JPS6228326Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6228326Y2 JPS6228326Y2 JP1978162657U JP16265778U JPS6228326Y2 JP S6228326 Y2 JPS6228326 Y2 JP S6228326Y2 JP 1978162657 U JP1978162657 U JP 1978162657U JP 16265778 U JP16265778 U JP 16265778U JP S6228326 Y2 JPS6228326 Y2 JP S6228326Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- spindle
- gearing
- processing
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 claims description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Drilling And Boring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主としてギヤングヘツド交換式の工作
機械に適用されるフアインボーリング加工用のギ
ヤングヘツド装置に関する。
機械に適用されるフアインボーリング加工用のギ
ヤングヘツド装置に関する。
従来この種装置として、ギヤングヘツド本体の
前面にスピンドルヘツドを固設してその前方にの
びる加工スピンドルの複数本を各根部において該
ヘツド内の各軸受部に挿通支承させる式のものは
知られるが、この場合該ヘツドは該本体と同様鋳
鉄その他の鉄材で作られる式を一般としたもの
で、かかるものではその作動に際し、各軸受部に
発熱を生じて該ヘツドが全体として熱膨張し、か
くて各スピンドルに軸間距離の変化を生じ勝ちで
あり、これは特に高精度のフアインボーリング加
工において好ましくない。従来かかる不都合を無
くすべく、各軸受部を強制冷却型とし、或いはそ
れをガスベアリング構造とすること等が提案され
たが、何れもその構成が複雑且高価となるを免れ
ない。
前面にスピンドルヘツドを固設してその前方にの
びる加工スピンドルの複数本を各根部において該
ヘツド内の各軸受部に挿通支承させる式のものは
知られるが、この場合該ヘツドは該本体と同様鋳
鉄その他の鉄材で作られる式を一般としたもの
で、かかるものではその作動に際し、各軸受部に
発熱を生じて該ヘツドが全体として熱膨張し、か
くて各スピンドルに軸間距離の変化を生じ勝ちで
あり、これは特に高精度のフアインボーリング加
工において好ましくない。従来かかる不都合を無
くすべく、各軸受部を強制冷却型とし、或いはそ
れをガスベアリング構造とすること等が提案され
たが、何れもその構成が複雑且高価となるを免れ
ない。
本考案はかかる不都合のない装置を得ることを
その目的としたもので、ギヤングヘツド本体1の
前面に、台盤状のスピンドルヘツド2を固着し、
該ヘツド2の前後に設けた1対の軸受5a,5a
から成る各軸受部5に、加工スピンドル3の各根
部4を挿通支承させたフアインボーリング加工用
のギヤングヘツド装置において前記スピンドルヘ
ツド2をニツケル鋳鉄で構成させると共に、各軸
受部5において肉厚に、且つ周縁部において肉薄
に形成し、該肉薄の周縁部前面に、ワークaを保
持する治具台6側の対向面に固設されるガイドブ
ツシユ7に嵌合するパイロツトピン8を突設して
成る。
その目的としたもので、ギヤングヘツド本体1の
前面に、台盤状のスピンドルヘツド2を固着し、
該ヘツド2の前後に設けた1対の軸受5a,5a
から成る各軸受部5に、加工スピンドル3の各根
部4を挿通支承させたフアインボーリング加工用
のギヤングヘツド装置において前記スピンドルヘ
ツド2をニツケル鋳鉄で構成させると共に、各軸
受部5において肉厚に、且つ周縁部において肉薄
に形成し、該肉薄の周縁部前面に、ワークaを保
持する治具台6側の対向面に固設されるガイドブ
ツシユ7に嵌合するパイロツトピン8を突設して
成る。
スピンドルヘツド2はニツケル34.0〜36.0%を
含有して0〜200℃で熱膨張係数5.0×10-6程度の
ニツケル鋳鉄で作るもので、これを該本体1の前
面に重ねて螺子9その他で結着する。図面で10
はワークaを位置決めするノツクピン、11は各
加工スピンドル3の尾端から後方にのびるドライ
ブシヤフトを示し、各シヤフト11はその尾端に
等速自在継手12を用いる。
含有して0〜200℃で熱膨張係数5.0×10-6程度の
ニツケル鋳鉄で作るもので、これを該本体1の前
面に重ねて螺子9その他で結着する。図面で10
はワークaを位置決めするノツクピン、11は各
加工スピンドル3の尾端から後方にのびるドライ
ブシヤフトを示し、各シヤフト11はその尾端に
等速自在継手12を用いる。
第2図は本案装置を前面に選択した状態の工作
機械の全体を示すもので、後方位置の加工ユニツ
ト13の前進によればこれと結着されて前進する
ようにした。図面で14は下面の基台を示す。
機械の全体を示すもので、後方位置の加工ユニツ
ト13の前進によればこれと結着されて前進する
ようにした。図面で14は下面の基台を示す。
このように本考案によるときは台盤状のスピン
ドルヘツド2の前後に設けた1対の軸受5a,5
aから成る各軸受部5に加工スピンドル3の各根
部4を挿通支承させたフアインボーリング加工用
のギヤングヘツド装置において、その加工スピン
ドル3の回転による発熱で加熱されるスピンドル
ヘツド2をニツケル鋳鉄で作るのでその作動時に
おける各軸受部5の発熱によるヘツド2の変形を
少なくして各スピンドル3の軸間誤差を減少する
ため加工精度を向上させることができ、而も該ヘ
ツド2はフアインボーリング加工用として各軸受
部5において肉厚に形成したので各軸受部5にお
ける1対の軸受5a,5aの支承が堅牢に行わ
れ、又周縁部において肉薄に形成したのでヘツド
2の放熱が有効に行われてその変形を一層少なく
すると共に、その周縁部に治具台6側のガイドブ
ツシユ7に嵌合するパイロツトピン8を突設した
ので該ピン8の変形を少なくしてワークaに対す
る位置決めを確実にする等の効果を有する。
ドルヘツド2の前後に設けた1対の軸受5a,5
aから成る各軸受部5に加工スピンドル3の各根
部4を挿通支承させたフアインボーリング加工用
のギヤングヘツド装置において、その加工スピン
ドル3の回転による発熱で加熱されるスピンドル
ヘツド2をニツケル鋳鉄で作るのでその作動時に
おける各軸受部5の発熱によるヘツド2の変形を
少なくして各スピンドル3の軸間誤差を減少する
ため加工精度を向上させることができ、而も該ヘ
ツド2はフアインボーリング加工用として各軸受
部5において肉厚に形成したので各軸受部5にお
ける1対の軸受5a,5aの支承が堅牢に行わ
れ、又周縁部において肉薄に形成したのでヘツド
2の放熱が有効に行われてその変形を一層少なく
すると共に、その周縁部に治具台6側のガイドブ
ツシユ7に嵌合するパイロツトピン8を突設した
ので該ピン8の変形を少なくしてワークaに対す
る位置決めを確実にする等の効果を有する。
第1図は本案装置の1例の一部を截除した側面
図、第2図は本案装置を備えるギヤングヘツド交
換式工作機械の1例の側面図である。 1……ギヤングヘツド本体、2……スピンドル
ヘツド、3……加工スピンドル、4……根部、5
……軸受部、a……ワーク、6……治具台、7…
…ガイドブツシユ、8……パイロツトピン。
図、第2図は本案装置を備えるギヤングヘツド交
換式工作機械の1例の側面図である。 1……ギヤングヘツド本体、2……スピンドル
ヘツド、3……加工スピンドル、4……根部、5
……軸受部、a……ワーク、6……治具台、7…
…ガイドブツシユ、8……パイロツトピン。
Claims (1)
- ギヤングヘツド本体1の前面に、台盤状のスピ
ンドルヘツド2を固着し、該ヘツド2の前後に設
けた1対の軸受5a,5aから成る各軸受部5
に、加工スピンドル3の各根部4を挿通支承させ
たフアインボーリング加工用のギヤングヘツド装
置において前記スピンドルヘツド2をニツケル鋳
鉄で構成させると共に、各軸受部5において肉厚
に、且つ周縁部において肉薄に形成し、該肉薄の
周縁部前面に、ワークaを保持する治具台6側の
対向面に固設されるガイドブツシユ7に嵌合する
パイロツトピン8を突設して成るギヤングヘツド
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978162657U JPS6228326Y2 (ja) | 1978-11-28 | 1978-11-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978162657U JPS6228326Y2 (ja) | 1978-11-28 | 1978-11-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5580108U JPS5580108U (ja) | 1980-06-02 |
JPS6228326Y2 true JPS6228326Y2 (ja) | 1987-07-21 |
Family
ID=29158598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978162657U Expired JPS6228326Y2 (ja) | 1978-11-28 | 1978-11-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6228326Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4719835U (ja) * | 1971-01-13 | 1972-11-06 |
-
1978
- 1978-11-28 JP JP1978162657U patent/JPS6228326Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4719835U (ja) * | 1971-01-13 | 1972-11-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5580108U (ja) | 1980-06-02 |
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