間周波数IFが中間周波フイルター6を
通り次段で増巾される。この際、両高周波同調回
路1,3の同調周波数が受信周波数rと一致し
ていれば問題ないが、一致していないときは高周
波同調回路1,3を通過する受信周波数rの最
大出力が得られなくなり、従つて最大感度を得る
ことが難しく、これがトラツキングエラーであ
る。
次に、上記の同調を取つた直後に、、スイツチ
S1,S1′,S1″の可動接片Cをポジシヨンb側に切
り替えて、両高周波同調回路1,3の入力を混合
器8の出力に接続する。ここで、混合器8には、
局部発振器5の発振周波数と、基準中間周波
発振器7の正確な発振周波数IFとが加えられ混
合されるが、その和又は差の出力周波数は、間違
いなく現在受信している受信周波数rとなる。
そして、この受信周波数rは、スイツチS1
S1′を通つて両高周波同調回路1,3の入力に加
えられると共に、上記の受信周波数rは位相比
較器9入力に加えられる。
一方、スイツチS2,S2″の可動接片Zを、ポジ
シヨンXとyとに交互に切り替えて、スイツチS2
により両高周波同調回路1と3の出力を、交互に
位相比較器9の入力に接続すると共に、他方のス
イツチS2′により位相比較器9の出力を交互に両
高周波同調回路1,3の可変容量ダイオード回路
に接続する。そこで、位相比較器9では、混合器
8の出力の位相と、両高周波同調回路1,3の出
力の位相とが比較され、その位相差出力によつて
高周波同調回路1,3の可変容量ダイオードの容
量を変化して同調周波数を受信周波数rに近づ
け、上記の位相差が零となつたとき同調周波数は
受信周波数rと一致したことになる。尚、可変
容量ダイオードで同調周波数を制御する場合に
は、制御が終つた後、可変容量ダイオードの印加
電圧を保持する保持回路が必要である。上記のよ
うにして同調周波数が受信周波数rに制御され
た後、再びスイツチS1,S1′,S1″をポジシヨンa
に戻せば受信状態となる。本考案は叙上のよう
に、正確な中間周波を発振する基準中間周波発振
器7と、この発振器7の発振周波数IFと局部発
振器5の発振周波数oとをを混合する混合器8
と、この混合器8の出力を高周波同調回路1,3
に加えたとき、該同調回路1,3の出力と混合器
8の出力との位相差を検出する位相比較器9とか
らなり、この位相比較器9の出力により高周波同
調回路1,3の同調周波数を制御するようにした
ので、如何なる受信周波数においても常にトラツ
キングエラーのない良好な受信を行うことができ
る。又、本考案は特に中波帯、短波帯などのよう
に受信周波数帯が広く、信号帯域の狭い電波の受
信に最適である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る受信機の要部を示すブロツ
クダイヤグラムを示す。 1,3……高周波同調回路、5……局部発振
器、7……基準中間周波発振器、8……混合器、
9……位相比較器、S1,S1′,S1″,S2,S2′……
スイツチ、r……受信周波数、o……局部発
振周波数、IF……中間周波発振周波数。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正確な中間周波数を発振する基準中間周波発振
    器と、この発振器の発振周波数と局部発振器の発
    振周波数とを混合する混合器と、この混合器の出
    力を高周波同調回路に加えたとき、該同調回路の
    出力と上記混合器の出力との位相差を検出する位
    相比較器とを備え、この位相比較器の出力により
    高周波同調回路の同調周波数を制御するようにし
    たことを特徴とする受信機。
JP9834580U 1980-07-11 1980-07-11 Expired JPS622833Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9834580U JPS622833Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11

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JP9834580U JPS622833Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5723628U JPS5723628U (ja) 1982-02-06
JPS622833Y2 true JPS622833Y2 (ja) 1987-01-22

Family

ID=29460069

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JP9834580U Expired JPS622833Y2 (ja) 1980-07-11 1980-07-11

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JPS5723628U (ja) 1982-02-06

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