JPS62282080A - 成形品の製造方法 - Google Patents
成形品の製造方法Info
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- JPS62282080A JPS62282080A JP12651986A JP12651986A JPS62282080A JP S62282080 A JPS62282080 A JP S62282080A JP 12651986 A JP12651986 A JP 12651986A JP 12651986 A JP12651986 A JP 12651986A JP S62282080 A JPS62282080 A JP S62282080A
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Links
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
発明の目的
(産業上の利用分野)
この発明は、成形品の製造方法に係り、詳しくは成形品
の表面に起毛状の加飾部を形成する方法に関するもので
ある。
の表面に起毛状の加飾部を形成する方法に関するもので
ある。
(従来の技術)
自動車内装品、屋内装置品等の各種成形品においては、
優れた外観を付与するとともに、樹脂表面の傷、色むら
等の欠陥を隠したり、高級感を出したりするために、表
面に装飾を施すことが有用である。
優れた外観を付与するとともに、樹脂表面の傷、色むら
等の欠陥を隠したり、高級感を出したりするために、表
面に装飾を施すことが有用である。
さらに、外観状の問題のみならず、手触り感を良好とす
るためには、樹脂成形品の表面に起毛布を貼着したり、
静電植毛を施したりして前記加飾部を形成したものがほ
とんどである。
るためには、樹脂成形品の表面に起毛布を貼着したり、
静電植毛を施したりして前記加飾部を形成したものがほ
とんどである。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、前記従来例では、基材用の材料のほかに高価
な起毛布や植毛用パイルを必要とするばかりでなく、非
常に面倒な起毛布の貼着工程を経るため、コストの増加
や作業の長時間化を招くという問題があった。
な起毛布や植毛用パイルを必要とするばかりでなく、非
常に面倒な起毛布の貼着工程を経るため、コストの増加
や作業の長時間化を招くという問題があった。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
この発明は前記問題点を解決するため、基材の表−に対
し、網目状に形成された繊維物を付着させ、該繊維物の
少なくとも一部を切断することによりほつれ部を形成し
、該ほつれ部により起毛加飾部を形成するという手段を
採用している。
し、網目状に形成された繊維物を付着させ、該繊維物の
少なくとも一部を切断することによりほつれ部を形成し
、該ほつれ部により起毛加飾部を形成するという手段を
採用している。
(作用)
基材の表面に対して、網目状に形成された繊維物を付着
させるとともに、前記繊維物を切断する。
させるとともに、前記繊維物を切断する。
すると、該繊維物の切断部分はほつれた状態となってほ
つれ部を形成する。そして、このほつれ部はパイル状と
なって起毛加飾部を形、成する。
つれ部を形成する。そして、このほつれ部はパイル状と
なって起毛加飾部を形、成する。
(実施例)
以下、この発明を自動車のセンターピラー内装材に具体
化した一実施例を第1〜3図に従って説明する。
化した一実施例を第1〜3図に従って説明する。
まず、この方法によって形成されたセンターピラー内装
材について説明する。
材について説明する。
第1,2図に示すように、熱可塑性樹脂の−っであるA
BS樹脂よりなる基材1の表面全体には接着剤が塗布さ
れ、接着剤層2が形成されている。
BS樹脂よりなる基材1の表面全体には接着剤が塗布さ
れ、接着剤層2が形成されている。
前記接着剤層2の表面にはフィラメント糸の諸より糸を
格子状に織った平織布3が接着されており、その格子部
4間の略中間部において縦横に切断されている。従って
、前記平織布3は該格子部4を中心としてその周囲がよ
りのほつれた状態となってほつれ部5を形成している。
格子状に織った平織布3が接着されており、その格子部
4間の略中間部において縦横に切断されている。従って
、前記平織布3は該格子部4を中心としてその周囲がよ
りのほつれた状態となってほつれ部5を形成している。
このほつれ部5は細長いパイル状に形成されており、該
ほつれ部5全体で本実施例の起毛加飾部を形成している
。
ほつれ部5全体で本実施例の起毛加飾部を形成している
。
そして、このほつれ部5は従来の静電植毛法で植毛され
たパイルとほぼ同様の外観と手触り感とを備えている。
たパイルとほぼ同様の外観と手触り感とを備えている。
次に、以上のように構成されたセンターピラー内装材の
製造方法を第1〜3図に従って説明する。
製造方法を第1〜3図に従って説明する。
まず、射出成形、ブロー成形、真空成形等によって前記
基材1を形成する。
基材1を形成する。
次いで、この基材1の表面全体に接着剤をスプレー塗布
、はけ塗り、ディッピング等によって塗布し、前記接着
剤層2を形成する。
、はけ塗り、ディッピング等によって塗布し、前記接着
剤層2を形成する。
前記接着剤の溶剤を自然乾燥、加熱乾燥等によっである
程度飛ばした後、前記接着剤層2上に前記平織布3を載
せ該基材1と平織布3とを接着させる。
程度飛ばした後、前記接着剤層2上に前記平織布3を載
せ該基材1と平織布3とを接着させる。
その後、前記平織布3の格子部4間の略中央部を図示し
ない刃物によって第3図の一点鎖線で示すように縦横に
切断する。すると、前記切断部分は第1,2図に示すよ
うに、糸のよりか戻ることによってほつれた状態となり
、前記ほつれ部5を形成する。このほつれ部5は前記格
子部4の周囲に形成されるとともに、細長いパイル状に
形成されるため、゛従来の静電植毛状態と同様の起毛加
飾部が形成される。
ない刃物によって第3図の一点鎖線で示すように縦横に
切断する。すると、前記切断部分は第1,2図に示すよ
うに、糸のよりか戻ることによってほつれた状態となり
、前記ほつれ部5を形成する。このほつれ部5は前記格
子部4の周囲に形成されるとともに、細長いパイル状に
形成されるため、゛従来の静電植毛状態と同様の起毛加
飾部が形成される。
上記の工程を経て前記センターピラー内装材が形成され
る。
る。
以上、本実施例の製造方法によれば、従来のように起毛
布を貼着する方法や、静電植毛法を用いることなく簡単
にパイル状の起毛部となるほつれ部5を形成す゛ること
ができるため、作業時間の短縮、コストの低減を図るこ
とができる。
布を貼着する方法や、静電植毛法を用いることなく簡単
にパイル状の起毛部となるほつれ部5を形成す゛ること
ができるため、作業時間の短縮、コストの低減を図るこ
とができる。
又、前記平織布3の切断部分を格子部4間の略中央部と
したため、毛先の長いほつれ部5を形成することができ
、外観上の見栄えや手触り感を向上させることができる
。
したため、毛先の長いほつれ部5を形成することができ
、外観上の見栄えや手触り感を向上させることができる
。
さらに、繊維物を平織布3としたため、起毛部を均等間
隔で形成することができ、外観上の見栄えを向上させる
ことができる。
隔で形成することができ、外観上の見栄えを向上させる
ことができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
例えば、次に示すように変更して具体化することも可能
である。
例えば、次に示すように変更して具体化することも可能
である。
(1)前記網目状の繊維物は前記実施例の織物の他、網
目状の編物を用いても良く、さらに、網目の形状も菱形
状、円形状、四角形状等のあらゆる形状とすることがで
きる。
目状の編物を用いても良く、さらに、網目の形状も菱形
状、円形状、四角形状等のあらゆる形状とすることがで
きる。
(2)前記基材1の樹脂は前記実施例のABS樹脂の他
、ポリエチレン樹脂、PP樹脂、ウレタン樹脂等のあら
ゆる合成樹脂を用いることができ、さらには前記基材1
として合成樹脂以外の金属、セラミックス、木材等の材
料を使用することも可能である。
、ポリエチレン樹脂、PP樹脂、ウレタン樹脂等のあら
ゆる合成樹脂を用いることができ、さらには前記基材1
として合成樹脂以外の金属、セラミックス、木材等の材
料を使用することも可能である。
(3)前記切断方向は前記実施例の縦横にする必要はな
く、縦のみ、横のみとしても良い。
く、縦のみ、横のみとしても良い。
(4)前記起毛加飾部は前記実施例のように基材1表面
全体とする必要はなく、部分的に切断しない部分を設け
ても良い。こうすれば、切断されない部分が凹部となっ
て文字、絵等の模様を形成することができる。
全体とする必要はなく、部分的に切断しない部分を設け
ても良い。こうすれば、切断されない部分が凹部となっ
て文字、絵等の模様を形成することができる。
(5)前記実施例では平織布3を構成する糸を諸より糸
としたが、よりのかけられていない引きそろえ糸を用い
ても良い。
としたが、よりのかけられていない引きそろえ糸を用い
ても良い。
(6)本発明の方法は前記実施例のセンターピラー内装
材の他、自動車のドアの内張り、天井材、インストメン
ドパネル等の自動車内装品を始め、家具、建具、壁材等
の各種成形品に具体化することも可能である。
材の他、自動車のドアの内張り、天井材、インストメン
ドパネル等の自動車内装品を始め、家具、建具、壁材等
の各種成形品に具体化することも可能である。
発明の効果
以上詳述したように、本発明の方法は外観上の見栄えや
、手触り感に優れた起毛加飾部を備えた成形品を形成す
ることができるばかりでなく、コストの低減、作業の簡
易化及び作業時間の短縮化を図ることができるという優
れた効果を奏する。
、手触り感に優れた起毛加飾部を備えた成形品を形成す
ることができるばかりでなく、コストの低減、作業の簡
易化及び作業時間の短縮化を図ることができるという優
れた効果を奏する。
第1図は本発明の起毛加飾部を示す正面図、第2図は第
1図のA−A線断面図、第3図は接着剤1・・基材
3・・繊維物 5・・ほつれ部
1図のA−A線断面図、第3図は接着剤1・・基材
3・・繊維物 5・・ほつれ部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基材(1)の表面に対し、網目状に形成された繊維
物(3)を付着させ、該繊維物(3)の少なくとも一部
を切断することによりほつれ部(5)を形成し、該ほつ
れ部(5)により起毛加飾部を形成することを特徴とす
る成形品の製造方法。 2、前記繊維物(3)はフィラメント糸の諸より糸より
なる平織布であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載の成形品の製造方法。 3、前記切断は繊維物(3)の格子部(4)間の略中間
部分で縦横に行われていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載の成形品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12651986A JPS62282080A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12651986A JPS62282080A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 成形品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62282080A true JPS62282080A (ja) | 1987-12-07 |
Family
ID=14937219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12651986A Pending JPS62282080A (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 成形品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62282080A (ja) |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP12651986A patent/JPS62282080A/ja active Pending
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