JPS62282926A - シート材料 - Google Patents

シート材料

Info

Publication number
JPS62282926A
JPS62282926A JP12707886A JP12707886A JPS62282926A JP S62282926 A JPS62282926 A JP S62282926A JP 12707886 A JP12707886 A JP 12707886A JP 12707886 A JP12707886 A JP 12707886A JP S62282926 A JPS62282926 A JP S62282926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
base material
sheet material
clay mineral
synthetic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12707886A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0580342B2 (ja
Inventor
杉浦 正治
満正 堀井
沖汐 行雄
秋本 正治
修 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa Leather Cloth Co Ltd
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Kyowa Leather Cloth Co Ltd
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Leather Cloth Co Ltd, Toyota Motor Corp, Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Kyowa Leather Cloth Co Ltd
Priority to JP12707886A priority Critical patent/JPS62282926A/ja
Publication of JPS62282926A publication Critical patent/JPS62282926A/ja
Publication of JPH0580342B2 publication Critical patent/JPH0580342B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、吸臭性に優れたシート材料およびその製造方
法に関するものである。
〔従来の技術およびその問題点〕
従来より5建造物、車両、その他の諸室内の内装材や壁
装材等のシート材料としては、シート基材上に軟質塩化
ビニル樹脂等の合成樹脂を積層したものが一般的に用い
られている。特に、このシート材料を内装材として用い
る場合には、該シート材料の表面層にエンボス加工やプ
リント模様。
艶消し処理等が施され、装飾性を付与している。
所で、近年、生活水準の向上とともに、建造物や車両、
その他の室内の気体雰囲気中の臭気、悪臭等について、
これら臭気、悪臭等を低減するより充分な対策が要求さ
れるようになってきた。この臭気、悪臭等は、一般家庭
においては、閉空間の臭い3例えば、トイレの臭い、押
入れの臭い及び湿気1台所の生ゴミ臭、集会場・談話室
等の大勢人の集まる場所におけるロ臭1体臭、タバコ臭
等の臭いがある。この臭気、悪臭等を除去する方法とし
ては、活性炭等の吸着剤や液体脱臭剤を用い、これを散
布または揮発せしめる方法があるが。
その脱臭効果は一時的なもので、fR足するような効果
は得られない。また、浄化装置を取りつけてその除去を
試みているが、小型のものでは充分な効果が得られず、
大型のものは装置が大掛かりとなり室内空間が狭められ
、またコスト高となる。
このような社会的背景から4社会及び産業界。
と(に住宅産業界からの強い要請から、優れた吸臭性を
有する材料の開発が切望されていた。
この吸、臭性を有する材料としては、セルロース繊維に
含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物鉱物を混入した吸臭材
料(特願昭59−259575.特願昭59−2595
76、特願昭59−259577、特願昭59−259
578)がある、これら吸臭材料は、確かに優れた吸臭
性能を有しているが、内装材として用いた場合、その汚
れを除去する際に表面が傷つき易いという問題点があり
、内装材としての長期の使用には必ずしも満足できるも
のではなかった。
そこで1本発明者等は、これら従来の問題点を解決すべ
く鋭意研究し、各種の系統的実験を重ねた結果1本発明
を成すに至ったものである。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、吸臭性に優れ、かつ表面の汚れを容易
に取り除くことができるシート材料およびその製造方法
を提供するにある。
〔発明の説明〕
衾夙■盪底 本発明のシート材料は5含水珪酸マグネシウム質粘土t
JE物(以下、粘土鉱物という)を含有するシート基材
と、該基材の表面に形成した合成樹脂層とからなるシー
ト材料であって、該シート材料は、少なくとも前記合成
樹脂層を貫通して前記シート基材に達する。多数の微細
な空孔部を有していることを特徴とするものである(以
下、第一発明とする)。
次に5本発明のシーhi料は、粘土tfL物を含有する
シート基材と、咳基材の表面に形成した粘土iI2.物
を含有する合成樹脂層とからなるシート材料であって、
該ソート材料は、少なくとも前記合成樹脂層を貫通して
前記シート基材に達する。多数の微細な空孔部を有して
いることを特徴とするものである(以下、第二発明とす
る)。
次に1本発明のシート材料は、粘土鉱物を含有するシー
ト基材と、該基材の表面に形成した粘土鉱物を含有する
樹脂塗料層と、該樹脂塗料層の表面に形成した合成樹脂
層とからなるシート材料であって、該シート材料は、少
なくとも前記合成樹脂層及び前記樹脂塗料層を貫通して
前記シート基材に達す、る、多数の微細な空孔部を有し
ていることを特徴とするものである(以下、第三発明と
する)。
次に1本発明のシート材料は、粘土鉱物を含有するシー
ト基材と、咳基材の表面に形成した合成樹脂層と、該合
成樹脂層の表面に形成した粘土鉱物を含有する樹脂塗料
層とからなるシート材料であって、該シート材料は、少
なくとも前記樹脂塗料層及び前記合成樹脂層を貫通して
前記シート基材に達する。多数の微細な空孔部を有して
いることを特徴とするもの7ある。(取下。第四発明と
する)。
次に1本発明のシート材14は、粘土鉱物を含有するシ
ートJ、C材と、該ノ9材の表面に形成した粘土鉱物を
含有する樹脂塗料層と、咳樹脂塗料層の表面に形成した
粘土鉱物を含有する合成樹脂層とからなるシート材料で
あって1該シート材料は、少なくとも前記合成樹脂層及
び前記樹脂塗料層を貫通して前記ソート5材に達する。
多数の微細な空孔部を有していることを特徴とするもの
である(以下、第3発明とする)。
次に1本発明のシート材料の製造方法は、粘土鉱物を含
有するシート基材の表面に融点以上に加熱した合成樹脂
を積層する積層工程と、該積層工程で得られた積N物の
、少なくとも合成樹脂層を貫通して前記シート基材に達
する。多数の微細な空孔部を形成する空孔部形成工程と
からなることを特徴とするものである(以下、第六発明
とする)。
次に1本発明のシート材料の製造方法は、粘土鉱物を含
嘗するシート基材の表面に融点以りに加熱した枯1鉱物
を含有fする合成樹脂を積層する積層工程と、該積層工
程で得られた積層物の1少なくとも合成樹脂層を貫通し
て前記ソート基材に達する。多数の微細な空孔部を形成
する空孔部形成工程とからなることを特1改とするもの
である(以下、第七発明とする)。
次に1本発明のソート材料の1遣方法は、粘土鉱物を含
有するシート基材の表面に粘土鉱物を含有する熱可塑性
樹脂塗料を塗布し乾燥させて樹脂塗料被覆シート基材と
する基材形成工程と、該樹脂塗料被覆シート基材の樹脂
塗料層表面に融点以上に加熱した合成樹脂を積層する積
層工程と、該積層工程で得られた積層物の、少なくとも
合成樹脂層及び樹脂塗料層を貫通して前記シート基材に
達する。多数の微細な空孔部を形成する空孔部形成工程
とからなることを特徴とするものである(以下、第八発
明とする)。
次に1本発明のシート材料の製造方法は、粘土W、物を
含有するシート基材の表面に融点以上に加熱した合成樹
脂を積層して樹脂被覆シート材とする8I層工程と、該
積層工程で得られた樹脂被覆シート材の表面に粘土鉱物
を含有する熱可塑性樹脂塗料を塗布し乾燥させて樹脂塗
料層1積層物とする樹脂塗料層形成工程と、該樹脂塗料
層形成工程で得られた樹脂塗料被覆積層物の、少なくと
も樹脂塗料層及び合成樹脂層を貫通して前記シート基材
に達する。多数の微細な空孔部を形成する空孔部形成工
程とからなることを特徴とするものである(以下、第九
発明とする)。
次に、゛本発明のシート材料の製造方法は、粘土鉱物を
含有するシート基材の表面に粘土鉱物を含有する熱可塑
性樹脂塗料を塗布し乾燥させて樹脂塗料被覆シート基材
とする基材形成工程と、該樹脂塗料被覆シート基材の樹
脂塗料層表面に融点以上に加熱した粘土鉱物を含有する
合成樹脂を積層する積層工程と、該積層工程で得られた
積層物の。
少なくとも合成樹脂層及び樹脂塗料層を貫通して前記シ
ート基材に達する。多数の微細な空孔部を形成する空孔
部形成工程とからなることを特徴とするものである(以
下、策士発明とする)。
構成のよ 詳細な説B 先ず1本第一発明ないし第3発明の構成のより詳細な説
明をする。
本第−発明ないし第3発明のシート基材は1紙。
難燃紙、織布、不織布、績布、ガラスクロス等の律λ 素砒せ中に含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を混入させ
たもの、またはそれらの2種以上の積層物である。
ここで、含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物鉱物(粘土鉱
物)・は、含水珪酸マグネシウムを主成分とし。
その表面に反応性に富む水fI1.基を有する粘土W、
物である。また、この粘土鉱物は、直径がo、oos〜
0゜6μm程度の繊維からiす、該繊維に平行に約10
〜6人程度の長方形の断面を持っ細孔(チャンネル)が
存在するもので、それ自体が、気中の湿気を吸着したり
放出したりする性質、及び気中の臭気、悪臭、異臭等の
臭気性ガス状物質を吸着したりする性質を有する。尚、
この粘土FL物は。
マグネシウム或いは珪素の一部がアルミニウム。
1失、ニッノrル、ナトリウム等に置IAされているl
i合もある。
具体的には、含水マグネシウムノリケートを主成分とす
るセピオライト (Sepio目Le) 、  シロタ
イル(Xylotile) 、  ラフリナイト (L
augh目n1te)。
ファルコンドアイト (Falcondoi Le) 
、含水アルミニウムシリケートを主成分とするパリゴル
スカイト (Palygorskite)等があり、こ
れらの一種または二種以上の混合物を用いる。また、こ
れらのも(7)ヲ、  4(16)〜8(16)℃の温
度範囲内で仮焼したものを用いて、もよい。
また1通称で、マウンテンコルク(Mountainc
ork) 、マウンテンウッド(Mountain h
ood)、 マウンテンレザー(Mountain 1
eather) 、 71泡石(Meerg−chau
m) 、 アクパルジャイト (Attapulgit
e)等と呼ばれるt物は、これに当たる。
この粘土AI2.物は、粉末状1粒状或いは板状の何れ
の形で用いてもよいが、この粘土IfL物の有する孔が
残留する程度でかつJIS規格の篩で3(16)メツシ
ユを通過する程度に粉砕したものがよく。
長さが10JLm以下で7スペクト比(m維長/繊維径
)が1(16)以下の範囲内にある微結晶の集合体であ
ることが好ましい、この際の粉砕は、ミキサー、ボール
ミル、振動ミル、ピンミル、叩解機。
ジェットミル等を用い、湿式粉砕または乾式粉砕により
行なう。
ここで、粘土鉱物の素材中への混入方法の具体的−例を
、素材を紙として簡単に示すと以下のようである。
セルロース繊維等の紙原料と上述の粘土鉱物と水溶性高
分子溶液とを混合し、抄紙機により抄紙し、乾燥して得
る。この場合、水溶性高分子溶液としては、アクリロこ
トリルブタジェンラテックス、スチレンブタジェンラテ
ックス、アクリレートラテックス、酢酸ビニルエマルジ
ョン等の合成高分子ラテックスや、でんぷんのり等の植
物性高分子溶液等を用いる。また、単に、素材シートを
上述の水溶性高分子溶液と粘土鉱物との混合溶液に浸漬
する方法、または、素材シートにこの混合溶液をコーテ
1 yに1イトJ1a−1−マ+ヰ・−し自得てもよい
この場合、シート基材における粘土鉱物の含有割合は、
10〜70屯世%であることが好ましい。
これは、該含有量が10%未満の場合には十分な吸臭効
果が得られず、また、70%を越える場合には、吸臭効
果には優れるが、施工性に乏しくなり、引張強度や引裂
強度等の諸物性強度が低下するなどシート材料として実
用に供し得なくなる虞れがあるからである。
また、第一発明、第三発明および第四発明の合成樹脂層
4は、熱を加えれば軟化し、成形加工できる合成樹脂か
らなるものであり、具体的には、ポリ塩化ビニル、ポリ
酢酸ビニル、ポリウレタン。
ナイロン等のポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリメタクリル酸及びそのエステル
、ポリアクリル酸及びそのエステル等の単独若しくはそ
の混合体、又はこれらの共重合体等が挙げられる。これ
らに、適宜、染料、6i料等の着色剤、可塑剤、安定剤
、その他必要に応じて、充填剤、難燃剤等の添加剤を混
合したちのとしτもよい。ダ1えば、可塑をRしては、
TCP(トリクレジルホスフェート)笠のリン酸エステ
ル系、アジピン酸エステル系等各種エステルなどが挙げ
らねる。特に、塩化ビニル樹脂用の可塑剤として、L)
○P (ジオクチルフタレート)、DBP (ジブチル
フタレート)、DIDP(ジイソデシルツクレート)等
の一次町塑剤、塩化パラフィン、石油可塑剤等の二次可
塑剤が挙げられる。また、塩化ビニル樹脂用の安定剤と
して、Ba−Zn系を機複合体、Ba−Zn系複合石け
ん、キレータ、エポキシ化大豆油などが挙げられる。ま
た。
合成樹脂充填剤としては、タルク、クレー、無水ケイ酸
、シリカ、炭酸カルシウム、白雲母、マイカ、シリカゲ
ル等、又はそれらをステアリン酸やそのカルシウム塩や
界面活性剤で表面処理をしたもの等が挙げられる。難燃
剤としては、TCP (トリクレジルホスフェート)等
の非含ハロゲンリン酸エステル、CRP (トリス〔ジ
クロロプロピル〕ホスフェート)やトリス〔2,3ジブ
ロモプロピル〕ホスフエート等の含ハロゲンリン酸エス
テル、塩素化パラフィン、i”BI巳(テトラブロモエ
タン)等の含ハロゲン有機化合物或い弱化アンチモノに
代表される無機化合物等が挙げられる。
尚1本第二発明および第3発明の粘土鉱物を含有する合
成樹脂層は、上述の合成樹脂に吸臭性能を有する北述の
粘土鉱物を含有してなるものである。
この場合0合成樹脂層における粘土鉱物の含有割合は、
樹脂層の樹脂固形分1(16)重量部に対して5〜50
重量部であることが好ましい。これは。
該含有量が5重量部未満の場合には十分な吸臭効果が得
られず、また、50重量部を越える場合には加工時に不
具合が生じて使用に耐えないものとなる虞れがあるから
である。この中でも、該含有割合が10〜40重量部で
ある場合には、優れた効果を発揮するのでより好ましい
更に1本第三発明ないし第3発明の樹脂塗料層は、上述
の粘土f、物を含有した熱可塑性樹脂である。この熱可
塑性樹脂は、粘土鉱物の吸臭性を阻害しない樹脂であり
、具体的には、ポリアクリル系樹脂5ポリ+5¥酸ビニ
ル系樹脂等の水性タイプの熱可塑性樹脂5又はボリウレ
クン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹
脂等の溶剤タイプの熱可塑性樹脂等がある。
この場合、樹脂塗料層における粘土鉱物の含を割合は、
塗料層の樹脂固形分1(16)重量部に対して50〜1
50重量部であることが好ましい。これは、核含有量が
50重量部未満の場合には十分な吸臭効果が得られず、
また、150重量部を越える場合にはシート基材及び/
又は合成樹脂層との接合性が弱化し5該樹脂塗料層の強
度が低下して使用に耐えないものとなる虞れがあるから
である。
本第−発明のシート材料は、上述の粘土12.物を含有
するシート基材の表面に合成樹脂層を積層し。
更に、このシート材料に1合成樹脂層を貫通してシート
基材に達する。又は、シート基材をも貫通する多数の微
細な空孔部を形成することにより得る。
本第二発明のシート材料は、上述の粘土W:、物を含イ
Tするシート基材の表面にに:述の粘土鉱物を含佇する
合成樹脂層を積層し、更にこのシート材ギ4に1合成樹
脂層を貫通してシート基材に達する。
又は、シート基材をも貫通する多数の微細な空孔部を形
成することにより得る。
また1本第三発明のシート材料は、上述の粘土鉱物を含
有するシート基材の表面に上述の粘土鉱物を含有する樹
脂塗料層を積層し、更に、この樹脂塗料層の表面に合成
樹脂層を積層し、更に、これに1合成樹脂層及び樹脂塗
料層を貫通してシート基材に達する。又は、シート基材
をも貫通する多数の微細な空孔部を形成することにより
得る。
また、゛本第四発明のシート材料は、上述の粘土鉱物を
含有するシート基材の表面に合成樹脂層を積層し、更に
、この合成樹脂層の表面に上述の粘土鉱物を含有する樹
脂塗料層を積層し、更に、これに1合成樹脂層及び樹脂
塗料層を貫通してシート基材に達する。又は、シート基
材をも貫通する多数の微細な空孔部を形成することによ
り得る。
また9本第3発明のシート材料は、上述の粘土鉱物を含
有するシート基材の表面に上述の粘土鉱物を含有する樹
脂塗料層を積層し、更に、この樹脂塗料層の表面に上述
の粘土鉱物を含をする合成樹脂層を積層し、更に、これ
に1合成樹脂層及び樹脂塗料層を貫通してシート基材に
達する。または、シート基材をも貫通する多数の微細な
空孔部を形成することにより得る。
この場合2合成樹脂層の形成方法としては1 カレンダ
ー法、コーティング法、押出法等の周知の方法を用いる
ことができるが、量産性、生産コストの点からカレンダ
ー法が好ましい。また3合成樹脂を加熱軟化せしめ、カ
レンダー法9コーティング法、押出法等の成形方法によ
り合成樹脂シートを予め成形し、この合成樹脂シートを
シート基材又は、樹脂塗料被覆シート基材にHNしても
よい、更には、この合成樹脂シートに樹脂塗料を被覆し
、シート基材に積層してもよい、コーティング法の場合
には、基材上に直接樹脂をコーティングする方法のほか
1M型材上にコーティングし。
加熱ゲル化後直ちに基材と接合するか、若しくは接着材
面を介し゛ζ接合し、離型材を71離して得る。
また、樹脂塗料層の形成方法としては、ナイフコーター
、バーコーター、リバースロールコーク−、ロータリー
スクリーン若しくはグラビア印刷機によるヘタ塗り方法
等の周知のコーティング法を用いることができる。
また5空孔部の形成方法としては、細い多数の金属針を
付設した針ロールをシート材料の樹脂層面から押しつけ
又は刺通する方法、細い多数の金属針を付設した平板を
シート材料の樹脂層面から押しつけ又は刺通する方法等
がある。
次に1本第六発明のシート材料の製造方法の構成のより
詳細な説明をする。尚、本第六発明で用いる粘土鉱物を
含有するシート基材2舎成樹脂。
空孔部の形成方法は、前述の第一発明ないし第3発明で
詳述したものと同様のもの又は方法であるので、該説明
は省略する。
先ず、粘土鉱物を含有するシート基材の表面に。
融点以上に加熱して軟化した合成樹脂を8INして合成
樹脂被覆シート材を得る(積層工程)。ここで、この積
層方法としては、カレンダー法や、ナイフコーター、バ
ーコーク−、リバースロールコータ−、ロータリースク
リーン若しくはグラビア印刷機によるヘタ塗り方法等の
コーティング法。
押出法等の周知の方法を用いることができるが。
量産性、生産コストの点からカレンダー法が好ましい。
次いで、該積層工程で得られた合成樹脂被覆シート材(
積層物)の合成樹脂層を貫通して前記シート基材に達す
る。又は、シート基材をも貫通する。多数の微細な空孔
部を形成することによりシート材料を得る(空孔部形成
工程)、この空孔部の形成方法としては、細い多数の金
属針を付設した針ロールをシート材料の樹脂層面から押
しつけ又は刺通する方法、細い多数の金属針を付設した
平板をシート材料の樹脂層面から押しつけ又は刺通する
方法等がある。
次に3本第七発明のシート材料の製造方法の構成のより
詳細な説明をする。尚1本第七発明で用いる粘土鉱物を
含有するシート基材1舎成樹脂。
空TL部の形成方法+2.前jでの第一発明ないし第六
発明で詳述したちのと所携のもの又は方法であるので、
説明は省略ずろ。
先ず、粘土鉱物を合釘するシート基材の表面に。
融点以上に加熱した粘土鉱物を含有する合成樹脂を積層
する(積層工程)。
ここで、シート、5材の表面に積層する合成樹脂は、予
め調整した粘土tlil金物合成樹脂を用いてもよいし
、また、上述した合成樹脂の積層過程で該粘土鉱物を混
合してもよい、何れにせよ、ここで用いる粘土MSは、
予め、その含有水分を5重量%以下に調整したものであ
ることが好ましい。
これは、その含有水分を5重量%を越えたものを用いた
場合、シート材料の成形加工時に該含有水分が多量に気
化して樹脂層が不均質なものとなる虞れがあるからであ
る。
次いで、該8rM工程で得られた合成樹脂被覆シート材
(積層物)の合成樹脂層を貫通して前記シート基材に達
する。又は、シート基材をも貫通する。多数の微細な空
孔部を形成することによりシート材料をi;シる(空孔
部形成工程)。
次に9本第八発明のソート材料の製造方法の構成のより
詳細な説明をする。尚3本第3発明で用いる粘土鉱物を
含有するシート基材1舎成樹脂。
合成樹脂の積層方法、空孔部の形成方法は、前述の第四
発明で詳述したものと同様のもの又は方法であるので、
説明は省略する。
先ず、上述の粘土鉱物を含有するシート基材の表面に、
該粘土鉱物を含有する熱可塑性樹脂塗料を塗布し、乾燥
して樹脂塗料被覆シート基材を得る(基材形成工程)、
ここで用いる粘土鉱物を含有する熱、可塑性樹脂塗料は
、熱可塑性樹脂を水性または溶剤性の塗料としたものに
上述の粘土鉱物を含有させたものを用いる。この熱可塑
性樹脂は。
粘土鉱物の吸臭性を阻害しない樹脂で−あり・、・具体
的にはポリ塩化ビニル系樹脂、ウレタン系樹脂。
ポリアミド系樹脂等の単独または共重合体、またはそれ
らの混合物等の樹脂がある。
次いで、該基材形成工程で得られた樹脂塗料被覆シート
基材の樹脂塗料層表面に、融点以上に加熱して軟化した
合成樹脂を積層して合成樹脂被覆シート材を得る(積層
工程)。
次いで、該積層工程で得られた合成樹脂被覆シート材(
積r5物)の合成樹脂層及び樹脂塗料層を貫通して前記
シート基材に達する。又仲、シート基材をも貫通する。
多数の微細な空孔部を形成することによりシート材料を
得る(空孔部形成工程)。
次に1本第九発明および本策士発明のシート材料の製造
方法の構成のより詳細な説明は、ここで用いる粘土鉱物
を含有するシート基材9舎成樹脂。
粘土tfL物を含有する合成樹脂、粘土鉱物を含有する
熱可塑性樹脂塗料、これら樹脂の形成方法、空孔部の形
成方法が、前述の第一発明ないし第八発明で詳述したも
のと同様のもの又は方法であるので省略する。
ここで1本第二発明、第四発明および第3発明のシート
材料は、更に、その少なくとも表面樹脂層(合成樹脂層
または樹脂塗料N)に表面積拡大手段を施してなるもの
であることが好ましい。
これはシート材料の樹脂層表面に凹凸等の表面積拡大手
段を設けることによって、大気との接触面積を大きくし
ようとするものである。
この表面積拡大手段を施す方法としては、エンボス方法
によるエンボス模様の付与、またはバレープリント機を
用いた模様の付与等の方法がある。
これにより、シート材料の粘土鉱物を含有する樹脂塗料
層の表面積が拡大され、該樹脂塗料層中の粘土鉱物の大
気と接触する割合が増大し、より多くの気中の臭気性ガ
ス状物資を吸着するので。
更に優れた吸臭性能をシート材料に付与するこ、とがで
きる。
また9本第一発明ないし第3発明のシート材料は、更に
、その少なくとも表面樹脂層(合成樹脂層または樹脂塗
料層)に意匠性付与手段を施してなるものであることが
好ましい。
これは、シート材料の樹脂層表面に凹凸等の模様を付与
することにより、意匠性の高いシート材料とするもので
ある。
この意匠性付与手段を施す方法としては、エンボス方法
によるエンボス模様の付与、グラビア印刷機、スクリー
ン印刷機、ロータリースクリーン印刷機等を用いた印刷
模様の付与、バレープIJ 7ト機を用いた模様の付与
、或いは2表面処理剤の塗布による表面処理層の形成等
の方法がある。また、これらを組み合わせてもよい。こ
の場合、エンボス模様の形成は、印刷模様の形成の前後
の何れでもよく、また1表面処理層の形成は、エンボス
模様の形成の前後の何れでもよく、更には、該層の形成
後に印刷模様を付与してもよい、また。
これら意匠性付与手段を施す時期は、空孔部形成工程の
前後の何れであってもよい。尚、空孔部形成工程の後の
場合には、咳空孔部を閉鎖しないように施す必要がある
ここで、この意匠性付与のために用いる印刷塗料または
表面処理剤は、前記の粘土鉱物を混入したものであるこ
とが好ましい。これは、該粘土鉱物の混入により、更に
優れた吸臭性能をシート材料に付与することができるが
らである。この場合。
咳粘土鉱物の混合量は、塗料または表面処理剤の樹脂固
形分1(16)重量部に対して50−150重量部であ
ることが好ましい。これは、該粘土鉱物の混合量が、5
0重量部未満の場合には余り吸臭性能の向上がみられず
、また、150ffiffi部を越える場合には皮膜強
度が低下したり塗工性が低下する等の不具合を生じる虞
れがあるからである。
また、エンボス模様を付与する方法は、熱可塑性樹脂一
般に用いられている方法を採用することができ、特に、
ロールエンボス方法、即ち、樹脂層を加熱し冷エンボス
ロールで付形するが、又は加熱エンボスロールで付形す
るエンボス方法である場合には、能率的であり、を炭化
の点で好ましい。
また、印刷模様の形成方法には、グラビア印刷機、スク
リーン印刷機、ロータリースクリーン印刷機等を用いた
模様の形成方法、バレープリント機を用いた模様の形成
方法等の方法がある。この場合、印刷塗料としては、ポ
リ塩化ビニル系樹脂。
ウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂等の単独または共重
合体、またはそれらの混合物等の樹脂を水性または溶剤
性の塗料としたものを用いる。
また1表面処理層の形成方法は、グラビア法。
ロールコータ−法、ナイフコーター法等の一般的な表面
処理剤の加工方法を用いる。
これにより、意匠性に一優れた付加価値の高いシート材
料とすることができる。
更に1本第一発明ないし第3発明のシート材料。
本第六発明および策士発明のシート材料の製造方法にお
い、て1合成樹脂層の層厚は、  O,OS〜1.0f
flII+であることが好ましい。これは、該層厚が0
.05mm未満の場合には物性強度的な不具合が発生し
易(、また、  1.0mmを越える場合には重量が重
くなり、加工性や施工性の制約が大きくなるからである
m旧を尻 本第−発明ないし策士発明の作用については。
未だ必ずしも明らかではないが5次のように考えられる
先ず9本第一発明ないし第3発明のシート材料。
第六発明および策士発明により得られたシート材料は、
粘土鉱物を含有するシート基材をその構成要素の一つと
する。そして、この粘土鉱物を含有するシート基材は、
シート材料の樹脂Fi(合成樹脂層または樹脂塗料層)
表面からシート基材に達する。または該基材を貫通する
多数の微細な空孔部を介して連通している。
ところで、このシート基材中の粘土鉱物は、直径が0.
(16)5〜0.6μm程度の繊維がらなり、該繊維に
平行に約10〜6人程度の長方形の断面をもっ細孔(チ
ャンネル)が存在するが、この細孔もしくは咳細孔の破
断部は、臭気性ガス状物質、特にアンモニア、イソ吉草
酸、ピリジン等の受容部位として機能する。
従って、シート材料の樹脂層表面と接触している大気は
、前記空孔部を介してシート基材中の粘土鉱物と接触し
、気中の臭気成分である臭気性ガス状物質が粘土鉱物に
よって吸着されるので、シート材料に優れた吸臭性能を
付与しているものと思われる。また、該粘土鉱物は気中
のン?気を吸放出する作用も奏する。
また、このシート材料の表面層は、樹脂からなるのテ1
表面がタバコのヤニや泥、その他の汚れがついても、水
や中性洗剤等で簡華に清浄することができ、また、傷が
つきにくい。
次に1本第三発明ないし第3発明のシート材料。
および第八発明ないし策士発明により得られたシート材
料は、粘土鉱物を含有する樹脂塗料層をその構成要素の
一つとする。この粘土鉱物は、上述と同様の・吸臭性能
を発渾するので、第三発明および第3発明のシート材料
、第八発明および策士発明により得られたシート材料で
は、この粘土鉱物がシート材料の空孔部を介して樹脂塗
料層中の粘土鉱物と接触する気中の臭気性ガス状物質を
吸着し、また、第三発明のシート材料および策士発明に
より得られたシート材料では、樹脂塗料層表面の粘土1
2.物が大気と接触し、気中の臭気性ガス状物質を吸着
して、更に優れた吸臭性能をシート材料に付与している
ものと思われる。
また2本第二発明および第3発明のシート材料。
第七発明および第千発明ζこよりfjtられたシート材
料は、粘土鉱物を含有する合成樹脂層をその構成要素の
一つとする。この粘土鉱物は、上述と同様の吸臭性能を
発揮するので、これらシート材料では、樹脂塗料層表面
の粘土鉱物が大気と接触し。
気中の臭気性ガス状物質を吸着して、更に優れた吸臭性
能をシート材料に付与しているものと思われる。
〔発明の効果〕
本第−゛発明ないし第3発明のシート材料は、吸臭性に
優れた材料である。
また1本第一発明ないし第3発明のシート材料は、室内
または自動車等の内装材として角いた場、:。
合、何ら特別な浄化装置を取りつけることなく9咳内装
材が室内等の臭気性ガス状物質を吸着し浄化できるとい
う著効がある。
本第六発明および策士発明のシート材料の製造方法は、
吸臭性に優れた材料を、吸臭性能を有する粘土鉱物を配
合するほかは、従来の合成樹脂被覆シート材料または内
装材の製造方法に準じて簡便に製造することができるた
め、コストも低度ならしめることができる。
また1本第六発明および策士発明の製造方法により得ら
れたシート材料は、吸臭性に優れた材料である。
〔実施例および具体例〕
図は2本第一発明ないし第3発明のシート材料の一員体
例を概念的に示したものである。
先ず、第1図は、第一発明のシート材料の一具体例を概
念的に示したものである。シート材料1は、繊維状の粘
土鉱物3を含有したシート基材2の表面に2合成樹脂層
4が積層されたもので、該シート材料lには合成樹脂層
4を貫通してシート−基材2に達する空孔部5が形成さ
れている。尚。
該空孔部5は理解を容易ならしめるために拡大されてい
る。また、該空孔部5の数も少ないが、微細な空孔部を
多数設けることが好ましく、これにより吸臭性能を高め
、シート材料表面の装飾性を良好ならしめることができ
る。
このシート材料lの合成樹脂層4は、適宜着色または無
着色とし、その表面に常法によってヱンボス加工または
印刷加工がされたもので、内装材として使用する場合に
は、基材2を室内壁面又は自動車のボディ側等の接合側
にし、接着剤等で貼付する。この場合5室内における臭
気成分は、シート材料lの空孔部5を介してシート基材
2と接触し、気中の臭気性ガス状物質が粘土鉱物により
吸着され、従って、室内の空気を浄化することができる
また、この場合、空孔部5がシート基材2をも貫通する
構造とすれば、更に吸臭性能を高めることができる。
次に、第2図は、第二発明のシート材料の一具体例を概
念的に示したものである。シート材料11は、粘土鉱物
13を含有したシート基材12の表面に粘土鉱物16を
含有した合成樹脂層14が積層されたもので、該シート
材料11には合成樹脂層14を貫通してシート基材12
に達する空孔部15が形成されている。
該合成樹脂層14をシート材料21の表面に設けること
により、該樹脂層14中の粘土鉱物16が大気と接触す
る割合が多くなるので、更に吸臭効果を高めることがで
きる。
また、この場合、空孔部15がシート基材12をも貫通
する構造とすれば、更に吸臭性能を高めることができる
次に、第3図は、第2図のシート材料に表面積拡大手段
を施したものを概念的に示した要部拡大断面図である。
即ち、第2図のシート材料11において、更にその表層
部に表面積拡大手段17を設けたものである。これによ
り1合成樹脂層14の表面積が拡大され、空気との接触
面積が増大したので。
該表面層においてより多くの臭気性ガス状物質を吸着す
ることができ5従って、空気の浄化能力を向上させるこ
とができる。
次に、第4図は、第三発明のシート材料の一興体例を概
念的に示したものである。シート材料21は、粘土鉱物
23を含有したシート基材22と合成樹脂[24との間
に樹脂塗料層28が設けられており。
それぞれの樹脂層が積層されたもので、該シート材料2
1には合成樹脂層24及び樹脂塗料層28.更にはシー
ト基(第22を貫通した空孔部25が形成され。
樹脂塗料層28は粘土tfL物29を含をしている。
該樹脂塗料層28を設けることにより、シート基材22
と合成樹脂[24との接合を強固にすることができると
共に、該樹脂塗料F128中の粘土鉱物29が吸臭性能
を発揮し、更に吸臭効果を高めることができる。
次に、第5図は、第四発明のシート材料の一員体例を概
念的に示したものである。シート材料31は、粘土鉱物
33を含有したシート基材32の表面に合成樹脂層34
が積層され1更に、該合成樹脂層34の上止粘土鉱物3
9を含有した樹脂塗料層38が積層されたもので、該シ
ニト材料31には119.塗料層38及び合成樹脂13
4更にはシート基材32を貫通する空孔部25が形成さ
れている。
該樹脂塗料138をシート材料31の表面に設けること
により、該塗料層38中の粘土tfL吻39が大気と接
触する割合が多くなるので、更に吸臭効果を高めること
かできる。
次に 第5し1は 第1L発明のシート材料の一興体例
を概念的に示したものである。シート材料41は、粘土
鉱物43を含有したシート基材42と粘土鉱物46を含
有した合成樹脂層44との間に樹脂塗料層48が設けら
れており、それぞれの樹脂層が積層されたもので、該シ
ート材料41には合成樹脂層44及び樹脂塗料N48.
更にはシート基材42を貫通した空孔部45が形成され
、樹脂塗料層48は粘土鉱物49を含有している。
該樹脂塗料層48を設けることにより、シート基材42
と合成樹脂層44との接合を強固にすることができると
共に、該樹脂塗料層48中の粘土鉱物49が吸臭性能を
発揮し、更に吸臭効果を高めることができる。
また1合成樹脂FF44をシート材料41の表面に設け
ることにより1該樹脂層44中の粘土鉱物46が大気と
接触する割合が多くなるので、更に吸臭効果を高めるこ
とができる。。
以下に、実施例に基づき1本発明の内容を具体的C:J
説明する。
実施例1゜ シート基材と合成樹脂層とから成るシート材料を製造し
7性能評(IIli試験を実施した。
先ず、シーH材として、第1表に示した配合組成のセピ
オライト含有壁紙を用意した。
第1表 シート基材の配合組成 ・パ ル プ  1(16)重量部 ・セピオライト   1(16)重 量部・水性アクリルエマルジョン 10重量部(固形分
)・リテンション剤  1 重 量部・凝  集  剤    1 重 量部次に1合成樹脂として第2表に示した配合組成の軟
質塩化ビニル樹脂組成物を用意し、これを約150℃の
ミキシングロールで混練し3次いでこれヲ約160°C
のカレンダーロールを用いてシート基材に積層し、約0
.2mm厚のへ一ジ二色の着色積層シートを得た。
第2表 合成樹脂の配合組成 ・塩化ビニル樹脂 1(16)重量部(p=Lloo)
・DOP1(16)重量部 °塩化パラフィン  10重量部 ・Ca−Zn系複合安定剤 1 重量部・ キ  し 
 −  タ      t  1iit部次に、゛この
積層シートの樹脂層の表面を遠赤外ヒーターを用いて加
熱した後、凹凸段差が大で目のこんだ布目調の模°様を
有するエンボスロールを用いてエンボス模様を施して模
様付積層シートを得た。
次に、この模様付積層シートに、針の間隔が5mmであ
る多数の細い金属針を有する針ロールを用いて、その樹
脂表面からシート基材層に達する空孔部を形成し9本第
一発明に係るシート材料を得た(試料番号l)、このシ
ート材料は、柔軟な風合を有していた。
得られたシート材料の性能評価試験を、吸臭性試験およ
び吸湿性試験により行った。
先ず、吸臭性試験は、煙草煙の吸臭試験および高濃度ア
ンモニアガスの吸臭試験により行った。
煙草煙の吸臭試験は、天井部分を被験材とし。
他の五つの面をアクリル板で囲った内容積91f(45
0mmx 450mmX 450nun)のボックスを
用いて行った。このボックス内に市販のフィルター付紙
巻タバコ(葉の部分の長さ30n+m )を入れ、これ
に着火し、゛該タバコの煙が消えた直後、それから30
分後、60分後及び90分後のボックス内のアンモニア
濃度をガス検知管で測定した。また、測定後。
ボックスの前面を開いて煙の状態を百視し、同時にその
臭いの程度を官能評価して、このタバコ煙に対する評価
を行った。尚、タバコ1本の煙中のアンモニア含有量は
80ppmである。また、試験は、室温(24℃)で行
った。得られた結果を。
第3表に示す。表中、「煙の程度」の欄の「○」は「少
ない」、「Δ」は「多い」を、「臭いの程度Jの(闇の
ニー○」は1弱い」、「Δ」は「強い」。
「×」は「非常に強い」をそれぞれ示す(以下。
同し)。
高濃度アンモニアガスの吸臭試験は、上記と同様のボッ
クスを用い、該ボックス内に5.6%?a度のアンモニ
ア水)容ン夜を1.Omlを7商下し、それから30分
後、60分後及び90分後のボックス内のアンモニア濃
度をガス検知管で測定した。
得られた結果を、第4表に示す。
次に、吸湿性試験は、 JIS 23 M−102の試
験方法に準拠して行った。先ず、被験材を15On++
a X 150mmの大きさに裁断し、これと同寸法に
裁断したアクリル樹脂板に酢酸ビニル樹脂系接着剤を用
いて前記被験材と接合して接合材とした0次いで、この
接合材を、デシケータ−中で24時間乾燥し。
乾燥後の該接合材の重量を測定した0次いで、直ちにこ
の接合材を温度50℃、湿度98%に調整した恒温恒?
!i1槽内に6時間放置した後、該接合材の重量を測定
した。これらの測定結果から1次式を用いて吸湿性能を
評価した。吸湿性能の評価値(吸lS性)は、値が大き
い程、吸湿性能にf■れていることを示す。
得られた結果を、第4表に併せて示す。
比較のために、シート基材として市販の壁紙裏打紙(主
成分:バルプ、タルク)を用いた他は。
上述の同様のものを用いて同様にシート材料を作製し、
比較用シート材料(試料番号CI)を得た。
得られた比較用シート材料について、同様の性能評価試
験を実施した。その結果を、第3表および第4表に併せ
て示・す。
第3表および第4表より明らかの如く、第一発明に係る
本実施例のシート材料は1比較用シート材料に比して、
吸臭性及び吸湿性に優れていることが分かる。
なお1本実施例のシート材料は、良好な施工性を示した
第4表 実施例2゜ ンート恭材と粘土鉱物含存樹脂塗料層と合成樹脂層とか
ら成るシート材料を製造し、実施例1と同様の性能評価
試験を実施した。
先ず、実施例1と同様のセピオライト含有壁紙の表面に
5水性アクリル系塗料(固形樹脂分13重量部)1(1
6)重量部に対してアタパルジャイト13重量部の割合
の樹脂塗料をバーコーターを用いて塗布し、乾燥させて
1 目付150 g/m”、厚さ約211II11の樹
脂塗料被覆シート基材を得た。
次に2合成樹脂として第5表に示した配合組成の合成樹
脂組成物を用意し、これを押出機を用いて約150℃の
温度で0.18111m厚のベージュ色のシートを成形
すると同時に、樹脂塗料被覆シート基材と貼りあわせて
、積層シートを得た。
次に、この積層シートの樹脂層の表面に、グラビア印刷
機で淡桃色の小花柄のプリント模様を施した。この時に
用いた印刷塗料の配合組成を、第6表に示す。
更に、この印刷模様付積層シートの樹脂層の表面を遠赤
外ヒーターを用いて加熱した後、布目鋼の模様を有する
エンボスロールとゴムロールとの間を通じてエンボス加
工を施して模様付積層シートを得た。
次に、この模様付積層シートに、実施例1と同様に空孔
部を形成し1本第三発明に係るシート材料を得た(試料
番号2)、このシート材料は、柔軟な風合を有していた
第5表 A 1脂の配合組成 ・ウレタン樹脂   1(16) 重 量部・Ca−Ba−Zn系複合安定剤 2.53脂量部
・滑    剤     1 重 量部・チタン白顔料    15重 量部・〜ンキ冬工・−顔料  2重 量部・炭酸カルシウム   15重 量部・キ し − タ     2.5 重量部第6表
 則靴シぜ頒じI崖 ・溶剤型アクリル系印刷用塗料 1(16)  重量部
(固形樹脂分:15重量%) ・セピオライト    15 重量部 ・チタン白顔料    12 重量部 ・ウオッチングレッド顔料  2重量部得られたシート
材料の性能評価試験を、実施例1と同様に行った。その
結果を、第3表および第4表に併せて示す。
比較の゛ために、シート基材として市販のアクリル繊維
からなる不織布(厚さ1mm)を用いたほかは、上述の
同様のものを用いて同様にシート材料を作製し、比較用
シート材料(試料番号C2)を得た。得られた比較用シ
ート材料について、同様の性能評価試験を実施した。そ
の結果を、第3表および第4表に併せて示す。
第3表および第4表より明らかの如く、第二発明に係る
本実施例のシート材料は、比較用シート材料に比して、
吸臭性及び吸湿性に優れていることが分かる。
なお9本実施例のシート材ギニIは、良好な施工性を示
した。
実施例3゜ シート基材と合成樹脂層と粘土鉱物含有樹脂塗料層とか
ら成るシート材料を製造し、実施例1と同様の性能評価
試験を実施した。
先ず、実施例1と同様のセピオライト含有壁紙を用意し
2次いで実施例1の第2表に示した配合組成の合成樹脂
を実施例1と同様の方法でシート基材に積層し、約0.
2mn+厚のベージュ色の着色積層シートを得た。
次に、第7表に示した配合組成の表面処理剤塗料をグラ
ビアロールを用いて合成樹脂層表面に塗布し、乾燥して
約0.1mm厚の樹脂塗料層を形成し。
更に、実施例1と同様に空孔部を形成して本第四発明に
係るシート材料を得たく試料番号3)。このシート材料
は、柔軟な風合を有していた。
第7表 幻酊J」l比り■l茎 得られたシート材料の性能評価試験を、実施例1と同様
に行った。その結果を、第3表および第4表に併せて示
す。
実施例4゜ シート基材と粘土鉱物含有合成樹脂層とから成るシート
材料を製造し、実施例1と同様の性能評価試験を実施し
た。
先ず、実施例1と同様のセピオライト含有壁紙を用意し
、これに第8表に示した配合組成の軟質塩化ビニル樹脂
組成物を用意し、実施例1と同様の方法でシート基材に
積層し、約0.2+m厚のベージュ色の着色積層シート
を得た。
次に、実施例1と同様の方法でエンボス模様及び空孔部
を形成して本第二発明に係るシート材料を得た(試料番
号4)、このシート材料は、柔軟な風合を有しどいた。
第8表 合IP1脂の配合組 ・塩化ビニル樹脂  1(16) 重量部(pHoo)
・DOP        50 重量部・セピオライト
    30 重 量部・塩化パラフィン   10  重量部・Ca−Z
n系複合安定剤 1 重量部・キ し − タ    
 l 重量部・二酸化アンチモン   5 重 量部得られたシート材料の性能評価試験を、実施例1と
同様に行った。その結果を、第3表および第4表に併せ
て示す。
実施例5゜ シート基材と粘土鉱物含有樹脂塗料層と粘土鉱物含有合
成樹脂層とから成るシート材料を製造し。
実施例1と同様の性能評価試験を実施した。
先ず、実施例1と同様のセとオライド含有壁紙を用、ざ
し、該祇の表面に第7表に示した配合組成の表面処理剤
塗料をバーコーダを用いて塗布し。
表面に塗布し、乾燥して目付け150 g/m”、厚さ
約2mmの樹脂塗ギ4被覆シート基材を得た。
次に、咳樹脂塗料被覆シート基材の樹脂塗料層の表面に
、予め用意した実施例4の第8表に示した配合組成の合
成樹脂を実施例1と同様の方法で積層し、実施例Iと同
様にエンボス模様及び空孔部を形成して本第3発明に係
るシート材料を得た(試料番号5)、こ、のシート材料
は、柔軟な風合を有していた。
得られたシート材料の性能評価試験を、実施例1と同様
に行った。その結果を、第3表および第4表に併せて示
す。
【図面の簡単な説明】
図は3本発明の実施例を示し、第1図は第一発明のシー
ト材料の一実施例を概念的に示した断面図、第2図およ
び第3図は第二発明のシート材料の一実施例を示し、第
2図はそれを概念的に示した断面図、第3図は、その一
部略示拡大断面図。 第4図は第三発明のシート材料の一実施例を概念的に示
した断面図、第5図は第四発明のシート材料の一実施例
を概念的に示した断面図、第6図は第3発明のシート材
料の一実施例を概念的に示した断面図である。 1.11,21,31,41:シート材料2.12,2
2,32,42:シート基材3.13,23,33.4
3:粘土鉱物4.14,24,34,44:合成樹脂層
5.15,25,35,45:空孔部 6.16.2B、36,46:粘土鉱物17:表面積拡
大手段 28.38,48:樹脂塗料層 29.39,49:粘土鉱物

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を含有するシー
    ト基材と、該基材の表面に形成した合成樹脂層とからな
    るシート材料であって、該シート材料は、少なくとも前
    記合成樹脂層を貫通して前記シート基材に達する多数の
    微細な空孔部を有していることを特徴とする吸臭性に優
    れたシート材料。 (2)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物は、セピオライ
    ト、パリゴルスカイト、シロタイル、ラフリナイトであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の吸
    臭性に優れたシート材料。 (3)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を含有するシー
    ト基材と、該基材の表面に形成した含水珪酸マグネシウ
    ム質粘土鉱物を含有する合成樹脂層とからなるシート材
    料であって、該シート材料は、少なくとも前記合成樹脂
    層を貫通して前記シート基材に達する多数の微細な空孔
    部を有していることを特徴とする吸臭性に優れたシート
    材料。 (4)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物は、セピオライ
    ト、パリゴルスカイト、シロタイル、ラフリナイトであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(3)項記載の吸
    臭性に優れたシート材料。 (5)シート材料は、その少なくとも合成樹脂層に、表
    面積拡大手段が施されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第(3)項記載の吸臭性に優れたシート材料。 (6)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を含有するシー
    ト基材と、該基材の表面に形成した含水珪酸マグネシウ
    ム質粘土鉱物を含有する樹脂塗料層と、該樹脂塗料層の
    表面に形成した合成樹脂層とからなるシート材料であっ
    て、該シート材料は、少なくとも前記合成樹脂層及び前
    記樹脂塗料層を貫通して前記シート基材に達する多数の
    微細な空孔部を有していることを特徴とする吸収性に優
    れたシート材料。 (7)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物は、セピオライ
    ト、パリゴルスカイト、シロタイル、ラフリナイトであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(6)項記載の吸
    臭性に優れたシート材料。 (8)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を含有するシー
    ト基材と、該基材の表面に形成した合成樹脂層と、該合
    成樹脂層の表面に形成した含水珪酸マグネシウム質粘土
    鉱物を含有する樹脂塗料層とからなるシート材料であっ
    て、該シート材料は、少なくとも前記樹脂塗料層及び前
    記合成樹脂層を貫通して前記シート基材に達する多数の
    微細な空孔部を有していることを特徴とする吸臭性に優
    れたシート材料。 (9)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物は、セピオライ
    ト、パリゴルスカイト、シロタイル、ラフリナイトであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(8)項記載の吸
    臭性に優れたシート材料。 (10)シート材料は、その少なくとも樹脂塗料層に、
    表面積拡大手段が施されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第(8)項記載の吸臭性に優れたソート材料。 (11)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を含有するシ
    ート基材と、該基材の表面に形成した含水珪酸マグネシ
    ウム質粘土鉱物を含有する樹脂塗料層と、該樹脂塗料層
    の表面に形成した含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を含
    有する合成樹脂層とからなるシート材料であって、該シ
    ート材料は、少なくとも前記合成樹脂層及び前記樹脂塗
    料層を貫通して前記シート基材に達する多数の微細な空
    孔部を有していることを特徴とする最奥性に優れたシー
    ト材料。 (12)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物は、セピオラ
    イト、パリゴルスカイト、シロタイル、ラフリナイトで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(11)項記載
    の吸臭性に優れたシート材料。 (12)シート材料は、その少なくとも合成樹脂層に、
    表面積拡大手段が施されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第(11)項記載の吸臭性に優れたシート材料
    。 (14)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を含有するシ
    ート基材の表面に融点以上に加熱した合成樹脂を積層す
    る積層工程と、該積層工程で得られた積層物の少なくと
    も合成樹脂層を貫通して前記シート基材に達する多数の
    微細な空孔部を形成する空孔部形成工程とからなること
    を特徴とする吸臭性に優れたシート材料の製造方法。 (15)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物は、セピオラ
    イト、パリゴルスカイト、シロタイル、ラフリナイトで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(14)項記載
    の吸臭性に優れたシート材料の製造方法。 (16)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を含有するシ
    ート基材の表面に融点以上に加熱した含水珪酸マグネシ
    ウム質粘土鉱物を含有する合成樹脂を積層する積層工程
    と、該積層工程で得られた積層物の少なくとも合成樹脂
    層を貫通して前記シート基材に達する多数の微細な空孔
    部を形成する空孔部形成工程とからなることを特徴とす
    る吸臭性に優れたシート材料の製造方法。 (17)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物は、セピオラ
    イト、パリゴルスカイト、シロタイル、ラフリナイトで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(16)項記載
    の吸臭性に優れたシート材料の製造方法。 (18)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を含有するシ
    ート基材の表面に含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を含
    有する熱可塑性樹脂塗料を塗布し乾燥させて樹脂塗料被
    覆シート基材とする基材形成工程と、該樹脂塗料被覆シ
    ート基材の樹脂塗料層表面に融点以上に加熱した合成樹
    脂を積層する積層工程と、該積層工程で得られた積層物
    の少なくとも合成樹脂層及び樹脂塗料層を貫通して前記
    シート基材に達する多数の微細な空孔部を形成する空孔
    部形成工程とからなることを特徴とする吸臭性に優れた
    シート材料の製造方法。 (19)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物は、セピオラ
    イト、パリゴルスカイト、シロタイル、ラフリナイトで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(18)項記載
    の吸臭性に優れたシート材料の製造方法。 (20)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を含有するシ
    ート基材の表面に融点以上に加熱した合成樹脂を積層し
    て樹脂被覆シート材とする積層工程と、該積層工程で得
    られた樹脂被覆シート材の表面に含水珪酸マグネシウム
    質粘土鉱物を含有する熱可塑性樹脂塗料を塗布し乾燥さ
    せて樹脂塗料被覆積層物とする樹脂塗料層形成工程と、
    該樹脂塗料層形成工程で得られた樹脂塗料被覆積層物の
    少なくとも樹脂塗料層及び合成樹脂層を貫通して前記シ
    ート基材に達する多数の微細な空孔部を形成する空孔部
    形成工程とからなることを特徴とする吸臭性に優れたシ
    ート材料の製造方法。 (21)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物は、セピオラ
    イト、パリゴルスカイト、シロタイル、ラフリナイトで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(20)項記載
    の吸臭性に優れたシート材料の製造方法。 (22)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を含有すすシ
    ート基材の表面に含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物を含
    有する熱可塑性樹脂塗料を塗布し乾燥させて樹脂塗料被
    覆シート基材とする基材形成工程と、該樹脂塗料被覆シ
    ート基材の樹脂塗料層表面に融点以上に加熱した含水珪
    酸マグネシウム質粘土鉱物を含有する合成樹脂を積層す
    る積層工程と、該積層工程で得られた積層物の少なくと
    も合成樹脂層及び樹脂塗料層を貫通して前記シート基材
    に達する多数の微細な空孔部を形成する空孔部形成工程
    とからなることを特徴とする吸臭性に優れたシート材料
    の製造方法。 (23)含水珪酸マグネシウム質粘土鉱物は、セピオラ
    イト、パリゴルスカイト、シロタイル、ラフリナイトで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(22)項記載
    の吸臭性に優れたシート材料の製造方法。
JP12707886A 1986-05-31 1986-05-31 シート材料 Granted JPS62282926A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12707886A JPS62282926A (ja) 1986-05-31 1986-05-31 シート材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12707886A JPS62282926A (ja) 1986-05-31 1986-05-31 シート材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62282926A true JPS62282926A (ja) 1987-12-08
JPH0580342B2 JPH0580342B2 (ja) 1993-11-08

Family

ID=14951029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12707886A Granted JPS62282926A (ja) 1986-05-31 1986-05-31 シート材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62282926A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003278099A (ja) * 2002-01-17 2003-10-02 Toli Corp 壁 紙
JP2011513087A (ja) * 2008-02-27 2011-04-28 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア セルロース含有層を有する多層複合材料とその製造方法及び用途
JP2013072147A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Dainippon Printing Co Ltd 壁装用化粧シート及びその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5120994A (ja) * 1974-08-14 1976-02-19 Unitika Ltd Horiaminosankyojugotaino seizohoho
JPS5416008U (ja) * 1977-06-30 1979-02-01

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5416008B2 (ja) * 1974-03-11 1979-06-19

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5120994A (ja) * 1974-08-14 1976-02-19 Unitika Ltd Horiaminosankyojugotaino seizohoho
JPS5416008U (ja) * 1977-06-30 1979-02-01

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003278099A (ja) * 2002-01-17 2003-10-02 Toli Corp 壁 紙
JP2011513087A (ja) * 2008-02-27 2011-04-28 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア セルロース含有層を有する多層複合材料とその製造方法及び用途
JP2013072147A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Dainippon Printing Co Ltd 壁装用化粧シート及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0580342B2 (ja) 1993-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5364681A (en) Acoustic lamina wall covering
BE1024416B1 (de) Elastisches bodenbelagprodukt und verfahren zur herstellung desselben
US20060089073A1 (en) Moisture transmissive laminate
US6540936B1 (en) Aldehyde gas absorbent and process for absorbing aldehyde gas
DE69926929T2 (de) Zusammensetzung, die ein Zeolith-Cellulose-Verbundmaterial enthält, und damit hergestelltes Produkt
US5876551A (en) Breathable wallcovering
EP1543952A2 (en) Polymer coated web with good water vapor permeability
DE4432834C2 (de) Verwendung adsorbierender Materialien zur Sanierung schadstoffbelasteter Räume
LU88532A1 (de) Verfahren und Materialien zur Sanierung schadstoffbelasteter Raeume
CN101148100B (zh) 具有高耐磨性的透气层压体及其制造方法
JP2000279500A (ja) 消臭剤組成物及び消臭性製品
JPS62282926A (ja) シート材料
EP0752458B1 (de) Verfahren zur flammhemmenden Ausrüstung von textilen Flächengebilden und nach diesem Verfahren ausgerüstete Erzeugnisse
KR101038978B1 (ko) 올레핀 소재를 이용한 통기성 벽지 및 그 제조방법
JPS62282927A (ja) シ−ト材料及びその製造法
WO1997019813A1 (de) Flächenartiges verbundisoliermaterialsystem und verfahren zu dessen herstellung
KR100458047B1 (ko) 탈취효과를갖는황토가첨가된비닐바닥재의제조방법
JP5286603B2 (ja) 表装仕上げ建材
JP3162415B2 (ja) 発泡シート材料及びその製造方法
CA2456384A1 (en) Breathable laminate
KR100643633B1 (ko) 직물 벽지 및 이의 제조 방법
WO2007102647A1 (en) Breathable wall covering including olefin material and production method thereof
JP2647467B2 (ja) 機能性壁紙
JPH09309970A (ja) 合成樹脂組成物
JP2001336094A (ja) 吸放湿性壁紙とその製造方法